現代人の必須知識、気象を、元・気象研究所長が「イチ」から解説!
温暖化の背後から静かに、しかし確実に聞こえてくる気候変動の足音。地球は、これまでどう変わってきたのか。これからどう変わってゆくのか。謎の解明にいどむ科学者たちのドラマを、スリリングなストーリー展開で描く。日本の科学ノンフィクションに新たな地平をひらいた、講談社科学出版賞受賞作。
海外にて数多くの賞を受賞し、ブックレビューも多数掲載された大作『A Vast Machine』の待望の邦訳!
律令時代から近代まで、日本人が気候変動に起因する災難にどう立ち向かってきたかを豊富なエピソードとともに描く。知られざる闘いの軌跡。
縄文時代の埋没林やクリの巨木建築、農具・装身具・食器・弓矢・丸木船などなど、遺跡からもたらされた木材を手がかりに、森の国日本の人々が育んできた森との関わり・木の文化を語る。
IPCCの成果や国際的な合意形成に注目しながら、低炭素社会実現のためのビジョンや気候変動への適応戦略を提示。気候モデル、環境税、低炭素都市づくりなど、さまざまな具体例を紹介する。
生態系への影響・海洋資源を知る。沿岸地域の観光・海上輸送をする。海洋環境と異常気象をみる。島の領有権・海賊行為を考える。海洋の国際管理・保護に取り組む。
地球温暖化の議論をリードしてきたIPCCがスキャンダルに揺れている。温暖化を印象付けるためのデータ操作や、不都合な報告の黙殺など、あるまじき行為が明るみに出た。本書では、気候変動の真因を最新の知見から解説、さらに化石燃料を温存する上で必要な、バイオマス、核融合など代替エネルギー技術の最前線を紹介する。震災復興が急がれる今、莫大な国費を根拠薄弱なCO2削減策のために浪費することは許されない。
変化しない退屈な星?いえ、違います。いま、社会で注目される「変化する太陽」「爆発」は何をもたらすのか?地球温暖化との関係は?「太陽物理学」入門。
気候変動はどのように社会経済を質的に変えるか。生産のみならず、貨幣・信用の発展に注目し、制度・組織まで変容させる「社会的革新」という視点からとらえなおす。
ビッグバンによる宇宙創生、元素の生成、太陽系の誕生、惑星の進化、生命の進化と絶滅、人類文明の台頭…。科学者たちはいかにして壮大な地球史を読み解いてきたのか。科学探偵が解き明かす地球137億年の軌跡。