「PEN-F」(2016年)の後継でも「PEN E-P5」(2013年)の後継でもなく、今の時代に再提案する「PEN」と位置付けられたモデル「PEN E-P7」。撮影機能としては「PEN-F」のプロファイルコントロール系の機能をブラッシュアップして搭載、小型軽量ボディながら、背面液晶の可動機能、フラッシュ内蔵という部分はE-PLシリーズから継承、撮像センサーの品位、手ぶれ補正の能力は「OM-D E-M10 Mk4」とほぼ同等。本書は、ハンディながら豊富な作例とカメラの基本操作+初心者でもクオリティの高い写真を撮影できる丁寧な解説で、OLYMPUS PEN E-P7ユーザー必携の1冊です。
一九八五年のこと。写真家・古屋誠一は、妻・クリスティーネが自殺した直後の姿をカメラに収めた。九一年、東京のギャラリーで古屋の写真と出会った写真家・小林紀晴は「何を表現しているのか」と激しく混乱しながらも、気づけば「目を背けたいのだが、もっと見たくなる。とにかく、心が大きく揺さぶられ」ていた。十二年に及ぶ取材と執筆の果てに小林が辿り着いた、表現者の「呪われた眼」とは?人間の根源的欲望に迫る、傑作ノンフィクション!
「4つの約束」を覚えるだけであなたの写真が180度変わる。難しいカメラ用語を知らなくても大丈夫!パッと見てサクサク撮れる!デジタル一眼レフ&ミラーレス一眼のカンタン上達テク。
カメラからストロボを離して(オフカメラ)ポートレート・ライティングを楽しむためのノウハウ集。
1灯から多灯まで、クリップオンストロボから大光量ストロボまで、12名の写真家が幅広いライティングのテクニックを公開しています。
テクニック編では、ほとんどの作品にストロボのセッティングと俯瞰図が記載されており、テクニックを実践する時に便利です。
<基礎編>
ストロボライティングのプロセス
メーカー別・オフカメラストロボ機材ガイド
光を読むための5つのポイント
屋内ライティング基礎講座
屋外ライティング基礎講座
アクセサリー&スタンドガイド
ストロボ写真のRAW現像例
世界と日本のストロボトレンド
ほか
<テクニック編>
ストロボで自然光風ライティング 長野博文
アクティブな動きを瞬間光で止める 才王
1灯ライティングを極める 吉田裕之
片手クリップオンで機動力高く 内野秀之
ダイナミックで透明な画づくり 浅岡省一
モデルを引き立てるもう一つの光 河野英喜
美人に写すメソッド“頭蓋骨理論” HASEO
フィルターで背景を彩る 門嶋淳矢
変幻自在のライティング術 イルコ 光の魔術師
ドラマチックに演出する i-dee
どこでも迅速に美ライティング 大村祐里子
本書は、ソニーのフルサイズ一眼カメラ「α7 IV」の全機能を解説した解説書です。操作と撮影方法の基本から、人気レンズの使いこなし、多彩な撮影機能・絵作り機能の詳細まで、プロが撮影した作例をもとにていねいに解説。この一冊があれば、α7 IVの性能を引き出した美しい写真が撮れます! また、便利な専用アプリを使った活用方法やプロお勧めのボタン&設定カスタマイズ方法なども解説。ハンディサイズなので、撮影のお供に鞄に入れて持ち出せば、いざというときにも安心です!
幕末・明治から現代に至る、広大な美術の森を渉猟し、近代美術の研究、現代美術の評論活動を重ねた著者が、永年にわたる美術館での展示活動あるいは折々の内外の作家たちとの交流から見えた「写真の世界」を描く随筆集。
学芸員として、そして美術評論家として彫刻や絵画、写真表現の世界に関わり、様々な現代作家たちと交流を重ねてきた酒井氏によって書かれた文章の数々は、歴史、美術館、そして個人としての目線を通じ、確かな知見と親しみを持って日本の写真について語ります。
1,写真の招来
写真と絵画
写真師・下岡蓮杖
2,遅れた花
遅れた花──エドワード・スタイケン写真展によせて
アルバレス・ブラボの写真による詩
3,時空の鏡
土門拳
写真のうちに胎生したことば
『風貌』の刊行
濱谷浩氏と歩いた街角
桑原甲子雄の写真
アマチュアの視点
時の溜まりに
時空の鏡──奈良原一高のスペイン
田沼武能氏への手紙
4,残像・証人・記録
残像の東京物語
時代の記録──『酒井啓之写真集』の刊行
綿引幸造の写真
藤田観龍『日本・石の野外彫刻』ほか
石原悦郎とツァイト・フォト・サロン
5,それぞれの課題
安齋重男──写真と彫刻
森本洋充への手紙──虚構と現実の境界を走る車
宮本隆司
展覧会によせて
写真随想『いのちは誘う』
あとがき
アラスカで撮影を続ける写真家、佐藤大史のフォトエッセイ。広いアラスカの原野でたったひとり、何を見て、何を考え、何を追いかけたのか。数万年、数十万年という単位で、種を紡いできた生き物たち。長い長いモノサシでないと計れない壮大な物語と向き合う新進気鋭の写真家がアラスカへの思いと撮影秘話を綴る。
第1章 白夜を撮る
1 遠征のスタート
2 地下足袋でツンドラを歩く
3 明るい夜
4 白夜と極夜の世界で生きる
第2章 アラスカ半島のクマを撮る
1 飛行機でビーチに降り立つ
2 アラスカの自然との付き合い方
3 悠久の時を刻む朝焼けの中で
第3章 冬のアラスカを撮る
1 寒さへの恐怖
2 雪の中を歩く
3 生き物に出会えない
4 川底へ伸びる青い氷
5 極寒の中のムース
第4章 タイムラプスを撮る
1 フェアバンクスから北へ
2 長い長いアプローチ
3 シュラブとの格闘
4 荘厳で雄大な地球のルーティン
実家を追われた伯爵令嬢とやさぐれカメラマンの身分差ロマンティックラブ第1巻!
はじめてのレンズ選び入門
ソニーα7シリーズカメラユーザーのためのオールドレンズの楽しみ方を丁寧に解説した入門ガイドです。レンズとアダプターの取り付け方法から、おすすめのレンズ紹介、中上級者になってからでも愛用できる名レンズ紹介など、オールドレンズの世界にどっぷりとハマるための必読入門書です。
■SONY α7 Series × OLD LENS Photo Gallery
■Chapter1 オールドレンズ超入門
・オールドレンズ撮影に欠かせない三種の神器とは?
・多種多様なマウントアダプターどれを選べばいいのか
・オールドレンズを使うためのカメラの基本セッティング
・初心者でも簡単マスターオールドレンズの撮影方法
■Chapter2 ファーストオールドレンズカタログ
・Super-Takumar 50mmF1.4
・Auto-Takumar 55mmF1.8
・Nikkor-S・C Auto 55mmF1.2
・Flektogon 35mmF2.8
・Tessar 50mmF2.8 …ほか
■Chapter3 マウントアダプター超入門
・いまどきのマウントアダプターはたくさんの種類がある
・M42 mount
・Yashica/CONTAX mount
・Canon FD/New FD mount
・Nikon F mount
・Pentax K mount …ほか
■Chapter4 一度は使いたい憧れオールドレンズ
・Elmar 50mmF3.5
・Summicron 5cmF2
・Summarit 5cmF1.5
・Xenon 50mmF1.9
・Planar T* 50mmF1.4 …ほか
■Chapter5 オールドレンズ撮影の極意をマスターせよ
・オールドレンズでガチ撮りするためのパーフェクトセッティング
・オールドレンズの魅力を引き出すために拡大表示でジャスピン狙い
・拡大表示を駆使して開放の滲みをコントロール
・オールドレンズの個性は絞りブラケットで把握しよう
・オールドレンズ特有の周辺の甘さを理解しよう …ほか
■Chapter6 MFレンズのディープワールド
・NOKTON 35mm F1.2 Aspherical SE
・APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherica
・NOKTON 21mm F1.4 Aspherical
・Kistar 40mm F2.4
・LAOWA FF II 9mm F5.6 W-Dreamer …ほか
■Old Lens Column
・オールドレンズは開放を使え!
・レンズコンディションの見分け方
・ノンブランドのマウントアダプターは大丈夫か?
・オールドレンズにレンズフードは必要か?
・オーバーインフってなに?
80年以上の歴史をもつ総合カメラ誌大特集:「撮りっぱなし」では上達しない!
プリントでもインスタでも映える!光を生かした構図、撮り方、見せ方。どんな自然も絶景になるネイチャー写真最強の教科書。
写真をアートにした石原悦郎の生涯の文庫化
1978年に日本で最初に誕生した写真のコマーシャル・ギャラリーであるツァイト・フォト・サロンの創始者、石原悦郎の生涯を追うことで、日本写真史を立体的に描いた単行本の待望の文庫化。石原が写真画廊を始めた頃は写真が未だ雑誌の為の印刷原稿の域にとどまり、オリジナル・プリントに対して、芸術的な価値はまったく認められていなかった。彼はいかにして、今日のように写真家がアーティストとして活動し、写真が芸術作品として社会に認められるような状況を作り出したのであろうか。そのことは表舞台にいる写真家だけを見ていては知り得ないことである。石原がフランスで世界的巨匠であるアンリ・カルティエ=ブレッソンやブラッサイらと交流し、その経験を国内作家にも伝えながら、独自に「アートとしての写真」を広めようとした活動は、結果的に植田正治を世界に発信し、荒木経惟、森山大道といった世界的写真家の輩出という大きな果実をもたらす。写真がアートになるために必要なことを総合的にプロデュースした、いわば日本写真史の影の立役者が石原悦郎という人物である。石原の眼を追体験できる本書は、日本写真史への理解を深める一冊となる。
【編集担当からのおすすめ情報】
かつてないほど誰もが写真を撮り、ネット空間に写真があふれる一方で、希少性があり芸術性に富んだ写真がアートとして高額で売買されるという両極に触れている「写真」の世界。しかし、写真がアートとして認知されるには、先駆者の先見性と努力が必要であった。1978年に写真画廊を創設した石原悦郎は間違いなく日本における先駆者であり、荒木・森山を世界に売り出した見者であった。現代写真史の黎明期を彩った石原の生涯を丁寧に描いた単行本の待望の文庫化である。
写真の「良し悪し」が判断できるようになるよ!ありがちダメ写真のカイゼン点がわかる!カッコよく美しく撮るための超基本。
本書はSpringerから2011年に刊行された『Camera Traps in Animal Ecology』の邦訳である。これまでもカメラを用いた野生動物の調査は行われてきたが、自動撮影カメラの価格が低下し、インターネット経由で容易に購入できるようになったことから、日本でも近年急速に利用者が増加している。しかし、自動撮影カメラから得られるデータの解析方法について解説した和文の書籍は、訳者らが把握してるかぎりこれまで存在しなかった。本書は自動撮影カメラが手軽に入手可能となった現在、必要なデータの適切な解析方法を解説する。
日本語版への序文/まえがき/訳者まえがき
第1章 はじめに
カメラトラップ調査の進化 他
第2章 カメラトラップの歴史
初期の発展/近代/森林性の肉食動物/利用方法の拡張
第3章 生態学研究におけるカメラトラップのタイプと特徴の評価ー調査者向けの手引きー
野外におけるカメラトラップの長所と問題:レビュー/カメラトラップのタイプ/機能とトレードオフ
第4章 科学、保全、そしてカメラトラップ
第5章 行動と活動パターン
動物の行動および活動を研究するための伝統的な手法/利点と可能性/事例研究/将来の応用
第6章 個体数、密度、相対個体数 -概念的な枠組みー
個体数の推定/密度の推定/相対個体数指数
第7章 カメラトラップデータによるトラの個体数の推定ー野外調査と解析に関する事項ー
装備と野外調査/調査設計上で考慮すべきこと/データ解析
第8章 個体数/密度の事例研究ーアメリカ大陸のジャガーー
第9章 長期カメラトラップデータに基づいたトラ個体群の個体群動態
モニタリング上の問題に関連する行動および個体群動態/個体群識別と齢:性別クラスの割り当て/データ分析の問題/個体群動態/個体群動態の推定におけるデータの利用
第10章 トラップ群から密度を推定するための階層空間捕獲再捕獲モデル
背景/モデルの定式化/モデルの解析/開放系における個体群動態
第11章 占有と占有動態に関する推論
動物生態学における占有/モデルの枠組み、仮定、そして解析オプション/占有モデルのための研究デザイン/占有解析の結果の提示に関する提案/占有推定:モデルの拡張/最近の進展
第12章 種数と群集動態:概念的な枠組み
単一サイトに対する推論/複数サイトについての推論/デザインの検討
第13章 カメラトラップを用いた大型脊椎動物の種数の推定ーインドネシアの熱帯雨林の事例ー
カメラトラップと種リスト/種数の推定とモニタリング
第14章 動物生態学と保全におけるカメラトラップー今後の動向ー
カメラトラップデータの使用/機器と写真データ/統計的推論手法
索引
『ジャンクカメラの分解と組み立てに挑戦!』シリーズが帰ってきた!
シリーズ三作目は、「ジャンクコンデジ」の分解方法を紹介します!
本書で分解方法を解説するコンパクトデジカメは、主に2000年前半に発売された単三電池2本で駆動する製品です。高価な専用バッテリーが不要で、どこでも入手可能な単三電池で動くことから、分解して運良く動くようになればずっと(一生?)使い続けることができます。趣味としてジャンクコンデジを分解してみたいガジェット好きの方だけでなく、貴重な単三電池駆動のコンデジを末永く使い続けたいという方にもおすすめの一冊です!
ESP32はWi-FiやBluetoothに対応し,わずか1,500円で買えるIoT機器向けマイコン・ボードです.ESP32をケースに入れてLCDの付いたM5Stackという製品もあります.本書はESP32とM5Stackで使えるセンサやカメラのプログラムを満載しています.