虹は見る者の立場によってどのようにでも見える。ものの見方を文科と理科とに分けるとするならば、虹ほどその両面を合わせもつ現象は少ない。文科と理科とをむすぶ架け橋ともいえるだろう。本書は、虹を通して見たひとつの文化史の試みであり、虹の科学的研究史とその到達点を述べた書である。
火事に見舞われて死んでしまった春吉は、妹のおはなが気掛かりで成仏できないでいた。妹が奉公先の若旦那に悪さをされそうだからだ。事情を知った同じ幽霊の志保は、弟の定町廻り同心樫原七之助に、おはなを助けるように頼むのだが…(「雲雀鳴く」)。新月の深夜、組屋敷への帰り道で七之助は黒ずくめの一団に襲われる。志保の協力でかろうじて退けるが、彼らの目的は七之助が検死した死体の印篭に隠された文だった。それはある藩の行く末を左右するのだが…(「紫陽花の庭」)。独り立ちした若き同心の活躍に、姉の霊はついに成仏できるか。人気シリーズいよいよ完結!
間もなく、総合実技テストが始まる。実際の街中で発生する大量の模擬事件を解決するという、実践的な推理力を測る試験。推理の速さと正確さを弱点とする不実崎は、対策として詩亜達とチームを組むことに。
そんな彼らの前に現れたのは、かつて不実崎を冤罪に陥れた同級生・穂鶴黎鹿だった。試験システムをハックして高得点を獲得する穂鶴に歯噛みする面々。
さらに試験の一部は学園が用意した模擬事件ではなく「本当の事件」であることが明らかになり!?
現実と虚構が入り乱れる中、穂鶴が不実崎自身を殺人犯として告発してきて!? 「被害者の不在証明」を巡る、超絶論理の第三弾!
巨大なポメラニアンの背に乗って旅に出よう
都会で忙しく働くキリコが転生したのは、常に空に虹がかかっている異世界。そこではキリコは9歳の姿で、「獣魔道士」の力を持っていました。
さらに、目の前現れた巨大なポメラニアンは、子どもの頃に飼っていたペットのポテチにそっくりで…!?
優しく泣けるもふもふ異世界ストーリー、開幕です!
【編集担当からのおすすめ情報】
もふもふ動物たちがいっぱいの癒やされ空間、こちらです!
疲れた身体に染み渡る、優しくて温かな世界、こちらです!
ポメラニアンの他にも、ハムスターも猫もおさるもいますよ!
この間著者は、賞受賞、師匠で結社主宰であった母の急逝、これに伴う主宰継承など、激動の日々を過ごした。結社の作句信条の「自然を讃えること、日本語を磨くこと、伝統と現在性の調和」に根ざした一集となった。
新選組の陰供の任に就くことになった、和多田主膳ら元御庭番の四人組。瞬く間に盛名を轟かせた新選組だが、池田屋事件を境にやがて時代の流れに取り残されてゆくー。近藤勇、土方歳三に武士の魂を見た主膳らは京から会津、箱館までも同道し、共に戦い抜く。死出の花道を探すため、そして落日の幕府のため、時代と年齢に抗い、隠居老人たちが死闘を繰り広げる!
天下泰平の世にあって、一度も未来の務めを果たさぬまま隠居した元御庭番の和多田主膳。家では煙たがられ、どこにも居場所がない。そんな折、桜田門外で井伊大老が襲われた。偶然居合わせた主膳は、襲撃者から大老の首級を奪還。その腕を見込まれ、主膳は隠居した御庭番仲間とともに、将軍から直々に密命が下されるが…。老人四人組の活躍を描く痛快歴史小説!
宇宙から降ってきた一滴のしずくが虹になるまでの絵本。
奴隷と巫女で天下を目指す。剣戟と戦略、異能の爆ぜる【教育系⁉ 戦記】
時は戦国。〈大和国〉の大将軍・義虎(よしとら)は、己から人生を奪った大和朝廷へ叛逆すべく暗躍していた。人であることを捨て虎と化し、才なき奴隷兵から武官の最高位まで這い上がってきたが、14歳の新兵・碧(みどり)ら教え子をもって、捨てて久しい人間らしい心を取り戻しつつあった。
そんな中、隣国の〈高句麗民族〉が圧政からの独立戦争を決行し、義虎は大和朝廷より、その援軍の総大将に任じられた。この戦は、碧とともに誓い直した己の叛逆の地固めとなると確信し、義虎は心を込めて般若心経を唱えながら出陣する。
そして巨大な戦略を練り込みながら、この戦で化けてみせなと、甘えん坊だが過酷な宿命を背負う碧へ《風の巫女》の異名を贈る。同時に自分も、大好きだった父親代わり、大和朝廷に謀殺された英雄《雷神》の業を継ぐ戦人として、天下へ名乗り上げることを覚悟する。
敵は強い。自称《美少女将軍》ナタ、強大な《四神》青龍、白虎、朱雀、玄武らによる、神々の競演するような異能と戦技が襲いくる。
ほぼ接近戦しかできぬ身で修羅の場数を重ねに重ね、圧倒的な戦闘力、超人的な洞察力、絶対的な精神力を叩き上げた義虎や、彼が鍛えた碧らは、友となった高句麗を救えるか⁉
そして碧は、朝廷に村ごと家族を奪い取られた幼い日から、ずっと生き別れとなっていた母との絆を目撃する⁉
ここに、朝廷という人間社会へ牙をむく宿命と革命が動き出す。
これは、陰謀と因縁の渦巻く列強諸国に命を狙われながら、己の限界を遥かに凌駕する灼熱の戦へ咆哮し力を磨き、来るべき叛逆の日を信じて暗躍し、時代の猛威を斬り伏せていく大河戦記である。
◆家族への賛歌
新潟の海近い家の夜空。庭でご夫婦が仲よく満月を見ていると、二階のバルコニーから長男の声が降って来る。どうしたと聞くと、親父たちの声がしたからさと答えが返って来る。長男家族は二階に住んでいるのである。なんと仲睦まじい素敵な日常生活だろう。
本詩集は、我が家族に捧げるというサブタイトルをつけるのがふさわしい。いや、実は、我が妻に捧げるという方がもっと、もっとふさわしい。
美しい虹のような詩集の誕生に心から拍手を送りたい。
(帯・以倉紘平)
◆虹*目次
誰がやさしい
パパがいない
虹
七五三
とびっきりの笑顔
巣
節分
ある休日
キジバト
小さく鳴く声が
母の誕生日
おふくろの味
月
再会
家の声
祈るように枝先に
あと七年ー金婚の日までー
幸せ海岸
七十年
弥彦公園もみじ谷
しばた市いじみの公園
小さな失敗
私の呼ばれ方
わたしがそばに
それはよかった
それでいいの
父の決断
どうしたの?
今日は楽しかった
ペイン、ペイン、ゴーアウェイ
ある時は悪天候をもモノともしない勇猛果敢な艇長、ある時はいかなる事態にも冷静に対処するスゴ腕の外科医、またある時は高潔なる射撃の名手、そしてまたある時は命知らずのパイロット…風采上がらぬ中年恐妻家ウォルター・ミティの奇抜な空想癖を描く表題作をはじめ、アメリカ文学史上きってのユーモリストが、人生の悲哀と機微(笑)を鮮やかに語る珠玉の短篇集。著者自らの筆になる個性豊かなイラストも多数収録!
次元転換する地球…空の世界…人間としての幸せアストラルヒーリングで人生を開く。コスモヒーリング、レイキヒーリング、チャクラ覚醒の指導者として活躍中の著者が提案する、21世紀に向けての全く新しい「癒しのプログラム」。