薫香入門のための実践的な手引き。インセンス材料や植物の説明、たくさんのブレンドレシピ、家で薫香を楽しむための実践的なアドバイスを紹介。
誰にも心を許さない柴賀との、愛欲にまみれた日々を送る木崎。しかし、悲惨な生い立ちの柴賀は、木崎の愛を信じられず、その日常を破壊してしまう。「お前は俺のことだけ見てろ」-手錠で拘束し、監禁して抱き貪るという方法で。柴賀の渇望するような激しい愛撫に翻弄され、木崎は気が遠くなるほどの悦楽を味わう。もっと深くで繋がり合いたいだけなのに。そう望んだ二人は、やっと交わしたはずの口づけですれ違ってしまい…。
米村でんじろう先生のおもしろ科学実験の集大成第2弾。
9.11同時多発テロは、米政府のヤラセだった。もと『フォーブス』誌アジア太平洋支局長が書下す衝撃のノンフィクション。
今、麻酔学で意識をとる全身麻酔のメカニズムとして説明されるのは、「脂肪に溶けやすいから(脳に入りやすい)」。この定説に疑問をもった著者は1973年、ポーリング博士の「(全身麻酔は)水のクラスター形成をうながし、結晶をつくるから」という論文に出会う。著者の「脳とこころ」の探求の出発点はまさにここで、脳のなかの水分子から、意識の謎を説明する「脳の渦理論」誕生までの興奮に満ちた話を語る。
あなたの人生がうまくいくかどうかは、「あなたを支持してくれる人」「あなたに好意を持ってくれる人」の数で決まります。そう、つまり、人生は人気投票なのです。究極の人気投票である選挙PRのプロが、仕事とプライベートに効くコミュニケーション術を初公開。
検定教科書も検定外教科書もぶっとばせ!国際標準の「高校化学の教科書」。化学リテラシーを身につけたいすべての人に。
「エントロピー」の誕生は難産だった。熱の動力をめぐるカルノー以来の苦闘をへて、熱力学はやがて第1法則と第2法則を確立し、ついにエントロピー概念に到達する。マクロな自然の秘密を明るみに出したそのエントロピーとは何か。「エネルギーの散逸」とのみ捉えられがちな誤謬を正しつつ議論は進む。第3巻は熱力学の完成とその新たな展開。マクスウェル、トムソンらの寄与とクラウジウスの卓抜な総合化、さらにギブズの化学平衡論により制約因子としてのエントロピーの本性が明らかとなってゆく。論文・書簡を含む多くの原典を博捜して成った壮大な熱学史。格好の熱力学入門篇。全3巻完結。
物語は、十九世紀のパリで始まった。父のかたきをうつために、テッサはその相手の屋敷にメイドとして入った。かたきであるアレキサンダーは、すべてを許してしまえるほどに美しい青年だが、彼は狼に姿を変えるものーウェアウルフだった。この二人の出会いはやがて、アレキサンダーの兄、魅力的でカリスマ性のあるデニスの運命をも巻きこみ、美しくも恐ろしい世界の扉を開くことになる。人間とウェアウルフーけっして結ばれてはならない二つの種族の道が交差したとき、行く先に待ち受けるのは…。
本書は、はじめて気象予報士試験にチャレンジされる方、理系が苦手な方にも、天気予報の技術をわかりやすく身につけていただける構成にしました。併せて試験対策のポイントもつかんでいただけるように次のような工夫を施しています。
560トンの機体を、高度1万メートルの上空でマッハ0.85で飛ばすことができる究極の内燃機関ジェット・エンジン。このジェット・エンジンの原理と仕組みを工学的にわかりやすく解説するとともに、最新のエンジン開発の過程も紹介する。
「あっ、埋めている!」二〇〇〇年十月二十二日早朝、ひとけのない宮城県上高森遺跡の発掘現場で撮影された驚愕ビデオ。考古学界はもとより、日本中の話題をさらったこのスクープはいかにして生まれたのか。「神の手」と呼ばれた男「F」の疑惑を追って極秘取材が始まる。張り込み、隠し撮り、また張り込み。粘り強い記者たちの執念と息詰まる取材現場のすべてをお届けする-。
時間の概念と宇宙論の進展を、社会や歴史とのかかわりから展望する傑作科学ノンフィクション。