20世紀最後の冒険=フェミニズムは、来たる21世紀の社会にも大きなインパクトを与えるだろう。東大で行なわれた一般教育ゼミナールを再構成した,新しい視点からの,型破りのフェミニズム入門。
言語、精神分析、歴史、人類学etc.の学問体系をふまえ、20世紀批評を包括するフェミニズム文学批評または「差異」のつくり方。
中国革命は女と子ども、家族の問題をどのように変えたか。家父長制=社会主義を撃ち、中国の未来を展望するフェミニズムの洞察。
ポスト構造主義とフェミニズム理論を横断的に架橋し、理性=男性中心的な文化制度の中で誤読されてきたアメリカ女性作家の作品を蘇生させる。男性支配に馴れ親しんだ〈女性〉の裏切りを超えて、近代/ポストモダンの対立を揚棄する試み。
社会言語学、精神分析など言語とフェミニズムをめぐる昨今の研究を整理し、言語決定論の可能性と限界を説いて、新しく統合的言語学による解放を示す。
女性問題に関わる用語や概念の混乱を正すためシステム論を適用した初めての試み。フェミニズムは、また新しい武器を手にした。
日本の女性解放運動史上類稀な理論家であり、戦前・戦後を通して働く女性のために闘ってきた山川菊栄。当時、交流のあった関係者の証言と各分野の専門家の分析・解析からなる「山川菊栄の人と思想」を知る一冊。
アメリカというダイナミックな文化に展開する最近のフェミニズム批評を、文学批評の流れの中にたどるアンソロジー。いま、フェミニズム批評が見えてくる。
星野流“流行予知科学”が展望する最新マーケティングのためのニュートレンド20!
フェミニズムの境界線を書き替えるオール語り下し対談。向こう側とこちら側から「ベルリンの壁」を掘り崩しあった、感動の対談記録。
近代から現代への女性の社会状況、表現の文化の変遷を明確に分析し、性差の制度と思考を超えたポスト・フェミニズムの可能性を予言する画期的なエッセイ。
働きすぎのマザコン社会、ニッポン。おしつけがましい〈男らしさ〉をオリて、人間らしく暮らすにはー。男性学の論客から日経連会長まで、男のいいぶん25本立て。
ウーマンリブから三十年。男社会の壁に挑んだ女たちが切り拓いた苦闘の道。しなやかなイブたちは時代をどう変えたか。フェミニズム最新リポート。