元ソープランド嬢、美人モデル、売春にはしる人妻が次々に惨殺された。現場にはAIDSの赤い文字!凶器はギターの弦。事件の直前から行方をくらましたロックギタリストの沖中が犯人か?沖中の恋人・理香子と大泉弁護士がつきとめた意外な真実とは…。愛とエイズの交錯を鮮烈に描く長編法延ミステリー。
1981年6月、はじめての患者が発見されていらい、しだいに世界中にひろがりつつあるエイズ。その正体はウイルスだった。しかも、人間の生命をまもっている免疫を直接攻撃する、いままでにない種類のウイルスなのだ。エイズにかんする基礎知識を最新科学、社会、性教育などの多方面からわかりやすく解説。
本書は米国科学アカデミー・医学学士院のもとにノーベル賞受賞者のボルチモア、テミンらを中心とするエイズ対策委員会を作り、エイズにどう対処するかを探った米国最高の権威書である。又、流行の状態、疫学的将来像、流行を阻止する方法(教育、静注薬物濫用者間の感染予防、公衆衛生的予防策等)、HIV感染者の医療、将来の研究ニーズ、国際的視点、国家対策…を具体的に検討し、結論と勧告を行っている。エイズは限られた経路でしか感染しないことがわかっきた。自分自身を感染から護る教育キャンペーンの必要性を説くとともに、病気の徹底した基礎・臨床研究、薬やワクチンの開発を急ぐ必要性を説く。
エイズはますます猛威をふるい人類を存亡の危機に追込むのか、それとも人間の英知はついにエイズを克服するだろうか。本書は、人類が直面する今世紀最大の問題の一つであるエイズの本体を明らかにするとともにその克服への道を探り、さらに倫理的、社会的影響を考える。
エイズに関する優れた本が、数多く出回っているのに、何故、また新しくエイズの本かと疑問に思われるかもしれない。しかしこの本は、今までのとは全く違う、エイズの社会心理・文化的な面からの最初の本である。しかも、この方面の研究における方法論的な開拓をねらって、人類学、社会学、心理学、社会心理学、精神医学、社会福祉事業、公衆衛生、看護と多方面にわたるエイズ研究者たちによる15の未発表の原著論文を集めたものである。
青少年をエイズ感染から守りエイズ教育のできる教師になるために。エイズ平易に、よりよく理解させるために、ここがポイント、ひきつけるコツなどを具体的に示した指導書。
80年代を迎えたばかりのアメリカ。通常ならば死ぬはずのない肺炎と、良性のはずの肉腫に全身を侵され、やせ細り、ひからびた胎児のように全身が縮こまり丸まって死んでゆく患者たち。その「奇妙な病気」は同性愛者だけがかかるように思われた。死者はどんどん増え、伝染病の可能性があった。しかし当局の対応は遅れた。ゲイ社会も無視しつづけた。ゲイ社会は「ゲイの病気」など認めたくなかった。他の人びとは「ゲイの病気」などに関心を払わず、マスコミもまた深刻に考えなかった。多くの人が見て見ぬふりをし-そして、ウイルスは広がった。エイズ蔓延の隠された真実を徹底的な調査取材をもとに描いた全米大ベストセラー。
正体不明の病として、世界中を恐怖に陥れたエイズ。その原因であるウイルスを、米国のギャロ博士が発見したというニュースは、「世紀の大発見」として称えられた。ところが、仏国の研究者たちから疑義をはさむ声があがった。いったんは、当時のレーガン米大統領とシラク仏首相の立会いの下、異例の“政治決着”がなされ、後はノーベル賞発表を待つだけとなったが…。それが、米国の有力新聞「シカゴ・トリビューン」の報道をきっかけに、国際的な論争再燃。ピューリツァー賞受賞のクルードソン記者がまとめた、この「エイズ疑惑」報道には、米国の医学界で絶大な権力をもつギャロ博士とその周辺の科学者の、信じられないような裏切りと欺瞞の事実が示されている。今世紀最大の科学スキャンダルを暴いた、興味津々の迫真のドキュメンタリー。
企業は、地域社会は、医療システムはどうなる?「エイズと共に生きる」アメリカの生々しい現状を最新のデータで報告。もはやヒトゴトではない。
エイズ感染を告白し、突然現役引退をした米プロバスケットボールのスーパースターによる「エイズを理解する書」。
最新の情報にもとづき、正しい知識と予防策を誰にでもわかるよう平明に説く、手遅れにならないための書き下ろし緊急出版。
ウィルスの正体から予防法、治療法まで知っておくべき情報のすべてがここにある。
この本は、ティーンの疑問、質問に答えながら、エイズとはどんな病気か、ウイルスに感染した人や発病した人の人権の問題、エイズ以外のSTD(性感染症)の知識も伝えます。