宝暦七年、侍・徳山五兵衛が波乱に満ちた六十八歳の生涯を終えた。五兵衛は若い頃、一人の少女への恋慕の念から、土蔵から盗み出した宗〓@59BC@作の笄(こうがい)を贈った。その笄がこれほど数奇な運命をたどろうとは…表題作「さむらいの巣」ほか全7編を収録。味のある短・中編小説、歴史紀行とエッセイ、およびインタビューで構成。歴史ファン、池波ファン待望の一冊。
歴史年表の行間に潜む新事実、珍事実をちょっと渋くて少々ユーモラスな歴史探偵が徹底捜査。短編推理仕立てで激動の昭和史の謎をとく。
なんとしても家康に逢い、秀吉討伐に立たねばならぬ。それには敵陣の中、越中から真冬の北アルプスを越えて行かねばならない。成政は必死の形相の従臣たちに向かってこう言い放った。「佐々の存亡はこの一事にかかっている。皆の生命をわしにくれ」とー。信長への忠義の念から、秀吉の天下奪取に抵抗し続けた佐々成政。武人としての誠実さに殉じた男の生涯を描く書き下ろし歴史小説。
『松下幸之助発言集』全45巻より厳選。企業主催の研修会等に招かれて行なった講演から、「経営者の責任感」「ダム経営論」など昭和38〜40年のものを話し言葉のまま収録。
『松下幸之助発言集』全45巻より厳選。企業主催の研修会等に招かれて行なった講演から、「不況を改革の転機として」など昭和40〜44年のものを話し言葉のまま収録。
『松下幸之助発言集』全45巻より厳選。企業主催の研修会等に招かれて行なった講演から、「企業と社会」「松下電器発展の要因」など昭和44〜58年のものを話し言葉のまま収録。
松下幸之助は、その事業一筋の過程で、言葉や文章でみずからの考え、発想を語り訴えつづけてきた。本書は、残された膨大な数の録音テープや発言録から、松下幸之助のものの見方・考え方、人生観、経営観を、話し言葉そのままに集大成した貴重な記録。本巻には、松下電器の経営方針発表会や緊急経営報告会などにおいて社長として語った講話のうち、昭和27〜35年のものを収録。
『松下幸之助発言集』全45巻より厳選。松下電器の販売店の方々に対する講話から、昭和33〜42年のものを収録。
『松下幸之助発言集』全45巻より厳選。大学や団体などの主催する会合で行なった講演から、「運と人生」「仕事のコツをつかむ」など昭和36〜53年のものを話し言葉のまま収録。
『松下幸之助発言集』全45巻より厳選。 松下電器(現パナソニック)での朝夕会等で社員に話した講話から、「細心の気配り」「負けじ魂」など昭和8〜16年のものを収録。
『松下幸之助発言集』全45巻より厳選。 松下電器(現パナソニック)の主に若い社員に対する講話から、「プロとして立つ責任」など昭和33〜43年のものを話し言葉のまま収録。
その天才的な軍略の才をもって秀吉を天下人にした男、竹中半兵衛。名誉よりも美学を求めて30余年の生涯を駆け抜けた武将の生涯。
パオちゃんと友だちが公園に遊びにいくと、そこには泣いているワニちゃんがいました。泣いている理由を聞いても、ワニちゃんは何も言いません。「ようし、ワニちゃんを笑わせちゃおう」とパオちゃんとみんなは変顔やお手玉、こちょこちょ攻撃をしかけますが、それでも笑わないワニちゃん。すると突然、「うわーんうわーん歯がいたいよー」とワニちゃんが大きな声を出しました。「ああっ。ワニちゃんの歯、むし歯だらけ」。どうやら歯が痛くて泣いていたようです。パオちゃんとみんなは、ワニちゃんを歯医者へ連れていくことにしました。そこへ、ピーポーピーポーと……!?
子ども達の日常で起こる身近な出来事をテーマに、個性のある友だちと仲良く遊び、一緒に何かをすることの大切さが前向きに楽しく描かれている「パオちゃん」シリーズ。
優しく親しみやすいイラストとリズミカルな文章が大人気のロングセラー絵本です。
催眠療法中の患者が、前世の記憶を鮮やかに語りはじめた神秘的な治療効果と前世の存在を目のあたりにした精神科医の衝撃の手記。
困難に負けない勇気と希望、仲間と協力することの大切さを教えてくれる、読み聞かせにぴったりの「10ぴきのかえる」シリーズ。
冬の間、地面の下のふゆごもりハウスで眠っていた10ぴきのかえるが、目を覚ましました。
「はるだ、はるだ! ふゆごもりは おしまいだ!」
10ぴきのかえるは、ちょうちょうさんやかたつむりさん、どじょうじいさんに元気よく挨拶をします。野原へ行くと、たんぽぽやつくしんぼを見つけ、ふゆごもりから目を覚ました他のかえる達も出てきました。
みんなで、まだ寝ているかえるを起こそうと崖の下までいくと、穴の中から、おおいびきが聞こえてきました。ねぼすけがえるがいると思った10ぴきのかえるは、「はるだよ、はるだよ、おきなさい!」と声をかけますが、いくら呼んでも返事がありません……。すると、ぬうっとこちらを向いてきたのは……!?
競馬のボックス買い、本命ねらい、同じ金額を賭け続ける…これらは得な賭け方か、損な賭け方か?本書では確率・統計理論にもとづき、「必勝法の迷信・誤解」「より早く確実に負けてしまう方法」などを説きながら、「ツキの正体」を明らかにしていく。賭け方・勝敗の意外な関係と、賭けの真の醍醐味を教えてくれる「ギャンブルの科学」。
きょうは、ぞうのパオちゃんのおたんじょうび。パーティーになかなか来ない友達をむかえに行くと、みんな素敵なプレゼントを作っていました。
あまやどりのため、とある家にもぐりこんだ旅のねずみは、ろうそくで服をかわかしたり、ねずみとりのチーズをいただいたりの大活躍。
「カウンセリング」ということばが日常的に使われるようになった。ここでいうカウンセリングとは、人生問題の相談にのる相談活動、もしくは援助活動全般をさしている。そして、「カウンセリング心理学」とは、あらゆる人間関係を対象とするカウンセリング活動を研究する心理学で、その成果は、今や専門のカウンセラーのみならず、企業の管理職、教育に携わる親や先生、患者と接するナースなど、あらゆる職業の人々に幅広く活用されている。本書はその概要と実践法を易しく説いた、初の入門書。