機能性表示食品やトクホ(特定保健用食品)の開発を計画する者への必携マニュアル。実際に届出された臨床試験において,消費者庁の検証事業の結果,実施における問題点や,報告・記入の不備が多いことが明らかになっている。それらの結果も反映させながら,良好な試験を計画・実施・報告するための重要ポイントに力点をおいて解説している。新倫理指針対応。
第1章 計画
1.機能性表示食品および特定保健用食品としての臨床試験の位置づけ
2.健康効果のエビデンスを作るには
3.開発戦略
4.プロトコール作成のポイント
5. 臨床試験とシステマティック・レビューとの関連
第2章 実施(メソッド)
1.参加者リクルートメントとサンプルサイズの設定
2.組み入れ,除外基準
3.ランダム割付け
4.ブラインディング(盲検化)方法/試験食品・プラセボ食品
5.主要アウトカムと副次アウトカムの位置づけ
6.健康効果を検証するための統計解析
第3章 実施(社会システム)
1.人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針(2021年)
ー新しい倫理指針における食品の臨床試験の実践
2.倫理面への配慮
3.パブリケーションバイアスと臨床試験登録
4.個別データの取り扱い
5.Sponsor(主宰者)・Funder(資金提供者)・COI(利益相反)
6.CRO, SMOとの関与のしかた/著者と主宰者・資金提供者の関係と報告のしかた
第4章 報告
1.アブストラクト(抄録)の書き方
2.オーサーシップ
3.臨床試験の結果報告における留意点
4.臨床試験のアウトカムと機能性表示(ヘルス・クレーム)のあり方
5.市販後の安全性対策(健康被害情報の収集等)
電気用品の遠隔操作システムに係る技術的検討がこの1冊に凝縮!
現在は、高速インターネット網の普及に伴い、電気用品についてもIotにより遠隔操作が可能な製品が増えてきている。
本書は、2019年の最新報告書に至るまで、これまで電気用品調査委員会により取りまとめられてきた新旧の「遠隔操作に関する報告書等」を1冊にまとめたものである。
今回1冊の本として刊行することにより、携帯性・利便性が向上し、遠隔操作システムに関係する方々にとって多様な場面で使いやすくなっている。
本年の報告は、国際貿易・投資の秩序の揺らぎと、それに伴って複雑に変化するビジネス環境に焦点を当てた。ウクライナ紛争の長期化、米中覇権争いの常態化、各国による貿易制限的措置の増加などの国際情勢の変化により、これまで世界経済の発展を支えてきた自由貿易体制に歪みが生じつつある。経済効率性や比較優位に基づき形成されてきた主要国・地域間の貿易関係は、政治的な価値観を共有する同志国を優先する方向へ徐々にシフトが見られる。
SPY×FAMILYの超解読本。
『艦これ』のフィギュアを中心に、撮り下ろし写真も満載、掲載アイテムは143点!! 手が届かなかったフィギュアたちもこれでバッチリ愛でることができます!! 表紙はイチソ渾身の龍鳳ちゃん!
世界から学ぶ最新事例20社。企業の持続的価値創造を生み出すためのバイブル。
東京都千代田区霞が関、国土交通省水管理・国土保全局。
その地下倉庫の中に、人に害なす神々を鎮める「鎮守指導係」はあった。
神に姉を殺された警察官・津々楽は霊感に目覚めたことから鎮守指導係にスカウトされた。
相棒は定年を過ぎ嘱託になった天崎というお爺ちゃん…のはずが人懐っこく話しかけてくる男はどう見ても十代の美青年‼
天崎もまた神と浅からぬ因縁を持つらしく、
子どもみたいに無邪気かと思えば、老師のような圧倒的知識で津々楽を導いていく。
生真面目な津々楽と自由奔放な天崎の「神に呪われた」コンビが立ち向かう最初の難事件は──。
国交省の地下倉庫に保管された膨大な資料や怪しげな呪具を駆使し荒ぶる神の謎を解き鎮守するお仕事オカルトミステリー!
開示・対話の最前線に立つ執筆陣が統合報告の思想的背景から作成実務までを解説
「価値創造ストーリー」を「軸」として、企業価値の創造・向上に取り組む企業の姿を伝えることこそ、利用者にとって真に有用な統合報告となりうる。単なる情報の寄せ集めではなく、各情報が有機的に結合する統合報告の作成実務を投資家サイドの意見や企業の悩みどころをふまえて解説する。
元警察官にして探偵・梓凪子に舞い込んだ依頼は最悪のものだった。理由はふたつ。ひとつは、捜査先が探偵の天敵とも言える学校であること。もうひとつは、依頼人が、犬猿の仲である姉の未央子であること。大喧嘩の末、凪子は未央子の息子・輝也の死を捜査することになる。警察は自殺と判断したにもかかわらず、凶器をもった男たちに襲撃された凪子は、事件に裏があることを確信するがーー。
☆☆☆島田荘司氏・知念実希人氏、絶賛!☆☆☆
女の本性は、最後の一行で明かされるーー!
元警察官の著者が描く、元警察官の探偵・梓凪子。
扱う事件は、他人の聖域。
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元警察官にして探偵・梓凪子に舞い込んだ依頼は最悪のものだった。
理由はふたつ。
ひとつは、捜査先が探偵の天敵とも言える学校であること。
もうひとつは、依頼人が、犬猿の仲である姉の未央子であること。
大喧嘩の末、凪子は未央子の息子・輝也の死を捜査することになる。
警察は自殺と判断したにもかかわらず、凶器をもった男たちに襲撃された凪子は、事件に裏があることを確信するがーー。
責任を認めない教師、なにかを隠している姉、不可解な行動を繰り返す輝也の同級生ーー。
すべての鍵は、人々がひた隠しに守っている心のなかの“聖域”だった。
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第10回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作