殺人現場で捕らえられたのは、目も見えず、耳も聞こえず、口もきけぬ青年だった。本当に彼が殺したのだろうか。フィデルマは捜査を開始する。高貴な一族の血をひく族長の未亡人、族長後継者の年若い娘、ローマ・カソリックの教えを厳しく説く神父、年老いたドゥルイドの隠者。白日のもとに暴かれる、アラグリンの谷に秘められた真実とは?“修道女フィデルマ・シリーズ”第一弾。
不思議な空気のアンプルに守られて、快適な釣鐘型の家に暮らすミズグモ。その生態を通して、生命や知性の源・継承へ思いをめぐらす。メーテルリンクのもうひとつの博物文学の名品、本邦初訳。幼い頃の記憶を綴った最後のエッセイ「青い泡」も収録。※外装カバー少ヤケ、中身には問題ありません。
「平蜘蛛を探せ」舞兵庫は、太閤秀吉と関白
秀次から同じ密命を別々に受けてしまう……。
窮地に立たされた男が選んだ決断とはーー?
蜘蛛子と魔王ら一行は、荒野を行く途中で、蟻のモンスターに襲われるが、当然軽々撃破。しかし、蟻の巣の底に眠っていたはずの……最悪最強の無人殺戮兵器が目を覚ましてしまってーー!?
韋駄天の俊足と蜘蛛糸の罠を駆使して魔物を倒せるようになった「私」。調子に乗って、脱ダンジョン!と新たなエリアへ飛び出したはいいけど……そこは蜘蛛糸の天敵、炎に覆われ火竜が闊歩するマグマの土地だった!
永禄十一年。戦国の梟雄、弾正忠・松永久秀は、上洛を成した織田信長に恭順の意を示した。それは、少年の日に生きる術を教えてもらった男、斎藤道三の最期を知るため。あの言葉「蜘蛛を抱いて死ね」が真実の呪いであるのかを知るためー弑逆、謀略、裏切りの数々をし、戦国一の大悪人と呼ばれた松永弾正。その秘められた想いを描く。
クモ好きな人は滅多にいないけれど、読んだら好きになる「蜘蛛」の話。「雪迎え(クモの空中移動)」の現象を世界で初めて解明し、文学世界に現れるこの現象を和洋問わず渉猟し考察した本。蜘蛛は晩秋の晴れた空のもと「小さな天女」となる。
■雪迎え(クモの空中移動)神秘な現象「雪迎え」/「雪迎え」への追究/「雪迎え」の正体/「雪迎え」の聞込みと調査/空に飛びたつクモ/観察からわかったこと/日本各地のgossamer/gossamerに似た現象/ヨーロッパのgossamer/外国でのgossamerの観察と研究/クモの空中移動についての考察ークモは、なぜ空に飛びたつのか■文学作品のなかのgossamer文学作品における遊糸・かげろう/イギリス・アメリカの文学作品のなかのgossamer/ドイツ・フランスの文学作品のなかのgossamer/ソ連の文学作品のなかのgossamer/日本の文学作品のなかのgossamer■クモの世界と人間の世界と自然な姿のクモ/妖怪・変化・魔性のクモ/瑞祥としてのクモ/神話、文学作品のなかのクモの種々相/クモとエロス/クモと音楽・絵画/クモを媒介として描かれる人間の内面性/クモとわたしあとがき復刻版『飛行蜘蛛』解説…錦 仁
芥川の代表作が1冊で読める!
福田利之氏による描き下ろしイラストで読む、芥川龍之介
・100年読み継がれている芥川龍之介の代表作の短編10話を1冊に収録。
・巻末に、芥川龍之介の生涯や、各話の成り立ちを知ることができる解説(写真付き)を掲載。
・イラストレーション、装画、雑貨と多方面で大活躍の人気のイラストレーター・福田利之が描く世界
・大判ソフトカバーで読みやすく、本文の漢字はすべてふりがな付き。
・小・中学生から大人まで、一生のうちに何度でも繰り返し味わえる一冊。
さまざまな文学ジャンルを往還して、作品世界を創り上げた芥川龍之介。
教科書にも収録されている「蜘蛛の糸」、「羅生門」をはじめ、「蜜柑」「舞踏会」など、芥川龍之介の短編10話を収録した珠玉の名作集。
巻末には各話の<解説>と<芥川龍之介の世界>(写真付き)を掲載。
漢字はすべてふりがな付き。子どもから大人まで、繰り返し芥川作品を楽しめる一冊です。
【収録作品】
蜘蛛の糸/トロッコ/鼻/蜜柑/羅生門/仙人/舞踏会/白/魔術/杜子春
*芥川龍之介の世界 *年譜
*解説 (庄司達也/横浜市立大学教授)
「リリィ様、車を買いませんか?」
「……車?」
商業ギルドのアリゼさんの勧めで、最新機能を搭載した魔道車ルミテグランドウィングを購入したリリィ。
見聞を広めるために訪れた港町カタスティでは魔法刺繍を習得し、
王都ではヴァードモイ侯爵の長女のために卒業式典やパーティ用のドレスを短期間で仕立てるなど活躍するが、
そのために王族たちが絡んだ国家間の揉め事にも巻き込まれてしまう……。
タラトがさらなる進化を遂げ、より貴重な糸を生み出す『フロストスパイダーシルク』に!
仲間も増える、好調シリーズ第3巻!
プロローグ 寒い季節の始まり / 第一章 ドリーブズゴーレムの脅威 / 第二章 ルミテグランドウィング / 第三章 港街カタスティ / 第四章 冬のターゲット / 第五章 ヴァードモイの姫 / 第六章 王都動乱 / エピローグ ヴァードモイ帰還 / 番外編 プラムの加わった生活
“毒蜘蛛”と呼ばれている令嬢オルレアは、騎士イーサンの妹の治療薬を自ら作り、その代償として彼を縛りつけていた。新しい治療薬を渡そうとしたその夜、彼女は自分が前世で読んだ小説の悪役令嬢に転生していたことを思い出す。さらに、家族に愛されてなどおらず、家の利益のため都合よく利用されていただけだと知り愕然とする。もう誰かに執着して生きるのはやめるーそう決めたオルレアは豪奢な屋敷を捨て、街外れの古びた家で“丁寧なおひとり暮らし”を始めることに。けれどなぜかイーサンは距離を保ったまま彼女の隣にいて…?支配から始まった関係の行方はー!?毒蜘蛛令嬢と元契約騎士の束縛ラブファンタジー!
呪天童子が再び京の都に現れた! 蜘蛛を操る妖しい美女・照代と呪天の謀略が進むなか、道冬と安倍兄弟は、ある指令を受けて京を離れる。藤原家滅亡を企む呪天一派と、朝廷陰陽師たちの最終決戦の行方は!?
宿敵・横山佐十郎を斃した音無黙兵衛こと“菅郷四郎”。父親を自害に追い込んだ敵を討つため、伊之助とともに東海道を西へ進む。しかしその行く手を阻む忍の集団、当主を郷四郎に暗殺された久世家から復讐を請け負った剣豪など、数々の手練れが二人の前に立ちはだかる。さらには幻術師の魔手が伊之助をとらえ、郷四郎は窮地に立たされた……。無言殺剣シリーズ第二部堂々の開幕!
捕物小説全盛期には定番捕物帖の一つであった浅香主水捕物帖の初の集成。
第二巻には江戸狸ばやし、城普請落穂、謎三味線、傾城五月雨、黄金まんだら、踊る紅蜘蛛、心中富士詣、水無月走り火、刀剣の鬼、油地獄、みかえり美女、船まくら花嫁、酒霊供養の13編を収録。