人的資源管理がわかる入門テキスト!企業の最も重要な資産は「人」である。人的資源管理は「人」を管理すること、「人」を動かすことで企業目的の達成と成長を続けることができる。現代日本の企業経営において、経営資源として最も重要な「人」を企業は、どのような仕組みで管理し、活用しているのか。本書は人的資源管理のあり方をわかりやすく解説したもので、人的資源管理を初めて学ぶ人に最適の一冊。
レジリエンスという新たな経営学領域への飽くなき挑戦!稀代ビジネスリーダーのインタビュー満載。
アクセンチュア、セブン&アイ・ホールディングス、第一生命保険、日本IBM、りそなホールディングスなどの先進的な取り組みを多数紹介。
職場とLGBT、企業とLGBTをめぐる諸問題は、労使ともに向き合っていかなければならない課題として、近年その認知を広めつつあります。そして、企業とLGBTに関する相談や質問のなかでもっとも多いのは、トランスジェンダーの従業員への対応に関する問い合わせです。多くの職場では対応経験がほとんどないため、人事担当者の方はもちろん、現場で直接接する上司や同僚の方々も、手さぐりで対応している様子が見てとれます。また、申し出をするトランスジェンダーの人々も、どこまで対応を求められるのか、誰にどう申し出ればよいのか、など、お困りであることも耳にします。
こうしたなか企画されたのが、本書『トランスジェンダーと職場環境ハンドブック』です。性科学・ジェンダー研究に取り組みトランスジェンダーに関する著書・訳書も刊行してきた大阪府立大学教授の東優子、LGBTを含めた誰もが働きやすい職場環境づくりのための研修やコンサルティングを行う特定非営利活動法人虹色ダイバーシティと、就職活動の支援など若い世代の問題を中心に活動している特定非営利活動法人ReBitが、共同して執筆にあたっています。三者が共同することで、国内外の研究やアクティビズムに基づく知見や多くの企業事例、実際に働いているトランスジェンダーの人々の声を収録することができました。
トランスジェンダーの人々から届いた声については、この機会を職場環境改善のチャンスとして捉え、前向きに対応してください。その企業にとって初めての申し出だとしても、従業員のなかで困っている人は、声をあげた方だけではないはずです。ぜひこの機会を、職場内における性別の取扱いを見直す機会にしていただければ、と思います。本書では、さまざまな対応事例を、具体的にご参照いただけるかたちで収録しています。ぜひ参考にしてください。
また、トランスジェンダーの人々には、働きやすい職場環境をあきらめないでほしい、と願います。職場には、従業員の働きやすい職場環境を整えていくことが、安全管理上の義務として求められています。そして、「多様性の尊重」は、「特別な権利」を認めることではなく、「基本的人権の保障」をめぐる問題です。困難のすべてを即座に解消することは難しいかもしれません。しかし、職場との話し合いにあたってのヒントは本書から得ることができます。
本書は、実用書としてぜひお手元においてください。LGBTであることで、あるいは何らかの少数派の属性を持っていることで、働くことをあきらめたりしなくてもよい社会をつくるために、活用してください。
第1章 LGBT・SOGIEの基礎知識
第2章 トランスジェンダー・性同一障害とはなにか
第3章 多様なトランスジェンダーの声
第4章 職場のLGBT対応
第5章 職場での性別移行支援
第6章 採用における配慮
第7章 企業の取組み
第8章 座談会 トランスジェンダーにとっても働きやすい職場って、どんな職場?
巻末資料
1 アンケート調査結果
2 参考文献・おすすめの書籍リスト
3 ミニ用語集
4 ヒアリングシート
建築計画学の知識を実社会で活かす際に必要となる教養的視野を広げるための教科書。新国立競技場の計画・設計の問題をはじめとして,建築関係者・市民両者にとって重要な12のテーマを解説し,現代的な論点を投げかける。
日本政府は、大麻使用罪の新設を検討している。しかし、大麻の医療上の効用が科学的に証明されている。国際社会は、大麻使用の非刑罰化、非犯罪化に向かっている。
本書では、科学的エビデンスに基づいて、文化、医療、経済、刑事政策、社会政策の視点から、大麻使用の是非を徹底検証する。
はじめに
問題提起
大麻使用は犯罪か?--科学的エビデンスで考える………石塚伸一・加藤武士
第1部 論争・大麻使用
第1章 大麻とは何か?--禁止の歴史と医療大麻………長吉秀夫
第2章 薬としての大麻 正高佑志
第3章 医療政策でもなく刑事政策でもなく、社会的政策としての大麻政策………佐藤哲彦
第4章 最高裁と大麻………園田寿
第5章 取締られる側から見た大麻政策ーーすべては「夢の中」………高樹沙耶
第6章 大麻とCBD………吉田智賀子
第7章 「大麻等の薬物対策のあり方検討会」とは何か?--検討会を通じて考えたこと………松本俊彦
第2部 世界の大麻政策
第1章 アメリカ/薬物使用と非犯罪化ーー再使用と回復支援………イーサン・ネーデルマン
第2章 ポルトガル/ 日本の大麻問題とポルトガルの実践………丸山泰弘
第3章 ドイツ/ドイツの薬物政策ーー抑止政策から容認政策への転換………金尚均
第4章 国連/忖度する国連ーーハームリダクションにほど遠い日本。蔑ろにされる当事者たち。………古藤吾郎
第3部 大麻論争と「えんたく」から見えてきたもの
第1章 大麻論争と「えんたく」の意義………土山希美枝
第2章 諸外国と日本の大麻政策・薬物政策を考える………暮井真絵子
第3章 大麻論争とダイバーシティー(多様性)………山口裕貴
倫理学のさまざまなアプローチへの理解を深めながら、企業倫理の望ましいあり方や方向性を、「企業」「事業活動」「仕事・職場」の3つを軸に、ケーススタディや問いによって読者自身が探究できるよう工夫された、初学者向けのテキスト。
確たる倫理観を自身の中に持つことで、ビジネスにおいて遭遇するであろう各場面、特に新たな倫理的課題に直面した際に、倫理的基礎に基づいた判断を行うことができるビジネスパーソンとなることを目指して本書は編まれている。企業を始めとした組織の中で意思決定にかかわる個々人が、道徳的意思と倫理的観点を判断の軸として身に付けることは、企業のみならずよりよい社会の発展にもつながるだろう。
これからの社会を担う学生への倫理学入門書としてはもちろん、ビジネスパーソンにとっても、自分の仕事を振り返り、より高い倫理観をもって仕事に取り組むのに役立つはずである。
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第2巻では、ふつうや男女といった○○らしさについて考え、「自分らしさ」の大切さについて学びます。
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第3巻では、LGBTQ+フレンドリーな「アライ」を紹介し、多様性を尊重するためにできることを説明します。
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第4巻では、「世界と日本の歴史とLGBTQ+」を学び、多様性のある社会のためにできることを紹介します。
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第5巻では、「みんなが暮らしやすい未来」につながる地域や学校、職場や家庭の多様性について考えます。
ダイバーシティについて、わかりやすく解説したシリーズ。第3巻は、男女のジェンダーやLGBTQ+などの「ジェンダーとダーバーシティ」について知り、学びます。
女性の活躍推進は待ったなしの状況ですが、企業からは、「女性はリーダーや管理職に挑戦する意欲が低い」「技術系の女性の採用や、営業職の女性の定着がむずかしく、女性活躍がなかなか進まない」といった共通の悩みが聞こえてきます。その一方で、当事者である女性たちからは、「育児と仕事を両立するだけで精一杯」「自分の会社にはロールモデルがいないのでキャリアを描きづらい」といった声も少なくありません。
そこで本書では、リーダーや管理職、役員として活躍している女性、土木・建築や理系分野でプロフェッショナルとして活躍している女性など、業種も職種も年代もさまざまな女性20人へインタビューを実施し、「どんな学びや経験がキャリアに影響を与えたのか」「キャリア形成における、女性であることでの課題」「挫折し、悩みを抱えたときに、どう乗り越えてきたか」「時間管理やワークライフバランス実現の方法」などに加え、ライフキャリア上でターニングポイントになった出来事なども紹介します。
本書を通じて、「自分らしく働きたい」「さらなるスキルアップ・キャリアアップをはかりたい」「管理職になって活躍したい」「戦略的に課題に取り組み会社に貢献したい」「コミュニケーション力を高め、リーダーシップを発揮して価値創造につなげたい」など、企業で活躍したいと思う意欲的な女性の方々の励みとなり、一歩踏み出す勇気を見出し、自分を動かすきっかけを見つけることができるでしょう。
先進各社のD&Iの取り組みや、活躍するリーダーの共通項も紹介しており、女性リーダー育成・登用への取り組みを推進している企業にとっても、深い気づきやヒントが得られる一書です。
■本書の内容■
〔解説〕
20人の女性リーダーの共通項から見る、自分らしい最高のキャリアのつくり方
〔取材先企業〕
IHI、イオン、エムスリー、大林組、カシオ計算機、北野建設、キリンホールディングス、寺田倉庫、東京ガス、日本ガイシ、日本通運、日本郵船、万協製薬、星野リゾート・マネジメント、堀越、三菱UFJフィナンシャル・グループ/三菱UFJ銀行、明治、ヤマト・スタッフ・サプライ 、横浜ゴム、リコー
単なる就職活動のノウハウではなく、長期的なキャリア形成の指針として大学生や同世代の若者が就活とともに、その後の人生を幸せに送るためのベースになる考え方を紹介する。
お題目だけではない、ステークホルダー全体から評価される生きた人的資本経営を行うために何が必要なのか。実務家や機関投資家の視点を交え、経営・財務戦略の両面から解説。
SDGsの本質に沿ったサステナブル経営の実現のために、どう考えていくべきか? 主にマーケティング・市場対応、組織・人的資源管理、企業価値の測定と評価の視点から概説する!
プロローグ サステナブル経営とは何か
第1部 マーケティング・市場対応
第1章 企業のマーケティング活動と価値
第2章 サステナブル経営における価値創造
第2部 組織・人的資源管理
第3章 企業の社会的責任からサステナブル経営へ
第4章 サステナブル人的資源管理の課題と展望
第3部 企業価値の測定と評価
第5章 サステナブル経営を実現する会計
第6章 サステナブル経営を実現する企業価値評価
エピローグ サステナブル経営の可能性と課題
本書では、日本企業を中心としたグローバル経営の理論とそれら企業の実際の活動について、多方面から考察してみた。
21世紀に入り、終身雇用制度の終焉や能力主義化など、日本企業の人事労務管理は大きく変貌し、多くの課題に直面しています。最新の実態を踏まえながら、現代の人的資源管理の基本的な考え方と機能をわかりやすく解説している。
キャリア設計に役立つスキルを手に入れる。セルフプロモーションからリアルプロモーションへ。「リーダーをめざす女性たちへ」赤松良子さんインタビュー収録。