聞いてもらって、人は元気になる。
迷惑な存在と自分を責める、子どもをほめるのが苦手、「ありのままでいい」と言われても困る、相模原事件のあと外出がこわい、人の価値は生産性で測っていい?
障がいをもたない人、もつ人関係なく寄せられた47の質問に、障がい当事者ピアカウンセラーの母娘が答えます。だれもが生きやすい社会をめざしたい人に贈る、ココロの練習帳。
生物の成長、環境適応、行動、生殖、免疫など、個体の諸現象にはホルモンが関係している。比較内分泌学は、さまざまな生物のホルモンについて、進化の観点からその分子機構や作用を統合的な理解を目指す学問である。近年では多様な動物のゲノムデータの公表により多くのホルモンや受容体が発見され、さらに新しい細胞内情報伝達機構が明らかにされてきた。
本書は、脊椎動物・無脊椎動物の多様な生物を題材に、進化の観点から内分泌の基礎を網羅し、種々のホルモンを整理する。動物生理学を学ぼうとする学生、また、ヒト内分泌のより深い理解を目指す研究者に必読の内容となっている。
生物多様性と生態系サービスを保護・保全することの意義と方法について経済価値による可視化、政策・ビジネスによる主流化の観点から概観した入門書。
日本語版への序文
序 章 ポスト社会主義国の資本主義の成功、脆弱性、多様性
第1章 社会主義以後の資本主義の多様性
第2章 ポスト社会主義国の資本主義への諸経路
第3章 国民形成と新自由主義ーーバルト三国
第4章 工業化の奇跡と福祉国家の諸問題ーーヴィシェグラード・グループ
第5章 ネオコーポラティズムと非力な国家ーー南東欧諸国
第6章 厳しい時代への回帰
結 論 ポスト社会主義諸国の資本主義の20年
訳者あとがき
索引
渓流から海辺、海中に暮らす宝物のような生き物たち。エビ・カニ、ウニ・ヒトデ・ナマコ、サンゴやゴカイの仲間、海草・海藻、そして魚たち。この宝石のような生き物たちは、どこから来て、どのように暮らしているのか。研究者たちが案内する。
2017年からドイツで適用された、多様な特性を持つ子どもに対応した新しい学習指導要領が、実際の学校現場にどのように反映されているのか、現地視察をもとに紹介。障害児者をはじめ移民・難民の子どもも含めたドイツのインクルージョンの最新事情を知る上でも有益な一冊。
生物は何故こんなにもたくさんの種類がいるのか、それぞれの生物群の特徴はどのようなものか、また多様な生物を生むメカニズムは何か等、“生物の多様性”に焦点を当ててわかりやすく解説した、大学学部初年級向き生物学の教科書。
本書の姉妹書に、生命の普遍性に焦点をあてた教科書『生物講義 -大学生のための生命理学入門ー』がある。
1.地球上にどれだけ多様な生物が生きているか
2.生物多様性はどのように認識されてきたか
3.生命の起源と原核生物
4.真核生物の起源
5.原生生物にみる多様性
6.陸上生物相の出現
7.陸上の植物の多様化
8.菌界にみる多様性
9.動物の起源と多様化
10.生物の多様性をつくる原理
11.多様化にみる生物の進化
12.生命系を生きる
環境問題や貧困問題からのアプローチが多いフードバンクを、既存のサプライチェーンが抱えてきた過剰供給問題の解消、さらには希薄化する社会関係を保つ活動などを積極的に評価しながら、農産物市場論や流通論、マーケティング論等の方法論に依拠し、その発展可能性を議論することを目的としている。特に「多機能性への評価」、「運営資金」、「受給者満足と品揃え」以上の3点からのアプローチを念頭に置いている。
序 章 フードバンクの位置づけと日本の現状
第1節 サプライチェーンにおけるフードバンクの存在意義
第2節 日本におけるフードバンクの課題
第3節 分析方法と本書の構成
第1部 世界のフードバンクとその多様性
第1章 フードサプライチェーンにおける寄付行動─フードバンクの国際比較におけるフレームワーク─
第2章 フランス:フードバンク活動による食品ロス問題への対応と品揃え形成およびその政策的背景
第3章 韓国:フォーマルケアとしてのフードバンクの普及に関する分析─韓国社会福祉協議会の事例─
第1節 はじめに
第2節 研究の方法
第3節 調査結果
第4節 議論と結論
第4章 イギリス:フードバンク普及における大規模小売業者の役割
第5章 オーストラリア:産業化するフードバンクの分析─オーストラリアのケーススタディ─
第6章 香港:インフォーマルケアとしてのフードバンクの発展と多様化─活動の多様性と政策的新展開─
第7章 台湾:カルフールの取組と台中市地方条例制定への進展
第2部 日本のフードバンクにおける現状と課題
第8章 寄付食品の栄養学的側面と栄養バランス向上における課題
第9章 行政との協働から自立へと進化するフードバンク山梨
第10章 フードバンク多文化みえにみる地方都市での活動成立要件
第11章 福岡県における物流からみたフードバンク運営と企業・行政 との関係性
第12章 フードバンク山口における分散型都市の連携課題
終 章 総括とフードバンクの課題
おわりに
博物館標本はタイムカプセル! 何が入ってる? どうやって調べる?
DNA解析技術の発展により,博物館の標本が雄弁に語りはじめた! 採集の時期や場所の情報,他の標本から得られたデータも組み合わせれば,生物多様性の歴史が見えてくる。過去を知り未来に活かすためのノウハウを簡明に解説。
◎DNAの解析技術の発展で,標本のDNAも解析可能に!絶滅した生物の詳細が見えてきた。
◎最先端で活躍する若手研究者が,標本からのDNA採集のノウハウを紹介。
◎将来の研究者に貴重な標本を引き継ぐために,現在の利用者,管理者は何をすべきだろう?
◎できるだけ多くの情報を未来に送るための標本の作り方とは?
◎2022年のノーベル医学・生理学賞で注目された標本DNA研究の魅力を満載。
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・過去に採集され保管されていた標本からDNAを採取して解析できれば,過去の遺伝的多様性や集団の大きさがわかるはず。絶滅のおそれのある生物で調べれば,減少の要因を推定することができる。チョウの仲間やシマフクロウ,タンチョウなどを例に紹介。
・もちろん,進化のプロセスを解明することも。今は絶滅してしまい,標本しか残っていない生物と,現生生物の関係も明らかにしたり,種の同定が困難だった標本の正体を明らかにしたり。
・遺跡から出土した動物の骨からDNAが採取できれば,古代の環境の推定が可能に。人間の影響が少ない時代の生物のようすを知ることができるかも。
・標本から得られたDNA情報もデータベース化されている。どんな研究ができるのだろうか?
・標本からDNAを採集するための技術を,目的に即して解説。
・DNA情報を壊さずに維持するために必要な標本管理のノウハウ,貴重な標本を利用させてもらうために知っておくべきことも丁寧に解説。
バクテリア、植物、昆虫、ヒト…生物たちの多様性を目の当たりにすると、いろいろな謎が浮かんでくる。生物の「形」は、他の生き物たちとの「関係」のなかでいかに作用しているのか?生き物と環境の「関係」を「分子」から探ると何が見えてくるだろうか?「分子」から「人間活動」が環境に及ぼす影響を理解するには?「人間活動」は「生態系」のなかでどのように位置づけられるのか?さまざまなピースが織りなす生き物たちのジグソーパズルに生態学が挑む。
neuro(「脳・神経」)、そしてdiversity(「多様性」)。
この2つの言葉から生まれたneurodiversity(ニューロダイバーシティ)は、「脳や神経、それに由来する個人レベルでの様々な特性の違いを多様性と捉えて相互に尊重し、それらの違いを社会の中で活かしていこう」という考え方であり、社会運動を指す言葉です。
自閉症スペクトラム障害をはじめ発達障害と呼ばれる現象を、能力の欠如や優劣とは異なる視点、意味で捉えなおすための言葉であり、そしてさらには「すべての人の脳や神経の在り方」がその対象となる裾野の広さを持った言葉でもあります。
本書は発達障害に関わる支援者や教育者はもちろん、当事者やそのご家族、そして「多様性尊重社会の実現」に関心を持っているすべての方に「ニューロダイバーシティ」という人間理解の新たな視点をお届けする入門書となっています。
はじめに
第1部 ニューロダイバーシティとは何か?
第1章 ニューロダイバーシティという言葉の基礎知識
第2章 ニューロダイバーシティに関する議論,批判
第2部 ニューロダイバーシティ視点の人間理解
第3章 脳・神経の仕組みが異なるということの臨床的理解
第4章 脳・神経の違いが生む異なる体験と文化
第3部 ニューロダイバーシティの諸側面
第5章 『教育』×『ニューロダイバーシティ』
第6章 『働く』×『ニューロダイバーシティ』
第7章 『家族』×『ニューロダイバーシティ』
おわりに 対人支援者,教育者がニューロダイバーシティを学ぶ意味
あとがき
コロナ禍の中で多様性を新たに捉え直し、東京の可能性と未来を考察する、山口周の「東京の多様性の現在」。
多様性を表現または研究の大きなテーマ、または背景にしている、東京在住の知識人やクリエイターである、隈研吾、ドミニク・チェン、李晶玉、ニコライ・バーグマン、レスリー・キー、フジコ・ヘミング、大友克洋、トーマス・フレベル、大隅良典各氏への取材を通して、多様性という生き方をそれぞれの経験から提示する「多様性と私」。
留学の歴史的ダイナミズムとこれからの可能性を探る、斎藤幸平の「留学の歴史と未来」。
編著者滝久雄がこれまでの人生経験に基づいて得た論考「多様性が創造性を生む」。
今後の東京の創造的多様性とその方向性を考察するとともに、自分らしく生きるためのヒントを提示する、学生、一般人、経済人、日本のリーダーたち必読の1冊。
まえがき
1 東京の多様性の現在 山口周
2 多様性と私:多様性と向き合うキーパーソンたち
隈研吾 多様性を持って世界と接する
ドミニク・チェン 倫理的な好奇心を育む
李晶玉 共同体と個人の新たな関係を描く
ニコライ・バーグマン 花を違う視点で捉え直す
レスリー・キー アートの魔法で偏見を乗り越える
フジコ・ヘミング 音楽に国境はない
大友克洋 多様な刺激が創作を生む
トーマス・フレベル 国際的でローカルな食を極める
大隅良典 多様性が独創的な成果につながる
3 留学の歴史と未来 斎藤幸平
4 多様性が創造性を生む 滝久雄
あとがき
「生物多様性」をテーマにしたシリーズの第1巻。
この巻では、シリーズ全体の総論として、多様性生物学の中での「種」をめぐる研究の歴史と意義を概観し、現状を明らかにする。生物界を見渡し、種多様性を解き明かしていくには、たいへんに多角的なアプローチが必要であることは必須である。それらのアプローチの理論や手法を、実際の研究例を用いて、生物学のさまざまな分野の専門研究者によって紹介する。
第 I 部 分類学のすすめ
1.種多様性とは何か
2.分類学はこれまで何をしてきたか
第 II 部 類縁と系統をさぐる
3.系統樹をつくる
4.分子系統学のすすめ
5.比較分子発生生物学のすすめ
6.比較形態学のすすめ
7.比較細胞学のすすめ
8.理論細胞遺伝学のすすめ
9.古生物学のすすめ
第 III 部 種分化研究のすすめ
10.動物における種分化の機構
11.両生類における種分化
12.霊長類における種分化
13.無性生殖集団における植物の種分化
14.島嶼における植物の種分化
15.渓流沿い植物の種分化
16.植物地理からみた多様性
17.動物地理からみた多様性