西洋医学で治らなかった自身の体調不良を東洋医学、ストレッチなど独自の治療法で克服した医師による快眠・健康法。
子どもの睡眠における問題は、子どもの心身の成長、発達に大きな影響を与えて、子どもの一生が不利になってしまうことです。とくに、こころの問題が睡眠と深く関連していることから、子どもの睡眠の問題は、社会的問題として、たびたびとりあげられてきました。
具体的には、携帯電話、パソコンとかかわっている時間が長くなった分、睡眠時間が短くなり、その結果、昼間の眠気・居眠りや、集中力・注意力・意欲の低下につながり、昼間の学習、生活へ悪影響を及ぼしています。また、抑うつ状態、不安・焦燥・キレやすいなど、こころにも悪い影響を与えています。
子どものこころを理解するために、本巻でとりあげた睡眠障害を知り、治療や予防に役立てることにより、子どもの健全な育成を考えてみることにしましょう。
第1章 子どもの睡眠の発達、メカニズム
第2章 不眠症─眠ってくれない子ども
第3章 睡眠時随伴症と睡眠時運動障害
第4章 子どもの過眠症
第5章 昼夜が逆転しリズム障害に陥る子ども
第6章 子どもの睡眠時無呼吸症候群
最近ちゃんと眠れてますか?
オンでもオフでも、ストレスなく充実した生活を送れている人は、たとえ多忙であっても「睡眠」を大切にしている──というのは、今や常識な様子。
そこで今回は、個人宅の快適な寝室インテリアの実例を軸に、その作り方、役立つ家具や雑貨、さらに安眠に効く習慣やカルチャーまで紹介する「睡眠空間」の特集です。
特集「睡眠空間学」
神奈川・三浦。海の近く。フィリップ・テリアン、ジゼル・ゴーさんの寝室。
睡眠のための空間作り、その実例集。
あえて日を取り込み過ぎない設計。地域猫や野鳥を迎える、庭のある寝室。
より良い眠りのための、私の習慣。
アナウンサー、芸人、ミュージシャンなど一線で活躍するあの人の睡眠習慣。
眠りへ誘う音楽。
北インド古典音楽、子守唄、アンビエント……聴いて寝落ちするガイド。
睡眠空間に置きたい家具、雑貨カタログ。
ベッドサイドのテーブル、ランプ、巨匠デザイナーの名品から小物まで。
目次
特集
睡眠空間学
フィリップ・テリアン/ジゼル・ゴー
関根由美子/大橋 渉
秋谷直弘/秋谷とも恵
渡邊謙治
泉 哲雄/泉 美貴子
勝田隆夫
牛谷朋也
よい眠りのための、私の習慣。
武田真一/横川尚隆/見上 愛/PORIN/シャオシャオ&レイレイ/空気階段
眠りへ誘う音楽。北インド古典音楽/子守唄/アンビエントミュージック
眠りへ誘う映画。“スローシネマ”を知っているか?
天才の眠り方。大谷翔平の睡眠術。/7人の眠れるジーニアス。
THE GOOD FURNITURE & ITEMS FOR BEDROOM
よい睡眠に導く寝室の家具&雑貨カタログ。
巨匠建築家たちの寝床論。
ル・コルビュジエ/ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ/ルイス・バラガン/
シャルロット・ペリアン/フランク・ロイド・ライト/アルヴァ・アアルト
アーティスト、塩田千春の夢と眠りの狭間を紡ぐベッド。
Book in Book
挑戦の前夜に。
挑み、結果を出す人たちのストーリー。
powered by Yakult
岩井俊二/和田彩花/高木晶平/小林一毅/大森克己 ほか
本書では各種の調査研究を通して、発達障害当事者が有する睡眠困難の実態や支援ニーズを解明し、発達支援の課題を明らかにする。
ランチ後15〜20分の「仮眠」が、成功の大きな鍵を握っている!?睡眠専門医が解き明かす、「昼寝による脳のリセット」「パワー・ナップ(仮眠)」「睡眠は質より量」「朝日を浴びることの重要性」…。誰にでもできる意識改革で、あなたのパフォーマンスは怖いくらい上昇する。
人は通常、朝に目覚め、夜に眠るなど、地球の昼夜変化に合わせた生活を営んでいる。この地球の自転周期に合った約24時間周期のリズム“サーカディアンリズム”は睡眠・覚醒のほか、血圧や神経活動、ホルモン分泌などにもみられ、生命活動を営むうえで重要な役割を担っている。
サーカディアンリズム睡眠・覚醒障害により、睡眠・覚醒リズムが、ほかの生体リズムや昼夜の環境変化からずれてしまうと、不眠や日中の眠気などの心身の不調が起こり、さらには不登校や重大な事故を引き起こす可能性もある。
本書はサーカディアンリズム発振のメカニズムや、サーカディアンリズム睡眠・覚醒障害の検査・治療、さらにはサーカディアンリズムを利用した時間治療までを網羅している。最新の知識・情報を「サーカディアンリズム」と「睡眠」のエキスパートが丁寧に解説した。
日本呼吸器学会と厚生労働省「難治性呼吸器疾患・肺高血圧症に関する調査研究」班の監修によるエビデンスに基づいたオフィシャルな睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン.疫学や病態から臨床症状と診断,治療・予後はもちろんのこと,SAS患者の車の運転や遠隔医療を含めて,クリニカルクエスチョン(CQ)を取り上げ,国内外のエビデンス等を踏まえつつ,指針を示した.
最先端の研究に基づく「科学的」短眠法を初公開!短い時間でも深く眠れるから、朝スッキリ起きられる。「脳」も「身体」もリセットされて、あなた本来の能力が目覚める。睡眠学の世界的な権威が考えた、最も簡単に人生を変える方法。
日本では4人に1人が不眠症と言われ、睡眠薬の消費量世界一。悩みがあれば眠れないのは当然なのにすぐ処方され、自然に眠りが浅くなってくる高齢者への処方もごく一般的だ。
ある報告書では、医院経営のメリットとして「常用量依存を起こすことにより、患者が受診を怠らないようになる」と挙げているように、薬漬けにして利益を得ることは当たり前のことになった。
副作用が少ないとされているが、実際には依存性があり、飲み始めると止めることが難しい。「ゲートウェイ・ドラッグ」と言われ、睡眠薬をきっかけに、うつ病に発展していくことは一部では知られている事実である。
では、どのような危険があるのか。市販の「睡眠改善薬」と処方される「睡眠導入剤」の違い、日本人と睡眠、製薬会社と薬の歴史、薬を飲まない・減らすようにするにはどうしたらいいのか、を詳しく解説する。
★★本書は、2016年刊行のPHP新書『睡眠薬中毒』を加筆・修正したものです。
「天使の深睡眠」シリーズから薄掛布団が登場です! 約900gと軽量なので体への負担が少なく、寝返りが打ちやすい掛布団です。ひと晩に20〜30回打つと言われる寝返りがスムーズにできるので、睡眠が妨げられることなく朝までぐっすり眠れます。抗菌・防臭・防ダニ加工済み、洗濯機で丸洗いできるので、いつでも清潔に使えます。使わない時はコンパクトにたたんで本体のポケットに収納でき、マクラやクッションとして使用することもできます。睡眠専門医の坪田聡先生監修。
「寝ても疲れがとれない。いつも体が重い」
「忙しくて十分な睡眠がとれない」
「寝つきが悪い。眠りも浅い気がする」
「寝不足でいつもぼんやりしている。集中力も続かない」
「休日に昼過ぎまで寝てしまい後悔する」
本書は、著者独自の「濃縮睡眠®」メソッドで、これらの悩みを解決するための本です。
「濃縮睡眠」メソッドとは、睡眠の“質”を上げることで疲労を回復し、パフォーマンスと膨大な時間を生み出す睡眠法。本書の最大の特徴は、「深い眠り」につくまでの時間を短くすること。通常、深い眠りに到達するまでには約90分かかりますが、「濃縮睡眠」メソッドでは、誰でも簡単にできる方法で「1脳疲労を取り除く」「2血流を改善する」「3睡眠環境を整える」という3つの要素を達成し、それを30分程度に短縮することを目指します。その結果、短い睡眠時間でも、睡眠の質を上げ、疲労回復や日々のパフォーマンス向上を実現し、より豊かな人生を送ることができます。
はじめに
第1章 睡眠に対する意識を改革しよう
第2章 短時間で完全に疲れをとる“熟睡脳”のつくり方
第3章 30分以内に深い眠りにつく 眠れる体のつくり方
第4章 眠りの効率を最大化する 睡眠環境の整え方
第5章 睡眠の“質”を劇的に上げる11の習慣
巻末付録「濃縮睡眠」を実践・継続するために
おわりに
夢や睡眠について心理学の立場からの知見をわかりやすく解説。悪夢や不眠症状に対する認知行動カウンセリングによる支援法を中心にまとめたカウンセラーにも役立つ書。
◆社会経済問題に直結する睡眠問題…その解決の糸口となる研究、教育、テクノロジーを解説!
◆睡眠の意義(基礎研究)からQOL向上のための睡眠教育(睡眠改善)、快眠テック(スリープテック)を活用した製品の開発まで体系的に詳解!
人生の三分の一を占める睡眠、生活様式の多様化や夜型化による生活リズムの変化などで近年、睡眠時間が短縮しさまざまな健康弊害が生じている。
特に日本では国民の多くが睡眠について何らかの悩みをもっていると言われ、睡眠障害はもはや一種の国民病ともなっている。
睡眠の質の低下は、日常の就業や勉学など生産性の低下のみならず、最悪の場合心身への深刻な影響をもらたし社会問題をも引き起こす一因でもある。
本書は、睡眠の質に関わる最新研究から、生活課題としての睡眠教育(睡眠改善)、快眠製品開発まで、事例を交えながら詳しく解説する。
睡眠の最新の基礎研究はもちろん、睡眠の質を高める技術としての睡眠テック(スリープテック)、また教育現場における睡眠教育の最新動向も注目すべき内容となっている。
睡眠と疾病の関係を研究する医療従事者や研究者等から、快眠に関する製品やサービスを提供する企業等の研究者・技術者、また大学や教育機関等で心理的側面から睡眠を研究・指導をしている研究者や教育者などに。
【主な目次】
序論 生活課題としての睡眠、眠気
第1編 睡眠研究
第1章 生活課題としての睡眠・眠気研究
第2章 睡眠と脳科学
第3章 時間栄養学と健康
第4章 睡眠の質と生理反応
第5章 睡眠と環境影響
第6章 解析/測定/睡眠の質評価技術
第2編 QOL向上のための睡眠改善支援と製品開発
第1章 睡眠と社会動向
第2章 社会における睡眠教育、支援活動と評価法
第3章 スリープテック
第4章 快眠のための寝具開発
第5章 快眠のための生活環境開発とウエルネス、社会実装
第6章 快眠のための香り、入浴剤開発
睡眠にも“老化現象”があって、若いころと比べると寝つきが悪くなる、睡りが浅くなる、夜中に目が覚める、朝早くに起きてしまうといったケースは加齢とともに増加し、しかも定年で生活リズムが狂うとますます眠りの質は落ちてしまいます。60歳以上の世代では約3人に1人が何らかの睡眠問題で悩んでいるという報告もあります。そう考えれば、中高年や定年リタイア世代にこそ、改めて日々の自分の眠りに向き合い、その重要性を認識するべきなのです。
「夜泣きする子供をどう寝かしつけたらいいのか?」「脳とカラダの発達に欠かせない睡眠を子供に効果的にとらせるには?」「寝起きの悪い子供をスッキリ目覚めさせる方法は?」といったテーマに、専門医の立場から正しくアドバイス。日本ゴールドディスク大賞受賞シリーズ、流すだけで子供がグッスリ眠る魔法のCD付き。Dreams for Babiesより3曲収録。