『クレクレタコラ』の放映当時(73〜74年)、俺は中学生だったと思うが、なげやりでシュールな怪獣ぬいぐるみコメディだったと記憶している。クレイジー映画を撮った坪島孝も監督していたそうで、そう聞くと音楽もそれ風? 当然ながらライナーが「おたく」だ。
デビュー30周年を迎える彼女の活動を集大成したCD11枚組セット。ペドロ&カプリシャス時代の曲が含まれているのも嬉しい。秘蔵ライヴ収録のボーナスCD、豪華ブックレット付き。
11枚目。グラム・ロック風や太くうねるファンクなど派手でギラギラした音が、田島貴男のハードボイルドで男気にあふれたヴォーカルとどんぴしゃに合致。そこに小林旭的なキザな昭和歌謡のエッセンスも加わって、ダイナミックな突き抜け具合が痛快な作品だ。
五木ひろし芸能生活40周年記念アルバム。“おんなの絵本”と題し、花、星、風、月をそれぞれのテーマに全16曲を収録。演歌界を代表する16人の作家陣を豪華にちりばめた。「デイゴとはまなす」では実力派の夏川りみがデュエットで華を添えている。
正式ドラマー加入後、初のシングル。バンドにとって初のラブ・ソングでもある。普遍的とも呼べる優しいメロディを大切に、コーラス・アレンジにも気を遣い、広がりある曲に仕上げている。バンドとして新たなトビラを開けたことも予感させる。