本書は理工系学部学生を対象に、光物性の基礎とデバイス応用までを一貫的に学べるようまとめられたテキスト・参考書である。前半の基礎編では、光と物質の相互作用が基本的に量子効果であることから、量子力学的な取扱いでの説明が平易かつ丁寧になされている。後半の応用編では、基本的デバイスへの応用として、個別の知識を網羅的に説明するよりは、基礎に根差した系統的理解が得られるよう配慮した解説がされている。適宜演習問題を設け、また多くの図解によって直感的イメージがつかめるなど、初学者が学びやすいよう工夫をこらした。
命を賭した愛、伝統との摩擦、心の熱い叫び、勇気と決断、自立への目覚め、人生の選択-。愛をつらぬくため、ふたりは草原の彼方に消えた、伝説だけを残して-。300万人が涙したベストセラー、日本上陸。
2000年前、ゴルゴダの丘で一人の男が死刑に処され、その出来事の象徴として十字架は広く世界に伝えられた。それらの十字架は人々の信仰や文化、暮らしと溶け合いながら、世界中の至るところで様々な表情をみせてきた。世界の十字架のある光景102点を収録、見る人の心に触れる作品の数々。
星空の初心者でもかならず探し出せる45個の星雲星団を厳選。星雲星団の位置を示した「見出し星図」と、探し方が一目でわかる「見つけ方星図」を左右セットで掲載。さらに空の環境別シミュレーション画像で実際の見え方を再現。星雲星団を見つける楽しみ、見る楽しみのエッセンスがいっぱい詰まった一冊です。
予備校の存在理由は、自由にある。何ものにもとらわれない自由。それは一切の公からはずされた者達のみがつくり出す境地。権力やこけおどしから一番遠くに身を置き、すべてにやさしくなれる瞬間、だれからも強制されず、自分だけの責任と、自分だけの計画の中で生きる、そして自分の弱さを認めることで、他人をも救う、この世の地獄。その名は、自由への、予備校。「予備校」の存在意義を大胆に覆し、その枠を無限に広げた快著。熱烈なアンコールに応えた新版刊行。
同和教育、解放教育の実践校として知られる湊川高校。そこで教師を務める著者の教育論。教育の原点がここにある。
流氷の海を疾駆し北方アジアの血と文化を遺して消えた。謎のオホーツク人を追って北進する。「オホーツク街道」、命懸けで免租と自由を守り抜いた山の民。貧しき自然郷でなぜ健全な「公」の精神が育まれたか。「十津川街道」。NHKスペシャル「街道をゆく」の出版化。
豪奢な想像力と倒錯的細密。西洋文化受容で畸型化した「もの」たち。眼の快楽にみちびかれて、摩訶不思議な中国を解剖する。異貌のシノロジー図像学。
みるみる退化してゆく現代人の足-。多くの病気の原因はそこにある。すこやかな足をとり戻すことにこそ、健康で若々しい生活を実現する鍵がある。
イザナギ、イザナミの国造りから、バイアグラの登場まで「男」と「女」の事件現場に突撃取材!時代を騒がせたゴシップ、世相のトレンド、未曾有の事件・事故、あられもない珍談・奇談、あの手この手の性風俗etcを総力をあげて発掘レポート。欲望と情念渦巻く世相の変遷と庶民風俗の流れが一目でわかる画期的日本風俗史。古代から平成まで「男と女」の事件現場を突撃レポート!
道長が栄華を誇った摂関時代、香り高い文学が花開き、宮廷の男女は雅を競った。現地を訪ね、絢爛たる王朝の都の変遷と貴族の暮らしや思いを、四季折々の景色や生活の移り変わりと密着させ、いきいきと描く。
長い植民地支配に対する血みどろの抵抗が育んだ不屈、不敗のアイルランド魂。美しくも過酷な風土に敢然と根を下ろし、誇り高き民が豊かな精神生活を営む。物質万能の日本への痛烈なメッセージがそこにある。