睡眠改善インストラクターの石川泰弘氏を著者に、普段行っている睡眠、入浴をより効果的に行う方法を紹介。トップアスリートの入浴から睡眠まで指導した経験をもとに、運動をした後ですら翌日に疲れを残さないアフターケアを解説する。
「てんかん」「睡眠・覚醒障害」はICD-11 第6章(精神疾患の章)外に分類されているものの精神疾患との関連が深く,診療にあたる精神科医には診療科横断的な幅広い知識とともに高い専門性が求められる.また近年,病態理解や創薬において著しい進歩がみられる領域でもある.そこで,本巻では精神科医にとって重要なポイントをまとめ,ICD-11を含む新規知見を概観できるよう解説している.
〇てんかん
てんかん学と精神医学の歴史
疫学
臨床診断
病態
・神経生理学の視点から
・病態と病態生理の観点から
【Topics】突然死 sudden unexpected death in epilepsy
治療
生活支援ー包括的視点から
てんかん・てんかん症候群 各論
・焦点てんかん
・全般てんかん
・全般焦点合併てんかん
・急性症候性発作
・非誘発性てんかん発作
・てんかん重積
【Topics】自己免疫性脳炎
てんかんに伴う精神医学的側面
・全般
・心因性非てんかん性発作
・精神病〈精神症〉症状
・知的発達症・自閉スペクトラム症
【Topics】高齢者のてんかん
〇睡眠・覚醒障害
人間の睡眠と不眠症の歴史
睡眠・覚醒障害の診断分類
睡眠・覚醒障害の疫学と併存疾患
睡眠・覚醒障害の症候学と鑑別疾患
睡眠・覚醒障害の検査法
自記式評価尺度
睡眠制御の病態
・生理的睡眠制御
・生化学的薬理学的睡眠制御
治療
・薬物療法
・非薬物療法,認知行動療法,睡眠衛生
・時間生物学的治療
【Topics】体温コントロールによる不眠症治療
睡眠・覚醒障害 各論
・不眠障害群
・中枢性過眠症群
・睡眠関連呼吸障害群
・概日リズム睡眠・覚醒障害群
・睡眠関連運動障害群
・睡眠時随伴症群
【Topics】睡眠関連てんかん
精神疾患における睡眠・覚醒障害
認知症における睡眠と夜間行動の問題
生活習慣病・整形外科疾患に伴う睡眠・覚醒障害
【Topics】アルコール使用と睡眠
【Topics】睡眠を改善するサプリメント
好評の新書籍シリーズ,第6弾は,幅広い世代から関心を集める「快眠」について特集をします。睡眠研究の第一人者でおなじみの柳沢正史教授監修のもと,睡眠の科学的なメカニズムだけでなく,具体的な快眠を得るための方法などを,わかりやすく図で解説しています。STEP1〜3を順に読んでいくだけなので,長い解説を読み込んだり,読む順番に迷ったりということもありません。
理想の寝室環境,寝具の選び方,効果的な昼寝の取り方などなど,睡眠の質を改善するヒントがたくさん詰まっています。また,年齢や性別による睡眠のちがい,朝型と夜型,寝だめの効果など,誤解や認識不足が多い話題も取り上げています。手軽に実践的な睡眠の知識を手に入れたい人におすすめの一冊です。
ほかにも,「眠れなくても,とりあえず布団に入ったほうがよい?」,「寝る子は育つ,は科学的に正しい?」,「“ほんもの”のショートスリーパーはごく少数?」,「コーヒーは昼寝のあとよりも,前に飲んだほうがよい?」など,おもしろい話題もたくさん取り上げています。
脳の機能を利用して快眠を手に入れよう。 なかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚める、寝過ぎてしまう・・・・・・など睡眠に何らかの難がある日本人は2000万人を超えるとも言われている。日本人の平均睡眠時間は、それまで睡眠不足大国と言われた韓国をも抜き、世界一短い国民でもある。日本人は眠る時間を削ってまで仕事ができることを美徳とする風潮が一部で残っているが、一晩徹夜すると脳の機能はビール大瓶1本飲んだのと同程度に低下する。
2万人の血管を見て、わかった!科学的に正しい睡眠は、健康寿命を10年延ばす!105歳まで元気でぽっくり逝く人の眠り方。
先進諸国の大都市には睡眠障害に悩む人々が激増し、中でもわが国では国民の5人に1人は不眠障害であることが判明しています。
さらに睡眠に不満を感じている人々を含めるとその割合は、首都圏の成人の80%を占めるという報告もなされています。なぜわが国の睡眠管理能力は、このような事態になるまで的確な対応を欠いてきたのでしょうか。
それは、系統的な睡眠教育の欠如が大きく影響しています。睡眠教育の先進国では幼児期から高齢者まで対象別に睡眠教育プログラムが作られています。わが国では幼稚園から大学まで、どの段階を見ても系統的な睡眠教育は行われていません。
そこで、科学的根拠のある知識と技術に基づいて睡眠改善策の提案と助言、あるいは寝具や睡眠環境の設計開発ができる人材を養成することを目的として、日本睡眠改善協議会が設立されました。基本テキストとして、2008年に『基礎講座 睡眠改善学』を発刊しました。
そこから10年が経過し、この10年で睡眠の重要性についての認識は大きく変化しました。『基礎講座 睡眠改善学』をテキストとして、日本睡眠改善協議会主催の育成講座、大学での睡眠改善学の講義・認定試験が行われ、睡眠改善インストラクターの認定者は1,000名を超えました。一方で、2016年の調査による睡眠時間のOECD(経済協力開発機構)加盟国間の比較では、日本人の睡眠時間は、中国や韓国を抜いて最短で、厚生労働省の平成29年「国民健康・栄養調査」の報告でも、心身への健康被害のリスクが高まる6時間未満の睡眠時間の国民は、20〜59歳で40%以上を占めています。
このたび、睡眠改善学の主要な専門家による刷新を行い、新しい睡眠科学の知識を追加した『基礎講座 睡眠改善学』第2版を出版することになりました。本書との出会いを機会に睡眠改善学を志し睡眠健康に貢献したいという気持ちを持っていただけたら望外の幸せです。
はじめに
第1章 睡眠改善学とは
第2章 睡眠中の生理現象
第3章 睡眠中の心理現象
第4章 睡眠と生体リズム
第5章 睡眠環境
第6章 運動と睡眠
第7章 子どもの教育と睡眠
第8章 社会と睡眠
第9章 睡眠障害
第10章 睡眠の評価法
第11章 個別相談と改善技術
第12章 集団を対象とした睡眠改善技術
【睡眠改善Q&A】
【用語索引】
ベストセラー「あなたの人生を変える睡眠の法則」実践編!
「あなたの人生を変える睡眠の法則」を出版させていただいたことで、お陰さまで本当に多くの方々から、反響をいただきました。
睡眠の法則の3つの大原則である「起床から4時間以内に光を見て、6時間後に目を閉じ、11時間後に姿勢を良くする」。
これを実践して、日中の眠気が減った、夜まで集中できる、効率が上がって残業が減ったといった感想が寄せられています。
しかし、実践される中で、ご自分の普段行っている習慣は果たして良いのかという疑問や、できない場合はどうすればいいのかという疑問を持たれた方もいらっしゃると思います。
この「睡眠の法則」第2弾では、多くの方が、疑問にもたれた質問にお答えすることと、もっと睡眠の法則が活用しやすくなるテクニックを、まとめてお伝えいたします。
私の職業は、作業療法士です。現状の中でどんな行動をすれば、生活が向上するかという、具体的な方法を提示するのが私の仕事です。
本書では、今の忙しさを、明日への推進力に変えるために、脳科学と臨床に基づいたリアルな方法を、お伝えいたします。
きっと「これならできる」という、ご自分にぴったりの方法が見つかるはずです。(「はじめに」より抜粋)
4-6-11の法則と日常のちょっとした工夫で、睡眠の質がグンと良くなる!
忙しい毎日でもパフォーマンスが上がる!
≪本書の特長≫
●睡眠の大原則=4-6-11の法則を、できるだけ分かりやすく解説!
●毎日忙しくてもできる! 朝・昼・夕・夜ごとに、やっておくとよい行動を紹介
●よくある問合せ27に菅原先生がバッチリ回答! Q&Aで疑問も悩みもスッキリ解消!
●ビジネスの現場で、「デキる人」が経験的に編み出した方法を検証!
●年齢・性別等に合わせて、4-6-11の法則のウエイトの置き方を少し変えることも提案
●睡眠の法則をうまく実践できない方へ……
悪い習慣から抜け出して、新しい習慣を上手に取り入れられるようになる方法を伝授
第1章 わかりやすい睡眠のメカニズム
第2章 朝にしたいこと
第3章 昼にしたいこと
第4章 夕方にしたいこと
第5章 夜にしたいこと
第6章 不規則な生活でも成果が上がる!「睡眠の法則」超活用法
第7章 やりたかったことができるようになる!「脳を成長させる方法」
第8章 よくある問合せ27にバッチリ回答!菅原洋平の「スリープスクール」
どうして元気なからだが必要なのか、そのためにはどんな生活をしたら良いのか、そのための作戦を伝えます。保護者に朝ごはんや睡眠をしっかりとることがなぜ子どもにとって大切なのか、そのためには具体的に何から始めたらよいのかアドバイスをするのに役立ちます。
健康・医療において、また,健康寿命延伸においても睡眠の重要性が官民ともに取り挙げられるようになってきた。睡眠呼吸障害は不眠とともに睡眠障害の中で最も頻度の高い病態であり、睡眠呼吸障害患者にも不眠が多くみられ、不眠患者と睡眠呼吸障害患者の合併も多い。また、睡眠呼吸障害イコール睡眠時無呼吸症候群と考えられる向きも多く、患者対応に不備を来すこともあり得る。OSAに比較して、頻度は少ないが心不全患者や脳卒中後の患者にみられることが多い中枢性睡眠時無呼吸(CSA)の一種類である、Cheyne-Stokes呼吸(CSB)の有無は予後と関連することが明らかになっている。このように,少なくともOSA、CSAとSRHDの存在を知り、その病態生理に合わせた治療法の選択を行うことは呼吸内科、循環器内科、脳神経内科をはじめ多くの内科領域の医師にとって、重要な課題になってきた。また、SDB(特にOSA)の患者が大きな手術を受ける機会も多くなった。従って、麻酔医、外科医を含めた全ての医療領域に正確なSDBの知識が必要になってきた。
本特集では現在広く普及しているICSD-3に準じてのSDBの分類と、代表なSDBであるOSA、CSBを中心としたCSA、SRHDの病態生理,自他覚症状を解説した。また、SDBの診断に必須な方法論についても学べるようになっている。OSA、CSAと生活習慣病の関連は重要であり、心血管、代謝疾患との関連について解説が加えられている。また、睡眠時無呼吸の治療についても、小児も含めて、機器、口腔内装置、耳鼻咽喉科的治療、減量、体位変換治療法などにつき詳説されている。OSAと不眠はいずれも頻度が高く、オーバーラップすることもあり、また、CPAPなどの機器使用後も出現しうるので、その対応法も解説していただいた。最後に,トピックスとしてSDBと運転リスク、CPAP遠隔医療を含む最近の話題が解説されている。また、指定難病肺胞低換気症候群に関してはSDBの管理が極めて重要なので、その項を設けた。
各執筆者にはこの領域の専門家のみならず研修医、専門医を目指す若手医師、一般医療家にも理解が十分可能な解説をお願いしたので、本特集により得られた睡眠呼吸障害の情報が明日の実地診療に役立てば幸いである。
オーダーメイド枕はタオルで作る。寝苦しい夜の室温調整テクニック。眠りが浅いのは「寝過ぎ不眠」かも!?寝る前1分!ストレッチで超熟睡。ぐっすり眠って、すべて順調!
医学書には「妄想」と「せん妄」の症状は説明されているが、発症の仕組みについてはふれられていない。「妄想」も「せん妄」も目覚めていながら、脳裏に、覚醒時思考と睡眠時思考が共在し、それらの像が同時に描かれることで発症する、と筆者(医学博士)がたてた仮説をもとに解明する。
1 妄想とせん妄、私の基本的理解
2 例示
1 妄想
(1)空想を源とする妄想
(2)回想を源とする妄想
2 せん妄
(1)空想の夢を源とするせん妄
(2)回想の夢を源とするせん妄
肌を健やかにする」ことで健康的で、若々しく、魅力的な印象を手に入れる、そのための手段がスキンケアである。これまで多くのスキンケア製品が開発されてきたが、美容意識の高まりとともに、多様なアプローチが行われるようになってきた。本書では、最新の研究成果をふまえ、食事、運動、睡眠などが肌の老化とどのように関係しているか、科学的根拠をもとに解説する。
機能回復や疾患予防への対応がさらに重要視されている歯科医療。本書ではこれらの問題に対し用いるオーラルアプライアンス(OA、口腔内装置)に着目し、サーモフォーミングを用いたテクニックを中心にまとめました。マウスガード、オクルーザルアプライアンス、ナイトガード、睡眠時無呼吸・いびき防止装置、アライナー型矯正装置などの日常臨床に役立つさまざまなOA製作法と患者さんへの説明、最新情報を知ることができます。
Part1 4つの視点でつかむ! 全身疾患28
Part2 図解でわかる バイタルサインのとり方、読み方
Part3 図解でわかる 救急蘇生法
Part4 医療面接で何を聞く? 全身疾患の情報収集