…ジーンと深く感じていた秘口の熱さは、横溢感に変わり、腟のとばくちをくすぐりながらオシッコのような感触の愛液をあふれさせて…。グルメに温泉、ディスコにホストクラブ、バブルが弾じけても、やっぱり元気なのが若いOLたち、淫奔過激な彼女たちの夜の生態を描く官能ロマン!
1963年5月、アラバマ州バーミングハム。ただでさえ暑い町が、マーティン・ルーサー・キング師に率いられる公民権運動デモで煮えたぎっていた。デモの潮が引いたあとの公園に、黒人少女の死体が残されていた。捜査は白人、黒人双方の偏見と猜疑にはばまれて難航する。「だれも知らない女」「過去を失くした女」の著者による傑作。
古代的なアフリカの王国、記紀・万葉の日本の都の空間、中国の都城、中世ヨーロッパの都市、近世都市としての江戸、アメリカの近代都市など、時間と空間を超えて、私たちが今、生きつつある「社会」を探究する。
ボーダーレスな少女小説テイクオフ。メコンの夕日を見に行こう。
イヌ科動物たちの魅惑に満ちた世界に触れる新しい博物図鑑です。イヌ、オオカミ、ジャッカル、キツネの美しい実物写真が、イヌ科動物の生活と進化をビジュアルに示し、歴史を通じてイヌたちが多くの点で人間を助けてきたようすを明らかにします。
心ふるえるキャンパスの出会い。卒業までの残された時間、燃えあがる恋。愛と仕事のはざまではりさけそうな想い、そして結婚。女性のもっとも輝く一瞬一瞬をビビッドに描く。
安全管理会社イダプロダクツ主宰者の井田一郎に、妖艶な未亡人・奈良晶子が身辺警護を依頼した。事業家だった夫の巨億の富を相続した晶子は、資産を狙う右翼団体・国義士団から非道極まる脅迫を受けていた。井田は国義士団の動きを探り、背後に米国巨大企業の日本進出計画があることを掴む。だが、手段を選ばぬ敵により晶子は拉致されてしまうー。
1072年9月、独立直後のバングラデシュの人々と息長い協力関係を築きたいと願う若者たちによってシャプラニールは誕生した。そして、一つの村に拠点を定め、村人たちと一緒になっての「自立にむけての援助」の模索が始まった。
一人の日本人青年が青春の彷徨の末にボランティアとしてたどりついたバンコク。難民、環境破壊、貧困など東南アジアの矛盾が凝縮する都市スラムには目ざましい活動を続けるプラティープ女史の姿があった。二人はやがて恋におち結婚。そして暗転、92年5月、民主化を求めるデモと流血の弾圧の中へ…。真の国際協力とは何かを考えさせる貴重な記録。
赤沼さんは日本の民生電子機器輸出の草分けであり、本書は戦後機械輸出の曙の時代の苦労などが生き生きとつづられた貴重な記録である。
ジェイスンとジェシカの探偵コンビは、ヴィデオ・テープを見て、わが目を疑った。ふだんはおかたい女性議員がすっ裸になり、ロバとウサギのお面をつけた裸の男女と絡みあっているのである。だが、女性議員には、そんな淫らな行為をした記憶がまったくなかった。薬を盛られて意識朦朧としているあいだに撮られたのか?だとしたら、誰が、いったい何の目的で?コンピューターはおまかせのジェイスンと格闘技の達人ジェシカが、丁々発止と軽口を叩きながらニューヨークの悪党ども相手に奪闘する、お酒落で過激なミステリ。