好感を持たれる人、信頼される人、
人間的魅力のある人……には共通点があります。
それは、「思いやり」「優しさ」「気くばり」などが
相手に伝わっているということ。
本書は、話し方のプロが、
「心づかいが伝わる会話」のコツを紹介。
◎「心の距離」が縮まる雑談のポイント
◎「その場の雰囲気」をパッと明るくする法
◎「話しやすい話題」の見つけ方
◎表に出すほうがうまくいく「感情」
◎「言いにくいこと」ほど短く
「上手に話す」よりも「大事なこと」があるーー。
知っていると楽しいコミュニケーション実例集!
【文学/日本文学評論随筆その他】ネットで「論破王」と評判のひろゆきが、究極の議論の作法を全部明かす! 論理的な考え方のキホンから便利なキラーフレーズまで、ビジネスシーンから、日常のイライラまで完全対応。あなたも議論で世界を思い通りにしてみませんか?
NHK有働アナ、池上彰さん……あの人の「感じのよさ」にはコツがあった!
勤続20年以上のNHKアナウンサーが実践する
雑談、聞き方、人前での話し方を全公開
『あさイチ』『小さな旅』『ラジオ深夜便』『きょうの料理』
オリンピック中継、NHK歌謡コンサートなど
人気番組のエピソード満載!
雑談から大勢の前で話すとき、飲み会、仕事など
あらゆる場面で「使える」1冊です。
<雑談のコツ>
●人を感動させるには「事実」こそが最強
●「いちおう」「できるだけ」はNGワード
●難しい言葉を知らなくても「語彙力」は増やせる
●相手が辛いとき、悲しいときは「何も言わない」
●話し方にTPOは不要。いつも同じように話す
<聞き方のコツ>
●お年寄りや子どもに「視線の高さ」を合わせる
●すべてをメモにとらないーー固有名詞、数字、キーワードだけ
●相手の「息」に合わせて質問する
●相手が言葉を捜しているときは「5秒間、黙る」
●相づちはローテーションさせる
<わかりやすさのコツ>
●一文は短く、1センテンスで1情報
●「見ればわかる情報」は言葉にしなくていい
●話す内容を「4コマ漫画で描く」と自分の言葉になる
●話は「現在」を起点にする
●100の抽象論より、ひとつのエピソード
<人前で話すコツ>
●『ラジオ深夜便』は「みなさん」と言わない
●沈黙は怖くない。プロだけが知る「間」の使い方
●メモをつくるなら「話し言葉」で
●「目」が届いている場所には、声も届く
●会議や打ち合わせは「最初のひと言」が大事
ファシリテーションとは、集団による知的相互作用を促進する働きのこと。具体的にはグループによる問題解決やアイデア創造、合意形成、様々な知識創造活動を促進したり、時に舵取りをすること。その役割を担う人をファシリテーターという。本書では、ファシリテーションの心構え、基本的な手法、空間(場)の具体的な作り方などを実例をもとに数多く掲載する。
思い込み、記憶違いでもう恥をかかない!
曲の「さわり」は「イントロ」「サビ」どっち?
合いの手は「入れる」「打つ」?
誤用しやすい言葉を正しく使えるようになれる本!
声の老化は止められる!「人に聞き返される」「口が回らなくなった」「カラオケでうまく歌えない」-。そんな経験があったら、声の老化のサインかもしれません。「歳」だから仕方がない…とあきらめる前に、ちょっとしたコツと練習で、明るく生き生きとした声に生まれ変わりましょう。
はじめに
今なぜ読解を学ぶのか
「読む」ことが非日常のことになっている
学問にかかわるすべての文章を読む力
人文学的思考の実践へ
本書の構成
基礎編
第1章 「読める」とはどういうことか
読解とは何かを定義する
「文章を読む」という行為の複雑さ
自分で問いを立てる
第2章 意味を解釈するということ
「意味」についての哲学的探究
「解釈する」行為の内実
「問い」は主体的・能動的に問われるもの
意味は「問いに答える営み」によって変わる
「問い」なくして「解釈」はありえない
第3章 論理構造を読み取るということ
A=B、B=C、ゆえにA=C
根拠判断となる箇所を見つけ出す
論理構造の妥当性を吟味する
長いパラグラフを精読する
実践編
第4章 テクストに対していかに問うのか(1)
「問うこと」は4つに分けられる
「具体を問う」とは何をすることか
信じているとはどういうことか
「何を指しているのか」につまずく原因
「何が省略されているのか」を考える
第5章 テクストに対していかに問うのか(2)
「根拠を問う」とは何をすることか
筆者の主張を批判的に吟味する
「おや?」と思うことが理解を厚くする
チャリタブル・リーディング
第6章 テクストに対していかに問うのか(3)
「要約を問う」とは何をすることか
要約の核を作成する
要約の核に肉付けする
第7章 テクストに対していかに問うのか(4)
「本質を問う」とは何をすることか
主体的に読むために必要なこと
本質を探究する思索(1)「約束」とは何をすることか
本質を探究する思索(2)「許す」とは何をすることか
結論
発展編
第8章 抵抗としての読解
「世界の意味」とは何か
XをAとして認識する
現代の“病理”
〈可能性の貧困化〉に抗する
第9章 考えさせない時代に抗して
世界の意味を再解釈する
認識を問い直す演習(1)世界の再解釈
認識を問い直す演習(2)他者の再解釈
認識を問い直す演習(3)自己の再解釈
第10章 世界の意味を取り戻すということ
批判し、ゆっくり考える
批判的読解力を養うステップ(1)「XをAではなくBとして見る」という再解釈を試みる
批判的読解力を養うステップ(2)意味づけが誰によって決定されているのかを問う
批判的読解力を養うステップ(3)意味づけがいかに歴史的に生成してきたのかを問う
批判的読解力を養うステップ(4)意味づけがいかにして正当化されるのかを問う
抜粋
私たちは普段、何かを「解釈している」というより、むしろ「解釈させられている」状態にあります。こうした意味で、私たちの認識は非常に「従属的」なものです。そして、こうした状態に抵抗を示すためにこそ、「批判的読解力」--すなわち、「意味のネットワーク」に規定されてしまっている日常の認識を問い直し、世界の意味を別様に解釈するための力ーーが求められるのです。(「はじめに」より)
外国の単語を使った表現に迷ったとき,開く辞典。8ヶ国語を収録しており,表現の選択肢が広がる。技の名前や台詞を考えるのに使えるので,小説,シナリオ,歌詞などの創作にも役立つ。薄い,軽い,小さいの三拍子で,いつでもどこでも使える。
言語学にとどまらず、人文科学のあり方に大きな影響を与え、認知科学においても重要な書となった、重鎮レイコフの記念碑的大著。
第1編 機械を超える精神
第1部 カテゴリーと認知モデル
カテゴリー化の重要性/ウィトゲンシュタインからロッシュまで/言語におけるプロトタイプ効果/理想認知モデル/メトニミー・モデル/放射状カテゴリー/素性とステレオタイプとデフォールト/認知モデルについての補足説明/古典的な見解の擁護者たち/回顧
第2部 哲学的な意味合い
客観主義のパラダイム/客観主義の形而上学の欠陥/客観主義の認知論の欠陥/形式主義/パトナムの定理/新しい実在論/認知意味論/ウォーフと相対主義/精神機械論のパラダイム/認知活動としての数学/大要
第2編 事例研究
序論/事例研究1:怒り/事例研究2:OVER/事例研究3:There構文
「気のきいた」言葉には、ルールがある!
“大人の気づかい”ができる人は、そのルールを押さえて、
タイミングよく「気のきいた一言」を言える人。
本書は、誰でも簡単に“大人の気づかい”ができるよう、
そのコツを1冊にまとめました。
◇思わず顔がほころぶ「声」のかけ方
◇イヤミに対抗できるのはユーモアだけ
◇ここで差が出る「とっさの受け答え」
◇「ほめ上手」「ほめられ上手」な人の会話術
◇「プレッシャー」をほぐす、何気ないこの一言 ……etc.
どんなときでも、どんな場面でも、
どんな相手でも……大丈夫。
今日から役立つ「好感を持たれる会話」実例集!
いつもかたわらに物語を。小説や映画と一緒なら、語学はもっと面白い! 何のために言葉を学ぶのか? 試験や資格のための勉強では見えてこない、外国語習得の秘訣、大公開! 語学学習で大切なのは、TOEIC対策でも問題集を何周もすることでもありません。小説、映画、テレビドラマetc……、物語から学ぶこと。言葉を知れば、物語の新たな魅力も見えてくる。本当の語学の楽しさ、教えます!
翻訳する女が珍しかった時代、
本に生き、言葉を探し、翻(ひるがえ)してきた女性たちのストーリー。
大人になる前に戦争を経験し、翻訳者も編集者もまだほとんど男性だった頃の出版界に飛び込み、半世紀以上も翻訳してきた女性たちがいる。児童書から文学、ミステリまで、読み継がれる数々の名訳を残す中村妙子、深町眞理子、小尾芙佐、松岡享子ーー丁寧なインタビューをもとに4人の翻訳家の人生をつづった、連載「“不実な美女”たち」(光文社WEB)待望の書籍化。
単行本への書き下ろしとして、フェミニズムの思想とことばを日本に紹介してきた、加地永都子、寺崎あきこ、大島かおりの章をあらたに収録。
はじめに 翻訳する女性が珍しかった時代
第一部 不実な美女たちーー女性翻訳家の軌跡
Vol.1中村妙子
「クリスティ、ナルニア国、ピルチャー
子どもはさまざま、本もいろいろ種類があったほうがいい」
Vol.2 深町眞理子
「キング、アンネの日記、シャーロック・ホームズ
英米の小説の翻訳なんかやってます」
Vol.3 小尾芙佐
「アシモフ、アルジャーノンに花束を、エリオット
異なる文化のしみついた言葉をおきかえていく」
Vol.4 松岡享子
「ヘンリーくん、パディントン、ブルーナ
お話も翻訳も、子どもが喜ぶと、もっと喜ばせたくなる」
第二部 ひるがえりひるがえす女たち
女たちが翻訳するまでの前史
私が出会った翻訳者の思い出
加地永都子さん──反戦や解放運動、アジアの風を伝える
寺崎あきこさん──ドイツと日本の女たち、「おいでよ こちらに」
大島かおりさん──女が女を訳す、名づけ直し遺していく
おわりに
参考文献
古代ギリシャの色世界から、未開社会の驚くべき空間感覚、母語が知覚に影響する脳の仕組みまでー言語が世界観を変える、鮮やかな実証。年間ベストブック多数受賞。
関連性理論・言語行為理論・グライス理論・新グライス派・認知言語学という五つの語用論理論にわたって、その特徴を適切に記述し、相互の差異を明らかにし、そのうちのあるものについては鋭い批判を加えている。語用論の入門書にとっても、専門家にとっても、自分の研究を進める上での至上のガイドラインである。その語り口は平易であり、処々に散りばめられたコラムは笑いを誘う。
「驚きました。こんなに知的で、くすっと笑える『なぞかけ』があったなんて。さすが博多は芸どころ。絶やさないよう頑張って、保坂さん!」(お笑い芸人・ねづっちさん)※オビより
収載した筆者、若久亭団地(雅号)さんの句。
鳥の法廷 とかけて
焼いてる最中のパン ととく
こころは
生地が膨張しとる(キジが傍聴しとる)
鳥肌 とかけて
人気歌舞伎役者のそろい踏み ととく
こころは
観劇に続々と来とる(感激にゾクゾクときとる)
大正から昭和初期にかけて楽しまれた「博多なぞなぞ」。戦局悪化とともに自然消滅したが、名人と言われた石田庄平さんのご子息とフクニチ新聞が協力し、昭和55年から『博多なぞ』欄を設け復活させた。著者は欄を担当した元新聞記者。現在も博多謎々の会会員として活動を続けている。
本書には、自身の15年の句および大正・昭和の名句紹介のほか、作句のコツ、文献等で検証したなぞなぞの歴史をたどる。
博多なぞなぞは、「なぞかけ」と呼ばれる三段なぞや「博多にわか」と違い、こころが複数(2カ所以上)かかり、二つの文意が離れているほど秀句とされる。難易度は高いが、博多部の粋や笑いや博多ことば、世相(風刺)を伝える貴重なご当地文芸。
「政治や社会などが袋小路にあって、笑いが少ない現代の日本社会。大笑いでなくとも、ニヤリとしていただけるだけでも、筆者の喜びとするところだ。」(筆者)
「2カ所以上かけて、しかも博多弁を盛り込む!? これは難しい!『ここまで追い込みますか!』ってびっくりしましたよ(笑)。ご当地文芸を継承すべく出版されることも素晴らしいですね。じっくり読んじゃいました。『博多なぞなぞ』面白い!」(お笑い芸人・ねづっちさん)※オビより
外国語習得の工夫・ヒントは好奇心溢れる日常にあり。「言葉」を愛せば、学習はもっと楽しい。『ダーリンは外国人』でおなじみトニーのホンネがわかるエッセー集。