世界一のおむこさんってだれでしょうか?
世界一のおむこさんを娘にむかえようとして、ねずみのお父さんは、おひさまにお願いにいきます。でも、おひさまが言うには、私は雲さんにはかないません。
そこで、雲さんのところに行くと、私は風さんにはかないませんと言われ、めぐりめぐって、娘はねずみと結婚することに、という誰もが一度は聞いたことのある昔話です。
古代インドの寓話集にまでさかのぼることのできるお話で、日本全国で語り継がれてきています。
【編集担当からのおすすめ情報】
鮮やかで大胆な構図の、かわかみたかこさんの絵でおおくりします。遊び心にあふれていて、各場面で思わずクスッと笑ってしまうことまちがいなしです。
はりねずみ先生が森を歩いていると、
白い布を被った“おばけのこ“に会いました。
「ぼく、すごく はずかしがりやなんだ」。
おばけのこの家には木のおもちゃがたくさん。
さて、おばけのこの正体は……?
『はりねずみのおいしゃさん』に続く、シリーズ第二弾。
友だちも、自分も、好きになる。
読者の背中をそっと押してくれる、心あたたまるお話です。
丁寧に描き込まれた、温もり溢れる絵をたっぷりと味わってください。
おばけがすきな子よっといで!ねずみくんのちょっとだけこわ〜いおはなし。
「縁談があったの」「お前に?」「違うわよ!千草さんによ」鼠小僧次郎吉の妹、小袖がもたらした報せは、微妙な関係にある女医・千草と、さる大名の子息との縁談で…。恋、謎、剣劇ー胸躍る物語の千両箱が今開く!
ねぇ、「コワイ」って、もってる?
「コワイ」を探しに出かけた子ネズミのミナ。
ライオンやカメに聞いても、答えはみつかりませんーー。
ユニークな「こころ」絵本。
子ネズミのミナは、「コワイ」がどんなものかを知りたくなって、
さがしに出かけます。ところが、ライオンに会っても、スカンクや
長生きのカメのところへ行っても、さっぱり答えはみつかりません。
そして、さいごにヘビに出会うのですが……。
ドイツの語り部シャミによる、
「こわい」という気持ちについてのユニークなおはなし。
『くまのパディントン』の作者の遺作!
英国を代表する児童文学作家マイケル・ボンドが
最後に遺した、心あたたまるお話が
絵本になりました。
伯爵が暮らすマナーハウスのようすや
凝った造りの人形の家、
花柄の壁紙、ネズミたちの服装など、
すみずみにまで英国の香りがただよう1冊。
人形の家に隠れている、
ネズミの両親と13匹の子ネズミたち。
ぜんぶ見つけられるかな?
細部までじっくり味わいたい大型絵本。
伯爵のおやしきの人形の家にすむネズミ一家。
あるとき、伯爵夫妻がおるすのあいだに、
おやしきで悪だくみがはじまったのを知り、
ネズミたちは……?
研究対象であるネズミ類に主眼をおいた自然史(誌)研究。あまり注目されることのない日本の「野ねずみ」の各種が実際にどのような姿であるのかを、東アジアのネズミ類との関係から考えた。
ガシガシしているからといって、ただガシガシしているのじゃないのさ。ガシガシしながらいろいろしてるの。たとえばガシガシかんがえたり、ガシガシしらべたり、ガシガシためしたり、ガシガシなやんだりしているわけさ。おもいだしたり、けいさんしたり、もんくをいったりするときも、ねずみくんはガシガシするのさ。これは、いわゆるうまれつき。つまりねずみくんのちゅうしんは、りっぱな歯というわけね。で、きみのちゅうしんはどこ。
ちっちゃなチッチと家族や村の動物たちの心あたたまるおはなし。小さな村の幸福感あふれる一日を、のびやかに、ていねいに描いた絵本。
さあ、まちにまったなつやすみ!ネズミのゆうびんやさんは、かぞくでバカンスにしゅっぱつです。おやおや、にもつにはてがみやこづつみがたくさん。りょこうをしながらとどけるのです。めざすはさばくにジャングル、かざんのしまに、だいとかい。ネズミいっかといっしょに、せかいいっしゅうへでかけましょう!3歳から。
大きくてゆったりしたゾウ。小さくてチョコマカしてるネズミ。でも、一生に心臓がうつ回数を調べると、アレ? 意外な事実の積み重ねから、動物たちの生き方がくっきり見えてきます。
世界一有名なハリネズミ、ダーシーが帰ってきた!!Instagramで40万人を超えるフォロワーを誇り、写真集にもなったダーシーが、アーティストD[di:](ディー)のオリジナルストーリーと写真はじめイラスト・漫画など多様な表現により、「絵本」の主人公として大活躍。
サムとサラは図書館にすむねずみです。サムはしらべものコーナーの自分の家が大好きなのに、なんと図書館で改修工事が始まってしまいました。さあ、大変!サムとサラの大事な家はどうなってしまうのでしょうか。シリーズ最終巻。
英国学校図書館協議会推奨!数が学べる絵本
エベレスト山はおおよそ8848m。
オジロジャックウサギの最高跳躍は6.5m。
「へえ〜そうなんだ。でも数字だけじゃ、どんなに凄いかよく分からない」
そう感じた人も多いのでは?
本書はそんな「数」について、少し違う視点からアプローチしています。
エベレスト山は3539階分の階段でのぼれる。
オジロジャックウサギは、キリンの頭を飛び越えるほど高く跳ぶ。
無味乾燥な「数」の話も、こう考えるとワクワクしませんか?
世界一高い山、世界一深い海溝、最大とされている恐竜など、子どもが興味を持ちそうなものの大きさを、身近にあるものと比較しながら紹介しています。
本書を読むと「数を具体的にイメージする力とそれを楽しむ力」が身につき、子どもに必要な“数学の地頭”が育ちます。
特に本書は、あらゆる事象(例えば環境破壊やクジラの生態など)を「数」という媒介を通して分かりやすく紹介していることから、英国学校図書協議会より2021年インフォメーション・ブック・アワードに表彰されました(8-12才向け)。
数や算数が苦手な子、知識を広げたい子どもたちにオススメしたい1冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
本書の面白さは、大きな数を説明するとき、ビックリするようなものをわざわざ選んで比較しているところです。
オーストラリア大陸を1頭のカンガルーに横断させてみたり(もちろん空想です)、世界一のビルと同じ高さになるまでキリンを積み上げてみたり(当然空想です)、国際宇宙ステーションに宇宙飛行士をぎゅうぎゅう詰めにしてみたり(言うまでもなく空想です)、走り高跳びの世界記録保持者に月までジャンプさせてみたり(明らかに空想です)と、どうしてそれを計測の基準にしようとしたのかと問いたくなるような、ユーモアに溢れたものを選んでいます。
ただゆかいなだけでなく、計算方法も説明し、子どもたちの数字に対するセンス(量の多さや規模の大きさを理解する力)も伸ばしてくれる内容になっています。
訳と監修をお願いした竹内先生からも「子どもの教育にとても良い。ぜひ出版すべき本だ」と積極的に後押しされ刊行に至りました。
イギリスの学校図書館協議会から表彰されたのもよくわかります。
本書のテーマは「大きな数が、どれほど大きなものなのか具体的に理解してみよう」というものですが、取り上げるものが秀逸です。
サハラ砂漠の砂であったり、北極・南極の氷であったり、アマゾンの熱帯雨林であったりと、世界中のあらゆるものを扱い、グローバルな視野と知識を与えてくれます。
補足される情報も、なかなかトリビア的で興味深いものがたくさんあります。
たとえ
サムは、図書館に住むねずみです。子どもの調べものコーナーのうしろの、小さな穴のなかで暮らしています。サムは、本を読むのが大好き。ある日、自分でも本を書いて図書館の棚に並べてみたら、みんなから大絶賛!でも誰もサムにあったことがありません。ところが、ある日トムという男の子が、サムの正体に気付いてしまいました。二人は一緒に絵本をつくることになりましたが、もしみんなが、サムのことを知ってしまったらどうなるでしょう…トムはサムの秘密をまもれるのでしょうか?本づくりのたのしさと、友情のたいせつさを生き生きとえがくダニエル・カークの人気絵本シリーズの続編。