変態現象を分子・遺伝子・細胞レベルで眺めると、破壊と形成の生物学が見えてくる。両生類を例にとり、体の作り変えの巧妙なシステムをわかりやすく解説した「変態生物学入門」の書。
金属・合金・金属間化合物を中心に,セラミックス,半導体までを扱った材料学の教科書。基礎的事項を平易に記述した。〔内容〕物質の構造/状態図/拡散/拡散変態/マルテンサイト変態/回復・再結晶/材料の複合化/材料の機能性と組織
1. 物質の構造
1.1 物質の凝集状態
1.2 結晶の幾何学
1.3 主な金属の結晶構造
1.4 ミラー指数
1.5 演習問題
2. 状態図
2.1 物質の集合状態と相律
2.2 相平衡と自由エネルギー
2.3 2元系平衡状態図
2.4 3元系状態図
2.5 準安定状態図
2.6 演習問題
3. 拡 散
3.1 拡散方程式
3.2 拡散方程式の解
3.3 原子の移動と拡散
3.4 高圧力下の拡散
3.5 2元系の相互拡散と反応拡散
3.6 粒界拡散
3.7 表面拡散
3.8 温度勾配による拡散
3.9 電界中での拡散
3.10 演習問題
4. 拡散変態
4.1 拡散変態の種類
4.2 過飽和固溶体からの析出
4.3 共析変態
4.4 スピノーダル分解
4.5 合金の時効析出
4.6 鋼における拡散変態と析出
4.7 規則ー不規則変態
4.8 演習問題
5. マルテンサイト変態
5.1 マルテンサイト変態の定義と特徴
5.2 マルテンサイト変態の速度論
5.3 マルテンサイト変態の結晶学
5.4 熱弾性マルテンサイトと形状記憶効果・超弾性
5.5 加工誘起マルテンサイト変態と変態誘起塑性
5.6 ベイナイト変態
5.7 オメガ変態
5.8 無機化合物におけるマルテンサイト変態
5.9 演習問題
6. 回復と再結晶
6.1 塑性変形と蓄積エネルギー
6.2 回復の機構
6.3 再結晶
6.4 再結晶の速度論
6.5 結晶粒成長
6.6 集合組織
6.7 動的回復と動的再結晶
6.8 演習問題
7. 材料の複合化
7.1 複合材料の特徴
7.2 複合効果
7.3 複合則
7.4 複合強化
7.5 演習問題
8. 材料の組織と機能性
8.1 材料の組織と機械的性質
8.2 材料の組織と物理的性質
8.3 材料の組織と化学的性質
8.4 演習問題
9. 索 引
好評を博した「高野切第三種」に続く実用字典シリーズ第二弾。収録和歌数の増加、データの詳細化等により充実した構成でさらに使いやすくなった“かな書家”のための新型字典。
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本書は1990年10月12日に開催された先進材料科学・技術研究会の講演、いただいた論文を審査し、集めて一冊の本にしたものである。
本書は科学技術庁金属材料技術研究所の研究者が、自分の専門研究領域において化学という観点から研究の基礎を記したものである。