頼朝の創業から比企・畠山・和田・三浦氏や北条氏の栄枯盛衰、南北朝の争乱と足利氏の郷隆…古都鎌倉の歴史は合戦の歴史でもあり、いずれの寺社・旧蹟・名所も合戦に因まない所はない。鎌倉在住の碩学が多くの史料をもとに著した興趣に富む鎌倉散策ガイド。
鎌倉の理想のお屋敷で管理人を始めた、デザイナーの芽郁。変わった条件は、その藤ヶ谷家の屋敷神様をお祀りすること。ある日、思いつきでお供えした料理が消え、現れたのは子どもの姿の屋敷神・慈雨。芽郁の心づくしの料理に力を得た慈雨は、偏屈な藤ヶ谷家現当主・蒼一郎の将来を案じ、芽郁との仲を取り持つと言い出して!?おひとりさまアラサー女子×男子+ちびっ子屋敷神様のおいしい暮らしを召し上がれ!
高い天井には太い梁、客間には囲炉裏、庭に咲き誇る四季の花々-風情ある日本家屋で育った著者が、鎌倉の魅力を鮮やかに描き出すエッセイ。
ぶらり日帰りで、運気アップ!神奈川県内の118寺社徹底案内!取材時の+αメモ、七福神・七草めぐりなど、とっておきの情報も満載!
中・高・大学受験にも対応した決定版!令和まで入った最新シリーズ!累計2090万部『少年少女 日本の歴史』完全リニューアル!!歴史教科書の山川出版社が編集協力。日本を代表する研究者が集結!
禅僧たちの記録からよみがえる鎌倉時代の喫茶文化。茶の文化は禅と深く関わるものであり、近年はその価値への世界的評価の高まりとともに、研究も盛んになっている。なかでも茶を日本に伝えた栄西をはじめ、鎌倉時代の禅僧たちの史料は、禅と茶を語る上で避けては通れない。しかし、禅僧による史料は膨大であり、かつ難解なものが多く、これまで体系的な研究がなされてこなかった。鎌倉時代の禅僧の史料を博捜し、喫茶史料を抽出、書き下し・現代語訳および訳注、解説を付す。禅と茶の研究に新たな視座を提供する決定版史料集。
藤山一郎は彼の伴奏で歌った。キャンディーズ、山口百恵は彼のレッスンを受けた。ナンシー梅木、沢たまき、上野尊子は彼が育てた。鎌倉が生んだ伝説のピアニスト松谷穣の人生。
鎌倉幕府政治の中心にあった将軍、そしてその補佐・後見役であった執権・連署、三十五人の人物そのものに焦点を絞り、それぞれの立場での行動や事績を解説する。巻末には詳細な経歴表を付し、履歴を具体的に示す。
後半生を過ごした鎌倉をうたった詩とエッセイ全33篇。路地をさまよい、中世の死者たちに思いを寄せる。野の花を愛し、海の言葉に耳を傾ける。寺の境内で昼寝し、ブンカジンのいない居酒屋で相模の地酒を味わう。詩人の魂は、今日も鎌倉を歩いている。