補完性をキー概念に、企業組織とそれをとりまく制度をシステムとして考察する経済学と経営学における独創的ブレークスルー。米国のMBA、比較制度分析、企業理論の標準的教科書となった本書は豊富な事例とともに日本の制度改革にも貴重な示唆を与える。
21世紀へこころから贈るマーケティング・メッセージ。村田昭治最終講義録。
グラフィック・デザインにおいてはレイアウトをして書体を見本帳から選ぶ。しかしその名前の由来や背景は素通りしてしまう場合が多い。本書では時代を超えて人気の高い「ボドニ書体」を取り上げ、作者の人物像からその美的評価までを考察し、さらにグラフィック・デザインの基礎的側面にも言及している。
地球の人口は現在60億人です。ゆえに、だれでも将来の市場に変化が起こるということは理解できるでしょう。しかし、市場がどう変わるのかを予測しないと戦略的に大きなミスを犯すことになります。ナチュラル・ステップが示す四つのシステム条件は、市場の変化を予測するためのツールとなるのです。将来の市場で勝ち抜くためには、ただ洗練された省資源の技術を開発するだけでは充分ではありません。物質や原料を、将来の市場競争において勝てるだけの条件にあったものに徐々に切り替えていくことが大切なのです。
ひとつ、ふたつ、みっつ、このことばに、1・2・3と違ったゆっくりとした語感を感じます。お母さんや、おばあちゃんから、小さな手の指を一本一本折り曲げてもらっておぼえた時間が、如何にもゆっくりとして、人間の呼吸にあっているようで、とても大切なことのように思われます。そして尚、「ひとつお召し上がり下さい。」「ひとつよろしく。」など“ひとつ”と云う語意も日本の言葉の文化として大事に、こどもたちの心に伝えたいものです。
本書は画材と技法の発達を追いかけ、時代時代の巨匠の描きかたを咀嚼して再現したものである。
「人工物の科学はいかに可能であるか」本書は必然性ではなく、環境依存性ー「いかにあるか」ではなく「いかにあるべきか」-に関与するデザインの諸科学、すなわち人工物の科学(The Sciences of the Artificial)の本質を明らかにし、その可能性を問うものである。
英語を学ぶための重要単語を全て含む1200以上のことばを掲載した絵本。配列はアルファベット順。発音は、カタカナと発音記号で表示している。
プロフィット・ゾーンーそれは、持続的かつ卓越した収益性で、企業に莫大な価値をもたらす領域である。利益を追求しない企業などない。だが、利益が生じる真の背景や理由を理解している企業は非常に少ない。もはや、市場シェア優先の経営戦略では、勝ち残ることは不可能なのだ。本書の目的は、「収益性の秘密」を、大成功企業のビジネス・デザインから見出せる新しいアイデアによって解き明かすことにある。
本書は柔軟で、再利用可能な、理解しやすい設計のために、オブジェクト指向ソフトウェア設計において遭遇するさまざまな問題に対する解法を、23個のデザインパターンとしてカタログ化。あなたのプログラムにも、即、適用できます。Software Development Productivity Award受賞。
日本企業は、二度の石油ショック、ニクソン・ショック、円高などを克服し、強い競争力をつくりあげてきた。日本企業に比較優位をもたらしたのは、年功制度・終身雇用という労働形態だけでなく、組織的知識創造をコアとする労働スタイルにあった。それは個別的な直感=暗黙知を形式知化して組織全体のものにし、製品やサービス・業務システムに具体化するという組織の運動能力のことである。トヨタやホンダ、花王、富士通、富士ゼロックスなど優良企業のケース・スタディをもとに、知識創造と知識資産活用の能力を軸として、大転換を迫られている日本的経営の未来を探る。
日本、中国の文様を植物、動物、器物といった具体的な分類でまとめた解説した事典。索引付き。