・ヒューマン・オルガノイド技術の勃興により、人間の代替システム(アバター)としてのミニ臓器を得ることが可能となりつつある。
・多層オミクス、ゲノム編集、イメージング、1細胞解析、人工知能(AI)などの革新技術を組み合わせることにより、正常から疾患に至るまでの工程を連続的に追跡・操作・解析することが可能となった。
・本特集では、これらの技術革新によってもたらされるであろう新たな医療の兆しを、“My Medicine”と仮に定義し、さまざまなオルガノイド技術を中心としたその利活用事例を議論したい。
■ My Medicine(マイ・メディシン) -オルガノイド研究が拓く新しい医療のかたち 2月第1土曜特集
・はじめに
●基礎研究の観点から
・マイ・メディシン実現に向けた中胚葉オルガノイド研究の最新動向
〔key word〕オルガノイド、中胚葉、発生、多能性幹細胞、分化誘導
・ヒト内胚葉オルガノイド研究の最新動向
〔key word〕ヒト多能性幹細胞、パターニング、多細胞、多臓器
●感染症研究の観点から
・ヒト腸管オルガノイドを用いた抗ウイルス創薬
〔key word〕ノロウイルス、腸管オルガノイド、複製増殖機構、抗ウイルス薬、消毒薬
・胃オルガノイドによるマイ・メディシン
〔key word〕胃、幹細胞、分化、ES細胞、メネトリエ病
・気道・肺胞オルガノイドの開発と呼吸器感染症への応用
〔key word〕気道オルガノイド、肺胞オルガノイド、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)、呼吸器感染症
●癌研究の観点から
・消化器オルガノイドによるマイ・メディシン
〔key word〕オルガノイド、消化器幹細胞、希少癌、遺伝子編集、染色体編集
・膵癌オルガノイドによる個別化医療の可能性と問題点
〔key word〕膵癌オルガノイド、膵癌エコシステム、間質細胞、個別化医療
・乳腺のオルガノイドによるマイ・メディシンーーがん幹細胞研究の立場から
〔key word〕がん幹細胞、ニッチ、patient-derived xenograft(PDX)、ニューロピリン(NP)1、インスリン様受容体1(IGF1R)、MCM10
・大腸オルガノイドをはじめとするオルガノイド培養系の抗がん剤スクリーニング系への応用
〔key word〕表現型スクリーニング、スフェロイド培養、がん幹細胞、間質反応、がん微小環境
・肺癌オルガノイド研究の現状とこれからの展望
〔key word〕肺癌オルガノイド、抗癌剤感受性予測、肺癌幹細胞、癌周囲微小環境
●創薬研究の観点から
・腸管オルガノイドによるマイ・メディシン
〔key word〕腸管オルガノイド、多能性幹細胞、トランスポーター、CYP3A
・脳オルガノイドによるマイ・メディシン
〔key word〕脳オルガノイド、神経変性疾患、自閉症、疾患モデル
・ミニ肝臓技術を用いた薬剤性肝障害におけるマイ・メディシン
〔key word〕ミニ肝臓、iPS細胞、薬剤性肝障害(DILI)、ポリジェニックリスクスコア(PRS)
・創薬プラットフォームとしての腎臓オルガノイド研究の最新情報
〔key word〕腎臓オルガノイド、腎臓チューブロイド、薬剤性腎障害、常染色体優性多発性嚢胞腎(ADPKD)
●移植再生研究の観点から
・下垂体オルガノイドによるマイ・メディシン
〔key word〕下垂体、視床下部、オルガノイド、再生医療、難病研究
・腸オルガノイドによるマイ・メディシンーー炎症性腸疾患に対する腸上皮幹細胞再生医療
〔key word〕炎症性腸疾患(IBD)、粘膜治癒、腸上皮幹細胞、オルガノイド、自家腸上皮オルガノイド移植
●倫理上の課題
・ヒトオルガノイド研究と社会との協働
〔key word〕道徳的地位、責任ある研究・イノベーション(RRI)、患者市民参画(PPI)
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
●次代を担う臨床検査技師のための総合臨床情報誌。
●臨床検査業務に即応した最新情報を、より幅広くより豊かにビジュアルな誌面で提供し、わかりやすく解説・紹介。定評ある基本技術の解説とともに、診療支援の強化やチーム医療への参加といった時代のニーズに応える知識・情報を豊富に掲載!
≪特集テーマの紹介≫
●腹部エコー検査で悪性腫瘍を疑ったら、どのように検査を行い、どのような点を評価し、レポートには何を書いたらよいのかーー。病変の大きさや性状、質的評価に加え、周囲組織との関係・浸潤範囲などの評価、転移性腫瘍を疑った場合は、原発巣の検索などを行い、加えて臨床に役立つポイントをおさえたレポートを作成することが重要となる。
●本特集では、「腹部エコー検査のステップアップーエコーで悪性腫瘍を疑ったら」と題して、代表的な悪性腫瘍について、エコー評価のポイント(着眼点・評価項目、検査の進め方、鑑別疾患、他の検査結果と併せた総合的評価など)を詳しく解説。基本から一歩進み、腹部エコーの知識・スキルを向上させるために役立つ内容!
【目次】
1.肝細胞癌
2.胆嚢癌
3.胆管癌
4.膵癌
5.腎細胞癌
■Editorial-今月のことば
新型コロナウイルス感染症ー次なる波・新たな病原体パンデミックへの備え
■話題ーNEWS&TOPICS
着床前遺伝学的検査(PGT-A)とは
便エコーによる排便評価
■L・Lの日常
L・Lの日常
■わかる! 伝わる! エコーレポートの書き方
1.レポート作成のコツ
■基礎講座
生化学自動分析装置の反応タイムコースを使いこなす
■いまさら聞けない
針筋電図の基本
■MT Seminar
輸血過誤防止に向けての対応
■From LABO
信州大学方式RCPCの特徴と現場での活用
■臨床検査Q&A
2人以上で患者介助法を行う際のポイントを教えてください RPRの結果の表記・解釈について教えてください.
■働き方の処方箋“人生を肯定的に生きる"医療人の悩みQ&A
10.自分に正しく生きる
■LABO LIFE-私の仕事・私の明日
臨床検査センターで働く
≪本誌の特長≫
◆リハビリテーション科医ほか関連各科の医師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など、リハビリテーションに携わる医師とスタッフのためのビジュアルで読みやすい専門誌!
◆リハビリテーション領域で扱う疾患・障害を斬新な切り口から深く掘り下げつつ、最新の知識・情報を紹介。臨床でのステップアップを実現する、多彩な特集テーマと連載ラインナップ!
≪特集テーマの紹介≫
●新型コロナウイルス感染症によるパンデミックにより急速に普及しているリモート技術は、従来型のリハビリテーション治療技術の補強と更なる発展を加速している。
●本特集では、感染対策のためのリモート技術をはじめとして、心臓リハビリテーションや地域での活用を紹介。また回復期リハビリテーション病院のクラスターと今後の感染対策についての緊急寄稿も収載。
●通常医療の代替としてのリモートだけではない、リモートならではの利点と、従来方法の弱点を補完する可能性に着目した特集。
【目次】
感染対策のためのリモート技術
外来運動指導の限界
リモートによる包括的心臓リハビリテーション支援
広域でのリモート技術を活用した地域リハビリテーション
医療福祉地域連携にリモート技術を活用する必要性
■連載
巻頭カラー 見て学ぶ 脳卒中診察手技
3. 肩関節機能障害
今伝えたい! 脊髄損傷治療の現状と課題
10.回復期リハビリテーション病棟における脊髄損傷
ニューカマー リハ科専門医
阪本綾子
リハビリテーションスタッフがかかわるチーム医療最前線
2.地方特定機能病院の現場からー山形大学医学部付属病院ー
リハビリテーション職種が知っておくべき臨床統計:基礎から最新の話題まで
7. サンプルサイズ計算
重度障害、重複障害に対する私のリハビリテーション治療経験
9.脳卒中後の重複障害に対する社会生活を目指した課題特異的治療
こういう工夫でこんなに変わった! アドヒアランスやコンコーダンスを高めるリハビリテーション
15.糖尿病
オーストラリアのリハの現場より
第12回 整形外科疾患のリハビリテーション 傾向と対策
更生・康复・復健・リハビリテーション
第10回 環境と障害
心に残ったできごとーリハビリテーション科の現場から
支援の方向転換から得られたこと
臨床経験
足部免荷を要する頸髄損傷患者に対しPTB免荷装具を長下肢装具として作製した1例
臨床研究
高次脳機能障害就労支援における就労移行支援事業所の現状
TOPICS
緊急寄稿 回復期リハビリテーション病院におけるCOVID-19クラスターの発生機序と今後の感染対策
・アルコール医科学・医療の諸分野の最近の進歩は瞠目するものがあり、また学際領域からも新たな知見が生まれ、他にも広く波及する新しい概念とアイデアを涵養している。
・一方、アルコール関連問題はますます社会的問題としての意義を増しており、飲酒運転や女性・若年者・高齢者の飲酒問題など、医療と社会・経済的問題とが不可分の関係にある。
・テーマの多様性を反映し、多彩な分野のエキスパートに“最新のエビデンスを最新の視点のもとに"執筆をお願いする。本特集がアルコール医学・医療の最先端を知るための導きになれば幸いである。
■ アルコール医学・医療の最前線2020 UPDATE 7月第1土曜特集
・はじめに
●座談会
・アルコール健康障害対策基本法施行から6年ーーアルコール医療はどのように変わったか
●総論:アルコール医学・医療の最新の展開を知る
・アルコール関連問題におけるわが国の状況と世界の動向
〔key word〕アルコール関連問題、アルコール依存症、生活習慣病のリスクを高める飲酒、障害調整生命年(DALY)、持続可能な開発のための2030アジェンダ
・アルコール健康障害対策基本法ーー制定から6年、新たな動きの数々
〔key word〕アルコール健康障害対策基本法、第2期アルコール健康障害対策推進基本計画、継続支援モデル事業、SBIRTS
・アルコール生命医科学:現状と今後の展望
〔key word〕アルコール関連肝疾患(ALD)、細胞死、腸内マイクロバイオーム、ハームリダクション、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
●アルコールの基礎医学
・アルコールの疫学ーーわが国の飲酒行動の実態とアルコール関連問題による社会的損失のインパクト
〔key word〕飲酒、アルコール関連障害、アルコール依存症、疾病による損失
・アルコールの法医学ーー事故・犯罪・異状死
〔key word〕血液中アルコール濃度、法医学、異状死、事故死、犯罪死
●アルコール性身体疾患
・アルコールと身体疾患ーー総論
〔key word〕アルコール、アルコール代謝酵素、身体疾患
・アルコール関連脳神経障害
〔key word〕ウェルニッケ脳症(WE)、ビタミンB1、コルサコフ症候群(KS)、アルコール関連認知症
・アルコール性肝障害の診断と治療の進歩
〔key word〕アルコール臓器障害、糖鎖欠損トランスフェリン、肝硬変、ハームリダクション、ナルメフェン
・アルコールと膵臓疾患
〔key word〕急性膵炎、慢性膵炎、アルコール
・アルコールと循環器疾患
〔key word〕アルコール性心筋症(ACM)、遺伝的要因、心臓MRI、冠動脈疾患、高血圧
・アルコール飲酒とがんーーエビデンスの現状
〔key word〕アルコール飲酒、がん、コホート研究、プール解析、用量反応関係
●アルコール依存症
・脳はいかにしてアルコール依存に陥るか?
〔key word〕報酬系、neuroadaptation、グルタミン酸、ドパミン、内因性オピオイド
・アルコールの精神作用と依存症の臨床
〔key word〕アルコールに対する反応、アルコール依存症、遺伝因子、環境因子、中間表現型
・依存症とハームリダクション
〔key word〕ハームリダクション、物質依存、依存症治療、公衆衛生政策
●女性・未成年者・高齢者と飲酒問題
・女性とアルコール関連問題
〔key word〕依存症、若年発症、重複障害、胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASD)、胎児性アルコール症候群(FAS)
・未成年者の飲酒問題ーー20歳未満の飲酒の弊害
〔key word〕未成年飲酒、脳の発達、急性アルコール中毒、健康への影響
・高齢者と飲酒問題ーーアルコール関連認知症を合併したアルコール依存症
〔key word〕高齢者、アルコール依存症、アルコール関連認知症、ウェルニッケ・コルサコフ症候群
・アルコール使用障害とDV・子ども虐待
〔key word〕アルコール使用障害(AUD)、ドメスティックバイオレンス(DV)、子ども虐待(CA)、統合的な治療
●アルコール関連問題への取り組み
・行政の取り組み
〔key word〕アルコール健康障害対策基本法、アルコール健康障害対策推進基本計画、行政
・アルコール使用障害への早期介入プログラム
〔key word〕多量飲酒、アルコール依存症、飲酒量低減、ブリーフインターベンション(BI)、HAPPY
・アルコール関連問題における多職種・多機関連携とSBIRT
〔key word〕アルコール依存症、連携医療、早期介入、SBIRT
・職域におけるアルコール関連問題とその対策
〔key word〕職場、アルコール、プレゼンティーズム、健康経営、両立支援
・飲酒が関連する交通事故と飲酒運転への対策
〔key word〕飲酒運転、認知、行動
●アルコール医学・医療の理解に必要な最新基礎知識
・アルコール性肝障害のキーワード
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
生命現象全体に深く関わるサイトカインの役割について、最新の研究をもとにくわしく解説!
●日本人研究者が大きく貢献したサイトカインの発見の経緯やそのシグナル伝達機構について再認識するとともに、サイトカインの発現調節機構や病態に対する最新の知見、さらに神経系や循環器系を含むさまざまな生命現象に対するサイトカインの役割について、「サイトカインの発見と病態解析」「サイトカイン信号の制御と病態」「免疫病とサイトカイン」「生命現象とサイトカインー病態との関連」という4つの章で構成し、それぞれの研究領域の第一人者がくわしく解説。
●COVID-19においてもサイトカインストームが死因であることが強く示唆されるなど、転換期または拡張期にあるサイトカイン研究について、新たなコンセプトや融合研究がうちたてられ、それに基づいた新たな病気の予防法や治療につながることをめざす充実の内容。
■ サイトカインのすべて
・はじめに
●サイトカインの発見と病態解析
・IL-1ファミリーサイトカインのすべて
〔key word〕IL-1ファミリー、カスパーゼー1、炎症性疾患、子宮内膜症
・共通γ鎖(γc)サイトカイン
〔key word〕共通γ鎖(γc)、IL-2、IL-7、IL-9、IL-15、IL-21
・Common βファミリーサイトカインーーIL-3、GM-CSF、IL-5
〔key word〕コロニー形成因子、造血、免疫、クローニング
・IL-6ファミリーサイトカインの機能多様性
〔key word〕IL-6、gp130、STAT3、NF-κB、炎症アンプ、ゲートウェイ反射
・IL-10ファミリーによる免疫制御機構
〔key word〕IL-10、自己免疫疾患、CD4+LAG3+制御性T細胞(Treg)
・I型、III型インターフェロンファミリー
〔key word〕インターフェロン、自然免疫、ウイルス感染
・IL-12ヘテロダイマーサイトカインファミリーIL-12、IL-23、IL-35
〔key word〕ヘテロダイマーサイトカイン、IL-12、IL-23、IL-35
・IL-17ファミリー分子の生体における役割
〔key word〕IL-17、サイトカイン、自己免疫、感染防御、腸管免疫
・TGF-βファミリーーーその多彩な作用と疾患との関連
●サイトカイン信号の制御と病態
・JAK-STAT経路とその制御系
〔key word〕サイトカイン受容体、チロシンキナーゼ、シグナル伝達、負の制御
・mRNA安定化・不安定化を介したサイトカイン産生制御機構
〔key word〕mRNA安定性制御、RNA分解酵素、Regnase-1
●免疫病とサイトカイン
・各種サイトカインで誘導される2型免疫応答による組織線維化のしくみ
〔key word〕気道粘膜、IL-33、IL-25、TSLP、好酸球、記憶型Tpath2細胞、IL-5、Amphiregulin
・B細胞によるサイトカイン産生と免疫制御
〔key word〕B細胞、サイトカイン、自己免疫疾患
・制御性T細胞とサイトカイン
〔key word〕制御性T細胞(Treg)、サイトカイン
・コレラ毒素による炎症性サイトカインIL-1β産生誘導機構
〔key word〕コレラ毒素、腹腔マクロファージ、Pyrinインフラマソーム
・疾患特異的マクロファージの機能的多様性ーー線維化に関わるマクロファージサブタイプ
〔key word〕疾患特異的マクロファージ、自然免疫、線維症、アレルギー、メタボリックシンドローム
・自然リンパ球とサイトカイン
〔key word〕自然リンパ球、抗原非特異的、可塑性
●生命現象とサイトカイン──病態との関連
・サイトカイン・ケモカインと造血
〔key word〕CXCL12、SCF、TPO、IL-7、骨髄
・がんの微小環境とケモカイン
〔key word〕がん微小環境、白血球浸潤、炎症、ケモカイン
・炎症性腸疾患とサイトカイン
〔key word〕炎症性腸疾患、サイトカイン、腸管免疫
・皮膚疾患におけるサイトカインの役割
〔key word〕乾癬、Th17サイトカイン、アトピー性皮膚炎、Th2サイトカイン、【掻】痒
・多発性硬化症・視神経脊髄炎の病態とサイトカイン
〔key word〕多発性硬化症(MS)、視神経脊髄炎(NMO)、GM-CSF、IL-6、抗IL-6受容体抗体
・骨免疫学とサイトカインRANKL
〔key word〕破骨細胞、RANKL、関節リウマチ、がん骨転移
・心血管代謝疾患とサイトカイン
〔key word〕アディポカイン、ヘパトカイン、カルディオカイン、慢性炎症
・不眠症は人口の2割前後の有病率を示すcommon diseaseであり,不眠症を診察したことがない医師はほとんどいないにもかかわらず、本質的に不眠症を治療できたと感じる医師・心理士がどれくらいいるであろうか。
・不眠は西欧では産業革命以前より認識されており、臨床的entityとしても長い歴史がある。もちろん不眠の病態、治療法開発に関する科学的研究の歴史も長く、弛まぬ進歩を続けているもののいまだ道半ばと言わざるを得ない。
・本特集では、不眠症における最新の病態・治療研究に基づいた知見をまとめる。不眠症臨床・研究の縦断的俯瞰を含め、本特集一つで不眠症の概略が把握できる内容である。
■ 不眠症 -研究・診療の最新知識 6月第1土曜特集
・はじめに
●不眠症序論
・不眠症の疾患概念の歴史的変遷
〔key word〕不眠症、診断基準、睡眠障害国際分類第3版(ICSD-3)、疾病及び関連保健問題の国際統計分類第11版(ICD-11)、精神障害の診断・統計マニュアル第5版(DSM-5)
・不眠症と加齢・性差
〔key word〕概日リズム、エストロゲン、プロゲステロン、血管運動神経症状、高齢者、不眠症に対する認知行動療法(CBT-I)
●不眠症の病態仮説
・不眠の経過を理解するーーSpielmanの3つのPモデル
〔key word〕不眠、3つのPモデル、Spielman
・過覚醒と慢性不眠障害
〔key word〕神経認知科学モデル、過覚醒、視床下部ー下垂体ー副腎皮質系(HPA axis)、交感神経ー副腎髄質系(交感神経系)、客観的な短時間睡眠を呈する不眠症(ISS)
・睡眠状態誤認
〔key word〕睡眠状態誤認、不眠、乖離、時間認知機能(TEA)
●不眠症の鑑別
・睡眠・覚醒相後退障害、非24時間睡眠・覚醒リズム障害
〔key word〕睡眠・覚醒相後退障害(DSWPD)、非24時間睡眠・覚醒リズム障害(N24SWD)、概日リズム睡眠・覚醒障害(CRSWD)
・むずむず脚症候群・周期性四肢運動障害
〔key word〕むずむず脚症候群(RLS)、周期性四肢運動障害(PLMD)、ドパミンアゴニスト、augmentation、α2δリガンド1
・薬剤性不眠とその周辺
〔key word〕薬剤性不眠、抗うつ薬、副腎皮質ステロイド、鎮痛薬
●不眠関連疾患
・不安関連疾患と不眠
〔key word〕不安症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、不眠、不眠症
・うつ病・双極性障害と不眠
〔key word〕うつ病、双極性障害、不眠、概日リズム睡眠・覚醒障害、時間生物学的治療
・統合失調症と睡眠
〔key word〕睡眠障害、睡眠ポリグラフ(PSG)、紡錘波、病状評価尺度、抗精神病薬
・認知症と不眠
〔key word〕不眠、認知症、行動・心理症状(BPSD)、アミロイドβタンパク(Aβ)、睡眠薬
・自殺と不眠
〔key word〕自殺、不眠、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、自殺の対人関係理論、視床下部ー下垂体ー副腎系(HPA系)
・高血圧と不眠
〔key word〕不眠症、睡眠障害、睡眠時無呼吸(SA)
・糖尿病と不眠
〔key word〕糖尿病、糖尿病合併症、不眠症、睡眠障害、睡眠治療
・睡眠時無呼吸・気管支喘息と不眠
〔key word〕閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)、中枢性睡眠時無呼吸(CSA)、睡眠関連低換気、comorbid insomnia and OSA(COMISA)、気道閉塞
【トピック】・COVID-19パンデミックにおける不眠
〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、不眠、睡眠・覚醒リズム
●不眠症の最新治療
・不眠症の薬物療法
〔key word〕睡眠薬、ベンゾジアゼピン受容体作動薬(BZ-RAs)、メラトニン受容体作動薬(MRA)、オレキシン受容体拮抗薬(ORA)、睡眠薬の適正使用
・不眠症の非薬物療法
〔key word〕不眠、認知行動療法、無作為割付対照試験(RCT)、系統的レビュー
・不眠症の新世代治療
〔key word〕反復性経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)、体温操作、高照度光療法(BLT)、不眠症
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●本特集では、「摂食障害対策の現状と最新トピックス」と題して、近年活発になってきた摂食障害対策の動向を知ることができるよう、厚生労働省事業や研究班、国内外の診療ガイドライン、新たに診療報酬が算定可能となった認知行動療法、日本摂食障害協会の活動などについて、それぞれを推進してきた執筆陣が詳しく解説。
●また、家族支援や高齢摂食障害患者の栄養指導、再栄養など最近の話題や、改めて確認したい面接の注意点についてもわかりやすく説明。現在の摂食障害医療の潮流を知ることができる内容となっています。
【目次】
日本と海外の摂食障害診療ガイドラインの現状
摂食障害治療支援センター設置運営事業の総括およびAMED研究班成果物について
摂食障害に対する認知行動療法(CBT-E)とその普及啓発活動
一般社団法人日本摂食障害協会の活動
摂食障害患者との面接の留意点ー精神科医の立場から
摂食障害者の家族支援
再栄養についてのアップデート
高齢摂食障害患者の栄養療法
[Column] 痩せすぎモデル問題とその背景ーどうして欧米では規制が進んでいるのか
[Column] 女性アスリートと摂食障害
●巻頭カラー
冬眠する哺乳類に学ぶー代謝変化により飢餓・寒冷を乗り切る仕組み〈前編〉
●スポット
野菜摂取量を非侵襲で推定できる「ベジチェック」
日本版敗血症診療ガイドライン2020について
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ
ざくろ
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
認定栄養ケア・ステーション くるみ
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
保健・医療・福祉の学問的なエキスパートを育成 神奈川県立保健福祉大学大学院 保健福祉学研究科 ヘルスイノベーション研究科 中島研究室
●こんだてじまん
じまんの一品料理 にんじんピューレ/医療法人啓仁会 所沢ロイヤル病院
●栄養指導に役立つ医薬品の知識
16.疾患における薬物治療と栄養(4) 消化器疾患に対して使用される薬剤
●Medical Nutritionist養成講座
水分投与量の決定:私の考え方(2)
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
30.菓子類2
●研究・調査
PHGG(グァーガム加水分解物)の炎症抑制および感染症予防の可能性の探索ー基礎的・臨床的意義の検討
●日本栄養士会医療職域
2021年度全国栄養士大会(オンライン)報告
自治体病院
彦根市立病院 栄養科の取り組み
精神科病院
精神科領域で求められる在宅での食事や栄養のサポート
厚生労働省・消費者庁
10月10日「世界メンタルヘルスデー2021」・他
●おしらせ
第8回日本サルコペニア・フレイル学会大会・他
・インスリンが発見されてから100年が経過し、その間にインスリン製剤や投与法の開発、膵・膵島移植療法の開発、1型糖尿病の病態や成因を解明するための研究など、世界中でさまざまな取り組みが行われてきた。
・わが国においても、日本人1型糖尿病の発症・進展様式における多様性に基づき、急性発症1型糖尿病、緩徐進行1型糖尿病、劇症1型糖尿病のサブタイプが確立され、その成因や病態に関する知見が積み重ねられてきた。
・本特集では、1型糖尿病診療・研究の進歩や課題に関する現状や取り組みについて、広範囲にわたって各分野の最前線でご活躍されている先生方に解説いただく。
■ 1型糖尿病 -診療と研究の最前線 5月第1土曜特集
・はじめに
●総論
・わが国の1型糖尿病研究の歴史と展望
〔key word〕NODマウス、膵生検、緩徐進行1型糖尿病、劇症1型糖尿病
・1型糖尿病の疫学
〔key word〕小児1型糖尿病、発症率、年次推移、レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)
・日本人1型糖尿病の発症・進展様式における多様性
〔key word〕1型糖尿病、緩徐進行1型糖尿病(SPT1DM/SPIDDM)、劇症1型糖尿病(FT1DM)、急性発症1型糖尿病(AT1DM)、エンテロウイルス(EV)、急性感染、持続感染
●治療技術の進歩
・インスリン製剤のUPDATE
〔key word〕超速効型インスリン製剤、持効型溶解インスリン製剤、スマートインスリン
・カーボカウント最前線
〔key word〕カーボカウント、糖質、経験則
・CGMの進化と有用性
〔key word〕持続血糖モニター(CGM)、レトロスペクティブCGM、リアルタイムCGM(rtCGM)、間歇スキャン式CGM(isCGM)、血糖変動、遠隔医療
・インスリンポンプ療法の進歩
〔key word〕インスリンポンプ療法(CSII)、sensor augmented pump(SAP)療法、ハイブリッドクローズドループ(HCL)
・1型糖尿病に対するSGLT2阻害薬併用療法を安全に活用するために
〔key word〕1型糖尿病、SGLT2阻害薬、正常血糖ケトアシドーシス
・膵・膵島移植の現状と展望
〔key word〕膵移植(膵臓移植)、膵島移植、異種移植、再生医療、インスリンポンプ
●診療上の課題
・緩徐進行1型糖尿病の管理
〔key word〕緩徐進行1型糖尿病、抗glutamic acid decarboxylase(GAD)抗体、Tokyo Study
・1型糖尿病合併妊娠の管理ーー指標をもって治療を行う
〔key word〕1型糖尿病合併妊娠、計画妊娠、持続血糖モニタリング(CGM)、インスリンポンプ療法(CCSII)
・低血糖の病態と対処法
〔key word〕重症低血糖、無自覚性低血糖、低血糖関連自律神経応答不全
・COVID-19と1型糖尿病
〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)、糖尿病、高血糖
・1型糖尿病診療におけるトランジション
〔key word〕1型糖尿病、小児、トランジション
・糖尿病キャンプと患者会活動ーー心理社会的支援の重要性
〔key word〕サマーキャンプ、患者会、先進医療、チーム医療、地域医療連携
●病態研究
・日本人1型糖尿病のデータベースーーTIDE-J研究を中心に
〔key word〕1型糖尿病、3亜型、データベース、日本人、TIDE-J研究(Japanese type 1 diabetes database study)
・1型糖尿病の遺伝素因
〔key word〕1型糖尿病、疾患感受性遺伝子、HLA遺伝子、全ゲノム関連解析(GWAS)
・劇症1型糖尿病研究UPDATE--irAEも含めて
〔key word〕劇症1型糖尿病、膵β細胞傷害、免疫チェックポイント阻害薬関連1型糖尿病(ICI-DM)
・1型糖尿病の病態と診断における膵島関連自己抗体の意義
〔key word〕膵島関連自己抗体、緩徐進行1型糖尿病、親和性、予知
・1型糖尿病モデル動物を用いた成因研究
〔key word〕1型糖尿病(T1D)、自己免疫、腸管ホメオスタシス、腸内細菌叢、免疫細胞内代謝
・1型糖尿病における膵島特異的細胞性免疫
〔key word〕1型糖尿病、T細胞、インスリン、GAD、NODマウス
・膵組織所見から1型糖尿病の成因を探求する
〔key word〕1型糖尿病、膵島炎、膵重量、Pseudo-atrophic islet
・1型糖尿病とグルカゴン分泌調節異常
〔key word〕グルカゴン、α細胞、1型糖尿病
●治療研究
・バイオ人工膵島の可能性
〔key word〕バイオ人工膵島、膵島移植、1型糖尿病(T1DM)、再生医療
・膵β細胞再生医療の可能性ーー脂肪由来幹細胞の有用性
〔key word〕再生医療、脂肪由来幹細胞(ADSC)、インスリン産生細胞(IPC)
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・口腔内の細菌とウイルスは血流や誤嚥を介してほかの臓器に運ばれるため、歯周疾患や齲蝕などの口腔感染症を単に口腔内に限局した疾患ではなく、全身に影響を及ぼしうる疾患として捉える必要がある。
・口腔ケアをはじめとする口腔健康管理が糖尿病や誤嚥性肺炎の予防に有効であることは広く認知されて久しい。とくに、周術期における口腔ケアが、口腔微生物に起因する肺炎などの術後合併症を減少させる。
・そこで本特集では、豊富で固有な微生物層を抱える口腔と全身疾患との関連を研究する各分野の第一人者の先生方に、疾患発症に関わる最新知識を解りやすく解説いただく。
■ 口腔と全身疾患研究の最前線
・はじめに
・ 口腔細菌叢解析の臨床意義とその手法
〔key word〕口腔細菌叢、メタゲノム解析、アンプリコン解析、分子疫学
・口腔と脳機能・認知症との関連性
〔key word〕Porphyromonas gingivalis(P. gingivalis)、菌血症、アミロイドβ、脳炎症
・口腔と呼吸器疾患との関連ーー口腔細菌による下気道炎症進展の可能性
〔key word〕口腔細菌、歯周病、肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
・齲蝕原性細菌の引き起こす循環器疾患
〔key word〕Streptococcus mutans(S. mutans)、コラーゲン結合タンパク、感染性心内膜炎、脳血管疾患
・歯周病と糖尿病の相互作用
〔key word〕adipocyte-macrophage interaction、急性期タンパク、インスリン抵抗性
・口腸連関から紐解く歯周病と全身疾患の相互作用
〔key word〕口腔細菌叢、腸内細菌叢、歯周炎、全身疾患
・口腔内細菌と妊娠
〔key word〕胎盤、妊娠合併症、妊娠高血圧症候群
・歯周病と関節リウマチ
〔key word〕関節リウマチ(RA)、歯周病(PD)、破骨細胞、抗シトルリン化タンパク/ペプチド抗体(ACPA)、PAD
・口腔とフレイル・サルコペニアとの関連ーー口腔健康管理の重要性
〔key word〕高齢者、口腔機能、QOL、フレイル、サルコペニア
●TOPICS
腎臓内科学
・フェロトーシスを標的とした急性腎障害の治療薬の探索
遺伝・ゲノム学
・精子幹細胞の自家移植による先天性男性不妊マウスからの子孫作成
癌・腫瘍学
・肺腺癌の初期からstratifinは腫瘍性タンパク質のユビキチン化による分解を抑制し、悪性化に関与する
●連載
この病気、何でしょう? 知っておくべき感染症
・10.広東住血線虫症(髄液検査で好酸球増多が?)
〔key word〕広東住血線虫、好酸球性髄膜炎、好酸球増多症、アフリカマイマイ
いま知っておきたい最新の臨床検査ーー身近な疾患を先端技術で診断
・9.鉄代謝検査
〔key word〕トランスフェリン、トランスフェリン飽和度、フェリチン、ヘプシジン
●フォーラム
日本におけるワクチン不信を巡る謎
・2.戦後の日本におけるワクチンと予防接種
●速報
・新型コロナウイルス感染症の初年度死亡率からみた消化器がん検診の必要性
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
●世界を照らすクリエイティビティの力
私たちが大好きなアーティスト、デザイナー、作家たち32人が
逆境からインスピレーションを受け、世間から切り離された状況の中で制作した
オリジナル作品を集めたポートフォリオ。豊かな感性が、光と希望のありかを示す。
●6人の女たちが歩む希望の道
ほんの数カ月のあいだに、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックは
これまで当たり前だった私たちのシステムやルーティン、そして生活のすべてを覆してしまった。
けれども実は、ずっと以前に変わるべきだった多くの問題が露呈したのも確かだった。
クリスティ・ターリントン・バーンズは世に希望を与える5人の女性たちと対話を持った。
オリンピックの金メダリスト、アリソン・フェリックス。アメリカ合衆国下院議員、ローレン・アンダーウッド。
公衆衛生の専門家、リアナ・ウェン医師。モデルのアシュリー・グラハム。ニューヨーク州知事補佐官のメリッサ・デローサ。
それぞれが新型コロナウイルス感染症後の世界に対するヴィジョンを持っている女性たちだ。
彼女たちの意見に共通するのは、誰にとっても公平で、正しく、安全な世界を目指すこと。
そして、それはこれまでの日常を切り離し、新たな異なる世界へと向かう道筋になる。
●メイクアップで元気になる!
“メイクセラピー”という言葉があるように、メイクアップは見た目だけではなく、気持ちに働きかける効果もある。
世界中が自粛ムードの今、8人のメイクアップアーティストがそれぞれの思いをぶつけた、
今シーズンだけのスペシャルフェイスチャート。
●私に愛をくれるもの
一輪の花、純粋無垢な子どもの笑顔……。
『ハーパーズ バザー』を彩ってきたクリエイターたちの心を豊かにするものとは?
彼らの日々の細部に宿る愛すべき存在についてパーソナルな思いとともに語ってくれた。
●毎日の笑顔を大切に!心が躍るおしゃれリマインダー
これまでとは違う、新しい生活様式が日常にもたらされた今。
混沌とした世界に、希望や喜び、そして夢を与えてくれるのがファッションのちから。
新シーズンの訪れは、創造性を最大限に生かして“New Normal”を謳歌しよう。
●美しいものはすぐそばに
日常の意味が加速度的に変わる今。4名の女性フォトグラファーが“現在の日常”を撮影。
彼女たちから届いたのは、家族や友人、そして自分自身のポートレート。
その等身大の姿は見るものを、引き付ける。モデルとは違う魅力。
身近な絶景。希望も幸せも、求めているものは変わらない。全部一番近くにある。
●お気に入りは変わらない
ドレスよりもセンシュアルにタキシードを纏う。フリルを楽しむ大人の余裕。
優雅さ漂うツイードのセットアップ……
クラシカルは時を超えて、なりたい!着たい!を刺激する。
●空想の世界、私のユートピア
グッチのキャンペーンも手がけるアーティスト、アレックス・メリー。
『ハーパーズ バザー』のために描き下ろしたイラストをはじめ、
ファンタジックな世界観を表現した作品の背景に迫る。
【特集】
●私たちはウイルスの世界に生きている
新型コロナウイルスが世界を震え上がらせて1年余り。ウイルスといえば、感染症の病原体としておそれられることが多いが、実は、太古の時代から生物の進化で重要な役割を果たしてきた。ヒトゲノムの約8%が、遠い祖先が感染したウイルスに由来するという。
●新天地を目指す女性たち
2019年、世界では1億3000慢人の女性が生まれた国の外で暮らしているという。また同年だけで、何千万人という女性が自然災害や暴力、貧困、病気などによって、国内や国外の見知らぬ土地へと移り住んでいる。この特集では、新天地を目指して歩き出した5人の女性たちの姿を追った。
●コスタリカ 野生の楽園
豊かな生物多様性が守られてきたコスタリカのオサ半島。パンデミックで保護活動が危機に直面している。
●モニュメントは何のため?
人種差別への抗議運動が続く米国で、奴隷制を死守しようとした“反逆者”のモニュメントが撤去されている。
【コラム】
●PROOF 世界を見る「生き続ける植物たち」
300年以上をかけて世界各地から集められた植物が、英国ロンドンにある自然史博物館の標本室で大切に保存されている。かつて生命を輝かせていた植物たちがひっそりと守られ、写真家の手で今、美しい画像として新たな生命を与えられた。
●EXPLORE 探求するココロ
「進化する宇宙のトイレ」「火山雷の謎を追う」「時計職人の道具」「氷の海でサーフィン」
●THROUGH THE LENS レンズの先に「綱渡りの生活を撮る」
中国南西部を流れる怒川。その激流を渡るには、一昔前まで両岸に架けられた鋼鉄製のケーブルを滑車とロープで伝うしかなかった。変わりつつある少数民族の伝統的な暮らしを、写真家が記録していた。
●読者の声
●テレビでナショジオ
●次号予告
●日本の百年「八丈島で乳搾り」
●今月の表紙:ミミウイルスは大きく複雑な構造をもつウイルス。科学者たちはこのウイルスを研究して、ウイルス全般の起源と増殖に関する理解を深めたいと考えている。■ウイルスがつくる人間の営み〜すべてのウイルスが人間にとって脅威となるわけではない■新天地を目指す女性たち■コスタリカ 野生の楽園を守る 他
■【特集1】コロナ後の新常態 危機を好機に変えるカギ 新型コロナウイルスが世界のヒト・モノ・カネの動きを止めてしまった。
未曽有の危機に直面し、経済・社会活動は強制的な変化を余儀なくされたが、
私たちは「当たり前」を奪われた不便さとともに、新たな価値や可能性に気づきだした。
様々な分野で「新常態」への移行が始まるが、その変革の波を捉えるためのカギを探った。
文・滝田洋一、國分俊史、磯山友幸、出口治明、鵜飼秀徳、編集部
PART 1:コロナリスクを国有化する欧米 日本は大恐慌を乗り切れるのか?
PART 2:パンデミックで見直される経済安保 新たな資本主義モデルの構築を
PART 3:コロナ大恐慌の突破策「岩盤規制」をぶっ壊せ!
PART 4:個人情報を巡る官民の溝 ビッグデータの公益利用は進むか?
PART 5-1:大学のグローバル競争は一層激化 ITとリアルを融合し教育に変革を
PART 5-2:顕在化する自治体間の「教育格差」 オンライン授業の先行モデルに倣え
■【特集2】コロナ後に見直すべき 日本の感染症対策の弱点
渋谷健司、堀 成美、福田 充、土居丈朗、坂元 昇、編集部
PART 1:長期化避けられぬコロナとの闘い ガバナンスとリスコミの改善を急げ
PART 2:感染症ベッド数が地域で偏在 自由な病院経営が生んだ副作用
PART 3:隠れた医師不足問題 行政医が日本で育たない理由
■WEDGE_ OPINION
・米国主導のWHO改革に日本も積極関与を
詫摩佳代(東京都立大学法学部教授)
■WEDGE_REPORT.1
・「売上蒸発」で金融支援も限界 迫る中小企業の大廃業時代
中西 享(ジャーナリスト)
■WEDGE_REPORT.2
・サイバーウイルスも感染拡大 急増するテレワークに潜む死角
山田敏弘(ジャーナリスト)
■WEDGE_REPORT.3
・クルーズ船消毒の過酷な舞台裏 綱渡りの人材確保と薬剤調達
児玉 博(ジャーナリスト)
■連載
・【新連載】経済の常識 vs 政策の非常識:所得制限は机上の空論 緊急時は一律給付が最善策(原田 泰)
・米国で挑む闘魂経営:米日を繋いだアイリーン・ヒラノ・イノウエさん(藤田浩之)
・国防の盲点:コロナ禍を機に専門家集団の組織化急げ(勝股秀通)
・ノンフィクション再読のススメ:からくり民主主義(稲泉 連)
・【特別編】世界の記述:コロナ禍に見舞われる世界
・各駅短歌:写真(穂村 弘)
・中国 覇権への躓き:労農同盟という正統性が揺らぐ共産党(鈴木 隆)
・時流仏流:コロナ禍に考える弔いの意味(鵜飼秀徳)
・VALUE MAKER:カカオでつなぐ日本とコロンビアの懸け橋(磯山友幸)
・さらばリーマン:アパレルから転身 縁が縁を呼びクリーニング業界で冬の時代を生き抜く 茂木康之さん(クリーニング リブレ代表)(溝口 敦)
・戦国武将のマネー術:既得権を排しインフレ誘導を行った松永久秀(橋場日月)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●新刊クリップ (足立倫行)
●読者から/ウェッジから
※今月の「Global Economy」、「道半ばの社会保障改革」は休載させていただきます。
なお同連載筆者の滝田洋一氏、土居丈朗氏の記事をそれぞれSPECIAL REPORT、SPECIAL REPORT2にて掲載しております。◆特集「コロナ後の新常態」・新型コロナ危機はこれまでの常識を大きく覆し、潜んでいたリスクや隠れていたチャンスを顕在化させた。否が応でもコロナ後の世界は変わってくる。「適者生存」の原則に則り変革を。各専門家の知見を聞き、そのヒントを提示する。
【特集:大学入学共通テスト 初戦突破へ 対策総仕上げ!】
・灘校・キムタツ先生からのメッセージ
初めての共通テストに挑む君たちへ
・進路の先生が見る 共通テスト受験1期生の現在地
・共通テスト最終対策&本番解答術
PART1 英語・数学・国語 PART2 理科・地歴・公民
・共通テスト本番!試験時間を制する10の作戦
・大学入学共通テスト 直前・当日シミュレーション
・同じ轍を踏まない! 試験当日のミス・トラブル大全
・直前期&試験本番 最適コンディションを整えるエクササイズ
・合格体験記 先輩たちが戦った30日の軌跡
・古文・漢文 “失点防止&得点アップ”のツボはここだ!
[自己採点後に]
・自己採点結果別 進路の先生 全力アドバイス
・共通テスト後のシミュレーション! 2021年2次・個別試験を展望
[入試トピック]
・一般選抜の「オンライン入試」はどう行われるのか?
・共通テスト当日の新型コロナウイルス感染症対応が決定!
【好評連載】
・東大クイズ王「突き抜けろ、学力!」
・受験生の健康キープ委員会がゆく!
・共通テスト+難関大入試対策 螢雪合格塾
《螢雪時代編集長コメント》
初の大学入学共通テストの実施が近づいています。
「もう30日しかない…」と考えるか、
「まだ30日もある!!」と考えるか。
その意識の違いで、
今後の学力の伸びに大きな差がでるでしょう。
得点は、これから段階的に伸びていきます。
急に手ごたえを感じて、得点が飛躍することも。
時間がないと諦めたら、飛躍の可能性はゼロです。
これからが“初戦(=共通テスト)”の成否を分ける
頑張りどころです。
この時期からは、試験当日の解答を想定して
確実に得点を積み上げていく学習を進めましょう。
本号では、そうした共通テスト直前対策を特集します。
初の試験本番で動揺せずに、実力を発揮するには
事前のシミュレーションも欠かせません。
前回のセンター試験の受験体験談も参考に
イメージトレーニングも行っておきましょう。大学入学共通テスト 初戦突破へ 対策総仕上げ! 2021年大学入学共通テスト 主要科目別 最終対策&本番解答術
【有訓無訓】 明確な理念を持った リーダーが活躍し続ける それはコロナ後も同じだ●奥村 昭博氏[慶応義塾大学名誉教授]
【編集長の視点】 官僚もはまる常識の罠 正常性バイアスを超えろ
【ニュースを突く】 専門家会議への責任追及はお門違い●橋本 宗明[本誌編集委員]
【時事深層】 INSIDE STORY:コロナ・エフェクト コロナ禍でネット広告を“爆買い” 覇権狙う中国、国際世論を操作
MEDICAL:レムデシビルに続き、アビガンも 異例の承認、欠かせぬ慎重な投与
COMPANY:利用者が急減、資金繰り盤石と言えず スカイマークに再び暗雲
INDUSTRY:コロナ禍で営業自粛が長期化 「対面」の価値問われる大手生保
COMPANY:新型コロナで株価急騰も メルカリ、米事業の不安消えず
INDUSTRY:無印良品がアマゾンを頼る引き金に ネット通販パンク、解決阻む「3密」
INDUSTRY:コロナ禍で始まった本部の破産申請 フランチャイズ、連鎖倒産の懸念
FRONTLINE 上海:コロナ対応で開く国際教育格差(上海支局 広岡 延隆)
グローバルウオッチ:コロナ拡大で中国批判「最悪の攻撃
【特集】 コロナ・エフェクト 所得崩壊 年収2割減も現実に
【スペシャルリポート】 2020年「女性が活躍する会社」ランキング 女性管理職の増やし方 「私には無理」、こう解消
【不屈の路程 SERIES5 No.3 創業家から経営を受け継ぐ重み●小濱裕正 カスミ 会長 スーパーは地域と共に】 0
【連載小説】 Exit:第31回 「リフレ派」
【テクノトレンド】 SARがひらく宇宙新産業 地表の「電波の目」、株価予測も
【編集長インタビュー】 「あるはずない」が起きた●佐山展生氏[スカイマーク会長]
【敗軍の将、兵を語る】 中国客激減で無念の閉館●松島 典子氏[温泉旅館「華の湯」女将]
【世界の最新経営論】 「アラインメント」解明の威力 風呂敷を巧みに包み直せ●チャールズ・オライリー氏[米スタンフォード大学経営大学院教授]
【小田嶋 隆の「pie in the sky」〜 絵に描いた餅べーション】 考えることは最高の時間つぶしだ
【CULTURE】 BOOK:閑散とした渋谷の映像が語るもの
【世界鳥瞰】 FINANCIAL TIMES:市場主義が生んだマスク不足
FINANCIAL TIMES:感染症との戦い、これからが本番
The Economist:露呈した中国社会保障の現実
【賢人の警鐘】 「収束後もV字回復はない 『総司令官不在』の世界 ギグ・エコノミーが希望」●丹羽 宇一郎氏[伊藤忠商事元会長]
●特集
演奏活動における“新しい様式”のヒント
新型コロナウイルス感染症拡大で、吹奏楽を取り巻く状況は一変しています。2月末の休校要請、4月の緊急事態宣言、5月末の宣言解除から、全国各地で状況はさまざまですが、「今までどおりの活動」をすることが難しくなりました。そんななかで“新しい活動スタイル”を模索しつつ、少しずつコンサートや講習会などが開催され始めました。今月の特集では、実際に演奏会を開いてみたスクールバンドの実際の様子や、部員が演奏できる場をいろいろ工夫して実現させた例などをもとに、“withコロナ”の時代に則した活動のあり方をいろいろとご紹介しています。
●表紙&SPOTLIGHT
MagnumTrio
2006年に結成された、時代の先を行くフルートアンサンブルの登場です。 メンバーは東京藝術大学出身の多久潤一朗、神田勇哉、梶原一紘の3人。彼らは、フルートという楽器のイメージからは想像できない、音響を生み出す特殊奏法や超絶技巧に加え、ピッコロからコントラバスフルートなどの特殊管、また尺八、リコーダー、スライド式改造頭部管やエフェクターなどを駆使します。そのパフォーマンスは世界的にも注目を集め、日本各地はもとよりイギリス、カナダ、ロシア、韓国など、さまざまな国から呼ばれて公演を行なっています。インタビューでうかがった興味深いお話をぜひお読みください!!
●BJアーカイブ集8(1971年12月号)
特集 アンサンブルのすすめ
アンサンブルコンテストの季節となりました。この時期に合わせて、今から半世紀前の有識者の方々がどんなアドバイスをされていたのか、ぜひ読んでいただきたいです。大切なことは時代を超えて不変です。
●ガンバレ!! 小編成バンド・選
北海道砂川市立石山中学校吹奏楽部23人のバンド仲間たち(2007年9月号掲載) 2006年に宮城県で開催された「第6回東日本学校吹奏楽大会」に21人で出場し、《トッカータ》(フレスコバルディ/スローカム編)を演奏して見事金賞を受賞した同校吹奏楽部。その大会の講評で、審査員の一人だった作曲家の鈴木英史氏は、「言うべき言葉がないくらい一人ひとりの音楽性の高さが、全体の流れを自然に生んでいます。本大会中、個人的に最も感銘を受けた演奏で、極上の音楽を堪能しました」と絶賛しています。なぜこのような演奏が生まれたのか、改めてお伝えします。また当時の部長さんにも、中学での活動をふり返ってもらいました。
●My楽器Myパートナー
丸田悠太(フルート)
●グラビア
Concert Review
東京佼成ウインドオーケストラ第150回定期演奏会
オオサカ・シオン・ウインドオーケストラ第132回定期演奏会
金管五重奏 MIYABI
Graphic Special
須川展也 バッハ・シークェンス
孤高のホルン〜映画の世界 福川伸陽
広島県吹奏楽フェスティバル2020
●好評連載
連載 管・打楽器奏者のための“ヨガ”教室 吉田巴瑛
リレー連載 吹奏楽“仕事人”列伝ーー未来への道しるべ 原 源郎
こちら西久保打楽器研究室 西久保友広
Band Music Repertoire(後藤洋)
演奏に役立つ One Point Lesson(12楽器)
●別冊付録楽譜
和声感と表現力を磨くコラール集・第3巻(伊藤康英編)
昨年の8月号・9月号に続く、伊藤康英先生によるコラール集の第3弾。J.S.バッハのオルガン小曲集の1曲、「O Mensch, bewein dein S?nde gro?(おお、人よ、汝の罪の大いなるを嘆け)」をもとに5段階にアレンジ。非和声音のない状態から、だんだんと非和声音や装飾音が加わり、最後にはバッハの原曲へとたどり着きます。小編成でも大編成でも演奏できるようになっているので、バッハ作品の持つ美しい響きをさまざまな形で楽しんでいただければと思います。
※記事や付録のタイトル、内容は変わることがあります。特集:演奏会の“新しい様式”のヒント(仮題)
【有訓無訓】 ビジョンを示せぬなら リーダーではない。 明確な目標こそ勝つ力●森 正勝氏[アクセンチュア元会長、国際大学特別顧問・名誉教授]
【編集長の視点】 今週の名言:大事なのは成長?お金? 年収3分の1への転職
【ニュースを突く】 新型ウイルス、真の影響はこれから●小平 和良[本誌副編集長]
【時事深層】 INSIDE STORY:止まらぬ新型コロナウイルス感染 SARSの教訓は生きたのか
INSURANCE:地震や洪水などのほか感染症も想定 世界で注目浴びる「大災害債」
COMPANY:任天堂、「スイッチ」好調で スマホ強化はトーンダウン
COMPANY:大阪のIR事業者にオリックスが名乗り 地元財界が覚える一抹の不安
COMPANY:1本300万円の「山崎55年」発売へ 原酒不足、サントリーに滲む焦燥
INDUSTRY:カインズ、米データ企業に出資 地方小売り、実は進むデジタル化
FRONTLINE ロンドン:株主か顧客か、英BAの悩み(ロンドン支局 大西 孝弘)
グローバルウオッチ:米国が「新NAFTA」批准
【特集】 あなたを鍛える会社
【編集長インタビュー】 「自信の回復」で人は生きる●野村 克也氏[野球評論家・元プロ野球監督]
【ゼミナール 逆・タイムマシン経営論 「飛び道具トラップ」に気をつけろ 第1回 猫も杓子もサブスクの愚 「同時代性の罠」にはまるな●楠木 建氏[一橋ビジネススクール教授]】 杉浦 泰氏[社史研究家]
【ケーススタディー】 アイリスオーヤマ(生活用品の企画・製造・販売) 何でも「自前」で安さ追求
【不屈の路程 SERIES2 No.2 洋菓子店でのバイトが転機、がむしゃらに起業へ●粟田貴也 トリドールホールディングス社長兼CEO うどんが拓いた未来】 0
【連載小説】 Exit:第18回 「コールプランニング」
【フロントランナー 創造の現場】 フレアス(訪問マッサージ) 寝たきり患者救う元ニート
【テクノトレンド】 ホームドア設置まだ3割弱 「軽く・安く・賢く」転落防ぐ
【敗軍の将、兵を語る】 子供医療、完全無償限界に●森 哲男氏[兵庫県三田市長]
【気鋭の経済論点】 100兆円超え予算に潜む課題 知財投資高める仕組み作りを●星野 卓也氏[第一生命経済研究所副主任エコノミスト]
【世界鳥瞰】 The Economist:英、第3のリセットを成就する法
The Economist:中東和平を葬り去る新和平案
FINANCIAL TIMES:英5G網、投資計画の見直し必至
【小田嶋 隆の「pie in the sky」〜 絵に描いた餅べーション】 ONE TEAMとレミングの差
【CULTURE】 BOOK:経験から染み出す言葉
【賢人の警鐘】 ジェンダー・ギャップ指数 日本が低い原因は管理職。 昭和の価値観に負けるな●鈴木 茂晴氏[日本証券業協会会長]
●特集1
コンクール ドラマチック・ストーリーズ2021
2021年度のコンクールは、コロナ禍のなか、感染症対策を万全にして開催されました。やはり現場では、いろいろな出来事やドラマがあるものです。「わずか13名で全国大会に出場したバンド」「顧問の世代交代のあった学校」「行政の指導でコンクールに出られなかった団体」など、編集部が注目したエピソードを紹介します。
●特集2
第69回全日本吹奏楽コンクール自由曲集計
恒例の自由曲集計。今年度、コンクールで最も多く演奏されたのは、どの曲でしょうか? コロナの影響で傾向に何か変化はあるのでしょうか? データから来年度の傾向と対策が見えてくることでしょう。
●表紙&SPOTLIGHT
第69回全日本吹奏楽コンクール全国大会「中学校の部」金賞団体
全国大会の「中学校の部」で金賞を受賞した、8団体のステージを表紙に掲載します。またSPOTLIGHTでは、これらの団体の舞台のスナップ写真を今月号と同様にお伝えします。
●巻頭特集
第34回全日本マーチングコンテスト
晩秋の候となる11月21日(日)、周囲の紅葉が美しくなった大阪城ホールで、マーチングコンテストが開催されました。その模様を、豊富な写真とともに紹介します。
●イベント
第40回全日本小学生バンドフェスティバル
全日本マーチングコンテストに先がけて、11月20日(土)に小学生たちが同じ大阪城ホールで素敵な演奏を繰り広げました。どんな演奏を聴かせてくれたのでしょう。
●イベント
2021(第27回)日本管楽合奏コンテスト全国大会(中学校A・B部門、中学・高校S部門、小学校部門)
1月号に引き続き、日本管楽合奏コンテスト全国大会の11月13日以降に開催された部門の様子を写真と講評(全体評)で紹介します。
●イベント
第23回全日本高等学校吹奏楽大会in横浜
吹奏楽の枠に縛られることなく、自由な創意工夫によって吹奏楽の可能性を考えることをめざしたこの大会も24回目となりました。今年のグランプリはどの団体の手に。
●my楽器myパートナー
上原宏さん(ホルン/東京佼成ウインドオーケストラ)
●別冊付録楽譜
《結びぞめ》(長生淳/BJ委嘱作品)[パート譜]
長生淳氏によるバンドジャーナル委嘱作品、今月のフルスコアはチェックしていただけたでしょうか。次号はパート譜を掲載します。楽譜にちりばめられた旋律・モチーフから、みなさんがどんな音楽を紡ぐのか。さまざまな演奏を聴かせていただければ嬉しいです。
※内容は変更になる場合があります。特集:コンクール ドラマチック・ストーリーズ2021
表紙の人インタビュー 宮本信子さん
【連載】山内恵介の会いたい人Vol.4 山田邦子さん
枡野俊明“こころを磨く”禅的生活
中島京子 羊のところへはもどれない
この人に聞きたい 伊藤健太郎さん
頑張りすぎずに生涯現役
志穂美 悦子さん 柏崎久恵さん 松浦幸子さん
【特集】今年のうちにすっきり片づけ
古堅純子さん 捨てない&ざっくり片づけ
藤原千秋さん 今年は頑張らない大掃除
雪景色に心惹かれて 石井宏子さん
いつものスタイルを一新する!「色」の着こなしレッスン
5歳若返る“下着”の威力 おぬまともこさん
桐原春子さんの育てる、味わう。ハーブ生活 拡大版
ハーブでクリスマスを彩る
気分が上がる! 自分でできるネイルカタログ
ゆうゆうモデルのきれい習慣
ほっこり鍋レシピ
新型コロナ&インフルエンザに負けない体づくり
大谷義夫さんの感染しない生活術
1日1分からできる冷えとり&免疫力アップ
これからの時間を困らずに生き抜くためのお金講座
「取引金融機関の整理」
シニア向け住宅の探し方・選び方 岡本弘子さん
【別冊付録】
ゆうゆう通販 リーズナブルに旬の装いを楽しむ 冬の大人スタイル
【連載】
今森光彦 里山の四季 心の旅へといざなう風景
石田純子の誌上おしゃれコンサル
いま気になる病気 「乾皮症(乾燥性湿疹)」
細谷亮太 ちょっと休憩、ここで一句表紙:宮本信子さん 特集(1)「今年のうちにすっきり片づけ」、(2)山内惠介さん「会いたい人」ゲスト/山田邦子さん、(3)医師が実践!「新型コロナ&インフルエンザ対策」、他
●日本陸上界No.1は誰だ!?
「ナンバー1」をテーマに企画満載
今号の特集は日本陸上界の「No.1」。巻頭では五輪・世界選手権金メダル、日本選手権20連覇の偉業を達成したレジェンド、男子ハンマー投の室伏広治氏へインタビュー。「No.1」に目覚めた瞬間や、これまでの偉業を振り返ってもらった。また、十種競技日本記録保持者の右代啓祐(国士舘クラブ)には、SNS連動企画としてファンから募集した100の質問にアンサー。他にも、桐生祥秀(日本生命)、小池祐貴(住友電工)、橋岡優輝(日大)、北口榛花(JAL)らトップ選手25人に緊急アンケートを実施、「自身が選ぶベストパフォーマンス」などを聞いた。陸上ファンが楽しめる特集なのはもちろん、トップアスリートたちのメンタリティを感じられて中高生必見の内容だ!
●今月も〝ブカツ〟応援企画!
津波響樹のメンタル、ヘンプヒルのトレーニング
中高生に向けた好評の〝ブカツ〟応援企画。今号では走幅跳の津波響樹(大塚製薬)が語るメンタルコントロール、七種競技のヘンプヒル恵(アトレ)のトレーニングを紹介する。また「陸上競技のハジメ」は100mハードルの木村文子(エディオン)に、部活動に関するアレコレを聞いた。過去に掲載したトレーニングを『復刻』して、限られた場所でできる練習メニューも紹介する。
●Road to Hakone Ekiden
4年生ライバル物語!
大学駅伝でスポットを当てるのは大学4年生世代。青学大・吉田圭太のインタビューに加え、中学から続くライバルストーリーを追った。また、「No.1は誰だ」企画に連動し、上田誠仁氏(山梨学大監督)と渡辺康幸氏(元早大駅伝監督)に「箱根駅伝ドリームチーム」を選んでもらった。果たしてどんな名前が並ぶのか、ぜひチェックしてほしい!
【Special Issue】
●No.1は誰だ
・巻頭特別インタビュー
室伏広治「自分自身の可能性が感じられるからこそスポーツは楽しい」
・日本陸上界KINGのすべて
右代啓祐への100Questions!
・レジェンドたちのベストシーン
朝原宣治/海老原有希
・トップ選手25人が選ぶ印象に残ったパフォーマンス
・日本一の誇りと呪縛
矢澤 航/ヘンプヒル恵
・指導者の心に残るランナー
宗 茂(旭化成陸上競技部元監督)
・2番だったから見えた景色 渡邉高博
・月陸記者、カメラマンが選ぶ伝説の試合
・データで紐解く日本陸上No.1
・All for TOKYO2020+1
池田向希「歩き続ける生粋の〝負けず嫌い〟」
鍋島莉奈「東京五輪の舞台で輝くために」
・Memory of Monthly Athletics陸上の記憶
・短期連載 トップ選手の復活譚/今井正人
・Rising Star Athlete 廣中璃梨佳
【トレーニング&技術】
〝ブカツ〟応援企画
・津波響樹選手流メンタルコントロール
・木村文子選手が伝授する「陸上競技のハジメ」
・ヘンプヒル恵サーキットトレーニング&ウォーミングアップ
・【復刻】強豪チームから学ぶ「家トレ」
・げつりく栄養講座
・アスリートのためのコンディショニング
・トレーニング講座
・すぐできるフィジカルトレーニング
【特集&ニュース】
・高校、中学最新情報
・新年度47都道府県高校&中学種目別No.1
・東京五輪エントリースタンダードが決定
・東京五輪参加標準記録突破者、世界ランキング上位選手
・海老原有希 4月から国士大大学院へ
・Road to Hakone Ekiden 4年生特集
吉田圭太(青学大)学生長距離界のエースへ/4年生ライバル物語
・特別企画 上田誠仁氏&渡辺康幸氏が選ぶ箱根駅伝ドリームチーム
【World Information】
・サルワ・エイド・ナセル(バーレーン/女子400m)
・ワールドトピックス
【TOPICS】
・中高生のためのオンライン陸上クラブ「CORD T&F」が発足
・「軽度高気圧酸素」の仕組みと効果 後編
・ウイスルに負けない!! 感染症を防ぐ「免疫力」アップの仕組みと方法
【好評連載】
・世界のレジェンド
・TEAM FILE 泉中学校(秋田)
・陸上つわもの列伝
・My Privacy 崎山雄太(愛媛陸協/男子やり投)
・レコード・ライブラリー
・陸上観戦のトリセツ ほか
【情報コーナー】
・NEWSフラッシュ
・インフォメーション
・4団体情報(実業団・学連・高体連・中体連) ほか●日本陸上界No.1は誰だ!?
「ナンバー1」をテーマに企画満載
今号の特集は日本陸上界の「No.1」。巻頭では五輪・世界選手権金メダル、日本選手権20連覇の偉業を達成したレジェンド、男子ハンマー投の室伏広治氏へインタビュー。「No.1」に目覚めた瞬間や、これまでの偉業を振り返ってもらった。また、十種競技日本記録保持者の右代啓祐(国士舘クラブ)には、SNS連動企画としてファンから募集した100の質問にアンサー。他にも、桐生祥秀(日本生命)、小池祐貴(住友電工)、橋岡優輝(日大)、北口榛花(JAL)らトップ選手25人に緊急アンケートを実施、「自身が選ぶベストパフォーマンス」などを聞いた。陸上ファンが楽しめる特集なのはもちろん、トップアスリートたちのメンタリティを感じられて中高生必見の内容だ!
●今月も“ブカツ”応援企画!
津波響樹のメンタル、ヘンプヒルのトレーニング
中高生に向けた好評の“ブカツ”応援企画。今号では走幅跳の津波響樹(大塚製薬)が語るメンタルコントロール、七種競技のヘンプヒル恵(アトレ)のトレーニングを紹介する。また「陸上競技のハジメ」は100mハードルの木村文子(エディオン)に、部活動に関するアレコレを聞いた。過去に掲載したトレーニングを『復刻』して、限られた場所でできる練習メニューも紹介する。
●Road to Hakone Ekiden
4年生ライバル物語!
大学駅伝でスポットを当てるのは大学4年生世代。青学大・吉田圭太のインタビューに加え、中学から続くライバルストーリーを追った。また、「No.1は誰だ」企画に連動し、上田誠仁氏(山梨学大監督)と渡辺康幸氏(元早大駅伝監督)に「箱根駅伝ドリームチーム」を選んでもらった。果たしてどんな名前が並ぶのか、ぜひチェックしてほしい!
【Special Issue】
●No.1は誰だ
・巻頭特別インタビュー
室伏広治「自分自身の可能性が感じられるからこそスポーツは楽しい」
・日本陸上界KINGのすべて
右代啓祐への100Questions!
・レジェンドたちのベストシーン
朝原宣治/海老原有希
・トップ選手25人が選ぶ印象に残ったパフォーマンス
・日本一の誇りと呪縛
矢澤 航/ヘンプヒル恵
・指導者の心に残るランナー
宗 茂(旭化成陸上競技部元監督)
・2番だったから見えた景色 渡邉高博
・月陸記者、カメラマンが選ぶ伝説の試合
・データで紐解く日本陸
K-POPアーティストATEEZがAERA表紙とインタビューに登場 「すべての瞬間に限界以上を見せる」
巻頭特集「コンビニ最前線」/大黒摩季「病気や介護を越えて」
6月26日発売のAERA7月3日号の表紙にはK-POPアーティストのATEEZが登場します。K-POP界を席巻する“第4世代”の中でも抜きんでた実力と人気を誇る彼ら。AERA初登場で本誌表紙フォトグラファーの蜷川実花とも初コラボです。その勢いを感じさせる迫力の写真と彼らの神髄に迫るインタビューは必見です。巻頭特集は「コンビニ最前線」。いまや社会インフラとも呼べるコンビニの食やマネー、そして未来に向けた取り組みについて詳報します。デビューから30年以上のキャリアを誇る大黒摩季さんのインタビューもあります。自分の病気、離婚、母の介護など大変な時期を経て、いま音楽に向き合う思いを語っています。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、新たに藤木直人さんをゲストに迎えました。同じ事務所の先輩後輩である二人の飾らないトークがスタートします。最新ニュースも満載。増加傾向と言われるコロナ感染が今後どんな状態になっていくか、専門記者が伝えます。ほかにも読み応えある記事が詰まった一冊です。
●表紙&インタビュー:ATEEZ
表紙に登場するATEEZは、オリジナリティーあふれる世界観と圧巻のパフォーマンスで唯一無二の存在感を放つグループです。「僕たちの魅力はライブを観ればわかる」(SAN)、「ライブは生きるためになくてはならないもの」(JONGHO)、「一つ一つの公演に魂をかけて、すべての瞬間に限界以上のものを見せる」(MINGI)と口々に言うように、ライブは彼らの最大の武器です。世界観に通底するのは「NO LIMIT」の精神。「限界を作らず挑戦すれば、可能性は無限」(HONGJOONG)だそうです。目標は「メンバーとずっと長く一緒に活動すること」と声をそろえるように、メンバー同士の仲のよさも伝わるインタビューです。妖しく光るネオンとともに蜷川実花が撮影したかっこよくて、神秘的な写真をぜひ誌面でご覧ください。
●巻頭特集:コンビニ最前線
コンビニが日本に初登場してから約50年がたちました。生活のありとあらゆる場面でコンビニを活用しているという人は多いでしょう。今回の特集では、食やマネーなどの分野で、いかに進化し便利になっているか、どうすれば賢くお得に使えるか、などを詳報しました。「コンビニ食で健康になる」と題する企画では、たんぱく質・脂質・炭水化物を適度に取れるメニューや手軽にそろう「優秀朝ごはんセット」を管理栄養士が考案しています。また、コンビニは「スーパーより割高」という印象があるかもしれませんが、アプリのバーコード決済やカード会社のタッチ決済などを利用して「お得に買う」方法も紹介しています。アバター接客やフードロス大幅削減など、未来に向けた最新の取り組みも知れて、驚きますよ。
●大黒摩季「病気や介護を越えて」
デビュー30周年記念ツアーのファイナル公演を終えた大黒摩季さん。波乱に満ちた30年を振り返ります。特に2010年から6年間の休業期間は、自分の病気、離婚、母の介護と「三重苦」とも呼べる状況だったと言います。不妊治療がうまくいかなったことも赤裸々に語り、自分の経験を生かした後輩女性たちへのメッセージもあります。つらい時期を経てステージに復帰した大黒さん。いかに音楽に救われたかを実感したと言い、「社会にうまくついていけず、置いてけぼりになっている人たちのハートにスッと入り込むような音楽を作りたい」と語っています。
●松下洸平 じゅうにんといろ
松下洸平さんがホストを務める対談連載は、同じ事務所の先輩である藤木直人さんを新たなゲストに迎えました。藤木さんのことを親しみを込めて「おじき」と呼ぶ松下さん。二人が出会った頃、事務所のイベントで一緒になったときのエピソードや、「おじき」と呼ぶようになった経緯など、二人だけが知る貴重な話が詰まっています。藤木さんとの対談は、今号から4号続きます。
●コロナは「エンデミック」へ
新型コロナウイルスの感染法上の分類が5類に変わってから1カ月半が過ぎました。感染爆発は起きていないようですが、感染者の増加傾向は続いています。新規感染者数の全数把握がなくなったため、そもそも実態がわからないと専門家。今後の状態については、「エンデミック」がキーワードだと言います。エンデミックとはなんでしょうか。世界中を混乱に陥れたウイルスとどのように共存していくかを考える記事です。
ほかにも、
・性被害を防ぐための改正刑法 念願の「不同意」3文字
・政府の花粉症対策で「はげ山」続出の可能性
・声なき声を社会に反映 “武器”としての公共訴訟
・邪馬台国に匹敵する発見 吉野ケ里遺跡で石棺墓が出土
・数学オリンピック 世界の天才が一堂に
・“要介護でも推し活”に応えるサービス
・ウルトラライトキャンプのすすめ
・岡田将生×清原果耶 「出会い」や「縁」はきっとある
・棋承転結 渡部愛・女流三段
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・高田万由子
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 岡部たかし・俳優
などの記事を掲載しています。