シリーズ累計55万部突破!
猫が取り持つ縁、離縁した夫への複雑な想い……江戸の恋は、ままならない
「茂弥・勢登菊」西條奈加
売れっ子の娘浄瑠璃と、彼女の箱持ちである冴えない芸人。娘浄瑠璃の一斉召し捕りに際して見せた、彼らの深い情念とはーー。
「異聞 井戸の茶碗」金巻ともこ
元武家だが、事情があって江戸に出てきた父娘。淋しい日々の中、娘は唯一の心の慰めに野良猫に餌をあげていたが、その猫をきっかけに縁が繋がりーー。
「一陽来復」梓澤 要
ひと月で離縁になった最初の夫が、上役の横領事件のとばっちりで罰せられると知り、元妻の心は揺れ動く。
「魂消の庭」三好昌子
空き屋敷の庭で百物語を行った若者の魂が消えたという。「庭封じ」の力を持ったお紗代は、怪異の原因である屋敷の庭で、「夫婦柳」に出会いーー。
「風を待つ」あさのあつこ
不幸な巡り合わせで一家が崩壊し、父の仇討に出ることになった息子。その家の奉公人だった女は、自らを女郎屋に売り、彼をひたすら待ち続ける。
江戸を舞台にすれ違う男女の情を描くアンソロジー。
京都・祇園。一見さんお断りの甘味処「もも吉庵」を営む、元芸妓・もも吉の人生の機微に通じた言葉が、悩みを抱えた人々の心を癒すーー。和菓子屋の娘の接客を見た華道の家元が、そこに「奥義」 を感じた理由とは。舞妓修業中に失踪した少女が、ある覚悟を持って置き屋のお母さんの前で見せた「舞」が起こした奇跡。入院中の子供に贈り物を届ける「祇園祭のサンタ」の正体を知った新聞記者の逡巡……。古都の風物詩と共に綴る、感涙必至の人情物語。文庫オリジナル。
いい習慣が幸せを呼ぶ(仮)
世界中で愛されている『子どもが育つ魔法の言葉』シリーズから、親が大切にしたい31の言葉を集めました。子どもを愛し、成長を喜ぶ、心に響く1冊。
いい言葉が幸せを呼ぶ2021(仮)
家族の仲も温まる、絶品おでんをめしあがれ
女将の恵は、疎遠だった母と10年ぶりに向き合うことになり……。
人情&グルメの大人気シリーズ!
父の葬儀以来会っていなかった妹の愛弓から、高齢者向け施設に入ると言い出した母のことで連絡があった。
両親とは気が合わず、縁が浅かったと諦めていた恵だが、日向や真行寺に励まされ、十年ぶりに「家族」と向き合おうとする。
一方、めぐみ食堂で出会って結婚したカップルからは、次々に妊娠の報告を受けるが……。根三つ葉のチーズ炒め、新ジャガのカレーそぼろなど、新メニューも満載のシリーズ第13弾!
文庫書き下ろし。
◎目次
一皿目 鰹の里帰り
二皿目 引きこもる鰯
三皿目 めでたいトマト
四皿目 恋のパプリカ
五皿目 最後の秋刀魚
『婚活食堂13』レシピ集
health 心とからだの免疫力を高めよう(仮)
再び訪れた碧奥小学校で……敵のクロさんを、助ける!?
【あらすじ】
「……なんだよ、あれ?」数えきれないほどのお札が貼りつけられた「開かずの扉」の奥にいたのはーー? ひろしから呼び出され、久しぶりに碧奥小学校に集まったたけし、卓郎、美香、ハルナ先生、そしてタケル。黒い霧や虹色の蝶、ひとりでにピアノが鳴り出す音楽室、開かずの男子トイレなど、オカルトなウワサが飛び交う小学校で再会したのは、全身に傷を負い、まったく動けない状態のクロさんだった……。
『青鬼』ジュニアノベルシリーズ第9弾!
直木賞作家・葉室麟がデビュー前に書いた小説が見つかった。
織田家中の男が、信長本人も知らなかった出生の秘密に迫っていく中編小説「闇中問答」である。
大胆な発想をもとに、のびのびとした筆致で描かれており、文芸評論家の末國善己氏も、「習作のレベルを超えている」と太鼓判を押す。
この作品で著者は、信長の謎めいた出自について、乳母や家臣、一族の者らの証言をもとに明らかにしていくのだが、そこには著者の創作活動を知るうえで不可欠な要素を随所に見ることができる。
著者の信長観が垣間見えるエッセイや読物を併せ読むことで、天下人・信長を読み解ける、ファン必読の書。
解説:末國善己。
文庫オリジナル。
ガミガミをやめれば子どもは変わる!(仮題)
通史で読み解くからこそ、見えてくるものがある
家康から綱吉の時代は戦後の高度経済成長、新井白石の「正徳の治」は平成のバブル崩壊といったように、江戸時代の経済変動は現代と似ている点が多い。デフレからの脱却に繋がった、吉宗による「享保の改革」の功罪とは。田沼意次の構造改革が成功しなかったのはなぜか……。徳川幕府の経済政策の成功(光)と失敗(影)に学ぶ。
●第一章 家康の経済戦略“エドノミクス”
●第二章 幕府を揺るがした政治危機と大災害
●第三章 “元禄バブル”の実相
●第四章 正徳の治ーー“バブル”崩壊でデフレ突入
●第五章 吉宗の「享保の改革」--元祖・リフレ政策
●第六章 田沼時代の真実ーー成長戦略と構造改革の試み
●第七章 「寛政の改革」--超緊縮で危機の乗り切りを図るが……
●第八章 「化政バブル」--“最後の好景気”
●第九章 「天保の改革」--“最後の改革”だったが……
●第十章 幕府崩壊と近代化の足音
9年ぶりのシリーズ第4弾! 「日本語にはなぜ母音が五つしかないのか」「氷河期、日本人はどこにいたのか」などの謎を解く。
マンガでわかる! 心が荒れる子、おだやかな子
定番の人気テーマ「心が荒れる子」について、まるごと1冊、マンガで解説! 子育てに追われ、毎日忙しいお母さんでも、マンガなら、あいた時間にサクッと読むことができます。
近年、負の感情のコントロールがうまくできず、カッとなったり、イライラしたり、泣き叫んだり……心が荒れ、気持ちを爆発させてしまう子どもたちが多くなっているようです。わが子には、おだやかな性格と強い心をあわせもった子でいてほしいと、親は願っているのではないでしょうか。
今回は、子どもの「心の荒れ」を感じたとき、お母さんはどのように受けとめ、接したらよいのか、また、やさしさと強さを兼ね備えた「おだやかな子」に育てるためにはどうしたらいいのかーーといったことについて、いつもとは趣向を変え、ほぼ全編をマンガでわかりやすく解説します。
豊臣家の命運を左右した合戦とはーー。
賤ヶ岳、小牧長久手の戦いで天下人へと駆け上がり、天下を取ってからの文禄慶長の役、秀吉の死後は天下分け目の関ケ原、そして最後に輝きを放った大坂の陣……。
これらの合戦を秀吉だけでなく、蒲生氏郷、藤堂高虎、島津義弘、石田三成、木村重成、真田信繁といった、豊臣方として戦った男たちの視点で描くことで、豊臣家の盛衰を様々な角度から味わえる作品集。
文庫オリジナル。
誕生日に秘められた暗号を解き明かせ!
生年月日には、人が生まれながらに持っている「才能」が隠されています。その特徴を学び、それを人生や人間関係に生かそうというのが本書です。
著者は現代の帝王学と呼ばれ、多くの経営者が密かに使っている秘伝「バースデイサイエンス」研究の第一人者です。自分自身の隠れた才能、家族、恋人、友人、上司、部下の性格が驚くほどよくわかる1冊。
「誕生日には、その人が神さまから贈られた「GIFT」を解く鍵が隠されています。解読することによって、生まれながらにしてもっている「才能」がわかります。「才能」というと、特別な人にだけ備わっているものといったイメージがありますね。でもそれは誤解です。人にはだれにでも天から与えられた、生まれつきの「才能」があるのです」(本書「はじめに」より)
話題の書、新装版でリニューアル!
コロナ時代の新・健康習慣(仮)
免疫力が寿命をのばす!(仮)
愛国心さえ取り戻せれば、日本は世界で一番幸せな国になる。戦後70年にわたる「反日プロパガンダ」の虚構を、知日派・米国人が暴く!