ぼくの町の動物園はチャーミングな動物がいっぱい。キリンさんはヘリコプターになってくれるし、ペンギンさんはスケボーにのって、ペンギンじまをひとっとび。ぞうさんがバケツの水を鼻から飲んで噴き出すと…。
ある日、野原や草むら、森や水辺などに住む100匹の虫たちに綱引き大会の招待状が届きました。虫たちは赤組と白組に分かれ、力いっぱい勝負開始! 「おーえす!おーえす!」と掛け声が響き、大接戦に。ところが、勝負の行方は思わぬ展開に…!? ページを広げると、まるでその場にいるような気分を味わえる、楽しい仕掛け絵本。
一人暮らしのおばあさんが川の近くの畑で野菜を作っています。ところが、野菜が食べごろになると、誰かがとっていってしまいます。おばあさんが不思議がっていると、ある日、かっぱが野菜をとっているのを見つけてしまって…。
王様はなんでもしりとり。家具の並べ方も、料理の順番も。そんな王様に毎日悪戦苦闘している家来たちはある作戦を考えました。3〜4歳から。
「あーちゃん!」とうさんの呼ぶ声がして、あーちゃんが行くと、とうさんは500円玉をポケットから出して、ぎゅっと握って、そしたら、とうさんが消えちゃった!
かたつむりに肩はあるのかな。ラムネに胸はあるのかな。ブドウに胴はあるのかな…。空想が広がることばの世界。3〜4歳から。
今日は節分。ところが、町ではカゼオニが大暴れしています。バスとねずみくんがちは、カゼオニをやっつけるため、豆を持って町に向かいます。
むかしむかしのおおむかし。にほんのやまたちはときどきすもうをとっていた。にほんいちのよこづなはふじさん。ふじさんにいどむのはさくらじま。はっけよい!のこったのこった…。
1991年11月に発刊された『はしのうえのおおかみ』の新装版です。うさぎが一本橋を渡っていくと、おおかみが「おれがさきだ。もどれ もどれ」とおおいばり。そんなあるひ、橋を渡ってきたのは大きなくま。あわてたおおかみは…。
みぎ むいて、ひだり むいて、うえ むいて、した むいて…。水の中でゆらゆらと泳ぐチンアナゴたち。みんなでたいそうしているよ。ユーモラスな動きに思わず笑いがこぼれる、楽しいたいそう絵本! みんなも一緒にたいそうしよう!
どんぐりにんじゃは、どんぐりの形をした忍者です。手裏剣の代わりにどんぐりを懐に隠し持ち、今日も敵の城へ忍び込みます。
浅沼とおる先生の個展を観に行った時、闇夜にジャンプする忍者の絵がありました。でも普通の忍者ではありません。唐笠らしきものをかぶり、体は三角形です。「これ、何ですか?」と浅沼先生に聞いたら「どんぐりにんじゃです!」「え…、どんぐりにんじゃ?」…そこから、どんぐりにんじゃのお話はどんどんふくらみ、どんぐりを使った術も生まれました。子どもたちが大好きなどんぐりと忍者の組み合わせ。秋を感じながら楽しんでください。
大きな氷山の上に、ペンギンやらアザラシやらシロクマがぎっしり乗っています。真ん中には大きなクジラ。「くじらさんのーたーめならえんやこーら」の掛け声でペンギンたちは次々と海に飛び込んでいきます。すると氷山が浮き上がって…。
こぶたのぶうぶはオムライスが大好き。「今日もオムライス食べようっと」。けれど冷蔵庫に卵がありません。急いで卵屋さんに買いに行くものの、なんと売り切れ。そこへたくさんの卵を持った、大きなおおかみが通りかかり…。
ぶたくんがもりのそばをとおりかかると、だっだっだっどどどど…。とびだしてきたのは、100ぴきのおおかみ。ぶたくんはおおかみにとりかこまれて、たべられそうになりますが…。
いっぽんばしを、うさぎがわたっていくと、おおかみが、「おれがさきだ。もどれもどれ」とおおいばり。きつねもたぬきも、わたらせてもらえません。そんなあるひ、はしをわたってきたのは、おおきなくま。あわてたおおかみは…。
こぶたがろっぴき、はしる、はしる。うしさんこんにちは、はい、こんにちは。こぶたがろっぴき、はしる、はしる。いったいどこまでいくのかな?
じいさとばあさが、もちをついて、たべることになった。じいさがひとつたべると、ばあさもひとつたべた。もちは、ひとつだけのこった。そこで、だんまりくらべをして、かったほうが、もちをたべることになったのだが…。