『図書館活動と著作権Q&A』(2000年刊)を現状の制度に即して見直しを行ない,アップデートした新版です。
前回同様,Q&A形式で平易に解説しています。「Q」は,図書館の現場から実際に寄せられた質問を基に設定し,旧版を活かした項目と新たに入れ替えた項目により「80問」を構成しました。
図書館員が著作権と図書館サービスのせめぎ合いに直面したとき,著作者,出版者,利用者,図書館,設置母体など,さまざまな関係者にとってよい「落としどころ」を求めて悩みます。そんなときに役立つ一冊です。
はじめに
1.基本的な考え方
2.利用規約,契約を軸に考える
3.著作権の働く行為を軸に考える
4.権利制限規定を軸に考える
5.権利制限規定を軸に考える(複写サービス)
6.保護期間・保護の対象となる著作物を軸に考える
7.許諾・裁定制度,その他
資料
○図書館間協力における現物貸借で借り受けた図書の複製に関するガイドライン
○複製物の写り込みに関するガイドライン
○映画上映会関係
Web-APIの技術を取り入れたウェブサービス、AIなどの活用事例、蔵書からウェブ上のあらゆる情報源への視座の転換、第三の学びの場の試み、図書館と著作権法、まちづくりと図書館、地域や学校との連携などの10のトピックを取り上げて学びの指針を示す。
小5の夏休み、新しい町に引っ越してきた白石萌は、子犬のソラと散歩中に、同い年の男の子に出会う。犬と同じ名前だという宙(そら)くんは、ムッとしてるかと思えば、急にやさしく接してくれたりして、不思議な感じ。新学期に入って宙と同じクラスになった萌は、宙の過去を知りーー。洋館風のステキな図書館、クラスメイトや司書の先生、そして愛犬とともに、萌の新生活がはじまる!
新しい学校で出会ったのは、ステキな図書館と、不思議な男の子
小5の夏休み、新しい町に引っ越してきた白石萌は、子犬のソラと散歩中に、同い年の男の子に出会う。犬と同じ名前だという宙(そら)くんは、ムッとしてるかと思えば、急にやさしく接してくれたりして、不思議な感じ。新学期に入って宙と同じクラスになった萌は、宙の過去を知りーー。洋館風のステキな図書館、クラスメイトや司書の先生、そして愛犬とともに、萌の新生活がはじまる!
※小学中級から
レポートの参考資料を探す、データベースで情報検索をする、論文を入手する……、学校図書館は探究学習の強い味方。デジタル化が進み幅広い学びに役立つ図書館の活用法を名物司書が紹介します。新書を読むための「点検読書」の方法や地域に広がる読書活動の様子もお伝えします。
はじめに
第1章 学校図書館ってなんだろう
ある日の学校図書館
学校図書館ガイドライン
「読書センター」の機能
「学習センター」の機能
「情報センター」の機能
本との出会いを学校図書館で
第2章 探究学習は学校図書館から
探究学習との連携のはじまり
まずは1年生に
調べ学習と探究学習の違い
書籍(本)の情報を探す
インターネットでの情報検索
データベースの活用
手に入れた情報を整理する
情報のまとめ方
探究活動に学校図書館を活用しよう
第3章 授業と連携 学校図書館を活用しよう
アドラー『本を読む本』
「新書」って役に立つ
「新書」レポート
新書「点検読書」
学校司書による説明
生徒の感想から
新聞を活用したプログラム
まわしよみ新聞
「まわしよみ新聞」の作り方
学校でやってみよう!
ビブリオバトル
学校司書と教師が連携すると授業が豊かになる
第4章 コロナ禍で進んだ学校図書館のDX化
新型コロナー右往左往のはじまり
Google クラスルームの活用
電子図書館のトライアル
郵送貸出に挑戦
オンラインイベントへの参加
先生方へのサービス
分散登校はじまる
Google for Education の勉強をはじめる
図書館のDX化
新しい学びを支えるために
第5章 学校図書館を地域に広げる学校司書 × 社会教育士
埼玉県高校図書館フェスティバル
埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本
図書館総合展
みちねこラジオ
メールマガジンとみちねこサイト
社会教育士になる
地域とつながる
子ども食堂・子どもの居場所に本を!
学び続ける大切さー生涯学習へのアプローチ
参考文献・Webサイト
あとがき
30年以上にわたり活用されてきたロングセラー。
『図書館学基礎資料』を全面改訂し,2016年に『図書館情報学基礎資料』と改称,新たに刊行を開始した資料集です。
「現代図書館情報学シリーズ」(全12巻)を補う基本的な資料およびACRONYMS(頭字語・略語),基本用語解説,図書館・図書館情報学小年表などを体系的に収録。
第6版では,関係法令の改正に対応するとともに,IFLA-UNESCO学校図書館宣言を最新版へ更新。
さらに、基本用語解説についても適宜解説の更新や用語の追加を行い,全体を通して現状に即した見直しを行いました。
各種図書館関係者や図書館司書,図書館情報学を学ぶ人まで幅広い読者へむけた,実務にも学習にも役立つ図書館・図書館情報学分野の基本資料となっています。
1 関係法令
2 図書館に関する宣言・綱領など
3 ACRONYMS(頭字語・略語)
4 基本用語解説
5 その他資料
6 図書館情報学に関するレファレンスブックス
7 図書館・図書館情報学小年表
わかりやすい記述とともに各章間の連携にも十分配慮した,初学者向けテキストの決定版。
2016年の『改訂 情報資源組織論』刊行後に情報資源組織の世界で起こった種々の動きを反映している。
最新の内容とするべく各種情報の更新をはかり,また,NCR2018へ対応した。
NCR と BSH の用語体系の異なりにも留意し,両者の用語の理解が進むよう工夫している。
巻末には「NCR2018によるデータ作成事例」を掲載。
1章 情報資源組織:その目的・意義と概要
2章 目録法
3章 書誌データ・メタデータと情報通信技術
4章 主題組織法
5章 分類法
6章 語による主題組織法:自然語,シソーラス,件名標目表
7章 書誌コントロール
8章 (補章)索引・抄録
資料 NCR2018によるデータ作成事例
『基本件名標目表』は、日本図書館協会が提供する書誌作成の三ツールの一つとして、長く図書館の現場で活用されてきました。1999年7月に第4版が刊行され、2021年まで9回にわたり増刷されています。
このたび本書の版面を画像化し、オンデマンドの少部数印刷に切り替え、あわせて現在別冊となっている「分類記号順標目表・階層構造標目表」と、件名標目委員会のウェブサイト上に掲載されている「『基本件名標目表 第4版』追録」を一冊にまとめ、リニューアルすることといたしました。
また、これに伴い定価を13,000円(税別)に改定することとなりました。
今までの分冊を一冊にまとめ、さらに追録も合冊した本書を、引き続きご活用ください。
まえがき
件名標目委員会報告
序説
音順標目表
分類記号順標目表
階層構造標目表
『基本件名標目表 第4版』追録
筆者が巡った国内26か所の図書館の魅力をまとめた1冊。
本を介して人と人とがつながる場所「図書館(Toshokan)」。
図書館は人生の充実に欠かせない知的空間。
ー図書館ーの奥深さ、美しさ、圧巻の蔵書達があなたをお持ちしています。
旅先の図書館で素敵な余暇を過ごすきっかけになれば幸いです。
〔主な内容〕
図書館の自由に関する宣言
塩尻市立図書館本館(えんぱーく)/石川県立図書館/十日町情報館/聖籠町立図書館/富山市立図書館本館/山形県立図書館/白河市立図書館「りぶらん」/福井県立図書館/市立米沢図書館/酒田駅前交流拠点施設ミライニ 酒田市立中央図書館/まちとしょテラソ(小布施町立図書館)/中央区立京橋図書館(本の森ちゅうおう)/板橋区立中央図書館/飯能市立図書館/宮城県図書館/長岡市立互尊文庫/福島県立図書館/三条市立図書館本館/太田市美術館・図書館/安曇野市中央図書館/さいたま市立大宮図書館/富士見町図書館/那須塩原市図書館 みるる/軽井沢町立離山図書館/軽井沢町立中軽井沢図書館/金沢海みらい図書館 全26館の写真採録
随想 図書館だから叶うこと ほか
何百年も生き残る世界のみんなの宝物。それは『世界の名作物語』。その物語をひとりじめしたがる魔物があらわれたら、あなたならどう守る?
あなたの知らない世界のどこかで、この世界のすべての物語を守っているのは、ふしぎな世界の図書館司書=ストーリーマスターたち。
魔王グライモンが、世界の図書館から、どんどん物語の大事なパーツを盗んでる!
物語の世界を救うために、物語から盗まれた「キーパーツ」を探しだそう!
本好きならだれでもあこがれる、名作の世界に飛び込めると大評判シリーズの第6巻。
第3回「こどもの本総選挙」第1位『銭天堂シリーズ』の廣嶋玲子が贈る新シリーズ。
挿絵は、「鬼灯の冷徹」の江口夏実という豪華タッグが、世界の名作を紹介していく最強シリーズがハードカバーの豪華版になりました。
6巻では、クリスマスの名作をモチーフに、魔王グライモンが大暴れ! サンタになったグライモンからの、手痛いプレゼントで、主人公たちは、バラバラにされちゃって……。『クリスマスキャロル』(ディケンズ)や『もみの木』(アンデルセン)などの名作登場で、クリスマスが盛り上がること間違いなし! 最強最恐のクリスマスがやってきた!
2022年2月に始まった「ロシア・ウクライナ戦争」では、図書館の閉鎖、特定の書籍を撤去する取り組みなどが行われていると報じられています。日本においても、太平洋戦争で多くの図書館が被災し、蔵書の焼失、散逸などの被害に見舞われました。一方で、戦時下の統制において図書館が「思想善導」の機関としての役割を果たしたことも忘れてはなりません。
本書は、第109回全国図書館大会分科会「戦争と図書館」の講演録です。太平洋戦争中の思想統制、図書館への弾圧、図書館人の抵抗などをテーマとする3つの講演を収録しています。2024年は「図書館の自由に関する宣言」採択70周年、資料提供の自由を使命とする図書館のあり方を考えるとき、ぜひ手にしたい一冊です。
【目次】
はじめに
講演 旧大橋図書館から引き継がれた発禁本(新屋朝貴)
講演 戦時下における県中央図書館と地方中央図書館ー旧上伊那図書館の資料から(濱 慎一)
講演 戦時下の図書館での思想統制ー検閲の事例と「図書館の自由」への道(荒木英夫)
おわりに
専門図書館職員を対象にそのキャリア形成と人材育成の状況を明らかにし、修得した知識・技術を担保し得る認定のしくみを検討する。
専門図書館は日本に1600機関以上存在するが、経済環境や情報通信技術が変化するなか、親機関の事業目的や使命の達成に寄与し得る資料情報の提供を通して意思決定を支援することが求められている。専門図書館職員の実情を把握した上で、そのキャリア形成と人材育成のあり方、ならびに知識・技術の認定を可能とする制度を検討する。
まえがき
第1章 序論:専門図書館職員の育成を検討するにあたって
1.1 本書の背景と目的
1.2 本書の研究課題と研究方法
1.3 先行研究
1.4 用語の定義
1.5 本書の構成
第2章 専門図書館職員の職務を構成する知識・技術
2.1 本章の目的と方法
2.2 質問紙による職務の実施状況調査
2.3 聞き取りによる職務の実施状況調査
2.4 本章のまとめと考察
第3章 職務経歴から捉えた専門図書館職員のキャリア形成のプロセス
3.1 本章の目的と方法
3.2 聞き取りによる専門図書館職員のキャリア分析
3.3 分析結果
3.4 本章のまとめと考察
第4章 専門図書館職員のプロフェッション性
4.1 本章の目的と方法
4.2 プロフェッションに関する先行研究からの示唆
4.3 プロフェッションとは
4.4 組織内プロフェッションとは
4.5 企業内専門図書館職員の組織内プロフェッション性
4.6 本章のまとめと考察
第5章 組織の側から捉えた専門図書館職員の人材育成
5.1 本章の目的と方法
5.2 質問紙による人材育成の状況調査
5.3 聞き取りによる人材育成の状況調査
5.4 本章のまとめと考察
第6章 専門図書館職員の認定資格制度
6.1 本章の目的と方法
6.2 資格を取り巻く状況
6.3 専門図書館職員に関連する認定資格
6.4 専門図書館職員の認定資格制度の検討
6.5 本章のまとめと考察
第7章 結論:専門図書館職員に必要となる知識・技術の特性
7.1 本書の総括
7.2 本書の成果
付 録
あとがき
索 引
本書は,書物に代表されるドキュメントがどのようにアーカイブ化され,レファレンスの知として扱われるのかについて論じたものである。西洋思想史から現在のネット社会に通底する図書館情報学の在り方について,一貫した視点で,いくつかの理論装置を使って述べている。
ネット環境ではすでに情報や知識を操作的概念として扱っているのに,従来の紙媒体ではそれが十分に行われていなかった事情にも触れる。
第I部では,知識資源システムとしてその構成要素について。第II部では,知識資源システムとしてドキュメントやアーカイブがどのような様態を示すのかについて。第III部では,知識資源システムに対して図書館情報学ができるアプローチについて述べている。
ドキュメントやアーカイブを知へと結び付けるためのさまざまな理論的展開を,日本の具体事例においても述べ,今後の図書館や図書館員の在り方を考察し,多くの示唆を提示している。
え!? よくある本のやり方とはちがうみたいだけど大丈夫? 大丈夫です。ここにとりあげたのは、農家や菜園家に教えてもらったやり方。野菜の育ち方がよくわかっている人たちのアイデアと工夫が満載。トマトのわき芽栽培、ダイズの芽チョッキン栽培、激甘トウモロコシつくり、真冬にとれるイチゴの窓辺栽培など、人気野菜8種。野菜つくりがぐっとおもしろくなる。
【目次】
ミニトマト・トマト
味がいいやつばっかり増やしたい! わき芽栽培
トマトのそだちかた
そのまんま植えをやってみよう
スイカ・メロン
小玉スイカのずぼら栽培
メロンの空中ブランコ栽培
スイカとメロンのそだちかた
エダマメ・マメ類
サヤがわんさかつく! 芽チョッキン栽培
ラクラク! 豆まき栽培
マメのそだちかた
トウモロコシ
大きくてあまくなる! 水と肥料たっぷり栽培
トウモロコシのそだちかた
イチゴ
真冬にイチゴがとれる!? 窓辺栽培
イチゴのそだちかた
ダイコン
ラクラクとれる! 袋栽培
ダイコンのそだちかた
ジャガイモ
土寄せいらず! 超浅植え栽培
ジャガイモのそだちかた
サツマイモ
おイモ10倍計画! 苗とり栽培
サツマイモのそだちかた
ミニトマト・トマト
味がいいやつばっかり増やしたい! わき芽栽培
トマトのそだちかた
そのまんま植えをやってみよう
スイカ・メロン
小玉スイカのずぼら栽培
メロンの空中ブランコ栽培
スイカとメロンのそだちかた
エダマメ・マメ類
サヤがわんさかつく! 芽チョッキン栽培
ラクラク! 豆まき栽培
マメのそだちかた
トウモロコシ
大きくてあまくなる! 水と肥料たっぷり栽培
トウモロコシのそだちかた
イチゴ
真冬にイチゴがとれる!? 窓辺栽培
イチゴのそだちかた
ダイコン
ラクラクとれる! 袋栽培
ダイコンのそだちかた
ジャガイモ
土寄せいらず! 超浅植え栽培
ジャガイモのそだちかた
サツマイモ
おイモ10倍計画! 苗とり栽培
サツマイモのそだちかた
インターネット環境は,知の公共空間を創出すると期待されてきたが,現状は閉鎖的で排他的な情報空間が乱立している。特定の見方や主張を信奉し,事実を基礎とした意思決定が軽視される社会の到来が予見される今,本書が示唆する「知の開放的な公共空間=図書館」は,現代社会において不可欠な知の社会的基盤であり、社会的機構である。
知識とはどのように文献の中で表現され,公共の知となっているのか。人々は自らの無知を解消するためにどのように公共の知にアクセスするのか。そして,知の社会的機構としての図書館(員)が,いかにして知識を求める人たちに知識を届け、支援できるのかを問い,そのための理論を探究している。
日本語版への序
序 章
1章 公共の知
1.1 公共の知と文献調査
2章 個人の無知
2.1 個人の情報システム
2.2 関心(懸念)と興味
2.3 知識の社会的組織化
2.4 情報収集の限界
2.5 知識と意思決定
2.6 損失をもたらす無知
2.7 どの程度であれば十分なのか?
2.8 適 応
2.9 個人の情報システムの限界
3章 図書館
3.1 図書館の利用
3.2 完全な図書館へのアクセス
3.3 情報源としての図書館員
3.4 図書館サービスの理念
3.5 図書館と公共的知識
訳者あとがき
索 引
萌のクラスに転校してきた加賀雅は、美人だけどタカビー。男子のみだったバスケ部に強引に入っちゃうし、無理やり図書委員になっちゃうし……。そんな強気な雅が苦手な萌だが、雅によりそう着物姿の不思議な女性を何度か見かけていた。ある日、忘れ物を届けに雅の家を訪れた萌は、壁に飾られた絵を見て、この人こそが着物姿の女性で、雅のおじいさんの伯母だったことを知る。
萌のクラスに転校してきた加賀雅は、美人だけどタカビー。男子のみだったバスケ部に強引に入っちゃうし、無理やり図書委員になっちゃうし……。
そんな強気な雅が苦手な萌だが、雅によりそう着物姿の不思議な女性を何度か見かけていた。
ある日、忘れ物を届けに雅の家を訪れた萌は、壁に飾られた絵を見て、この人こそが着物姿の女性で、雅のおじいさんの伯母だったことを知る。
戦前に若くして亡くなったという小夜さんの絵から目をはなせなくなってしまった萌。その瞬間、
「……かえして。おねがい。かえして……。」という、かぼそい声を聞く。
かなしげな表情で萌に語りかけてくる小夜さんの想いとは?
声が聞こえることを打ち明けた萌に、雅のおじいさんは、小夜さんの話をぽつりぽつりと語り始めたーー。
1 海くんなの?
2 かわいくない、わたし
3 修学旅行の班決め
4 絵の中の小夜さん
5 Shinさんはだれ?
6 早起きの朝
7 宙から電話?
8 そっぽを向く雅
9 小夜さんのこと
10 雅のいいわけ
トキメキ図書館だより
あとがき
学校図書館で働く「本のコンシェルジュ」司書と司書教諭が自信をもっておすすめする選りすぐり220冊を紹介!
はじめに
このブックガイドの使い方
"0"で始まる本 総記
"1"で始まる本 哲学
"2"で始まる本 歴史
"3"で始まる本 社会科学
"4"で始まる本 自然科学
"5"で始まる本 技術・工学
"6"で始まる本 産業
"7"で始まる本 芸術・美術
"8"で始まる本 言語
"9"で始まる本 文学
書名索引
夏休みは「東京・学校図書館スタンプラリー」に参加しよう!
知識を獲得する主要な方法の一つは,図書をはじめとする文献を参照する,あるいは読むことである。
本書の原書名に使用されている“Second-hand Knowledge”とは,主として文献や専門知識を有する他者から得られる間接的知識を指している。この間接的知識を獲得する主要な場が図書館である。それゆえ,間接的知識の獲得は,必然的に文献や図書館との関係において議論される。
文献であれ,他者からであれ,それらの知識資源から知識を獲得する場合,何らかの選択が働いているはずである。本書は,文献や他者という知識資源の典拠性(信頼性,妥当性,真理性等)を基礎に,その選択の問題に焦点をあてたものである。
21世紀になり,インターネットの匿名性と無典拠性が蔓延る現代の情報世界において,パトリック・ウィルソンが紐解いた「知の典拠性(Cognitive Authority)」はいっそう重要な概念として受容されている。
序章
1章 直接的および間接的知識
1.1 視点
1.2 レンズ
1.3 頂上からの眺望
1.4 実体験から学ぶこととは
2章 知の典拠
2.1 典拠,影響,信頼性
2.2 知識と意見
2.3 典拠性の程度
2.4 典拠の領域
2.5 典拠の基礎
2.6 専門的知識と典拠
2.7 我々は,我々の典拠を信じるのか
2.8 結
3章 知識産業:質と流行
3.1 産業の分析
3.2 知識の生産と質のコントロール
3.3 流行と知的好み
3.4 知識産業における流行
4章 知識産業:組織のもつ典拠性
4.1 組織のもつ典拠性
4.2 科学の典拠性
4.3 社会科学
4.4 歴史学
4.5 現時の歴史としての社会科学
4.6 歴史学と典拠性
4.7 精神科学とソフトな分類
4.8 流行に立ち戻る
4.9 批判に関する典拠性
4.10 知識の生産とは
5章 日常生活における知の典拠
5.1 対立と対立の回避
5.2 最初のストック
5.3 参入の要件
5.4 通常の仕事
5.5 専門職
5.6 業務の指示
5.7 個人の生活
5.8 見世物としての世界
5.9 公的問題
6章 情報検索と知の典拠
6.1 印刷世界の典拠
6.2 誤った情報システム
6.3 評価への要求
6.5 代理人としての図書館員
6.6 教育的図書館
6.7 自由主義の図書館
6.8 懐疑主義的図書館員
文献紹介
訳者あとがき
索引