この世に紛れた怪異から少年少女たちを救済する組織「黒ゐ生徒会執行部」のふたりが語る奇妙なショートストーリー!
大沢サラのクラスに、転校してきた大沢サナ。ふたりは氏名が一字違いということですぐに仲良くなる。おそろいがどんどん増え、サナとサラは容姿が似てくる。家族も友人もサナのことをサラだと間違えるようになり、ついには同じ場所にケガまでできて……。「おそろい」
見るだけでやせるという、ある不気味な動画を見た女子高生は、食べ物がひとの指に見えたり、虫に見えたりするようになってしまって……!? 「#拡散飢亡」
など12話を収録!
【本書の特徴】
1話5分で読めるから、朝読にぴったり!
【目次】
0 黒ゐ生徒会執行部 (前)
1 姉
2 余命カウント
3 おれはわるくない
4 おそろい
5 お嬢さまゲーム
6 アンリミテッド・テツオ
7 くるめくろめ
8 さよなら未遂
9 #拡散飢亡
10 好き好きDIE好き
11 黒ゐ生徒会執行部 (後)
「縦横無尽な想像力に操られたマハさんの筆致にすっかり魂を持っていかれた。カラヴァッジョと宗達を繋げてしまう発想には脱帽です」〈br〉ヤマザキマリさん(漫画家・文筆家・画家)推薦!
芸術(アート)という名のタイムカプセルが、いま開かれるーー。
京都国立博物館研究員の望月彩のもとに、レイモンド・ウォンと名乗るマカオ博物館の学芸員が現れた。彼に導かれ、マカオを訪れた彩が目にしたものは、「風神雷神」が描かれた西洋絵画と、天正遣欧少年使節の一員・原マルティノの署名が残る古文書、そしてそこに記された「俵…屋…宗…達」の四文字だったーー。
天才絵師・宗達の名画〈風神雷神図屛風〉を軸に描く冒険譚。
「芸術に対する造詣の深さ、絵に対する慈しみと、限りない愛情が言葉の端々に感じられる」
佐々木丞平さん(京都国立博物館名誉館長)推薦!
雷神(ユピテル)と風神(アイオロス)が結んだ数奇な縁(えにし)とはーー。
織田信長の命を受け、天正遣欧少年使節と出立した宗達。苦難の航海を経て、一行はついにヨーロッパの地を踏んだ。そこで彼らを待ち受けていたのは、絢爛華麗な絵画の数々と高貴な人々、ローマ教皇との謁見、そして一人の天才絵師との出会いだった。
謎多き琳派の祖・俵屋宗達とバロックの巨匠・カラヴァッジョ。芸術を愛する者たちの、時空を超えた魂の邂逅の物語、ここに完結。
多くの人は雑談について「相手が興味を持ちそうな話をすればいい」と思っているが、それは大きな勘違い。実は本当に面白い話題とは、「話し手が一番興味がある話題」である。その話の構成を工夫しさえすれば、誰もが引き付けられる雑談になるのだ。
本書では稀代のベストセラー作家が、面白い話を構成する技術を開陳。「地球上には、自然界で生きていけない動物が一種類だけいる」「毎日同じ服を着て同じメニューの粗食を食べた『ドケチ』の超お金持ち」「若き出光佐三にとことん資金援助した日田重太郎のぐっとくる一言」など、「ウケるネタの具体例」も満載。21万部ベストセラーとなった前著(PHP新書)に、「『藩』という言葉はほとんど使われていなかった」など、江戸時代のエピソードを加えて文庫化。
【目次より】
●数字が重要ーーシャチの体重は10トン
●失敗談ほど面白いものはない
●「面白さ」の7割以上が話術
●零戦の話ーー機体に直線がほとんどない奇跡の戦闘機
●雑談に使える古典の物語
●個人的な思い出話でも、普遍性を持たせればOK
●ヨーロッパ人を驚かせた幕末の日本人
●親友とする真面目な話
「みんなと同じ」は老化の兆しです バストセラー著者が「やめるべきこと」「やるべきこと」を指南。脳の萎縮は「前頭葉」から始まる。前頭葉は意欲や感情のコントロールをつかさどる部位。前頭葉が衰えると意欲が低下し、物事への関心が薄れ、自分で考えようとしなくなって、脳を使わなくなる。すると、計算能力や言語能力といった知能全般が衰えていく。つまり、脳は前頭葉から衰え、前頭葉が衰えると、脳全体が衰えるのだ。前頭葉を鍛えるために必要なマインドチェンジと日常の習慣を、バストセラー著者が解説する。
おそいかかる12のしれん!はたしてクリアできるかな…?4〜5歳から。
四谷のしんみち通りにある「めぐみ食堂」は、元人気占い師の女将・恵が切り盛りするおでん居酒屋だ。初来店した大学生の鷲見毅は、めぐみ食堂が婚活のパワースポットだと知り、父親の敦を連れてくる。一方、近所にオープンした「占い居酒屋ゑんむすび」のタロット占い師は、恵の若い頃の知り合いで…。鯛のあら炊き、菜の花とハマグリのクリーム煮、塩レバーなど、新メニューも満載の人気シリーズ第8弾!文庫書き下ろし。
江戸の“かわいい”が大集合!
事件にかかわる鳩、禅寺で暮らす犬……動物たちとの温かくも切ない関係を描く傑作アンソロジー。
●「迷い鳩」(宮部みゆき)
人には見えないものが見えるようになった娘・お初。道で出会ったろうそく屋の女将に不穏な幻を見たお初が、出奔した女中の一人が可愛がっていた鳩をきっかけに、事件の真相を解き明かす。
●「色男、来たる」(田牧大和)
鯖縞模様の三毛猫“サバ”が暮らす鯖猫長屋は、新たな店子が入らず、取り壊しの危機に陥った。そんな長屋のために、サバが飼い主の拾楽とともにひと肌脱ぐが……。
●「犬に仏」(小松エメル)
動物の言葉がわかる修行僧の少年・諒斎と、子犬のころに家族と死に別れて諒斎に拾われた犬・次郎。一人と一匹は、「犬は仏性を有するか、否か」という禅の公案に挑む。
●「カチカチ山」(櫻部由美子)
鳥や獣の言葉を聞くことができる〈頭巾持ち〉の家系に生まれた少年・乙吉。山深い里で母親と二人で暮らしていたが、ある日、江戸の凶賊がこのあたりに逃げ込んだかもしれないという噂をカケスから聞き、庄屋に伝えるが……。
●「紅蓮白峯」(西條奈加)
あやかしを引き寄せる体質の持ち主である雨月は、兎のあやかしと出会う。彼らの前に「身内に殺められた」という怨霊が現れ、雨月は友人の秋成と兎とともに、怨霊が口にした白峯屋を訪ねる。
もう会えない人からの「想い」を猫が届けます。
『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』の著者が贈る、心があたたかくなる感動の連作短編集。
あの世とこの世の境にあり、「会いたい人に会わせてくれる」と噂のカフェ・ポン。天寿を全うした猫のふー太は、「仕事を5回達成すると、会いたい人に会える」という報酬につられ、店主・虹子のもとで働くことに。
亡くなった父に個展を見てもらいたい絵本作家、生まれなかった我が子を思い続けている保育士など、彼らが「会いたい」人からの言葉を “伝言猫”が伝えるべく奮闘するハートフルストーリー。
文庫書き下ろし。
このえほんは、よむたびにおはなしがかわるふしぎなえほん。おはなしのなかには、○○○△△△□□□のマークがでてきます。○○○△△△□□□に、かんがえたことばをいれてよんでみよう!ことばをかえれば、あたらしいおはなしができるよ!4〜5歳から。
こんなこと言ったら嫌われそう……
わがままと思われたくない……
断ったら後で影響出そう…
そんな悩みをすべて解決!
すがすがしく「NO」と言える気持ちのいい会話術「アサーティブ」とは、「相手との関係を良好に保ちつつ、自分の意見をしっかり主張する」対話スキル。アメリカ発のコミュニケーションスキルだが、日本でも徐々にその重要性が認識されつつある。
本書はその「アサーティブ」について数多くの研修を行い、「研修女王」の異名を持つ著者が、アサーティブの考え方とその具体的スキルを説くもの。「NOと言っても嫌われない方法」「苦手な相手に意見を伝える方法」「上司や部下に対して物おじせず言いたいことを言う方法」「わがままなクライアントに要望を伝える方法」など、そのテクニックは極めて詳細、かつ具体的。
また、内向的な人(パッシブ)が意見をうまく伝える方法など、自分のタイプ別に有効な話し方も解説する。会話例も多数で、まさに「そのまま使える」一冊でもある。
「そもそも会話が苦手」「いつも言いたいことが言えなくてモヤモヤする」という人は必読の一冊!
本書の内容
第1章 そもそも「アサーティブ」って、何?
第2章 「言いたいことを言う」技術1[相手別]苦手解消のヒント
第3章 「言いたいことを言う」技術2[シーン別]苦手解消のヒント
第4章 自分の意見を「すがすがしく伝える」技術
第5章 相手を知れば、もっと伝わる
第6章 「GIVE & TAKE」から「GIVE & GIVEN」へ
脳が発達した生き物の多くは、外敵に対して無防備になる睡眠をとり、睡眠がとれないと死に至ります。なぜ、命がけで睡眠をとるのでしょうか。睡眠中、脳では何が起こっているのでしょうか。眠くなるしくみと睡眠の役割、睡眠中の脳と体の状態、睡眠と成長・運動能力・記憶との関係などを、最新の知見にもとづいて解説。睡眠不足になりがちな小学校高学年から中高生に、睡眠の大切さをわかりやすく伝えます。
第1章 睡眠とは? なぜ眠くなるのか?・・・・・・動物の睡眠/眠らないと、どうなる?/睡眠の役割/睡眠をつくるしくみ1体内時計/睡眠をつくるしくみ2睡眠圧/なぜ、眠れなくなるのか/Q&A/コラム:7時間睡眠がみんなを健康にするわけではない
第2章 睡眠時、脳で何が起こっている?・・・・・・睡眠と覚醒の関係/ノンレム睡眠とレム睡眠/ノンレム睡眠の役割/レム睡眠の役割/なぜ夢を見るのか?/成長・運動と睡眠/記憶と睡眠/Q&A/コラム:睡眠と覚醒に向け体を調整するホルモン
第3章 よい睡眠とは? よく眠るには?・・・・・・なぜ、眠れない日が続くのか/代表的な睡眠障害/「よい睡眠」の条件/よい睡眠をつくる1毎日の生活/よい睡眠をつくる2眠るところ/Q&A/コラム:いびきが大きい家族には受診をすすめて
なかなか取れないその疲れ。もしかしたら「休み方」を間違えているからでは……?
本書は現役で活躍する医師・専門家15人が、「本当に疲れが取れる」休み方を豊富なビジュアルとともに紹介するもの。
主な内容は
●「そもそもなぜ疲れるのか」を科学的に解明
●タイミングや方法は? 正しい「休憩」の取り方
●ぐっすり眠れてスッキリ目覚める睡眠法
●たまった疲れが取れる正しい入浴法
●疲れない身体を作る食事術
●肩こりや腰の痛みなどに効く「セルフケア」の方法
といったものから、
●正しい枕の選び方
●自分でできるリフレクソロジー
といったちょっとユニークなものまで。
そして忘れてはならないのが「心の疲れ」。メンタルの専門家が悩みを引きずらないための方法を解説するとともに、話題の瞑想法「マインドフルネス」で、安定した心を手に入れる方法も紹介する。
月刊誌「THE21」の記事の中から特に反響のあった記事をセレクトして掲載。
自然界や身近なところにある「かたち」「ずけい」を材料にした、楽しく学べるちしきえほん。
まる、さんかく、しかく……。身の回りの色んなかたちを探してみよう!
ごかくけい、ろっかくけい、ほしがた、ハートがたってどんなかたち?/ペロペロキャンディーは、うずまきのかたち?/きょうのおつきさまは、どんなかたち?/葉っぱのすじのかたちは、えだわかれっていうの?/かげのかたちで、どんな動物かわかるかな?/上からみると、しかくい箱としかくいハンカチ。同じしかくでも、横からみると、ちがったかたちにみえるかな?/まるいケーキをきってみたら、どんなかたちにみえるかな?
楽しみながら形の概念を身につけられ、幼児の算数入門にもオススメの一冊。親子で会話をしながら色んな発見をすると、子ども達が目にする世界が広がります。
かわいいイラスト満載! みんなで楽しくかたちで遊んでみよう!
ハッピーな女の子を育てるには、お母さんの幸せ度が超重要!
0〜15歳までの女の子を持つ親が、必ずしておくべきこととは?
「女の子の習い事は『ピアノ』がおすすめ」など、優しくて、賢い子になるラブ&ハッピーな子育て術を具体的にアドバイス!
(主な内容)
●ハッピーな女の子の後ろには、ハッピーなお母さんがいる
●「ほめる」よりも「ともに喜ぶ」姿勢が大事
●幼少期の「食育」が、女の子の品格を決める
●「男性と自然に接する力」を養うために
●携帯電話や持ち物チェックは厳禁!
●母親は娘を「自分の一部」と思い込みがちなもの
「女の子の子育てには、男の子の子育てにはない、特有の悩みがあります。この本では、特に女の子が『人を愛し、人から愛される幸せな人生を、自らの生きがいをもって賢明に、生きていくことができる女性』に育っていくために、大切なことをお伝えしています」(本書「はじめに」より)
たくましい子に育てるための具体的な方法が満載!男の子とお母さんの関係は「恋人」でOK!「肯定的な呪文」をくり返す。叱らねばならないときの3つのポイント。ゲームは「全面禁止」より「ルール」を守らせる。男子校に行くと、彼女ができにくい!?
認知能力が弱く図形の把握ができない子の学力を伸ばした著者が、その過程と「やる気を生むコツ」を披露。精神面、身体面にも言及。