体育やプール、制服、学校行事、友だち関係、カミングアウト……
LGBTの子どもたちにとって、日常生活の中にもたくさんのつらい場面や不安な要素があります。
そんな時、身近に一人でも相談できると思える人がいることが何よりも力になります。
教育に携わる人はもちろん、子どもとかかわるすべての大人に読んでもらいたい1冊です。
近年のLGBTの方々への社会的な理解が進む中、行政や企業では共存、支援の輪が広がっています。一方でまだ誤解や偏見もあり、さらなる知識の普及・啓発も課題です。
そのなかで個々の企業も対応を迫られていますが、担当者には、なにから始めればよいのかわからない、従業員の要求に応えられない、訴訟リスクは避けたいなど不安や戸惑いが強くあります。
本書では、多様な方々と共に安心して働き、個々の能力を発揮できる職場を築いていくための必要な知識や考え方、気をつけるべき点、具体的な事例、または想定される問題と解決法などを法律家、支援者の立場からわかりやすく解説します。
薬剤師の臨床的センスをプロデュース普段の外来で運動部に所属する学生さんを診ることはありますか?
リハビリとは違う「運動処方」がどんなものかご存じでしょうか?
地域のスポーツ大会の救護を依頼されたことはありませんか?
本特集では,ジェネラリストだからこそ親和性の高い,スポーツ医学についてまとめました.
患者さんに運動を勧める場合にも,これを読むことでしっかり周辺知識が学べます.
【主な項目】
(特 集)
■総 論
プライマリ・ケアスポーツ医学とは (濱井彩乃)
■診察室で診る,スポーツ関連疾患
アスリートの鉄欠乏性貧血,運動誘発性喘息 (松田 諭)
成長期のスポーツ障害 (上村公介)
女性と運動 (大内久美)
アンチ・ドーピング (濱井彩乃)
コラム:プライマリ・ケアスポーツ医学への期待 スポーツ整形外科の立場から (大内 洋)
■現場で診るスポーツ関連疾患と競技復帰
スポーツ外傷 (池尻好聰)
労作性熱中症 (近藤慶太,他)
スポーツ関連脳震盪 (中尾隼三)
コラム:プライマリ・ケアスポーツ医学への期待 家庭医の立場から (岡田唯男)
■運動処方
一般健康人への運動処方 (高岡沙知,他)
運動参加前診療と運動負荷試験 (福島理文)
妊婦への運動処方 (水谷佳敬)
コラム:アメリカでのプライマリ・ケアスポーツ医学 (住吉信彦)
■病院外でのスポーツ診療の実際
運動器検診とメディカルチェック (年森慎一)
もしマラソン大会の救護を頼まれたら (小松孝行)
もしサッカーのマッチドクターを頼まれたら (内田卓郎,他)
コラム:プライマリ・ケア医がオリンピックにかかわる (加藤徹男)
連載
ゲンバで使える!リラックスして読める! 診療の○泌テク (5)
過活動膀胱と前立腺肥大症 (松木孝和)
今月のお薬ランキング(50)
高リン血症治療薬(リン吸着薬) (浜田康次)
ジェネラリストのためのLGBT講座 (2)
性の多様性についての総論 (坂井雄貴)
症例× Q&A 超高齢社会シコウの利尿薬適正使用シコウ (11)
体液過剰状態の高齢うっ血性心不全患者の入院(再入院)が繰り返される現状,なんとかならないのか? (杉本俊郎)
こちらつるかめ病院臨床倫理カフェ つるりん (12)
人はいつから人なのか (金城謙太郎,長尾式子,竹下 啓)
ニュースの背景・歴史・行間を読み解く。性的マイノリティーの話題を網羅した『読む現代LGBT事典』。日本で当事者運動が活発化した1990年代以後を生きたゲイ男性が、話題を自分史に重ねながら平易に解説。
性的少数者の生きづらさと同時に、社会や教会で確実に体現しつつある希望をLGBT当事者を中心とした20名が語る。差別や偏見を解消するための取り組みもコラムで紹介。『信徒の友』連載に書きおろしを加えて待望の書籍化。
クィアの視点から民俗学の新たな可能性を拓く。
「もうLGBTなんてふつう」って言っておけばいいと思ってない?
「ゲイコミュニティ」になじめないゲイという立場に留まることから見えてくる、うわべだけのセクシュアルマイノリティ理解を脱するための処方箋。
どの子にとっても、居場所になる学級をめざす。
│特集│人を巻き込む技術
●納得感を生み出すリーダーシップ
<【インタビュー】「何を得るか」より「何を与えられるか」>
・畑中好彦 アステラス製薬 代表取締役社長CEO
●オーセンティック・リーダーシップの罠
<「自分らしさ」が仇になる時>
・ハーミニア・イバーラ INSEAD 教授
●一人ひとりがリーダーシップを発揮する
<ピクサーで学んだ創造的チームのつくり方>
・堤 大介 アニメーション監督
●変化の激しい時代に必要なエンゲージメントとは
<【インタビュー】 BCG流21世紀型リーダーシップ>
・御立尚資 ボストン コンサルティング グループ シニア・パートナー
・水越 豊 ボストン コンサルティング グループ シニア・パートナー
●イシューセリング:中間管理職の必修スキル
<あなたの上司を動かす7つの戦術>
・スーザン J. アシュフォード ミシガン大学 ロススクール・オブ・ビジネス 教授
・ジェームズ・デタート コーネル大学 サミュエル・カーティス・ジョンソン経営大学院 准教授
●リーダーシップと意思決定の要
<アドバイスの科学:与える技術・受ける技術>
・デイビッド A. ガービン ハーバード・ビジネス・スクール 教授
・ジョシュア D. マーゴリス ハーバード・ビジネス・スクール 教授
│HBR翻訳論文│
●<リーダーシップ>社会・環境面での貢献も加味した
【2015年版】世界のCEOベスト100
・『ハーバード・ビジネス・レビュー』編
●<経営戦略>市場を読み、対応すること、そして勇気を持つこと
シスコが業界をリードし続ける理由
・ジョン・チェンバース 前 シスコシステムズCEO
●<自己啓発>社会的、時間的、空間的、経験的距離のマネジメント
目の前の課題は「4つの距離」で解決する
・レベッカ・ハミルトン ジョージタウン大学 マクドノー経営大学院 教授
│連載│
●世界標準の経営理論
[第17回] SECI理論とナレッジ・ベースト・ビュー
世界の経営学に「野中理論」がもたらしたもの
入山章栄 早稲田大学ビジネススクール 准教授
│巻頭言│
●多様な生き方が尊重される社会に
・東 小雪 LGBTアクティビスト
│Idea Watch│
●チーム力はカフェテリアで培われる
・『ハーバード・ビジネス・レビュー』編
●娘を持つCEOはCSRを重視する
・ヘンリク・クロンクビスト マイアミ大学 教授
│リーダーは「描く」│
●描き終えて出てきた、自分が大切にしていたこと
・岩瀬大輔 ライフネット生命保険 代表取締役社長兼COO
│Vision Statement│
●アンシャンレジームの森林資源管理
・『ハーバード・ビジネス・レビュー』編
│前号を読んで│
●経営者のオーラまでも伝えてほしい
・萩生田 愛 Afrika Rose/アフリカの花屋 代表
●組織としての視点もほしかった
・山崎大祐 マザーハウス 取締役副社長人を巻き込む技術 リーダーシップ
BPを世界最大級のエネルギー企業へと育て上げ、「世界で最も尊敬されるCEO」にも選ばれた著者を、前代未聞のスキャンダルが襲った。少年期から隠し続けてきた秘密が暴露され、心も名誉も傷つき、屈辱的な辞職に至る。だが、それは新たな素晴らしい人生の始まりだったー。LGBTの人々は職業生活の中でどのような問題に直面し得るのか。同僚は、企業は、彼らをどう支え、どう協働していけるのか。誰もが自分自身でいられる職場をつくるため、あなたには何ができるだろうか。世界的なビジネスリーダーが職業人生の中でゲイである自分を隠し続けた日々とカミングアウトの経験、そして100人以上のLGBTの人々への取材から語る、職場における性的少数者と周囲の人々へのメッセージ。
今、世界中が同時に同じ悩みを抱えているので、各国リーダーの言葉に感動することもあるのではないでしょうか。心が動いた時が始め時。英語のニュースはまだ少し難しくても、自分の気持ちに合うスピーチなら、繰り返し聴いても苦になりません。
ダイバーシティ、新型コロナウイルス、SDGs…。課題別に話題のスピーチを紹介しているので、気持ちを整理し言語化する助けになります。社会問題についていきなり英語で意見なんて言えないけれど、スピーチを聴くことは簡単です。
これを機に、リスニングスキルを磨きながら世界共有の課題について考えてみませんか?
●世界共有の課題
・ダイバーシティ
・サステナビリティ
・デジタル社会
・新型コロナウイルス
・気候変動
・ブラック・ライブズ・マター
・LGBT
・人工知能
・結束へ向かう世界
●スピーカー
・ジャスティン・トルドー(カナダ首相)
・ジャシンダ・アーダーン(ニュージーランド首相)
・唐鳳(オードリー・タン)(台湾デジタル担当政務委員<大臣>)
・ボリス・ジョンソン(イギリス首相)
・アレクサンドリア・オカシオ=コルテス(アメリカ下院議員)
・アンドリュー・クオモ(ニューヨーク州知事)
・モーリス・ウィリアムソン(元ニュージーランド国会議員)
・ナレンドラ・モディ(インド首相)
・ジョー・バイデン(アメリカ大統領)
●Chapter 1 未来への希望が湧く
・Section 1 ダイバーシティ
ジャスティン・トルドー(カナダ首相)
・Section 2 サステナビリティ
ジャシンダ・アーダーン(ニュージーランド首相)
・Section 3 デジタル社会
唐鳳(オードリー・タン)(台湾デジタル担当政務委員<大臣>)
・Section 4 新型コロナウイルス
ボリス・ジョンソン(イギリス首相)
・column 1 30代・40代は当たり前! 世界の若きリーダーたちの台頭
●Chapter 2 立ち向かう勇気が出る
・Section 1 気候変動
アレクサンドリア・オカシオ=コルテス(アメリカ下院議員)
・Section 2 ブラック・ライブズ・マター
アンドリュー・クオモ(ニューヨーク州知事)
・column 2 アンドリュー・クオモの記者会見に登場する黒人差別事件の被害者一覧
●Chapter 3 寄り添い信じ合う
・Section 1 LGBT
モーリス・ウィリアムソン(元ニュージーランド国会議員)
・Section 2 人工知能
ナレンドラ・モディ(インド首相)
・Section 3 結束へ向かう世界
ジョー・バイデン(アメリカ大統領)
・column 3 世界を変えたこの人、この一言
ゲイの子どもにとって、家族へのカミングアウトは人生の一大事だと言えます。親であるあなたにとっても、それは重要な出来事となるでしょう。聞きたいこと、話し合いたいことが山ほど出てくるかもしれません。そんな状況の中でも、理解を深め、効果的なコミュニケーションをとるためにはどうしたらいいのでしょう?本書は、子どもがカミングアウトしたときに家族が直面するさまざまな問題に対処し、あなたとあなたの子どもが互いに支え合うオープンな関係を続けていくためのガイドブックです。