創作版画黎明期、『月映』同人として青春を版に刻んだ夭折作家初の画集。人間の魂に訴えかける「蒼白の芸術」。「傷める生命の絶叫」。
本書は、地球温暖化、大気汚染と酸性雨、オゾン層の破壊、水資源問題、食糧問題、ゴミ問題とリサイクル、エネルギー問題など主要16テーマについて役に立つ図・表・データを数多く盛り込み、平易な解説をつけ、多くの演習問題を提示している。読者はこれらの問題を解くことにより、複眼思考ができる素養を養い、さらに問題を創り出し、解決する能力をも身につけられるであろう。大学のテキスト、参考書はもとより、社会人の参考書としても好適なものである。
「風景」が発見される以前の14〜16世紀、人々は野生の自然にまったく無関心であったばかりか、拒否感すら抱いていた。彼らが美しいとしたのは、人の営みの形跡が見られる土地、すなわち、鉱物や作物を産出する力を見せつける大地であった。本書は、風景の誕生までの、大地と人々の豊かで緊張感に満ちた関係を見事に再現する。
どこまで知ってる!?なんと総勢290人!姜子牙からマイナーキャラまで一網打尽だあ。
本能寺のあと、豊臣秀吉が天下人となるが、その死後、徳川家康と石田三成が関ケ原で“天下分け目の合戦”を行う。信州・上田の真田幸村は家康の嫡男秀忠を手こずらせ、智略にすぐれた名将として知られるようになる。徳川の世となり、やがて豊臣家の存亡をかけた大坂・夏の陣を迎え、幸村は真田十勇士と共に華々しく戦死する。が、実は強かに生き延び、別人となって江戸幕府の中枢を握る存在になっていく。
弾正台(役人の汚職を調べ糾弾する役所)の大巡察が美女・エスメラルダの力を借り、新生政府の黒い霧を暴く本格探偵小説。(『明治断頭台』)。混血の子を生む妻、夫の面前で馬丁と心中しようとする妻…。森有礼、黒田清隆、大隈重信ら政府高官たちの“私”の顔と妻たちの数奇な運命。(『エドの舞踏会』)。
本書は、ライフサイクルの視点から、そのような課題について考え、人間理解を深めていこうとするものである。特に臨床心理学の立場から、年齢段階ごとの発達課題や起こりやすい問題、病理の特徴をおさえ、さらに具体的な事例を取り上げて、その理解と対応についてわかりやすく論じている。また、コラムには、各段階についての知見を深めていった代表的な研究者を取り上げ、その人となりや考え方などを紹介している。
巴里に雪のふるごとく川路利良、井上毅、成島柳北はフランスへ旅立った。パリを舞台に日本人女性の他殺死体の発見者ゴーギャン、容疑者ヴェルレーヌ、ルコック警部までも登場し事件は思わぬ方向へ。
現代日本医療の誤りを正す!薬学博士で東洋医学の第一級権威者である著者が、漢方薬を用いて自然との調和による現代日本人の健康管理と治療法を説く。
現代日本の話ことばや書きことばで使われるものから「ちょっと古風な」もの1400語を選び、その由来や意味、使用法などを解説。
日本とはどういう国か。日本人とは何者か。「街道をゆく」における思索の道筋を追った、壮大な紀行ドキュメント。
幕末動乱と明治維新の大変革期に輝いた傑物に迫る。
本書は主として、構造物、ならびにこれに関連する要素、事象と風の関わりについて、基本的な理論、理解、考え方、手法とともに、最新の知見、理解、経験、提案などを交えて、設計技術者や研究技術者向けにその全体像が明らかになるよう記述、とりまとめた。