1917年のロシア革命後、アヴァンギャルドの芸術家たちが子どもたちに贈った絵本の黄金時代があった。しかし国家の統制によりわずか10余年で終焉。その文化遺産ともいえる珠玉の稀覯本約250冊が日本で発見され、今よみがえる!
英国ですでに30冊以上が刊行されているトレヴァー・ヨークの歴史的建造物シリーズ、待望の邦訳版が登場! 著者トレヴァー・ヨークの温かみのあるイラストとやさしい解説で、イングランドの歴史と建造物に関する基礎知識が手にとるように分かります。日本版シリーズ第1冊めは、英国貴族が暮らした「お屋敷(=カントリー・ハウス)」のことがわかる本。カントリー・ハウスの間取り、建築様式の移り変わり、主人一家の暮らしなどはもちろん、階下に住む使用人たちの生活にも触れ、キッチンのしくみや、人々の生活の知恵を覗き見ることができます。英国を舞台にしたイラストや漫画を描きたい方、海外小説の背景を知りたい方、建築や歴史に興味がある方におすすめ。巻末には、実際に観に行けるカントリー・ハウスの観光情報もあり、ガイドブックとしても役立ちます。翻訳は、人気コミック&アニメ『英國戀物語エマ』の時代考証をはじめ、英国文化に関する本の執筆など、幅広い分野で活躍中の村上リコさん。読みやすく明快な文章と豊富な解説で、「これからイングランドのことを知りたい」という方にも気軽にお読み頂けます。トレヴァーさんと一緒に、壮大な英国の歴史を巡る旅へ、出かけてみませんか?
【第1章】騎士道と暴食 Chivalry and Gluttony
・中世後期とチューダー朝の家 1300-1560
【第2章】富と人文科学 Wealth and the Humanities
・エリザベス一世とジェームズ一世時代の館 1560-1660
【第3章】商業と科学 Commerce and Science
・王政復古時代とウィリアム三世とメアリー二世時代の館 1660-1720
【第4章】自由と感性 Liberty and Sensibility
・ジョージ王朝時代の館 1720-1800
【第5章】帝国と産業 Empire and Industry
・摂政時代、ヴィクトリア時代、エドワード時代の館 1800-1914
【第6章】インテリアの成り立ち Interior Structures
・鏡板、天井、そして暖炉
【第7章】階上の部屋 The Upstairs Rooms
・ホール、応接間、正餐室
【第8章】階下の部屋 The Downstairs Rooms
・キッチン、洗い場、そして酪農室
【第9章】庭園と領地 The Gardens and Estate
・テラス、大庭園、そして門楼
【巻末付録】
・便利な参考資料ガイド
・おすすめ訪問先
・年表
・用語集
・索引
・おすすめ訪問先マップ
一坪からでも庭はつくれる。伝統の眺める庭、屋上の庭、楽しむテラスガーデン、建物を引き立てる庭など、参考になる最新実例426庭と、押さえておきたいポイントを紹介。
身近な材料でつくる自然風の庭づくり。100余種の庭木や下草の選び方から、地割り法、石や石灯籠、手水鉢の据え方、池、つくばい、のべ段、生け垣、芝生などのつくり方や管理法、庭木の植え方や手入れ法、ふやし方まで、我が家の庭を自分でつくる手順や施工の秘訣をわかりやすく詳解。
2020年に創立100年を迎えた京大建築学教室。この長い歩みのなかで名だたる建築家たちを輩出してきた。建築環境工学の礎を築いた前田敏男、「構造学派」をつくった棚橋諒、海外から新様式を日本に導入した武田五一……人の暮らしを創り、デザインし、守り続けてきた京大建築学の真髄。次の礎となる建築を築くため、この100年を振り返る。
はじめに
人のいとなみの場を求めて
鉄筋コンクリート構造の開拓者 日比忠彦
建築環境工学を創設した藤井厚二
教育者・大学人としての西山夘三
増田友也の建築的探究
川上貢の日本建築史学
コラム 1 1950年代京大建築学生の講義ノートから
コラム 2 武田五一のアルバム
〈座談会〉歴史を振り返って考える
安全を設計する
庭園から鉄筋コンクリート構造へ そして、また園芸へ 坂静雄
建築耐震構造学の基礎を築いた世界的先駆者 棚橋諒
建築構造学研究の基礎を築いたジェネラリスト 横尾義貫
非なるもの・不なるもの・動なるものの解明を目指した小堀鐸二
寡黙で誠実な教育者 若林實
〈座談会〉守る/受け継ぐ
心地よさを科学する
建築環境工学の礎を築く──独創的な理論構築から建築設計への発展を目指して 前田敏男
多様な考え方と自由な発想を大切にする 堀江悟郎
建築照明のパイオニア 松浦邦男
熱・音響解析に的確な理論を構築した寺井俊夫
建築環境工学におけるオリジナリティを追求した松本衛
〈座談会〉望む/臨む
コラム 3 新型コロナ対策期の学部設計演習
コラム 4 京都大学建築系図書室のこれから
資料編
刊行にあたって──本書はいかに編まれたか
索引
執筆者一覧
編集委員会一覧
「君が代」でも詠われているとおり、コケは日本人にとってなじみ深い植物の代表格であり、苔庭や園芸など生活から趣味の世界にまで幅広く利用してきた。しかし、コケそのものの種類や生態となると、正直、知らない方のほうが圧倒的に多いだろう。本書では、コケの基礎知識から見分け方、そしてコケとのじょうずなつきあい方までを、豊富な写真とともに解説していく。
エリア横断で旅の目的地を探せる。圧倒的な紹介スポット数から、未知の出会いが生まれる。
日本を楽しむ選択肢が大きく広がる。美麗写真+心躍る読み物=旅こごろが刺激される。
日本の旅コンテンツのすべてが美しい写真とともに網羅された、全く新しい国内旅行ガイドの誕生。
世界が憧れる「日本の美」。「詫び寂び」が感じられる庭園から
花に彩られた華やかな絶景庭園、名家・名門の庭まで
約300の美麗スポットを収録した庭園ガイドブックの決定版
国内約300の日本庭園を収録した庭園ガイドブックの決定版。
初心者でも庭園の魅力に触れられる1冊です。特集は、花に彩られた絶景庭園(大石寺、龍安寺、方丈庭園、蔵院、平安神宮、 高台寺、御船山楽園、神木山等覚院など)、苔が美しい寺院の庭(西芳寺、東福寺 方丈庭園、祇王寺、円通院、三千院、建仁寺など)のグラビアで始まります。
さらには、世界からも高い評価を得る足立美術館と桂離宮、日本庭園の歴史を作った4大作庭家による庭園(夢窓疎石:西芳寺、天龍寺庭園、南禅院、等持院など/小堀遠州:頼久寺、南禅寺金地院庭園、大池寺 蓬莱庭園、圓徳院庭園など/小川治兵衛:無鄰菴、平安神宮神苑、旧古河邸庭園など/重森三玲:東福寺 方丈庭園、松尾大社、大徳寺 瑞峯院など)を見所のポイントとともに紹介します。写真や図版、庭園マップも駆使し、ユニークな庭園をクローズアップするコラム(日本最古の庭園・城之越遺跡、琉球王国の庭園・識名園、日本最大の中国庭園・燕趙園、アートな庭園・モエレ沼公園)も充実。
その他、掲載されている主な庭園は以下の通りです。
●寺院の庭園(毛越寺、浄瑠璃寺、円成寺、建長寺、龍安寺、高台寺、常栄寺など)
●大名庭園(兼六園、偕楽園、岡山後楽園、栗林公園、縮景園など)
●江戸城下の大名庭園(浜離宮恩賜庭園、六義園、小石川後楽園、清澄庭園など)
●神社の庭園(城南宮、北野天満宮、吉水神社、古峯神社など)
●皇室ゆかりの庭園(修学院離宮/京都御所/大覚寺/仁和寺など)
●名家・名門の庭園(三渓園/旧安田庭園/旧伊藤博文金沢別邸/旧吉田茂邸など)
京都へ豊富な水を運び、近代産業の振興を支えた琵琶湖疏水は、無隣庵をはじめ池泉を備えた別荘庭園を数多く生み出した。歴史地理学の視点から当時の景観を復原し、立地や成立過程、政治家・政商の動向や関係性をひもとく。またこの庭園を核とした人脈が、東亜同文会や清朝皇帝溥儀の復位活動とも交差しつつ、近代の日中関係に与えた影響をさぐる。
序章 水と権力の景観
一 本書の視座
二 近世の公家別荘と近代の政治家別邸
三 灌漑用水としての琵琶湖疏水
四 「密談の場」としての京都別邸
五 本書の構成
第一部 京都近代化への水脈と人脈
第一章 高瀬川上流域の近世庭園と槇村正直・北垣国道の京都復興策
はじめに
一 高瀬川の取水地点と近世の屋敷群
二 槇村正直による京都復興策と高瀬川の利用
三 高瀬川と琵琶湖疏水ー北垣国道と第二期京都策の時代
おわりに
第二章 琵琶湖疏水利用庭園の成立と中井弘による京都別邸群の誘致
はじめに
一 中井弘の「山色水声処」と小川治兵衛
二 工部省の官有事業払下げと中井弘による京都別邸群の誘致
おわりに
第三章 無隣庵に先行する琵琶湖疏水の庭と山県閥による別邸群形成
はじめに
一 無隣庵に先行する疏水利用庭園
二 山県系官僚による別邸群の形成
三 旧白川・草川水系邸宅群の成立とその意義
おわりに
第二部 近代の日中関係と京都
第一章 近衛篤麿の京都別邸設置と東亜同文会の展開
はじめに
一 近衛篤麿の京都別邸設置の経緯
二 荒尾精の若王子謫居と近衛篤麿の聖護院別邸
三 近衛篤麿の政治活動と聖護院別邸の役割
おわりに
第二章 羅振玉の京都寓居と宣統帝復辟への道程
はじめに
一 羅振玉の寓居と中国書画愛好者の東山別邸群
二 日本滞在中の羅振玉の政治的活動と升允
三 満洲国の成立と羅振玉の役割
おわりに
第三章 鄭孝胥・溥儀の来日と清浦奎吾ー琵琶湖疏水の庭と熊本人脈ー
はじめに
一 鄭孝胥の来日と清浦奎吾との関係
二 大正期における鄭孝胥と清浦奎吾の関係
三 熊本人脈による疏水利用庭園群の形成
おわりに
第四章 細川家別邸・怡園の来歴と近衛文麿
はじめに
一 怡園の成立と昭和大礼
二 怡園の設置に携わった人々
三 細川護貞の怡園利用と近衛文麿
おわりに
終章 京都の政治家別邸と疏水庭園群の意義
一 近代京都の水脈と人脈
二 貴族院・政党勢力と京都別邸群
あとがき
索引
中学生の樹が亡き祖父から受け継いだハート形の水晶。その石精である雫は、樹の心を癒し、鉱物の魅力を伝えてくれた。他の石精も見ることができる樹は、カリスマコレクターの抱える人知れぬ苦悩を知り、骨董屋のおじさんの桜石にまつわる思い出に触れる。そして、翡翠の産地である糸魚川へとー。地球の生んだ芸術品・鉱物の魅力に溢れたセンシティブな物語。著者による鉱物エッセイも収録。
二十世紀の大作庭家、重森三玲の庭は、どのように生まれたのか。二部構成の本書では、第一部で非公開の個人庭園を含む113庭を撮り下ろし写真にて俯瞰。半世紀以上に及ぶ作風の進化と深化をたどる。第二部では「テーマ→抽象→造形」という作庭のプロセスを、古典庭園との比較から詳解。重森枯山水のルーツと創造の奥義に迫る。
二条城事務所に24年にわたり勤務し、二条城庭園の維持管理業務に関わってきた著者・内田 仁氏が、二条城庭園の歴史について包括的にまとめ、解説した1冊。
内田氏が二条城に赴任した1987年当時、二条城の庭園解説書のほとんどは、作庭された時期を中心にしたものが多く、“二の丸庭園、本丸庭園、清流園の三つの庭園の成立過程から現在に至るまでの通史を同時にまとめたものはなかったという。そこで、10年以上にわたり内田氏は文献資料をあたるだけでなく、入念な聞き取り調査を行い、3庭園の通史をまとめた論文を2006年に発表した。それから20年、さらなる調査研究を含めた著作が本書となる。豊富な資料、さらにはリアルな聞き取り調査から、三つの庭園=二条城庭園の現在の輪郭をはっきりとさせる。折しも、2025年は清流園の造成から60年にあたる。
東京と大阪の違いはなんだろう?その一つが、緑地である。東京には大阪に比べ圧倒的に広い緑地ー庭園ーがあり、その多くは大名庭園に由来する。しかし大阪との違いを説明する理由は、どうもそれだけではなさそうだ。将軍や大名の庭園はもちろん、これまであまり重視されなかった町人や農民の庭と、それらを支えた技術集団ー植木屋ーの活動に注目し、植木鉢から大庭園まで、園芸の隆盛をとおして、江戸・東京の魅力のルーツに迫る。
おのれの生涯をも芸術たらしめたミケランジェロ。その伝記に散見する嘘を詩的レトリックとして読み直すことで、芸術家たちの自己成型の伝統を探り、ルネサンス美術の詩的=伝記的根源に迫る。
日本庭園のデザイン作法を建築家の眼で図解。水の役割、石の構成、茶庭の意義、美の規範…。建築と環境を一体に考えるための教養として、伝統のエッセンスを抽出。『日本の住宅』『日本の建築』とともに欧米でロングセラーとなった名著「ドイツ語三部作」の復刻完結。
建設実務者必携の書。建設現場で一般に用いられている材料、工法などの名称を図解により言葉を明確にし、技術手法を目で確かめられるように解説。測量、仮設工事から現在の新建築技術工法、伝統建築までを、詳細図・納まり図等によって詳しく紹介。庭園工事を解説。