「話のおもしろい人」は、相手によってカメレオンのように言うことを変え、女のネイルをチェックし、おみやげにガリガリ君をもっていく。「話のつまらない人」は、『半沢直樹』のように自分を押し通し、女のメールをチェックし、おみやげに高級アイスをもっていく。さて、そのワケとは…。数々のヒット商品の“かげの仕掛人”が教える、話しベタでも相手をおもしろがらせる“無敵の法則”とは!
ファシリテーションとは、集団による知的相互作用を促進する働きのこと。具体的にはグループによる問題解決やアイデア創造、合意形成、様々な知識創造活動を促進したり、時に舵取りをすること。その役割を担う人をファシリテーターという。本書では、ファシリテーションの心構え、基本的な手法、空間(場)の具体的な作り方などを実例をもとに数多く掲載する。
なぜことばにタブーが存在するのか?fuck、shit、niggerといったタブー語を取り上げ、意味や用法の分析、情動に関わる脳の仕組みの考察から、なぜ人は特定の語に不快感を抱くのか、その複雑な心理を解明。また、依頼表現や口説き文句の分析をもとに、ことばによる駆け引きで人間関係が調整される様を示し、他者の心理を巧みに推察する憶測のメカニズムに迫る。ことばから人間の認知のクセを読み解くとともに、認知の限界をも超える、言語の無限の可能性を明らかにする。
声の老化は止められる!「人に聞き返される」「口が回らなくなった」「カラオケでうまく歌えない」-。そんな経験があったら、声の老化のサインかもしれません。「歳」だから仕方がない…とあきらめる前に、ちょっとしたコツと練習で、明るく生き生きとした声に生まれ変わりましょう。
言語学にとどまらず、人文科学のあり方に大きな影響を与え、認知科学においても重要な書となった、重鎮レイコフの記念碑的大著。
第1編 機械を超える精神
第1部 カテゴリーと認知モデル
カテゴリー化の重要性/ウィトゲンシュタインからロッシュまで/言語におけるプロトタイプ効果/理想認知モデル/メトニミー・モデル/放射状カテゴリー/素性とステレオタイプとデフォールト/認知モデルについての補足説明/古典的な見解の擁護者たち/回顧
第2部 哲学的な意味合い
客観主義のパラダイム/客観主義の形而上学の欠陥/客観主義の認知論の欠陥/形式主義/パトナムの定理/新しい実在論/認知意味論/ウォーフと相対主義/精神機械論のパラダイム/認知活動としての数学/大要
第2編 事例研究
序論/事例研究1:怒り/事例研究2:OVER/事例研究3:There構文
俳優、声優、歌手、アナウンサー…人前に立って話すすべての職業の人に、そして「日本語を正しく声に出したい」すべての人に必読の一冊。あなた自身の「こえ」と「からだ」を自覚し、魅力的に向上させるための具体的、かつ必要最低限のレッスンの数々。
「気のきいた」言葉には、ルールがある!
“大人の気づかい”ができる人は、そのルールを押さえて、
タイミングよく「気のきいた一言」を言える人。
本書は、誰でも簡単に“大人の気づかい”ができるよう、
そのコツを1冊にまとめました。
◇思わず顔がほころぶ「声」のかけ方
◇イヤミに対抗できるのはユーモアだけ
◇ここで差が出る「とっさの受け答え」
◇「ほめ上手」「ほめられ上手」な人の会話術
◇「プレッシャー」をほぐす、何気ないこの一言 ……etc.
どんなときでも、どんな場面でも、
どんな相手でも……大丈夫。
今日から役立つ「好感を持たれる会話」実例集!
いつもかたわらに物語を。小説や映画と一緒なら、語学はもっと面白い! 何のために言葉を学ぶのか? 試験や資格のための勉強では見えてこない、外国語習得の秘訣、大公開! 語学学習で大切なのは、TOEIC対策でも問題集を何周もすることでもありません。小説、映画、テレビドラマetc……、物語から学ぶこと。言葉を知れば、物語の新たな魅力も見えてくる。本当の語学の楽しさ、教えます!
古代ギリシャの色世界から、未開社会の驚くべき空間感覚、母語が知覚に影響する脳の仕組みまでー言語が世界観を変える、鮮やかな実証。年間ベストブック多数受賞。
外国語習得の工夫・ヒントは好奇心溢れる日常にあり。「言葉」を愛せば、学習はもっと楽しい。『ダーリンは外国人』でおなじみトニーのホンネがわかるエッセー集。
「驚きました。こんなに知的で、くすっと笑える『なぞかけ』があったなんて。さすが博多は芸どころ。絶やさないよう頑張って、保坂さん!」(お笑い芸人・ねづっちさん)※オビより
収載した筆者、若久亭団地(雅号)さんの句。
鳥の法廷 とかけて
焼いてる最中のパン ととく
こころは
生地が膨張しとる(キジが傍聴しとる)
鳥肌 とかけて
人気歌舞伎役者のそろい踏み ととく
こころは
観劇に続々と来とる(感激にゾクゾクときとる)
大正から昭和初期にかけて楽しまれた「博多なぞなぞ」。戦局悪化とともに自然消滅したが、名人と言われた石田庄平さんのご子息とフクニチ新聞が協力し、昭和55年から『博多なぞ』欄を設け復活させた。著者は欄を担当した元新聞記者。現在も博多謎々の会会員として活動を続けている。
本書には、自身の15年の句および大正・昭和の名句紹介のほか、作句のコツ、文献等で検証したなぞなぞの歴史をたどる。
博多なぞなぞは、「なぞかけ」と呼ばれる三段なぞや「博多にわか」と違い、こころが複数(2カ所以上)かかり、二つの文意が離れているほど秀句とされる。難易度は高いが、博多部の粋や笑いや博多ことば、世相(風刺)を伝える貴重なご当地文芸。
「政治や社会などが袋小路にあって、笑いが少ない現代の日本社会。大笑いでなくとも、ニヤリとしていただけるだけでも、筆者の喜びとするところだ。」(筆者)
「2カ所以上かけて、しかも博多弁を盛り込む!? これは難しい!『ここまで追い込みますか!』ってびっくりしましたよ(笑)。ご当地文芸を継承すべく出版されることも素晴らしいですね。じっくり読んじゃいました。『博多なぞなぞ』面白い!」(お笑い芸人・ねづっちさん)※オビより
三千年以上前に誕生し、今も使われ続けている漢字。漢字には形の、声の、事類としての系列がある。その系列を整理しながらみてゆくと、古代の人々の生活、考え方を含め、その文化の一切を復原することができるー。漢字の新たな体系を打ち立て、『字統』『字訓』『字通』の三部の字書を著した著者が、九十歳を目前に始めた二十回にわたる連続講演。身近な漢字から世界が広がる、文字学事始め。
プレゼン、交渉、雑談…すべては1秒で決まる!
元日本テレビアナウンサー魚住りえによる、
瞬時に人を惹きつける、声の磨き方、抑揚のつけ方、表情!
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改めて考え見ると、「1秒」はほんのわずかな時間ですよね?
実際、「あ、」と言葉に出している間に過ぎていってしまいます。
でも、そのほんのわずかな時間が相手に与える印象、相手から受ける印象を大きく変えてしまうのです。
たとえば、あなたがこんな場面に遭遇したら、相手に対してどんな印象を持つでしょうか?
・ここからが話の大事なところというタイミングで、友達がスマホを取り出した
・注文を取りに来た店員さんが「はいはいはいはい」と矢継ぎ早な相槌を打ってきた
・商談相手が挨拶を交わしてすぐに腕時計をチラ見した
・初めて食事に行った気になる相手が、癖なのか、貧乏ゆすりが目に入る
・上司に相談していたはずが、「それでね」のひと言で切り返えされた後、相手の愚痴を聞くハメに
どれも些細な言動かもしれません。でも、どの場面でもいい印象は持ませんよね?
「え!? この人、なんかちょっと失礼かも?」と感じるのに必要な時間は、
1秒にも満たない相槌や言葉、態度で十分です。
しかも、一度、定着した相手の印象は半年近く変わらないことが心理学の研究でわかっています。
そして、それは人に与える好印象、人から受ける好印象でも変わりません。
私たちが初めて会った人を「この人、いいな」と思い、身
近にいる誰かのことを「やっぱり、この人はステキだな」と感じるのに必要な時間もまたわずかなもの。
ちょっとした立ち振る舞い、話し始めの声のトーン、相槌、返してくれた言葉、話を聞いているときの所作など、
ほんの1秒で伝わる何かが好印象につながっていくのです。
この本では、出会い頭の1秒、会話の最中の1秒、別れ際の1秒、あの人のことを思い出したときの1秒など、
コミュニケーションの間に生じる「特別な1秒」に焦点を当てて、
あなたの周りにいる大切な人たちにステキな印象を残す方法を掘り下げていきます。
ぜひ本書で「1秒」を見事に操り、あなたの味方につけてください!
ぎっしり詰まった160問、脳活雑誌の金字塔! 手軽に遊べる問題から難問まで、多種多様なパズルがあなたの脳を刺激します!