津波常襲地域と呼ばれてきた東北・三陸地方ー被災のたびに奇跡的な再生を果たしたこの地で、なかでも昭和三陸津波(1933)において「理想村」と謳われた大槌町・吉里吉里集落の復興手法は、「近代復興」のメルクマールとして今なお注視に値する。多様な主体がせめぎあう集落再編の歴史を、統治機構の変化やそれにともなう制度・運用の変遷、民衆の動勢から読み解き、新たな復興モデルを説き起こす。
元・経済誌編集長が厳選!これ一冊で、経済学の基本から仕事への応用、ニュースの見方、そして、戦後の日本経済の流れまでわかる。社会人必須の知識ベスト30。
「土地」と「資源」の奪い合いから経済が見える!農業、工業、貿易、人口が一目でわかる。地図で読み解く44の視点。経済ニュースの「なぜ?」「どうして?」は、地理がわかればもっとわかる!
本書は高度化する現代社会において、情報をいかに活用するか10の視点から解説している。著者は「認識過程は抽象化の過程である」と述べている。抽象化によって直接的世界の諸実在から引き離されるがゆえ、言語の発達に内在している抽象化には危険がともなっているという。たしかに、高度情報社会を生きるわれわれにとって、情報を余すところなく伝達することは極めて困難である。しかし、われわれは情報を抽象化することで互いにコミュニケーションをとり、徐々に文明の発達深度を深めてきた。第2版では、企業システムだけでなく、日常システムも含んだ社会システム全般におけるコミュニケーション能力について考察している。本書によって高度情報社会における情報の活用を学び、コミュニケーションに活かして頂きたい。
10年連続右肩下がりの会社をV字回復に導いた、現場が自ら動き出す「リーダーシップ」と「仕組み」のすべて。部下との関係に悩む営業リーダー・管理識必読!
19世紀ヨーロッパの思想家マルクスの『資本論』には、お金を稼ぐことにとらわれ、無理をして働き、大切な人生を見失わないための心得が説かれています。働くこととお金の関係について、ぐでたまと一緒に少しだけやる気を出して学びましょう。きっと気持ちがラクになるはず…。
インターネット関連サービスの発達により急増しているインターネット・情報関連の紛争に関するテーマについて解説しています。裁判例を読み解くことで、訴訟戦略の理解はもちろん、訴訟を見据えた平時対応や、情報漏えい発生後の損害填補のあり方まで理解することができます。
日本の医師は国家による医療財政に養われる準公務員です。しかし、医療界だけがいつまでも聖域とされ続けるわけではありません。医師は医療のことだけを考えていればよい。そんな古き佳き時代は過ぎ去ろうとしています…いま、わたしたち医師に必要なのは「経済的に自由な状況」です。それを実現できる単なる勤務医でも、開業医でもない第3のキャリアパスとはズバリ「医師+投資」。勤務医を続けながら「経済的自由」を確立した著者がその秘訣を明かします!
政界や企業に食い込み、ハイエナの如くマネーを貪った「経済ヤクザ」たち。関西・関東の二人の巨頭を中心に、日本の経済ヤクザの興亡を覆面ジャーナリストが詳しく解説。彼らが復興利権やITバブルをいかにして我が物としてきたか。表社会とときに対立し、ときに補い合いながら、覇権を築き上げた歴史を明らかにする。国際ハッカー集団「アノニマス」への直撃取材など最新の事情にも斬り込む、これぞ「闇社会経済図鑑」!
仙台が杜の都になった理由、日本初の上水道がつくられた小田原、徳川軍の襲来を恐れて築かれた金沢の惣構、大名に金を貸し、紙幣も発行していた今井、京都と並ぶ文化都市だった山口ー。古都、城下町、港町から商業都市、自治都市、寺内町まで、30の街のエピソードでたどる地域からの日本史。
自分の「作業・行動」を書き出す。「最も大切なこと」から手をつける。「今やるべきこと」と「今やっていること」とのズレを修正する。コマ切れ時間を1つに集める。1日30分の「静かな時間」をつくる。1980年の刊行以来、米国で読み継がれてきた、時間管理と仕事のコツを伝授するロングセラーを文庫化。
知らなきゃダメ!基礎知識から対応策までを総務・人事・経理・システム部門の視点でやさしく解説!
本書は、近年、再び注目が高まる原油について解説します。世界各国の情勢や市場を分析して価格乱高下の原因に迫り、日本が進む道を読み解きます。シェール革命で大産油国に復活しトランプ政権の動向が注目される米国、苦境に追い込まれたサウジアラビアなど湾岸産油国、接近する日本とロシアなど、最新の事情を盛り込みました。エネルギー関連企業や商社などのビジネスパーソンはもちろん、投資や経済動向の調査、国際情勢分析の観点から原油について知りたい方にも最適の一冊です。
がん治療の「最終兵器」として注目を集める免疫薬「オプジーボ」。どういう人に、どれくらい効果があるのか。どんなしくみなのか。副作用の危険性は高いのか。薬価(公定価格)はなぜ引き下げられたのか。どんな類似薬が出てくるのかー日経の専門記者がもっとも知りたい疑問に答える。
中世を終わらせた英雄・信長は何と戦ったのか?日明貿易から室町幕府の経済政策、寺社勢力の金融ビジネスまで、室町・戦国の世を“経済的視点”で描くー
デジタル・エコノミー時代に必読の新章「産業の境界とイノベーション」を追加した最新版、登場!ビジネス・エコノミクスの最前線を一気に学べる!
本書で強調したいことはたった一つ、「日本の財政は世界一健全」ということ。財政が健全なのだから、今こそ消費税率を引き下げるべきなのだ。財務省主導の増税路線の誤りを正し、日本経済の進むべき道を説く。