“史上最高の悪役令嬢”の師・リチャードに翻弄される日々を送りつつ、自領の発展のためガラス細工の開発に力を入れるローズ。その職人街では、ソーニャの養父であるヘルディン男爵の黒い噂が囁かれていた。ソーニャとリヒトが距離を縮めていく一方で、何故かローズもリチャードとデートをすることになって…!?マンガボックス発、大人気悪役令嬢ラブ(?)コメディの第3巻!!
民主主義はやっかいだけど、時間をかけてこだわって、ていねいに、がまんしつつも面白く。おいしいコーヒーを味わうために、豆の栽培や輸入法、焙煎やいれ方にも気を配り、時間をかけるように。でもその行為自体が喜びでもあるだろう。果実を得るためには、わずらわしいプロセス自体を楽しまなければ続かない。(本書より)
本書では、世界中でコツコツと「社会を変える」ための活動に取り組んでいる「ごく普通の人々」を紹介することを通して、「草の根民主主義」の現在を照射します。暗に、政治家の私的な思惑に左右される「劇場型政治」や「カリスマ待望論」と一線を画することを企図しています。
プロローグーーインドネシア・スラウェシ島のカフェで民主主義を紡ぐ
第1章 ポートランドーー対話をあきらめない街
第2章 日本でも芽吹く「政治を語る場」--最初の一歩を踏み出した若者たち
第3章 中国と韓国の社会的企業ーー接近するビジネスと公益
エピローグーーフランスの若者は、なぜデモに参加するのか?
日々続けていくことでコーヒーを美味しく淹れられるようになり、コーヒーを好きになってもらえることを目指す本。美しい写真を用い、ハンドドリップすべてに通じる必要な知識や考え方を、著者が思いつく限り伝えます。
言葉を話すネコがいる。海辺のカフェの心を癒す30のストーリー。
最高にクールなシアトルのコーヒーの拠点から、最高に幸せそうなメルボルンのカフェに至るまで、近年はバリスタが創るコーヒーとミルクとの化学反応をどこでも楽しめるようになった。シングル・サーブ・コーヒーが家庭に広く普及したことで、家に居ながらにして、コーヒーに素敵な仕上げを加えられる。大げさに道具を取り揃えなくても、自分自身で本格的なコーヒーとラテアートを創ることは可能だ。定番のリーフ柄から花輪に至るまで、必要な道具はフォームドミルク、濃いエスプレッソのベース、そしてしっかりとした手つきだけ。本書は単なるハウツーの案内だけでなく、泡の彫刻家、松野浩平や山本員揮の作品など、世界で指折りのラテ・アーティストの作品群も紹介している。
これは、忘れられたものと、世の中の隅の方にいる人たちのお話。
喫茶店〈ゴーゴリ〉の甘くないケーキ。世界の果てのコインランドリーに通うトカゲ男。映写技師にサンドイッチを届ける夜の配達人。トランプから抜け出してきたジョーカー。赤い林檎に囲まれて青いインクをつくる青年。三人の年老いた泥棒。空から落ちてきた天使。終わりの風景が見える眼鏡──。
人気作家が腕によりをかけて紡いだ、とっておきの24篇。
かつて豪華客船とともに沈んだとされた伝説の宝石が、思わぬ形でふたたび姿を現した! ところが、すべての謎の鍵を握る宝石商は何者かに毒を盛られ、こん睡状態に。海底に葬られた60年前の事件、許されざる愛、そして新たな犠牲者。不幸を呼ぶという伝説のダイヤを婚約指輪に贈られたクレアもまた、いやおうなく悲劇に巻きこまれていき……!?
ショーリが花村家を出て一か月──。始めての遠距離恋愛で最初は上手くいっていた二人だったが、次第にすれ違いが続くようになる。焦るショーリは、激情のまま、かれんを深く傷つけてしまい…。二人の仲は終わってしまうのか!? 怒涛の最終巻!!
第一級の味覚を持つものだけがその価値を認めうる、めくるめく自家焙煎コーヒーの世界。そこには名だたる「御三家」がいるー現役最高齢、銀座ランブルの関口、業界きっての論客、南千住バッハの田口、品格あるコーヒーの求道者、吉祥寺もかの標。コーヒーに人生を捧げた愛すべき頑固者、自家焙煎のカリスマがカップに注ぐ夢と情熱。
17世紀半ばから1世紀余にわたり繁栄を見せた欧州カフェ文化の先駆、コーヒー・ハウス。そこは政治議論や経済活動の拠点であると同時に、文学者たちが集い、ジャーナリズムを育んだ場として英国に多大な影響を与えた、社会の情報基地でもあった。近代都市・ロンドンを舞台にした、胡乱(うろん)で活力にみちた人間模様と、市民の日常生活を活写する。(講談社学術文庫)
17世紀半ばから1世紀余にわたり繁栄を見せた欧州カフェ文化の先駆、コーヒー・ハウス。そこは政治議論や経済活動の拠点であると同時に、文学者たちが集い、ジャーナリズムを育んだ場として英国に多大な影響を与えた、社会の情報基地でもあった。近代都市・ロンドンを舞台にした、胡乱(うろん)で活力にみちた人間模様と、市民の日常生活を活写する。
第1章 18世紀イギリスの生活史──ロンドン、ペスト、大火
第2章 ジャーナリズムの誕生──クラブ、政党、雑誌
第3章 ウィットたちの世界──文学サークル、科学実験、チャップ・ブック
(ストーリー)
ブラック金融会社を逃げ出した新町さくら。とあるきっかけでコーヒー会社・ドリームコーヒーに入社するが、彼女がはじめて知ったコーヒー業界は「ビジネス戦略」の宝庫だった!
外資系のスタバ、異業種のセブン、マクドナルド、ドトールの価格競争、最大手ネスレのイノベーションなど超強力ライバルを相手に、さくらとドリームコーヒーはどう生き残るのか!?
コーヒーから「最新ビジネス戦略」がすべてわかる!
(概要)
・セブンカフェ、マック:100円コーヒーの本当の狙いは?
・スターバックス:広告費を駆けない「ブランドスパークス」
・ドトール:低価格競争の裏にある戦略とは?
・ネスレ:フリー(無料)なのになぜ儲かる?
コーヒー業界をみれば「最新ビジネス戦略」がすべてわかる! 最新ビジネス戦略がわかる10の物語
プロローグ 1杯1000円のコーヒー!?
1杯目 ドトールの本当の勝因は「低価格戦略」ではない ブルーオーシャン戦略を実現する4つのアクション
2杯目 「邪道」と言われた缶コーヒーでUCCが成功した理由 アンケートでは顧客のニーズはわからない
3杯目 マクドナルドがプレミアムローストで目指したもの 商品はポートフォリオで考える
4杯目 「コーヒーの香り」を失ったスタバが考え続けたこと 経営合理化と業績悪化のパラドクス
5杯目 ネスレはなぜコーヒーマシンを無償で提供するのか? 継続的に収益を生むための「ジレットモデル」
6杯目 5度目の正直で大ヒットしたセブンカフェ 顧客の課題より先に自社の強みを見極める
7杯目 「コーヒー界のアップル」ブルーボトルの第3の波 オープン&シェアの文化がつくる新しい市場
8杯目 お客はカフェの「何に」お金を払うのかか 新規事業の製品設計は3つのレベルで考える
9杯目 サステイナブルでないコーヒーは生き残れない 企業の社会貢献とマーケティング3・0
10杯目 スタバが広告費をほとんどかけない理由とは? 顧客との絆を強化するブランドスパークス
エピローグ 新しいミッション!?
鎌倉の大人気カフェ「ディモンシュ」のマスターによる、プロセス写真と豆や道具紹介を充実させた実用的コーヒー本。
★美味しいコーヒーがわかる、淹れられる、選べる★
ロングセラー『極める 愉しむ 珈琲事典』が、茨城の名店・サザコーヒーを総監修に迎えてリニューアル。
「モカ」って、豆の品種? 産地? 苦味、酸味、コク……、正直、味の違いがわからない!!
そんな今さら聞けない珈琲の疑問に徹底的に答えます。
本書にしか載っていない、「初心者でも絶対美味しく入れられる超簡単なカップオンの淹れ方」は必見。
豆選び、淹れ方、焙煎、アレンジコーヒーのほか、ビジネスシーンで使えるコーヒーに関する教養もたっぷり載っています。
この1冊で珈琲通に!
《もくじ》
PART1 コーヒーこだわりはじめ
PART2 コーヒー豆にこだわってみる
PART3 淹れ方にこだわってみる
PART4 焙煎にこだわってみる
PART5 アレンジを愉しんでみる
PART6 ワンランク上のコーヒーの世界
PART7 教養としてのコーヒー
PART8 コーヒーカタログ
コーヒー用語辞典
こんなふうなふたりでいれるといい。ひとりのようなふたりを思う。彼女がつぶやくひとりの日々。
「たった一杯で、幸せになるコーヒー」というモットーを掲げ、わずか9坪弱の店を東京・恵比寿にオープンしたのは2011年でした。
そしていま、スペシャルティコーヒーの世界で革命を起こしているのが「猿田彦珈琲」です。
代表である大塚朝之が実現している世界はストイックなだけでも、マニアックなだけでもありません。なによりも「楽しい」コーヒーです。
ここではお家でコーヒーを淹れる「幸せ」を、特に初心者の方に向けて伝授しています。初めてならペーパードリップ…この基本の抽出法だけでも初級、中級、上級、さらに番外編と4つの手法を紹介しています。
そのほか「さまざまな器具での抽出法」「門外不出のアレンジドリンクレシピ」「コーヒーの座学」などなど、全10時間の授業形式で、世界最先端のコーヒーの新常識をお伝えします。
また、大塚朝之の盟友、TETSUYAさん(EXILE)との、家コーヒーの喜びを語りつくした対談も必読です。
●巻頭対談 EXILE TETSUYA×大塚朝之「家コーヒー談義」
●1時限目 とりあえずペーパードリップしてみよう
●2時限目 コーヒーの座学「コーヒーの抽出ってなんだ?」
●3時限目 さまざまな器具でコーヒーを淹れてみよう
●4時限目 コーヒーの座学「スペシャルティコーヒーってなんだ?」
●5時限目 コーヒーの座学「サードウェーブってなんだ?」
●6時限目 コーヒーの座学「コーヒー豆ってなんだ?」
●7時限目 アレンジドリンクに挑戦してみよう
●8時限目 コーヒーの頂点・エスプレッソを飲んでみよう
●9時限目 コーヒーの座学「エスプレッソってなんだ?」
●10時限目 あなたの味方・バリスタとロースターの役割
●特別企画1 コーヒー用語辞典
●特別企画2 全国コーヒーショップガイド
カップ一杯のコーヒーの中には、芳醇なロマンに満ちた「物語」の数々が溶け込んでいます。その液体を口にするとき、私たちはその中の「物語」も同時に味わっているのです。コーヒーの歴史を知ることは、その「物語」を読み解くことに他なりません。歴史のロマンを玩味するにせよ、知識欲の渇きを潤すにせよ、深く知れば知るほどに、その味わいもまた深まるというもの。一杯のコーヒーに潜んだその歴史を、一緒に辿ってみましょう。
ヒトが何かを食べるとき、その食べ物に込められた「物語」も一緒に味わっているーーそんなセリフを聞いたことはないでしょうか。
コーヒーはまさにその最たる例です。カップ一杯のコーヒーの中には、芳醇なロマンに満ちた「物語」の数々が溶け込んでいます。その液体を口にするとき、私たちはその中の「物語」も同時に味わっているのです。コーヒーの歴史を知ることは、その「物語」を読み解くことに他なりません。歴史のロマンを玩味するにせよ、知識欲の渇きを潤すにせよ、深く知れば知るほどに、その味わいもまた深まるというもの。一杯のコーヒーに潜んだその歴史を、この本で一緒に辿ってみましょう。
先史時代から今現在に至るまで、コーヒーが辿った歴史を、起源に関する最新仮説なども交えながら、できるだけわかりやすく本書にまとめました。近年話題の「スペシャルティ」「サードウェーブ」「純喫茶」なども、じつは混乱の多い言葉なのですが、それぞれの歴史をきちんと知れば、「なるほど、そうだったのか!」と目からウロコが落ちて、すっきり理解できることでしょう。
「イギリス近代化の陰にコーヒーあり」「フランス革命の陰にもコーヒーあり?!」「世界のコーヒーをナポレオンが変えた?」「コーヒーで成り上がった億万長者たち」「東西冷戦とコーヒーの意外な関係」……などなど、学校で歴史の時間に習ったいろんな出来事が、じつは意外なかたちでコーヒーとつながっていることに、きっと驚かされるでしょう。
ーー「はじめに」より、一部抜粋
<目次>
序章 コーヒーの基礎知識
1章 コーヒー前史
2章 コーヒーはじまりの物語
3章 イスラーム世界からヨーロッパへ
4章 コーヒーハウスとカフェの時代
5章 コーヒーノキ、世界にはばたく
6章 コーヒーブームはナポレオンが生んだ?
7章 19世紀の生産事情あれこれ
8章 黄金時代の終わり
9章 コーヒーの日本史
10章 スペシャルティコーヒーをめぐって
終章 コーヒー新世紀の到来