あの教え方はなぜ「分かりにくい」のか?そもそも「教える」とはどういうことか?そこから考えて分かった「教える」の5つの「心構え」と8つの「技術」。思いがけず先生役を任されて困っているあなたも、これで明日から「教え上手」に。
哲学から情報化社会に参画し続けた著者が、一貫して関心を抱き続ける言語という謎。第1巻では、言語学が人文科学の中心的学問として発展する20世紀後半の状況の中で、生成文法・言語哲学の2大ドグマを批判しつつ、論理的(思弁的)文法記述の可能性を日本語をもとに論ずる。さらに、「文」概念の根源的批判から、著者の言語観は独自の領域に踏み入る。
「ディベートとは何か」から、ディベートの進め方、よいディベートのコツ、実際の試合の様子まで、これ1冊ですべてわかる。
内容の薄い、長〜い話を我慢しながら聞いた経験は誰にでもあるだろう。それは日本人が「簡潔にまとめて話す」というトレーニングを行っていないからだ。本書は一分で過不足なく、しかも相手の心に残るように伝える方法を伝授する。聞き手との間に川が流れているとイメージする「川のフォーマット」方式は、すべてのコミュニケーションの基本になる。さらに「一分間プレゼンテーション」の他、「謝る」「教える」「質問する」「相談する」「指示する」「初対面」「叱る」などの技術を開陳。長い話という「環境問題」を解決する。
人間共通の言語能力とは?私たちの言語能力の解明をめざして英語と日本語の豊富な例から、その理論の基礎を学ぶ。生成文法における統語分析の入門書。
形に魅せられて集めた記号・暗号・符号・文字など121項の観念部品型録。
本書は、2003年10月に審査に提出し、2004年3月に明海大学大学院応用言語学研究科から博士学位を授与された博士学位請求論文を元に加筆修正した書物である。本書では、今までの格助詞の研究を、認知意味論の言語論に立脚して、空間という概念から問題を説き起こし、日朝中3言語の構造の対照を通じて3言語の異同を探り、ひいては言語の個別性および言語の普遍性研究に理論的かつ実質的根拠を与えることを目的としている。
意識とは何か?意味とは何か?答えはこの本の中にあります!位相空間論が奏でる意識と意味と物理空間。
人が世界を認識し、思考する際に欠かせないのが、「物質」「空間」「時間」「因果」という生得的概念である。名詞、前置詞、動詞、時制などの検討から、言語に組み込まれた概念を詳しく分析し、人の心は幾何学的な世界把握とは異なり、目的や意図に沿って、対象物や出来事を柔軟に捉えることを明らかにする。また、現実世界を異なるフレームで解釈するためのメタファーは、政治や科学などの複雑な問題を理解し、推論する上で有効であると示す。さらに、ことばと人間心理・社会の間のダイナミックな関係を、人の名前や流行語を切り口に具体的に考察する。
日常言語の中に音法則の不思議を発見する喜び、その不思議を納得に変える醍醐味を、日本語や英語を通して丁寧に解説した音韻論の本格的入門書。要素間の「関わりあい」という統一的視点から音韻理論のこれまでの歩みを辿りつつ、現在の最適性理論までに至る歴史的必然性も明らかになる。実証と理論をバランスよく配置した解説は、音の獲得、類型、歴史変化、社会的バリエーションに及ぶ。
「要するに何が言いたいの?」-上司からこういう指摘を受けたら要注意!!せっかくの報告や連絡も台無しになってしまいます。本書は、そんな人に向けて“論理的に話す”ためのポイント35を図解でやさしく解説。「事実と判断を区別する」「自分の意見なら自信が持てる」「目や相槌も話し言葉の1つ」など、話す前の心構えからプレゼンで相手を説得するコツまで、見逃せないテクニックが満載です。
なぜことばにタブーが存在するのか?fuck、shit、niggerといったタブー語を取り上げ、意味や用法の分析、情動に関わる脳の仕組みの考察から、なぜ人は特定の語に不快感を抱くのか、その複雑な心理を解明。また、依頼表現や口説き文句の分析をもとに、ことばによる駆け引きで人間関係が調整される様を示し、他者の心理を巧みに推察する憶測のメカニズムに迫る。ことばから人間の認知のクセを読み解くとともに、認知の限界をも超える、言語の無限の可能性を明らかにする。
日本語学をこれから学ぼうとする大学生を対象にした、日本語学への入門書。日本語をわかりやすく、楽しく解説。
「話し方」を変えても人生は変わらない!でも、「潜在意識に伝わる話し方」&「心理テクニック」なら、人生は変わる!TVドラマで注目され、ネットで超話題の「話し方」&「心理テクニック」。