この勝負、死んでも負けられない。
『総長さま、溺愛中につき。』の著者*あいら*先生による、イケメンアイドル×プロデューサー女子の溺愛シリーズ!
【あらすじ】
PLANET(プラネット)のライバルグループであるEARTH(アース)のメンバー・陸斗(りくと)に、ソングライターのステラだという秘密がバレてしまった星(せい)。
ステラの大ファンだった陸斗は、曲を書いてもらおうと星の学校に通いつめるあまり、アイドル活動に身が入らなくなってしまう。
見かねたEARTHのメンバー・空音(くおん)が、PLANET VS EARTHの勝負を提案してきて──!?
イケメンたちを世界一のアイドルグループにするため、みんなに内緒でプロデュース!
ライバルグループのメンバーたちとも急接近!? ハラハラ展開の第3巻!
【目次】
EARTH、陸斗/心配と覚悟/雨の中/【side 陸斗】 暗闇を照らす星/王者、現る。/ EARTHのリーダー/裏? 表?/悲しい過去/【side 海里】 八つ当たりと後悔/再会/【side 海里】 初めての感情/急展開?/【side 土和】 宣戦布告!/ 勝利をこの手に!/ 決戦/最高のステージ/トップアイドルへの道!
第69回青少年読書感想文コンクール課題図書『魔女だったかもしれないわたし』の前日譚。
スコットランドの小さな村・ジュニパーを舞台に、前作から遡ること5年ーー。前作の主人公・アディと同様に自閉の姉・キーディは、意図せず「いじめ」から生徒を守る側として活躍し、学校で「いじめ退治代行サービス」を始めることになった。自分が正しいと思ったことをどこまでも成し遂げようとするキーディは、いじめ退治の依頼者から報酬をもらうようになり、ある計画を立てていた。
一方、キーディと双子のニナは、キーディとは大きく異なる性格をしている。ニナは常にスクールカーストの頂点に立ち、いじめっ子たちの味方になっているように見える。周りからどう見られるかばかり気にしていて、昔と変わってしまったニナに、キーディの心はどんどん離れていく。
そんななか、キーディはアディがメルトダウンを起こしている場面に居合わせて……。
同調性や「ちがい」への不寛容さと葛藤しながらも、姉妹の絆を取り戻し、強くまっすぐ突き進む自閉の少女・キーディの物語。
のめり込まずにいられない物理の誘惑
ぼくは、小学校・中学校・高校初級の理科教育を専門にしています。もともと中学校・高等学校の理科教師で、そのころのモットーは、「家族との食事のときに、その日の授業の話題で盛り上がるような授業をしよう」でした。
理科の授業を通して、知って得をした、知って感動した、知って心がゆたかになった、考えてわくわくした……というような気持ちを持てるといいなと思っていました。
本書は、そんなぼくのとっておきのエピソードを紹介しています。(「はじめに」より)
足を象に踏まれるのと、満員電車のハイヒールに踏まれるのではどっちが痛い?
五円玉を熱すると、穴は大きくなるか小さくなるか?
大粒の雨と小粒の雨ではどちらの落下速度が速い?
読み物とパズルの2本立てで楽しむ魅力満載。
※本書は『面白くて眠れなくなる物理』『面白くて眠れなくなる物理パズル』(PHP研究所)を再編集した書籍です。
シリーズ累計17万部!レジェンド経済ジャーナリストによる「老後資金対策」の最終結論
死ぬまで「お金の心配」を続けるつもりですか? 「老後資金は4000万円以上用意しなさい」「新NISAを急いでやらないと損」……。定年を迎えて悠々自適な生活を送れるはずが、テレビのワイドショーに煽られて不安になっていませんか? それでは、残りの人生がもったいない! 本書では、「お金の心配」を誘発する国やマスコミの闇を大暴露。さらに、老後を豊かに暮らすための心構えをお伝えします。
序章 高齢者を脅すにもほどがある!! 国とマスコミ、金融機関の闇を暴く
第1章 これで安心! 荻原流・手元のお金で豊かに暮らす10の方法
第2章 初心者ほど損をする! 投資は絶対にやめなさい
第3章 テレビが教えない! 投資商品の裏側、全部バラします
第4章 老後の「足るを知れ」! 出費の計画を立てれば、不安は消える
第5章 そのお金、もらい損ねていませんか? 制度を活用してお得に暮らす
第6章「相続の心配」は無駄! 死ぬまでにお金を使い切りなさい
なぜか劣等感に悩まされたり、どうしても自信が持てなかったり、いわれなき罪悪感に苦しむ人がいるーー。
あなたを苦しめる行動の根幹には、幼いころに築かれた親との関係性などから、無意識に追いやられた欲求や、劣等感があります。本書は、つき合うべき「やさしい人」と、離れるべき「(謙虚で立派なように見えて、その実は)心の冷たい人」との見分け方をアドバイス。「自分に自信をもつ」ことができる人間関係を、指南します。
本書の内容
●1 なぜ「やさしさ」を求めるのか
●2 本当につき合うべき人は誰か
●3 もう、自分を責めることはない
●4 心が疲れやすいのは理由がある
●5 たった一度の人生を、粗末に扱ってはならない
本書は、『「やさしさ」と「冷たさ」の心理(愛蔵版)』の新装版です。
今の世の中、そして所属する組織が、「なにかおかしいな」と思っても、したたかに、仲間とともに、前を向いて生きてゆきたい人たちに贈る書。
『北海道新聞』夕刊で長期連載された人気コラムを書籍化!
≪組織の中で働くということは、組織を構成している人間相互の関係性の中で仕事をすること。となると、現在では表舞台から去った「人望」が、復活の時を迎えるかも。というのも、組織というものはおもしろいもので、順境では不要であって、壊したり、かき回したりする人が、危機や衰退時には必要になったりします。業績好調な前の組織では人を育て活かすことができたリーダーも、次の組織では活かすどころか、つぶしてしまったという話もよくありますね。人は人それぞれに事情があるものです。それを把握し、臨機応変かつ柔軟に対処することで百花繚乱の姿を目指すのが本来あるべき目標であるのは言うまでもないことです(それをダイバーシティ社会ともいうそうですね)。けれどもその実現に挑戦し、踏み出せるリーダーには、やはり「人望」が必要だと私は思うのです。ではどうすると「人望」は得られるのでしょう。人は、外見や見た目で9割が判断されるなどと言われますが、ともに働き学び続ける仲間ともなれば、そうではないでしょうーー≫「はじめに」より
*本書にちりばめられた、数々の言葉
●部下の心理的安全性を担保するには、まず上司としての正直さや潔さが必要になる
●気配り・目配り・心配りをするには、観察力や想像力が必要になる
●捨てる神あれば拾う神あり、まずは自分の仕事に誇りを持つ
●人間的なつながりを深めていく、その手段に、あいさつとお礼がある
●自説に固執し、偏見で判断し、助言を聞かない……もう退場したほうがいいのでは
●「感情労働」という働きの価値を認めて、その精神的疲労の回復に工夫する
●頑固、頑迷固陋、強情、聞く気なし、聞き流す人……にはなりたくない
●投げた石、発した言葉は、いずれも戻ってこない
●仕事は誰かが必ず見ている、縁と情を大切に
●非の打ち所のない文章も、一つの誤記ですべて台なしになる
●丁寧に人に接すること、それが、自己を律することにつながる ほか
トランプ政権の復活で世界は正常化するーー。
新聞・テレビを信じて米国大統領選挙、連邦議会選挙でハリス、民主党が勝つと思った人達は再び裏切られた。いま真実はどこにあるのか。
日米近現代史研究家の著者は、米国外交の伝統からトランプを「国際介入、戦争を避ける大統領」と位置付ける。戦争を選択し、実行してきたのは民主党および名ばかり共和党員(RINO)、ネオコンだ。戦争ビジネスの果実を得る勢力にとって、トランプは何としても消したい邪魔者でしかない。
ロシア・ウクライナ戦争の停戦に向けて、トランプはプーチンとの米露会談を実現させるだろう。そのときトランプ、プーチンを悪魔化してきたメディアは一掃される。腐敗した日米政治、的外れのメディアに向けた痛烈な一撃。
第1章 共和党の変貌 RINO党からトランプ党へ
第2章 トランプ暗殺未遂とFBI
第3章 言論の自由の回復
第4章 世界人口削減論者、医療系官僚、大手製薬会社 悪魔のトライアングル
第5章 ウクライナ戦争終結、ネオコン最後のあがき
第6章 米露頂上会談への期待
エピローグ メディア崩壊と再生の期待
全13篇を徹底解説!『孫子』が日本の戦国武将や曹操、ナポレオンなどの決戦にどう具現化したかを読み解く初の書。
「戦略論・組織論の王者」の基礎知識から成立過程、ビジネス戦略への応用まで、この1冊で全容が把握できる。
第1章 『孫子』についての基礎知識
第2章 『孫子』の成立過程と基本構造
第3章 『孫子』と兵書
第4章 日本における『孫子』の受容
第5章 始計篇(勝敗の客観的予測と詭道)
第6章 作戦篇(戦争の疲弊と拙速の強調)
第7章 謀攻篇(謀による攻略)
第8章 軍形篇(不敗態勢と守備)
第9章 勢篇(奇正と勢い)
第10章 虚実篇(勝利の原則)
第11章 軍争篇(軍の運用)
第12章 九変篇(指揮官の資質)
第13章 行軍篇(敵情を見抜く こちらは進むべきかどうすべきか)
第14章 地形篇(地形の軍事的特質とこれに基づく兵種、これに基づき判断する将軍)
第15章 九地篇(九種類の地形と兵士の心理)
第16章 火攻篇(火攻めと水攻め、そして費留)
第17章 用間篇(スパイ活用法)
あんたのことをぶっ潰してやる!
東京五輪金メダリストの大和エイジは、ロス五輪を目指して競技復帰を決意。そこに立ちふさがるのは、パリ五輪金メダリストでエイジに敵対心を燃やす姫川真周だった。新ルールへの適応に苦しむエイジに対し、順調に勝利を重ねる真周。
そんな中、エイジの専属カメラマン、通称「フィルマー」の与野丈太郎は、行方不明のエイジの両親を探していた。意外な人物がエイジの父親と判明し、与野は新たなトラブルに巻き込まれる。
一方、自分の撮影のために与野がカメラマンとして名誉ある仕事を断っていたことを知ったエイジは葛藤。二人の間に思わぬ亀裂が入り始める……。
大人気、スケートボード小説第2弾!
神剣なきまま即位した“すめらぎ”の秘めたる想いーー。
小さき者が小さきままに集い、大輪の花となる。日の本をそんな国としたい。
菊を愛した後鳥羽院と刀鍛冶たちとの絆を描く、心震える連作短篇集。
新たなる神剣を作るべく、後鳥羽院によって各地から集められた、則宗、延房、久国ら刀鍛冶(御番鍛冶)。共に剣を鍛えていくことで、 “すめらぎ”たらんとする院の想いを知った彼らは、それに応えようとするのだが……。
承久の乱を起こして鎌倉幕府に破れ、この国の政を武家のものにしてしまった「暗君」とされる後鳥羽院の真の姿に、刀鍛冶たちの視点から迫った歴史小説。
『利生の人 尊氏と正成』で第12回日経小説大賞を受賞し、『あるじなしとて』で第12回日本歴史時代作家協会賞の候補となった著者渾身の最新作。
【ブックガイド】読むだけであなたも前向きになれる?
小説で鍛える「筋肉」…友清 哲
●筋トレにまつわる多種多様な事件と人間ドラマ/鍛錬と向き合うことで生まれる珠玉のストーリー
【感動の最終回】あさのあつこ おいち不思議がたり 誕生篇(終) 風鈴の出所が分かった。殺しはかつて江戸を襲った盗人達の仕業なのか。
【連載小説】
●高瀬乃一 露の宿り 2 二話 ばちがい 千代乃が新女将となり、店を再開するが、女中のおなみの元夫が現れる。
●高殿 円 せどりの女王4 三回目の配信で遠火は、自分が「せどり業」を手掛けるまでの経緯を語る。
●篠田節子 ホテル・ボルネオ 5 アバスからの電話をもらった大浦は、彼が大工を探していたことを知る。
●中山七里 武闘刑事8 冴子と郡山は被害者の夫だった小湊浩一郎を調べるべく、沖縄へ向かう。
●和田はつ子 汚名 伊東玄朴伝9 種痘所開設に理解を示してくれていた、老中阿部正弘が亡くなってしまう。
●宮本昌孝 松籟邸の隣人28 第二十三話 恩讐の大磯(後編) 天人に怨みを持つジョサイア・キャシディが、大磯へ舞い戻って来た!
【第30回 中山義秀文学賞】荒山 徹著 『風と雅の帝』に決定!
[内容紹介]
【第1特集】図解でキャッチアップ
認証技術の最前線
パスワードレス認証「パスキー」のしくみと実装
あらゆるサービスやアプリケーションにおいて、ユーザー登録やログインは欠かせません。ユーザー認証の技術はパスワードによる認証が古くから馴染みがありますが、より安全な認証方法を求めて、近年は二段階認証、多要素認証も当たり前となってきました。そして現在では、パスワードレス認証の「パスキー」が注目を集めています。本特集では、認証技術がこれまでどのように進化してきたかをふりかえりながら、その最前線で利用が広がりつつあるパスキー認証について、しくみや実装を解説します。セキュリティの高さとユーザーの利便性を求めてパスキー対応へ取り組む足がかりとなるでしょう。
【第2特集】その場しのぎで終わらせない
Web APIテスト 実践ガイド
E2Eテスト、ユニットテストだけで十分だと思っているあなたへ
Web APIは設計して終わりではありません。ユーザーに正しく価値を届けるために、品質の確保も重要です。本特集では、そのための手段として、Web APIテストを取り上げます。
まず第1章でテストピラミッドやテストスコープの観点でWeb APIテストの意義をひも解き、第2章でWeb APIテストにおける具体的なチェック項目を紹介します。最後に、第3章でWeb APIテストを実施するうえでのポイントを説明します。
「手が回らない」「実施コストが高い」「E2Eテストやユニットテストで問題ない」……そんな理由で後回しにしていないでしょうか。今一度、確認してみてください。
[目次]
■特集
【第1特集】認証技術の最前線
第1章 従来の認証技術のしくみと課題/いとう りょう
第2章 パスワードレス認証「パスキー」のしくみ/いとう りょう
第3章 パスキーの実装と考慮点/板倉 景子
第4章 プロダクトへのパスキー導入で考えること/hidey
【第2特集】Web APIテスト 実践ガイド
第1章 Web APIテストの意義/sumiren
第2章 Web APIテスト時のチェック項目/川崎 庸市
第3章 実践的なWeb APIテストの考え方/こたうち さんさん
■短期連載
[速習]PHPアプリ開発の現在地/金城 秀樹
■連載
ITエンジニア必須の最新用語解説/杉山 貴章
万能IT技術研究所/平林 純
FE/AP試験問題に挑戦/石田 宏実
ドメイン解体新書/谷口 元紀
ハピネスチームビルディング/小島 優介
RAGアプリケーション評価・改善の極意/佐藤 陽
一歩踏み出すための技術広報戦略の立て方/玉田 大輔
ソフトウェアテスト探検隊/Kuniwak
ぼくらの「開発者体験」改善クエスト/武藤 雅幸
実践データベースリファクタリング/曽根 壮大
Cloudflare Workersへの招待/福岡 秀一郎
実践LLMアプリケーション開発/西見 公宏
AWS活用ジャーニー/杉金 晋
インターネットの姿をとらえる/土屋 太二
基礎からわかるDetection Engineering/石川 朝久
魅惑の自作シェルの世界/上田 隆一
あなたのスキルは社会に役立つ〜エンジニアだからできる社会貢献〜/一般社団法人イトナブ石巻
ベストセラー『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』など著者
高松智史氏推薦!
「読むと分かる、著者の賢さ
=『例』が秀逸で自然と成長するよ」
何かを判断する時、思い違いや考慮不足で失敗するのを防ぐにはどうすればいいか?
そこで役立つのが、クリティカルシンキング(本質的に物事を探究する思考)の基本フレームワークである 「PAC思考」 だ。
問題の 前提(Premise)・仮定(Assumption)・結論(Conclusion) の関係性を「そもそも正しいのか?」と問い、論理整合性と確実性の観点で評価することで、現在のロジックを本質的にどう改善すべきかが見えてくる。
本書では、豊富な事例で、PAC思考の使い方を徹底解説する。
【本書の内容】
序章 クリティカルシンキングとPAC思考
第1章 PAC思考の基礎
第2章 子どもでもわかるPAC思考
・桃太郎が鬼退治をして村に平和が訪れる?
・ドラえもんはひみつ道具で、のび太の困りごとを解決できる?
第3章 学校や日常生活でのPAC思考
・リモート授業をどう活用する?
・どうすれば貯金が増える?
第4章 ビジネスシーンでのPAC思考
・どうすればエナジードリンクの売上が増える?
・どうすれば業務改善がうまくいく?
・どうすればリスクを最小限にできる?
第5章 実際にあったPAC思考
・東京スカイツリーの失敗
・シャープの液晶テレビの失敗
・ブラックベリーの失敗
第6章 演習で身につけるPAC思考
・学園祭で売る焼き菓子の原材料の納入が遅れる! さぁ、どうする?
学校の勉強で養う「マニュアル力」、知識を組合わせて応用問題を解くことで鍛える「考える力」、新たなフィールドを開拓して、サーベイ、粘る力で問題解決を行う「創造力」。
「創造力を発揮しろ!」と言われることはあっても具体的にどのように学べばよいかわからない人は多いのではないだろうか。
本書では、東大大学院において著者が学生を指導する際に用いる「論文テーマの見つけ方」などを題材にして、「創造力を鍛える」ための手順を言語化する。
具体的に「テーマを決めるまでの四つのステップ」は下記のようなものである。
◎ステップ1 自分の興味をサーベイ(情報収集・文献の読み込み)
◎ステップ2 「わかっていること」の整理と関連性の分析(情報の整理・分析)
◎ステップ3 「わかっていないこと」の整理と関連性の分析(情報地図の作成・分析)
◎ステップ4 テーマを絞り込むためのリスクの最小化
また、著者は「創造力に才能は必要ない」と断言する。科学上の大発見などは、いずれも「粘る力」によってもたらされたものであるという。
本書では、「考える力」の上位概念である「創造力」の養い方を伝授する。
七福神めぐりをしたことがありますか?
「七福神めぐりは、人生で1回か2回はしたほうがいいかもというくらい
大きな恩恵があるのです」と語るのは、神仏と会話ができ、
神仏から教わったことを紹介するブログと書籍が大人気の著者、桜井識子さん。
本書執筆のきっかけは、京都の「都七福神まいり」のご朱印色紙が、
識子さんに思いがけないラッキーをもたらしたことに始まります。
「なにげなく買った色紙に福を呼ぶパワーがあるのはなぜか」
「七福神をうまくまわれば、もっといいことがあるのかも」……
その答えを求めて、新宿、青梅、浅草、川口、岐阜、神戸、淡路島…と、
各地の七福神を実際にめぐりました。
行った先で七福神のご朱印を集める色紙が売り切れていたり、祈禱を遠慮して
空海さんに叱咤されたり、七福神全員がごりやくの与え方を見せてくれたり……
寺社をめぐった様子を楽しく語ります。
そして、いくつもの七福神めぐりを体験して得た驚くべき恩恵や仕組み、
七福神めぐりをする際の思いもよらない注意点をお伝えします。
さらに、天海僧正と元三大師さんからの貴重なアドバイスをシェアするとともに、
取材をしてもわからなかった点を天海僧正にお聞きしようと、
ゆかりの地、川越市の喜多院と日光を訪れました。
なんと、七福神めぐりを広めたのは天海さんという言い伝えがあったのです。
果たして天海さんの回答はいかに!
また本書はカバーイラストも大きな魅力です。
縁起のよい七福神を見ているだけでつい笑顔になってしまうはず。
七福神だけでなく寺社のご祭神やご本尊から運気アップの「気」もいただける
「七福神めぐり」に出かけてみませんか?
叶えてほしいお願いがあるかた必読です。
第三小学校の校長として、長く地域に尽力した高村正子さんが亡くなった。彼女の死を悼んだ後輩の教師たちにより、生前勤めた学校で「高村正子先生を偲ぶ会」が開かれることに。
教え子、友人、趣味の仲間、同僚……生前、彼女と関わっていた人々が偲ぶ会に持ち寄るための思い出の品を準備しながら、高村先生からもらった言葉や教えを振り返る。浮かび上がるのは、頼りがいがあって、生徒と真摯に向き合う高村先生の姿。しかし、実の娘だけは彼女に複雑な気持ちを抱いていてーー。
一人の女性教師と周囲の人々との交錯を、温かな筆致で描いた感動作。
シリーズ累計50万部突破!
月見団子や鶉餅から、滋養のある菓子まで
心和ませる甘いものをおひとつどうぞ。
味わい深い名作アンソロジー
「夢の酒」(中島久枝)
おみちの父は腕のいい菓子職人だが、めったに菓子を作らない。家計のため、母とおみちで作ったさつまいもの菓子が人気を呼ぶも、父はなぜか怒り出す。落ち込むおみちは両親が抱える秘密を知り……。書き下ろし。
「如月の恋桜」(知野みさき)
光太郎・考次郎の兄弟が営む「二幸堂」と、大店「草笛屋」による“菓子比べ”が開かれることに。確執のある二店の勝負の行方は……。
「養生なつめ」(篠 綾子)
菓子職人を目指すなつめは、菓子舗「照月堂」で子守の女中として働いている。ある日、おかみさんが体調を崩してしまい、なつめは、おいしくて体にもいい菓子があれば、と考え……。
「お供えもの」(嶋津 輝)
菓子屋の長男・善吉は、出来の良い手代が後を継ぐことを知って、後先考えずに店を飛び出してしまう。ひょんなことから、瀬戸物屋「天野屋」の店番をすることになった善吉は、天野屋の父娘の悲しみを知り、己ができることをしようとする。書き下ろし。
「大鶉」(西條奈加)
武士から菓子屋へと転身した治兵衛は、実家の法事に出席したことで、幼き日の弟との思い出を回想する。今では高僧となった弟は、あるとき庭の高い木に登って降りてこなくなった。心配した治兵衛がとった策とは……。
笑いと人情が詰まった、人気の5つの演目を大胆に猫で漫画化!
《本書の構成》
初天神(はつてんじん)
粗忽の釘(そこつのくぎ)
死神(しにがみ)
目薬(めぐすり)
文七元結(ぶんしちもっとい)
ーー猫には元来、人間のような表情はない。その猫が喜怒哀楽を表わす。だから感情移入してしまうし、その世界が広がっていくのである。本作は落語未経験者も落語マニアも、さらに本職の落語家にも、是非一読してもらいたい作品です。--(監修 立川志らく「はじめに」より抜粋)
本来、落語は、聴いて楽しむもの。落語家のしゃべりそのものが全てという世界観。その分、聞き手は自由に想像を膨らませられるし、同じ演目でも落語家によって、タイミングによって変わってきます。
しかし、本書ではあえて漫画で表現。読んで楽しむ落語に挑戦しています。まだ落語を聴いたことがない人だけでなく、落語通の方にも楽しんでいただけるよう、せっかくなので登場人物は全員、猫に演じてもらいました。