本書は、呼吸器疾患治療についての最新情報を提供すること、また情報が診療の現場で役立つことを目的として編集されている。そのためには、疾患と病態に関する基本的な理解、診断法、治療の具体的な目標の設定が必要であり、この観点から、疾患、診断法についても簡潔な解説がなされている。呼吸器疾患治療の最新知識を網羅。
白血病/MDS診療は,革新的な分子生物学的解析手法によって,大きな変容を遂げている.本書では,この最新の知見に基づいて,疾患概念や分類,検査などのほか,薬物や放射線,造血幹細胞移植などの完治をめざす治療法や支持療法について解説する.また,治療各論として,白血病/MDSのタイプごとに,臨床試験の結果を踏まえた最適な治療法を詳述し,書名にある“ここまできた”が実感できる内容にまとめている.
畜産に関する情報を満載したハンドブック! この1冊で畜産の全貌と新たな畜産行政を理解することができる.公務員試験・関連企業入社試験を目指す人のための受験参考書として,また自治体や現場技術者も必携の書.
第1章 畜産と生産技術
第2章 育種・繁殖・アニマルテクノロジー
第3章 家畜の生体機構
第4章 飼料・栄養と飼養
第5章 草地利用と保全
第6章 家畜行動とアニマルウェルフェア
第7章 動物の衛生
第8章 家畜感染症・ズーノーシス
第9章 畜産物の品質・機能と安全性
第10章 畜産環境と排泄物利用
第11章 畜産法規・制度
国家公務員採用試験の過去問題
畜産キーワードと略語
付録
呼吸器疾患の臨床所見(Clinical),画像所見(Radiological),病理所見(Pathological)の三者の統合(カンファレンス)を切り口としたテキスト.疾患の病態から鑑別診断の考え方,「どんな画像が見られ,病理から何がわかるか,CRPカンファレンスを通した総合的な診断と病態把握まで,実臨床における診断過程に沿った構成でまとめ,知っておくと役立つ治療戦略の考え方も随所に盛り込んだ.X線・CTの画像所見と病理所見を多数供覧しながら総合的な呼吸器診断が学べる若手医師に特におすすめの1冊.
豊富な画像でみせる! 腎病理の新定番
これから腎病理を得意にしたい医師に必携の書籍.
著者の豊富な知識と経験に基づき,腎病理を見るときにどのような思考で読み進めるかがフローチャートと著者らの解説・考察でわかりやすく書かれている.
アトラスだけではわかり得ない知識が豊富に詰まっており,これから腎病理を見る医師にも有用な内容となっている.
糖尿病学のなかでも特にわが国発の研究に重点を置いて重要な課題を取り上げ,専門的に解説したイヤーブック.今年もこの1年の基礎的研究,臨床・展開研究の成果等が18編の論文に凝集されている.糖尿病研究者のみならず,一般臨床医にとっても必読の書.
原書:Atlas of Perioperative 3D Transesophageal Echocardiography: Cases and Videos 2nd Ed.
原著者:Wei-Hsian Yin, Ming-Chon Hsiung
経食道心エコーの3Dに特化したアトラス(図譜:X線透視画像やCT画像を含め、900点以上)です。単に画像を羅列しているアトラスではなく、症例提示と、それに続く経時的な変化を追うという形式をとっており、合間に動画の静止画像が680点以上含まれています(動画は、原書権利者のSpringerのホームページより、原書購読者と同じ動画を視聴していただく形式です)。
経食道心エコーを扱う機会や、3D動画を評価する機会の多い、麻酔科医師、特に心臓麻酔を勉強したい若手から中堅の麻酔科医、循環器内科医、心臓血管外科医、さらにはカテーテル室や手術室の看護師、放射線技師、臨床検査技師、ICU・CCU・循環器病棟の看護師にもお勧めの1冊です。
クリニカル・エビデンスとは英国医師会出版部門(BMJ Publishing Group)が発行する、EBMの実践に不可欠な最新・最良のエビデンス集。臨床医が抱く「診療上の疑問」に答えるべく、世界の医学文献データベースを厳密な手法を用いて徹底的に検索。質の高い論文を同定し、そのエッセンスを分かりやすく要約してある。薬剤や手術など各種の医学的介入を、エビデンスのレベルに応じて「有益である」から「無効ないし有害である」まで6段階に分類。効果の大きさを相対リスク(RR)や治療必要数(NNT)の形で数値化した。
「呼吸器系の生物学」と「疾患の病因と病態」に関する最新の知見と、「診断の進歩」と「治療の進歩」という新しい応用分野について、37編の論文に編纂。
小児眼科学は、わが国でも日本小児眼科学会がすでに12回の学術集会を開催しており、年々会員も増加し、発展してきている。また、国際小児眼科学会も、8年前の1978年、京都で開かれた第1回国際会議を皮切りに、本年5月もアムステルダム国際眼科学会のサテライトシンポジウムとして開かれた。米国では斜視学会と合同で学会がもたれている。本書では、幼年期および小児期における視覚発達と密接に関連する疾患がとりあげられ、また上記のような最近の進歩も記載されており、日本弱視斜視学会、日本視能訓練士協会の会員に貢献するところ大なるものがあるといえよう。
救急性のある循環器症例の、検査の進め方から治療までを追体験できるシミュレーションを収録。心エコー・経食道エコー・冠動脈造影・心室造影をムービーとして多数収録。本物と見間違うほどのハイクオリティ画質をCD-ROM上で実現。
臨床神経学を専門とする医師を対象に、基礎および臨床研究の最新の動向を専門家に詳細に解説。脊髄小脳変性症の新たな展開に加え、computerの進歩を取り入れた画像技術やbrain machine interfaceなどの治療への試み、流体解析の進歩など。脳腫瘍で新規薬物治療が導入されるなど、臨床現場での治療が大きく変化しつつあり、動向も解説。