現実世界で過労死、転生してまた過労死…
そんな不運な私は、神様の取り計らいで農村の少女・メリアとして再び生を受けた。
三度目の人生こそは「スローライフを満喫する!」と意気込むも、
私が扱う錬金術は伝承が廃れたもので大注目され、王都に護送!?
「こうなったらヤケよ!美食を極めて魔道具を開発しまくってやるわ!」
遠のくスローライフ。異世界ワーカーホリック・ファンタジー開幕!
二度の過労死を迎え、三度目の人生を歩む村娘・メリア。トンデモ武具を作ったり、蒸気機関を再現したり、お菓子を作ったりしてスローライフ(?)を堪能! と思っていたら、突然物々しい格好の人達に囲まれて…!?
アール・デコ建築の世界的傑作とされる朝香宮邸。日仏の至高の技が融合したガラスや鉄の工芸、石の博物館のように多彩な大理石など、建物まるごとが超一級の美術品。その技法を大解剖するオフィシャルガイド。東京都庭園美術館リニューアルオープン記念出版。
全国各地の作庭現場からの声を満載した写真・イラストによる庭づくり作法集。永遠の美を秘めた桂離宮の飛石・敷石の未公開写真多数掲載。
1917年のロシア革命後、アヴァンギャルドの芸術家たちが子どもたちに贈った絵本の黄金時代があった。しかし国家の統制によりわずか10余年で終焉。その文化遺産ともいえる珠玉の稀覯本約250冊が日本で発見され、今よみがえる!
2020年に創立100年を迎えた京大建築学教室。この長い歩みのなかで名だたる建築家たちを輩出してきた。建築環境工学の礎を築いた前田敏男、「構造学派」をつくった棚橋諒、海外から新様式を日本に導入した武田五一……人の暮らしを創り、デザインし、守り続けてきた京大建築学の真髄。次の礎となる建築を築くため、この100年を振り返る。
はじめに
人のいとなみの場を求めて
鉄筋コンクリート構造の開拓者 日比忠彦
建築環境工学を創設した藤井厚二
教育者・大学人としての西山夘三
増田友也の建築的探究
川上貢の日本建築史学
コラム 1 1950年代京大建築学生の講義ノートから
コラム 2 武田五一のアルバム
〈座談会〉歴史を振り返って考える
安全を設計する
庭園から鉄筋コンクリート構造へ そして、また園芸へ 坂静雄
建築耐震構造学の基礎を築いた世界的先駆者 棚橋諒
建築構造学研究の基礎を築いたジェネラリスト 横尾義貫
非なるもの・不なるもの・動なるものの解明を目指した小堀鐸二
寡黙で誠実な教育者 若林實
〈座談会〉守る/受け継ぐ
心地よさを科学する
建築環境工学の礎を築く──独創的な理論構築から建築設計への発展を目指して 前田敏男
多様な考え方と自由な発想を大切にする 堀江悟郎
建築照明のパイオニア 松浦邦男
熱・音響解析に的確な理論を構築した寺井俊夫
建築環境工学におけるオリジナリティを追求した松本衛
〈座談会〉望む/臨む
コラム 3 新型コロナ対策期の学部設計演習
コラム 4 京都大学建築系図書室のこれから
資料編
刊行にあたって──本書はいかに編まれたか
索引
執筆者一覧
編集委員会一覧
皇居東御苑の草木帖とスケッチ。植物や遺跡を、焦点を絞ってより楽しんで散策できるように大きく6つの区域に分けそれぞれの特徴をわかりやすくした。植物の姿や種の近い仲間同士の違いや季節の移ろいによる楽しみ方ができるように工夫している。
一坪からでも庭はつくれる。伝統の眺める庭、屋上の庭、楽しむテラスガーデン、建物を引き立てる庭など、参考になる最新実例426庭と、押さえておきたいポイントを紹介。
英国ですでに30冊以上が刊行されているトレヴァー・ヨークの歴史的建造物シリーズ、待望の邦訳版が登場! 著者トレヴァー・ヨークの温かみのあるイラストとやさしい解説で、イングランドの歴史と建造物に関する基礎知識が手にとるように分かります。日本版シリーズ第1冊めは、英国貴族が暮らした「お屋敷(=カントリー・ハウス)」のことがわかる本。カントリー・ハウスの間取り、建築様式の移り変わり、主人一家の暮らしなどはもちろん、階下に住む使用人たちの生活にも触れ、キッチンのしくみや、人々の生活の知恵を覗き見ることができます。英国を舞台にしたイラストや漫画を描きたい方、海外小説の背景を知りたい方、建築や歴史に興味がある方におすすめ。巻末には、実際に観に行けるカントリー・ハウスの観光情報もあり、ガイドブックとしても役立ちます。翻訳は、人気コミック&アニメ『英國戀物語エマ』の時代考証をはじめ、英国文化に関する本の執筆など、幅広い分野で活躍中の村上リコさん。読みやすく明快な文章と豊富な解説で、「これからイングランドのことを知りたい」という方にも気軽にお読み頂けます。トレヴァーさんと一緒に、壮大な英国の歴史を巡る旅へ、出かけてみませんか?
【第1章】騎士道と暴食 Chivalry and Gluttony
・中世後期とチューダー朝の家 1300-1560
【第2章】富と人文科学 Wealth and the Humanities
・エリザベス一世とジェームズ一世時代の館 1560-1660
【第3章】商業と科学 Commerce and Science
・王政復古時代とウィリアム三世とメアリー二世時代の館 1660-1720
【第4章】自由と感性 Liberty and Sensibility
・ジョージ王朝時代の館 1720-1800
【第5章】帝国と産業 Empire and Industry
・摂政時代、ヴィクトリア時代、エドワード時代の館 1800-1914
【第6章】インテリアの成り立ち Interior Structures
・鏡板、天井、そして暖炉
【第7章】階上の部屋 The Upstairs Rooms
・ホール、応接間、正餐室
【第8章】階下の部屋 The Downstairs Rooms
・キッチン、洗い場、そして酪農室
【第9章】庭園と領地 The Gardens and Estate
・テラス、大庭園、そして門楼
【巻末付録】
・便利な参考資料ガイド
・おすすめ訪問先
・年表
・用語集
・索引
・おすすめ訪問先マップ
目次より
【第I部 創造と想像】
第1章 対談芸術と科学の邂逅 対談:千住博×酒井邦嘉
第2章 ベートーヴェンはなぜすごいのか 曽我大介
第3章 マンダラ:視覚化された最高真理ーそして芸術への傾斜ー 正木晃
第4章 理学・工学・アート・デザインとウェルビーイング 前野隆司
【第2部 人と生物】
第5章 「温故知新」の普遍性 〜能と論語とbeyondAI 〜 安田登
第6章 歩行について:界例からのライヴ・アート(生の芸術)考 外山紀久子
第7章 科学論の中の美と芸術ー近代日本の見た「実在」 岡本拓司
第8章 科学と芸術をめぐる近代のパラドックスーゲーテ自然科学における形態学と菌類生物の〈ポリネーション〉/試論 前田富士男
第9章 生命を主体とする哲学ー南方熊楠とユクスキュル 松居竜五
第10章 四次元の芸術ー南方熊楠と鈴木大拙からはじまる 安藤礼二
【第3部 都市と自然】
第11章 都市・まち・建築の熱環境の可視化 梅干野晁
第12章 科学と芸術をつなぐ多孔性モデルー生態学的都市論から見た世界 田中純)
第13章 庭園芸術が問う技術時代の総合 後藤文子
第14章 人間と自然の関係の文化「庭」の今 岡田憲久
二十世紀の大作庭家、重森三玲の庭は、どのように生まれたのか。二部構成の本書では、第一部で非公開の個人庭園を含む113庭を撮り下ろし写真にて俯瞰。半世紀以上に及ぶ作風の進化と深化をたどる。第二部では「テーマ→抽象→造形」という作庭のプロセスを、古典庭園との比較から詳解。重森枯山水のルーツと創造の奥義に迫る。
二条城事務所に24年にわたり勤務し、二条城庭園の維持管理業務に関わってきた著者・内田 仁氏が、二条城庭園の歴史について包括的にまとめ、解説した1冊。
内田氏が二条城に赴任した1987年当時、二条城の庭園解説書のほとんどは、作庭された時期を中心にしたものが多く、“二の丸庭園、本丸庭園、清流園の三つの庭園の成立過程から現在に至るまでの通史を同時にまとめたものはなかったという。そこで、10年以上にわたり内田氏は文献資料をあたるだけでなく、入念な聞き取り調査を行い、3庭園の通史をまとめた論文を2006年に発表した。それから20年、さらなる調査研究を含めた著作が本書となる。豊富な資料、さらにはリアルな聞き取り調査から、三つの庭園=二条城庭園の現在の輪郭をはっきりとさせる。折しも、2025年は清流園の造成から60年にあたる。