矯正専門医によるGPのためのLOT入門書。過去の『the Quintessence』、『歯科衛生士』で大好評の連載をもとに、今話題のインプラントアンカースクリュー(ミニインプラント)、アライナー矯正についても言及。ペリオやインプラントの治療にともなってニーズが高い多数歯のLOTを行うにあたって、GPであってもその概念(セファロ分析などの矯正的アプローチ)を理解したうえで実践することの重要性を説く著者の渾身の1冊。
MI修復治療のための必須テクニックとなったラミネートベニア。本書は、その第一人者が20年以上にわたる臨床と研究についてまとめた渾身の1冊。ラミネートベニアの歴史から多数の中長期予後症例、デジタルラミネートベニアに関する研究および症例、専用バーキットの紹介や前歯・臼歯ラミネートベニアの支台歯形成クラシフィケーションなど、圧巻の内容とボリューム。現在、そして将来の審美修復のクオリティーを考える歯科人必携の1冊。
Chapter 1 Prologue:接着+MIを用いたコンベンショナルラミネートベニアの安定性とそのBiomimetic Principle
Chapter 2 Conventional Laminate Veneer Restorations: Medium to Long Term Follow Up Cases中長期的予後をもつラミネートベニアの症例紹介
Chapter 3 Case Presentation: コンベンショナル・ラミネートベニアの集大成中等度の酸蝕症に対する低侵襲かつ全顎的な接着修復症例
Chapter 4 Laminate Veneers:The Movement to Digitalizationラミネートベニア デジタル化への動き
Chapter 5 The Classifications of Anterior Laminate Veneer Tooth Preparation and Clinical Cases of Digitalized Veneers
前歯部ラミネートベニア形成デザインの分類とクラシフィケーションにあわせたデジタルラミネートベニア症例紹介
Chapter 6 The Classifications of Posterior Laminate Veneer Tooth Preparation
臼歯部ラミネートベニア形成デザインの分類
Chapter 7 Case Presentation: The Grand Finale:Minimally Invasive Full-Mouth
Rehabilitation Adapting Digital Dentistry
最終章:デジタルデンティストリーに適応した低侵襲フルマウスリハビリテーション症例
本書はペリオ・インプラント再生治療の最新トレンドを大特集。歯の保存への回帰、歯周組織再生剤の応用の広がりで、特に注目される「歯周組織再生療法」の術式の変遷と適応症を巻頭で特集。また同会を代表する先生方による、ペリオの新分類に基づき治療したペリオ・インプラントの最新症例を収録した。さらに、各章では最新のインプラント症例を分野ごとに掲載。エビデンスに基づくインプラント治療の最新情報がここに。
1章 Periodontal and Peri-implant surgery ペリオ&インプラント周囲外科
2章 Bone augmentation and Sinus floor elevation 骨増生&上顎洞底挙上術
3章 Digital dentistry and Orthodontic dentistry デジタルデンティストリー&矯正歯科
4章 Implant restoration and Occlusal support インプラント補綴&咬合回復
5章Computer guided implant surgery コンピュータ支援インプラント手術
6章Implant study インプラントスタディ
7章Immediate implant placement and Functional loading and Maxillofacial prosthesis 抜歯即時&即時荷重&顎補綴
前歯部領域におけるインプラント治療専門書の翻訳本。アバットメントの歯肉貫通部の立ち上がりやヒーリングアバットメント形状の考察、唇側への埋入とそれを実現する歯肉操作のテクニックは特筆に値する。また、治療計画段階での矯正治療や隣在歯の扱いを見るだけでも明日のインプラント治療に役立つだろう。本書は「前歯部審美領域におけるインプラント治療」というもっとも難易度の高い歯科臨床に対する新しいバイブルである。
1. 審美性と軟組織の検討
2. インプラント、アバットメントおよび補綴デザインに対する生物学的影響
3. 理想的な三次元的インプラント埋入
4. 自然な軟組織カントゥアの形成
5. 最終修復物のためのラボとのコミュニケーション
6. 最終修復物
天然歯の表面には、さまざまな性状があり、それらを表現することは、天然歯のもつ質感を表現するために、もっともたいせつである。表現方法は、各種セラミック材料およびセラミストにより千差万別の築盛方法が考えられるはずである。天然歯の質感を持った、色彩表現・形態表現で大切なことは、天然歯の形態・層の構成を知り、光によりさまざまに変化する天然歯色彩を観察し、熟知することであると考える。
インプラントに関する骨造成(Bone augmentation)、サイナスフロアエレベーション(Sinus augmentation)、即時埋入(Immediate implant placement)、オーバーデンチャー(Overdenture)、経過症例(Implant follow-up)、ガイディッドサージェリー(Computer aided surgery)、軟組織処置(Implant soft tissue management)のインパクトの高いベスト10論文を最新のデータベースより選出。2016年に読む論文はこの70論文だけで十分! 関連ケースを77名が詳述しているのも非常にわかりやすい。
1章 Bone augmentation骨造成
2章 Sinus augmentation上顎洞骨増大術
3章 Immediate implant placement即時インプラント埋入
4章 Implant overdentureインプラントオーバーデンチャー
5章 Implant follow-upインプラントフォローアップ
6章 Computer aided surgeryコンピュータ支援インプラント手術
7章 Implant soft tissue managementインプラントのソフトティッシュマネージメント
本書は、ヘルスカウンセリング学会のカウンセリング方式を歯科衛生士の臨床にあてはめて解説。第1部では、その基本的考え方と技法を、第2部では、歯科衛生士の臨床にあてはめた事例を、第3部では、今後の展開を提言する。
炎症と力のコントロール=包括歯科臨床の提唱者が、臨床の頂点を極める陰でつかみとった個体差の診断から数々の工夫に満ちた対処方法までを体系的に明らかにした。口の中だけを診る従来の歯科とは異なり、顔面や全身姿勢から入って、機能を知り、歯列や咬合を評価し、生活習慣にかかわり、侵襲の少ない自然治癒を引き出し、結果的に顔やからだを改善する。何よりも歯列や歯周組織の治癒像がその方法の有効性を実証している。
Chapter 1 機能障害の診断学 Chapter 2 力と炎症のコントロール Chapter 3 力を読む Chapter 4 機能の診査 Chapter 5 咀嚼運動と咬合面形態 Chapter 6 全身のなかの下顎位 Chapter 7 崩壊と治癒のパターン Chapter 8 ストマトロジーにおける個体差の診断 Chapter 9 機能異常と臨床診断 Chapter 10 元に戻すスプリント療法と形態再付与 Chapter 11 元に戻す修復的歯牙移動 Chapter 12 補綴的な咬合の回復 Chapter 13 顎関節症とその他の顎口腔機能障害
シリーズ第7巻では、臨床医に歯槽堤増生術に利用される技術と材料に関するエビデンスに基づいた最新の情報を提供している。最近のエビデンスに基づく最新の分析は、シュトゥットガルト(2008)とベルン(2013)のITIコンセンサス会議議事録と最新の文献のレビューに基づいたものである。さまざまな程度の骨萎縮を呈する患者のリハビリテーションの成功に必要とされる計画や治療原理を12の症例で示す。
Tooth Wear(トゥースウェア) を引き起こす酸蝕症・摩耗症・咬耗症・アブフラクションの病因や評価、削らずに付加的な処置で歯の修復を図る“additive restoration”の実際、デジタル機器の活用、矯正・インプラント治療の併用、食事や生活習慣改善・適切な歯磨き・マウスガード装着等による対応など、最新情報に基づく治療法を収載。Tooth Wear患者に対する具体的で実践的な診療システムの構築に役立つ、全歯科医院必携の1冊!
SECTION 1 Tooth Wearの理解
SECTION 2 Tooth Wearの評価と治療
SECTION 3 Tooth Wear治療における予防と長期メインテナンス