『生きがいの見つけ方』は、「自由意志は幻想であるかもしれない」という脳科学の視点を出発点に、人はそれでもどうすれば生きがいを感じながら生きられるのかを考える一冊です。著者は、私たちの行動や選択が環境や脳の状態に強く影響されているとしながらも、そこに悲観するのではなく、むしろ「行動」こそが生きがいを生む鍵であると語ります。
本書で特に印象的なのは、「やる気があるから行動するのではなく、やる気がなくてもまず行動することが大切だ」という提案です。たとえば、朝なんとなくランニングに出たとき、走っている最中に目の前を一匹の蝶がふわりと舞う。それを見て「生きている」という実感がふいに湧き上がる。そうした一瞬が、生きがいの原点なのだと茂木は述べます。大きな目標や崇高な目的がなくても、小さな行動の中にこそ生きている瞬間が宿るのです。
行動主義的なアプローチを通じて、著者は「習慣が人格をつくる」とも語ります。毎日少しでも何かをやり続けること。それがやがて意味や価値を生み、生きがいへとつながっていく。本書は、やる気や自由意志に頼らずとも、日々の行動の中で人生の意味を見出すことができるという力強いメッセージを届けてくれます。どこか虚しさを感じている人にこそ読んでほしい、生きる手応えを取り戻すための一冊です。
ガミガミをやめれば子どもは変わる!(仮題)
京都・祇園。一見さんお断りの甘味処「もも吉庵」を営む、元芸妓・もも吉の人生の機微に通じた言葉が、悩みを抱えた人々の心を癒すーー。和菓子屋の娘の接客を見た華道の家元が、そこに「奥義」 を感じた理由とは。舞妓修業中に失踪した少女が、ある覚悟を持って置き屋のお母さんの前で見せた「舞」が起こした奇跡。入院中の子供に贈り物を届ける「祇園祭のサンタ」の正体を知った新聞記者の逡巡……。古都の風物詩と共に綴る、感涙必至の人情物語。文庫オリジナル。
将来、南海トラフ巨大地震が日本を襲い、死者32万人など莫大な被害が出ることが予想されている。「地震後の日本社会が心配」と語る養老孟司が、地震と災害後の日本について識者と語る。発生時期の予測、日本人の被害や避難・疎開のシミュレーション、首都直下地震と連続して起きた場合の最悪ケース、津波や復興が変える自然環境……。日本人が行なうべき「備え」と復興後のビジョンを問う。
第一章 2038年、南海トラフ地震が起こる 尾池和夫(京都大学名誉教授)×養老孟司
●まず「地球を知る」ことが大切
●活断層とは何か
●大地震が歴史を変えるetc.
第二章 被災のシミュレーションと復興ビジョン 廣井 悠(東京大学教授)×養老孟司
●電話ボックス一つ分に6人が詰め込まれるー帰宅困難問題
●震災疎開により都市への一極集中が進む
●お祭りをやっている地域は防災に強い?etc.
第三章 巨大地震後の日本経済 デービッド・アトキンソン(小西美術工藝社社長)×養老孟司
●日本には「事前対応」という発想がない?
●最悪のシナリオーー日本は中国の属国になる?
●文化財の耐震工事を行なえばリスクが高まる?etc.
第四章 復興後、自然環境はどう変化するのか 永幡嘉之(自然写真家)×養老孟司
●津波から2年後に起こった予想外の変化
●復旧事業に「待った!」
●南海トラフの復旧事業に東北の教訓は生かせるか
マンガでわかる! 心が荒れる子、おだやかな子
定番の人気テーマ「心が荒れる子」について、まるごと1冊、マンガで解説! 子育てに追われ、毎日忙しいお母さんでも、マンガなら、あいた時間にサクッと読むことができます。
近年、負の感情のコントロールがうまくできず、カッとなったり、イライラしたり、泣き叫んだり……心が荒れ、気持ちを爆発させてしまう子どもたちが多くなっているようです。わが子には、おだやかな性格と強い心をあわせもった子でいてほしいと、親は願っているのではないでしょうか。
今回は、子どもの「心の荒れ」を感じたとき、お母さんはどのように受けとめ、接したらよいのか、また、やさしさと強さを兼ね備えた「おだやかな子」に育てるためにはどうしたらいいのかーーといったことについて、いつもとは趣向を変え、ほぼ全編をマンガでわかりやすく解説します。
「顧客の声に耳を傾け、それに対応する問題解決的思考だけでは、『イノベーションのジレンマ』にはまってしまいます。
企業は、それと並行して、いや、むしろ先行して、『強い想い』のもと、戦略的に考え、目標への道筋を描き、顧客を次の世界へと牽引していく覚悟を持って事業に取り組む必要があります。
私たちに、なぜ、戦略的思考が求められているのか。それは、常に時代が変化していく中で、今あるものだけを対象に考えていても進化は生まれないからです。また、ルールが変わると、これまでの経営が立ち行かなくなるリスクも存在します」(本書より)
戦略的思考は、激変する今の時代に必要不可欠。
問題解決的思考だけでは、これから生き残ることは難しくなっていく。
目標の設定の仕方から、それを実現するまでのシナリオの描き方、外部環境や自社の分析の方法、さらに、戦略を実行するための人の動かし方に至るまでを、演習問題に答えながらトレーニング!
通史で読み解くからこそ、見えてくるものがある
家康から綱吉の時代は戦後の高度経済成長、新井白石の「正徳の治」は平成のバブル崩壊といったように、江戸時代の経済変動は現代と似ている点が多い。デフレからの脱却に繋がった、吉宗による「享保の改革」の功罪とは。田沼意次の構造改革が成功しなかったのはなぜか……。徳川幕府の経済政策の成功(光)と失敗(影)に学ぶ。
●第一章 家康の経済戦略“エドノミクス”
●第二章 幕府を揺るがした政治危機と大災害
●第三章 “元禄バブル”の実相
●第四章 正徳の治ーー“バブル”崩壊でデフレ突入
●第五章 吉宗の「享保の改革」--元祖・リフレ政策
●第六章 田沼時代の真実ーー成長戦略と構造改革の試み
●第七章 「寛政の改革」--超緊縮で危機の乗り切りを図るが……
●第八章 「化政バブル」--“最後の好景気”
●第九章 「天保の改革」--“最後の改革”だったが……
●第十章 幕府崩壊と近代化の足音
コロナ時代の新・健康習慣(仮)
誕生日に秘められた暗号を解き明かせ!
生年月日には、人が生まれながらに持っている「才能」が隠されています。その特徴を学び、それを人生や人間関係に生かそうというのが本書です。
著者は現代の帝王学と呼ばれ、多くの経営者が密かに使っている秘伝「バースデイサイエンス」研究の第一人者です。自分自身の隠れた才能、家族、恋人、友人、上司、部下の性格が驚くほどよくわかる1冊。
「誕生日には、その人が神さまから贈られた「GIFT」を解く鍵が隠されています。解読することによって、生まれながらにしてもっている「才能」がわかります。「才能」というと、特別な人にだけ備わっているものといったイメージがありますね。でもそれは誤解です。人にはだれにでも天から与えられた、生まれつきの「才能」があるのです」(本書「はじめに」より)
話題の書、新装版でリニューアル!
免疫力が寿命をのばす!(仮)
愛国心さえ取り戻せれば、日本は世界で一番幸せな国になる。戦後70年にわたる「反日プロパガンダ」の虚構を、知日派・米国人が暴く!
心が荒れる子、やさしくて強い子(仮題)
難しいことはぜんぶ後回しにして、とにかく体験してみよう! 作って覚えるPHP入門書!
Webアプリケーションを作るのによく使われるPHP。Webアプリにはかかせませんが、プログラム初心者がいきなりやるにはそれなりのハードルがあります。
本書はPHPをとりあえず誰でも動かせるようになるということ! を最大の目的とした「超」入門者向けの解説書です。
はじめてPHPを学ぶ! という方におすすめの解説書です。
Slim(スリム)はPHPのフレームワークのひとつです。
PHPのフレームワークではLaravel(ララベル)が人気ですが、機能豊富で重厚なLaravelと比べると、Slimが提供する機能はとてもシンプルです。
本書では、Webアプリケーション開発に興味を持つ人たちを対象に、「そもそもフレームワークとは何なのか」という基本的な話題から、「本運用環境」で稼働させるまでを、各種開発ツールを活用しながら、ステップ・バイ・ステップでていねいに解説していきます。
本書は、導入編、基本編、実践準備編、実践編という4つの編から構成されています。
導入編では、XAMPPとComposerを導入して学習環境を構築し、Slimアプリケーションの動作原理を学びます。
基本編では、一つのサンプルアプリの作成を通して、MVCアーキテクチャに従ったSlimアプリケーションの開発手順を学びます。ルーティング、テンプレートエンジンTwig、外部コンテナPHP-DI、コントローラクラス、ミドルウェアなど、Slimアプリケーションの開発に欠かせない基本事項を学んでゆきます。
実践準備編では、いったんいったんSlimの解説から離れ、本運用を意識した開発環境の構築を学びます。GitHubを利用したソースコードの管理、VagrantとVirtualBoxを使った仮想環境の構築、本書で本運用環境とするHerokuなどについて学んでゆきます。
実践編では、実戦準備編で用意した開発環境上に実際にSlimを利用したMVCアプリケーションを作成し、Heroku上で稼働させる手順を学びます。データベース処理、MVCアーキテクチャの導入、エラーや例外を適切に処理するためのエラーハンドラの活用方法、本運用環境であるHerokuへのデプロイ手順を学んでゆきます。
読者特典として、PHPUnitを使った単体テストの導入方法を扱ったボーナスコンテンツをPDFで提供します。
劣等感を乗り越えようとする努力が、
逆にあなたを苦しめていたーー。
本書は、「生きづらさ」の根っこにある劣等感に、やさしく光をあてる一冊です。
多くの人を苦しめる劣等感の正体とはいったい何なのか? そして、劣等感とはどのように向き合い、癒していけばいいのか?
そのすべてが、本書で解き明かされます。
著者の長年のライフワークである、劣等感研究の集大成ともいえる本。
(主な内容)
●劣等感はなぜ深刻化するのか
●自分を見失って、他人の中で生きている人
●幸福とは、自分の欠点の解釈の仕方次第である
●仕事依存症は子ども時代に作られる
●幸せに生きていく力を取り戻す etc.
「劣等感の原因は、成長期の不安定性愛着である。小さい頃の愛着人物との関係が不安定なことである。小さい頃から信じられる人がいない、つまり人と心がふれあえないことがその根底にある。『劣等感なんて誰にだってある』などと簡単に考えている人が多い。劣等感はそんな生やさしいものではない。自分の人生を地獄に追いやるのが劣等感である。しかし劣等感の原因を正しく理解し、正しく対応すれば、必ず天国への門が開かれる」(本文より抜粋)
世界最先端の脳研究から、「ぐんぐん伸びる子」と「そうでない子」の差が見えてきた!
本書では、16万人の脳画像を見てきた気鋭の脳医学者が、子供の脳力を伸ばし、才能を開花させる方法を大公開。
「新発見! 子育ての仕方で、『脳のつくり』が変わる!?」「小さい頃のプレゼントは『図鑑』で決まり」「好奇心は、脳を育てる一番の栄養です」「年齢ごとの習い事で、才能の伸び方がハッキリ変わる」など、頭のいい子に育つ具体的なコツが満載です。
「本書でお伝えするのは、数例のデータや感覚からの結論ではなく、膨大な脳画像が教えてくれた、「賢い子」に育てるためのエッセンスです。どんな子供でも、何歳からでも、親の働きかけ次第で、賢く育つ。脳の研究の第一人者として、その方法をお伝えしていきたいと思います。」(本書「はじめに」より)
13万部突破のベストセラー、待望の文庫化!
あの人物やこの事件が実は同時代!? 比べることで歴史観が変わる
学校の授業では、日本史と世界史をそれぞれ独立して学ぶため、同時代を比較することがない。しかし、同時代を並列してみると大陸やヨーロッパでは常に他国との戦争が繰り返されており、一方、日本は古くから比較的平和な歴史を歩んできたことがよくわかる。例えば、オスマン帝国と同時代である室町時代の日本の人口がほぼ同じだという事実は、人口が激減なく時代とともに緩やかに上昇していくほど平和だった証左だろう。日本と世界の歴史を並列的にみることで、これまで気づかなかった日本の強みもみえてくる。
●7世紀 聖徳太子とムハンマド
●8世紀 平城京と聖像禁止令
●9世紀 桓武天皇とカール大帝
●10世紀 平将門とオットー1世
●11世紀 院政と十字軍
●12世紀 源頼朝とインノケンティウス3世
●13世紀 北条時頼とポーランド騎士団
●14世紀 室町幕府とオスマン帝国
●15世紀 応仁の乱と百年戦争
●16世紀 織田信長とエリザベス1世
●17世紀 三十年戦争と鎖国
●18世紀 七年戦争と天下泰平の日本
本書は、学校の教科書では教えてくれない日本史と世界史を並べてみました。取り立てて奇抜な事実を引っ張ってきたのではなく、常識として知っておきたい、日本史と世界史の事実を並べただけです。その比較は読者自身で行っていただきたいと思います。あるいは、読者自身が本書の手法を参考に、別の並べ方、比べ方ができるようになっていただければ、この本の目的は達せられたことになるでしょう。(「はじめに」より)
『並べて学べば面白すぎる 世界史と日本史』(2018年刊)を改題、加筆、修正して文庫化。