平穏な日常を嘲笑う超リアルな恐怖譚!
伝説の実話恐怖譚「脳釘怪談」シリーズ待望の新刊!
プール一面に薄ピンクのものが…
「脳だ。これって人間の脳みそじゃんかーー」
「三十六 プールにいっぱい浮いていた」より
怪異の断片から巻き込まれる悪夢の数々--朱雀門出の人気シリーズ第七弾!
・幼い頃より鬼や霊を見る男が、それ以外に見えるという奇妙な物とは「車輪を回す」
・居酒屋で耳鳴りと同時に見えたのは真っ黒な…「ブクブクブクブク」
・子供の頃に遊んでいた神社には賽銭箱に座っているお爺さんがいた「死んだ神さま」
・友達が死んだのは箱から飛び出た刃物で首を切ったからなのに…何が正しい記憶なのか「喉切り箱」
・二階の部屋から見える学校のプール、ある冬の早朝の異変「プールにいっぱい浮いていた」
ーーなど44編を収録。
闇己達は維鉄谷の念を昇華することができるのか…!? 衝撃の結末に感涙必至!!
2018年8月刊。
落語的思索のすすめ
落語は、世の習いに潜むおかしさを明かし、聴く者に問いを投げかけているのではないだろうか? 言葉と身ぶりが生み出す融通無碍の世界とともに、文学、美学、映画学、文化人類学、歴史学、パフォーミング・アーツを介して、考える楽しみへと誘う、異色のエッセー集!
はしがきーー落語と学問する!
森本淳生
1 落語と近代
第1章 落語の複数の「近代」--6代目三遊亭円生と8代目林家正蔵の「淀五郎」演出
鈴木亘
第2章 落語の近代化?--三遊亭円朝「名人長二」とモーパッサン
足立和彦
第3章 敗戦後日本の落語と映画ーー「兵隊もの」、「長屋もの」、そして『幕末太陽傳』
角尾宣信
2 落語と言語
第4章 午後の保健室で血はだくだくと流れ、平林の名は彷徨いつづけるーーメタ落語、言語、フィクション
森本淳生
第5章 与太郎のオートマティスム
中田健太郎
第6章 憑依から落語をみるーーかたり、ふり、座
石井美保
3 落語と共同性
第7章 落語のなかのボロとクズーー捨てられたものの再生
藤原辰史
第8章 演者としての語りーー談志落語のライブ性
池野拓哉
第9章 落語と/の教育ーー本寸法の美的教育
櫻井一成
【付録】
落語論今昔ーー「ブックガイド」に代えて 鈴木亘
本書に登場する落語家・演目 鈴木亘
あとがき
鈴木亘
〔本書のねらい〕
「テスト形式で理解度や苦手な分野を診断→できなかったところは基本ドリルや関連ドリルで復習→完成テストをやり直す」という一連の流れで効果的かつ自学自習で進めることができます。
〔学習内容・特徴〕
1きほん・標準(完成)の2段階で,できていることとできていないことを的確に自己点検できます。
2単元別構成なので,学校の授業にあわせて使えます。
3できていないことや苦手なことも「小学ドリル」との対応がわかるので,これからの学習のめあてをたてやすい構成です。
4フルカラー化により,図版やイラスト,解答・解説の「見易さ」「わかりやすさ」が向上しています。
5学習課題ごとにチェック欄を設けて「できた」を確認することで,学習モチベーションがアップします。
6「できたねシール」で学習習慣が身につきます。
◆こんなお子さまにお薦めします
書くことへの興味が増してきたお子さまに
◆このドリルで学習することは
立体的な迷路あそびで確実な運筆力と集中力を養います。
◆このドリルの構成は?
1.まずは、ひろい道幅の簡単な迷路
農場や町などを題材にした立体的なイラストの迷路です。まるで迷路の上を歩くような感覚で、楽しみながら自分の思い通りに線を引く力(基本運筆力)をつけていきます。
2.とちゅうには、仲間あつめの迷路
同じもののところだけを通ってゴールをめざす迷路です。基本運筆力とともに、少し先を見ながら線を引いていく迷路で、判断力も養っていきます。
3.さいごに、動物をモチーフにした迷路や少し複雑な幾何学模様の迷路
迷路の全体と部分を見て、どの道をたどると出口につくのかを推理し、その道に鉛筆で線を引くという、見たものを頭で判断して指先を動かす力(協応作業力)も養っていきます。
急げ、走れ。うしろをふりかえるな。勇気と知恵をたずさえて、恐怖の世界にたちむかえ。急げ、走れ、まだ見ぬ地平は、もうすぐ、そこだ。明日の自分に勇気をくれるー困難を乗りこえるために必要なものは何かを教え、考えさせてくれるー冒険小説集。十代から。
指導要領改訂を受け、2021年2月に改訂版を刊行。
今日、社会は大きく変化しつつあり、国家のあり方もまた大きく揺らぎつつある。その中で道徳教育も大きな転換期を迎えている。
本書は、これまでの道徳教育の何をどう引き継ぎ、どこをどのように変えていけばよいのか、社会や国家の変化に伴う道徳教育のとらえ直しという課題に対して、様々な角度からアプローチしている。
序章 なぜ学校で道徳教育を行うのか
第1章 学校における道徳教育の歴史〜戦前編〜
第2章 学校における道徳教育の歴史〜戦後編〜
第3章 子どもと悪
第4章 ジェンダーと道徳・教育
第5章 情報社会の中の道徳教育
第6章 消費社会・市場社会の中の道徳教育
第7章 グローバル化の中の道徳教育
第8章 「道徳の時間」で何ができるか〜小学校編〜
第9章 「道徳の時間」で何ができるか〜中学校編〜
第10章 教科教育と道徳教育
第11章 特別活動と道徳教育
第12章 学校全体で行う道徳教育
第13章 道徳教育と市民教育
終章 これからの道徳教育を構想する
本書は、フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900年)が遺した主著、待望の新訳である。1878年の『人間的、あまりに人間的』で採用されたアフォリズム形式の集大成として1882年に出版された本書では、「永遠回帰」の思想が鮮やかに提示され、有名な「神は死んだ」という宣言が登場する。続く『ツァラトゥストラはこう言った』(1883-85年)と並び、ニーチェ思想の神髄を伝える本書を、清新かつ斬新な日本語で!
本書は、フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900年)が遺した主著、待望の新訳である。
1872年に『悲劇の誕生』を出版して以来、旺盛な執筆活動を続けてきたニーチェは、1878年の『人間的、あまりに人間的』からアフォリズムの形式を採るようになった。その集大成として1882年に出版された本書は、質量ともに他を圧倒する包括的な書物であり、続く『ツァラトゥストラはこう言った』(1883-85年)と並んで、ニーチェの主著と呼ぶにふさわしい1冊になっている。
「およそ何事につけ、『汝はこれをもう一度、ひいては無数回にわたって欲するか』という問いが、最重量級の重みで君の行為にのしかかってくることだろう」(341番)。
このようにして「永遠回帰」と呼ばれる思想は、本書で実に鮮やかに打ち出された。
そして、有名な宣言が続く。
「近代最大の出来事──つまり「神は死んだ」ということ、キリスト教の神への信仰が信ずるに足らぬものになったこと──は、その最初の影をヨーロッパに早くも投げかけ始めている」(343番)。
こうした断片を読み進めるうち、近現代の思想がいかに深くニーチェの影響を受けているかが実感されてくる。
従来、本書のタイトルは『悦ばしき知識』や『華やぐ智慧』などと訳されてきたが、本書の訳者はあえて直訳することを決断し、『愉しい学問』とした。それはニーチェがタイトルに込めた「学問は謹厳実直なものであらねばならぬとする固定観念への挑戦」を明確に示している。
しかつめらしい哲学書ではなく、随所に笑いを誘う言葉がちりばめられた本書を通して、ニーチェとともに「愉しい学問」を実践する至福の体験!
第二版への序文
「冗談(たわむれ)、策略(たくらみ)、復讐(しかえし)」──ドイツ語の押韻による序曲
第一巻
第二巻
第三巻
第四巻 聖なる一月
第五巻 われら怖いもの知らず
付録 鳥のように自由(フォーゲルフライ)王子の歌
訳 注
訳者あとがき
索 引
北海道、東北、関東……日本全国を11エリアに分けた紙面で、観光名所やご当地グルメ、人気のフォトスポットの名称をなぞりながら、手書き文字をきれいに書くコツを学びます。
各エリアの最後には絵はがきを書く練習ページを掲載。旅先から手紙を出す気持ちで楽しく取り組めます。
【本書の特徴】
・日本全国をエリアに分けて、観光地名やご当地グルメを写真たっぷりに掲載します。
・各エリアにゆかりのある偉人の名言や俳句を書いて、旅先の豆知識にふれられます。
・旅先から手紙を出す気分で取り組める絵はがき練習ページがあります。
・なぞり書きを中心にした、気軽に手書きを楽しめる練習です。
・手書き文字のコツや、文章全体をバランスよく整えるポイントが身につきます。
患者さんにもっとも近い学問のひとつである「臨床薬理学」の全容をつかむ。現代医療はチーム医療であり、医療に関わる大勢の人たちがチームとして協力し合わなければ薬物治療は成功しません。本書は医学生、薬学生、看護学生などの医療系学生はもちろん、チームの一員である患者さん(および、その家族の方々)も読者に想定しました。患者さんが主体的に治療計画に参加し、納得できる治療方法を自ら選択するための手引きとしても役立つ入門書です。
全国保育問題研究協議会の乳児保育分科会では、発足当初から子どもの人権を認め、子どもが発達する権利を保障するための保育内容・構造や指導についての理論的研究、さらに、それらを基盤に保育実践を創造してきた歴史があります。そして、多くのすばらしい乳児保育実践の蓄積がうまれてきました。
これらの実践について、乳児保育の内容と方法という視点から、そのさらなる進展と課題を明らかにすることを今回試みました。
各節のテーマに関して複数の実践を挙げ、それらの実践から学べる点を丁寧に分析しています。
そのことにより、読者は実践自体から学ぶとともに、実践の見方をも学ぶことができるように本書はなっています。