Linux環境でネットワークを構築、管理する手法を、仕組みなど基本的なことから高度なテクニックまで幅広く網羅。主な内容はTCP/IPネットワークの設定、セキュリティ、ネームサービス、IPマスカレード、Sendmailなど。改訂にあたり、新たにIPv6、IMAP、LDAP、Apache、Samba、無線ネットワークについての章が追加されています。ネットワークの基礎概念からさまざまなアプリケーションの実装方法、利用法、運用・管理のコツなどをきめ細かく説明し、Linuxネットワークに関する幅広いニーズに対応する一冊です。
ソースからのインストールにより、ディストリビューションに依存しない汎用性の高い知識が得られる。ネットワーク構築から、各種サーバへの導入方法まで詳しく解説し、しかも、ユーザーの陥りやすいミスを考慮している。カーネル2.6、BIND9、Apache2.0、Postfix、SMTP AUTH、vsFTPDなど、最新環境に対応している。8〜16個の固定IPでの運用を想定し、DMZの設定も解説。中小企業での現実的な構築手法が学べる。各サーバの認証設定やパケットフィルタリングなど、セキュリティ設定の基本がわかる。各章末のFAQは必見!意外なTipsが発見できる。
本書は、シェルの中でも最もよく利用されている「bash」を使って、「シェルスクリプト」の作り方を基本から解説します。
基礎中の基礎である"Hello, World"プログラムを元に、OSと標準ライブラリの仕組みをあらゆる角度からとことん解析します。資料に頼らず、自分の手で調べる方法がわかります。
第1章 ハロー・ワールドに触れてみる
第2章 printf()の内部動作を追う
第3章 Linuxカーネルの処理を探る
第4章 標準ライブラリはなぜ必要なのか
第5章 main()関数の呼び出しの前と後
第6章 標準入出力関数の実装を見る
第7章 コンパイル時に起きていること
第8章 実行ファイルを解析してみる
第9章 最適化では何が行われているのか
第10章 様々な環境とアーキテクチャを知る
第11章 可変長引数はどのように実現されているのか
第12章 解析の最後にーシステムコールの切替えを見る
「サーバー公開」の前に知っておきたいオープンソースツール群の知識。暗号/攻撃パターンの基礎知識、インストールやOS設定、ツール/サービスの設定まで、サービス運用時のトラブルを避ける必須の知識を丸ごと解説。IaaS環境にも対応可能!
Linuxサーバーを始める上での最重要項目を厳選。Linuxサーバーの仮想マシンが用意されている。Linux技術者認定試験LPICのカリスマ講師が書いた、初心者でも基本をしっかり学べるガイドブック。
Linuxはソース・コードがすべて公開されてはいますが、ドキュメントはほとんどなく、また、メーカーのサポートもないというのも事実です。そのため、Linuxを製品として適用する場合には、まず「Linuxカーネル」の仕組みを理解しなければなりません。「Linuxカーネル」の世界は奥が深く、実に高度な技術が多用されています。そこで本書では、カーネルを理解する上での基礎知識となるトピックを取り上げ、ソースコード・レベルで解説しています。
Linuxのインストールから活用までを広く解説。
現場で必要なサーバの根幹技術を、実際にマシンに導入・操作しながら28日間で即戦力を身につける本です。Linux/UNIXベースのサーバOSを導入し、ネットワークなどの環境を設定、DNS・メール・WWW・プロキシ・Samba等の個別アプリケーションを構築・設定して動作検証します。さらにはSSHやSSL、ファイアウォールなどのセキュリティ基礎、データベース、仮想化技術と広範囲に技術・運用管理の基礎を習得します。なお、サーバOSにはRed Hat Enterprise Linux 9互換を使用しており、解説アプリケーションはほとんどOSに依存しないため、様々な環境に応用可能です。学習の診断プログラムや、学習環境の自動インストールパッケージなども提供。独習用にも研修用にも最適、待望の改訂4版。
33ステップで用途別にLinuxコマンドを解説。主要160コマンドを網羅、リファレンスとしても最適。各コマンドの基本機能と、使用頻度が高い主要オプション、さらに“使える”応用例を、実行例を示しながらわかりやすく解説。
安定稼働が求められる大規模な基幹システムをLinux環境で構築するための要点。Linuxのインストールから運用管理、パッチの適用法を解説。
本書は、これからIT 技術やネットワーク技術を勉強したいと考えているICT 業界の新人の方、大学生の方をはじめ、情報ネットワークに関する基礎的な知識を身につけ、サーバの構築によって応用力、実践力を高めたいとお考えの方に読んで頂きたい書籍です。
本書の目的は、主に二つあります。一つはパソコン( PC) やスマートフォンを利用する上で、日常生活にとっても欠かせないものとなってきているインターネットを代表とする情報ネットワークの概念と仕組みを理解すること。もう一つは情報ネットワークの構成法や情報ネットワーク上でのサービスについて基礎的な技術を習得するとともに、情報ネットワークの構成要素であるサーバの構築方法及び管理方法について、手元のPC 上にLinux サーバを構築し、基本的なシステム設計、システム運用について学習することです。
本書の読者には、情報ネットワークへの理解を深めて頂き、少しでも実務に生かせる知識を身につけて頂ければ幸いです。
複数のコンピュータを接続して一つの大きなコンピュータとして利用するクラスタリング・システムで高信頼性を得るためのさまざまな技術を詳解。
Linuxのサーバとしての側面から、設定や運用のテクニックを紹介します。Linuxカーネルおよびシステムのチューニングからバックアップ、サーバに欠かせないssh、Apache、MySQLなどのオープンソースソフトウェアの応用まで広くカバーしています。本書は単なる使い方を示すのではなく、実際に必要になるテクニックを紹介しているため、既にLinuxサーバを運用している技術者には新しい発見があり、Linux初心者にはステップアップするためのよい手引きとなるでしょう。
無料で使えるOS「Linux」が、初めての人でも使いこなせるようになる、
総合的なLinux入門書です。
LinuxはWindowsやMacOSと同じ、「OS(オペレーションシステム)」の一種です。
最大の特徴は無料で使えること。ボランティアによる開発やサポートに支えられ、発達してきました。
マウスで操作できる使いやすいデスクトップ環境や豊富なアプリがあり、初心者でも簡単に扱えます。
古いパソコンにLinuxをインストールして再生したり、「サーバー」を作ってデータ共有やブログに
使ったりと、さまざまな用途があります。
本書は、これからLinuxを使ってみたい人や、導入してみたけれど何ができるのかよく分からない人に、
Linuxのインストールや起動から、基本的な操作、定番ソフトの活用法までを、図解で分かりやすく解説します。Windows VistaやXPからの移行方法、Windows上のLinux環境も詳しく紹介します。
2018年5月にリリースされた人気Linux「Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix」に完全対応。
LTSとはLong Time Supportのこと。2023年までの長期サポートがあります。
本書は、pthreadsライブラリを用いたマルチスレッドプログラミングを学びます。具体的に、Linux上でC言語を用いてマルチスレッドセーフなキューを実装する例を用いて、pthreadsの利用のコツを説明します。さらに、簡単なネットワークサーバプログラムを作成する実習を行ないます。
本書は、埼玉職業能力開発促進センター(ポリテクセンター埼玉)において2018年2月に行なわれた在職者向け能力開発セミナー「組込みLinuxによるマルチスレッドソフトウェア開発技術」のテキストとして書かれたものを書籍向けに再構成したものです。このため、組み込みシステムのソフトウェア開発技術者をターゲットとした実習形式の書き方になっています。
しかしながら、組み込み以外の一般のソフトウェア開発においても十分に役立つよう考慮して構成しております。また、特別な実習装置を用いなくても、個人的に学習を進められるような内容になっています。
第1章 マルチスレッドプログラミングとは
第2章 スレッドの管理
第3章 スレッド間のデータ共有
第4章 実行の排他制御
第5章 条件待ち
第6章 キューの作成実習
第7章 デザインパターン
第8章 ソケットプログラム実習
はじめてでもすぐ使える!インストール方法、デスクトップの操作、メール、インターネット、Officeソフト、写真・動画・音楽の楽しみ方、カスタマイズなど、これ1冊でUbuntuがまるごとわかる!
ラズベリー・パイなどに代表されるLinuxボード・コンピュータは,今や数千円で入手できるようになりました.これらのLinuxボード・コンピュータは,GPIOやシリアル通信に使える拡張端子を備えていて,センサICやA-D/D-Aコンバータなどのハードウェアを拡張できます.IoT(Internet of Things)端末や遠隔操作ロボットなどの専用ハードウェアも容易に作れます.
ところが,このような拡張ハードウェアは,パソコンの周辺機器のように,ただつなげばよいというものではありません.初心者やハードウェアが苦手な人は,Webページで公開されている回路図をコピー&ペーストして使う場合もあるようです.これではトラブルが発生しても,本質的な技術を理解していないので,解決方法が分かりません.Linuxコンピュータを使って装置を作るには,信号の入出力(I/O)に関する基礎知識を理解しておく必要があります.
本書では,ラズベリー・パイを例に,拡張回路の作り方からプログラムの書き方まで,Linuxボード・コンピュータでI/Oするための基礎知識を網羅的に解説します.また,ラズベリー・パイ用の拡張プリント基板が2枚付属しているので,別途部品を用意すれば,実際の記事内容を試せます.本書内で紹介しているサンプル・プログラムを付属CD-ROMに収録しています.
本書は,「トランジスタ技術」に掲載された記事を再編集し,書き下ろしの章を追加して再構成したものです.