知識社会の21世紀。グローバリゼーションの発展、インターネット、バイオテクノロジーの発達のなか世界の知財戦略は次のステージに進もうとしている。世界経済発展のため知財は何をすべきか。何が出来るのか。
続発するニセモノ被害。急増する知財訴訟。中国ビジネスの重要課題となった多様化・複雑化する知財問題の実像に迫る。
先輩の成功・失敗をケアに生かせる。観察やケアの根拠を丁寧に解説。エキスパートが持つ知恵と経験知をマスター。
本書は、日本弁理士会と東京理科大学専門職大学院総合科学技術経営研究科の知的財産戦略専攻との共同研究講座を通じて、知財プロフェッショナルに求められる知識やスキルなどについて、弁理士と実務家教員がそれぞれの人生観も含め様々な角度から議論した内容を書籍にしたものです。知的財産の最前線で活躍しているプロフェッショナル達が、仕事の厳しさや知財人生の楽しさなどを織り交ぜながら、実務の真髄を生き生きとした口調で語っています。
信託業法改正で、知財信託が解禁!資産運用・管理の新手法を徹底解説。
こんにちのEUへと引き継がれるヨーロッパ民主主義思想の歴史をアリストテレスからホッブズを経てマルクスへと辿る第一部、明治維新から戦後民主改革に至る日本近代化の歴史を坂本竜馬から福澤諭吉を経て丸山眞男へと辿る第二部で構成。思想史に名を残す巨人たちの生涯をダイナミックに描きだす。
◆目次より
第一部 ヨーロッパ・知の巨人たち
序 EU(ヨーロッパ連合)が二一世紀を先導する
一 民主主義思想の原型 アリストテレス
二 ローマ世界と近代思想への架橋 キケロー
三 ルネサンスと「新」君主論 マキャヴェリ
四 宗教改革 ルターとカルヴァン
五 国際法の父 グロティウス
六 近代国家論の祖 ホッブズ
七 議会制民主主義の定礎者 ロック
八 人民(国民)主権論の登場 ルソー
九 自由民主主義の形成 ベンサム
十 古典的自由主義と新自由主義のはざまにあって ミル
十一 社会主義は生き残れるか マルクス
十二 社会民主主義とはなにか ラスキ
十三 EU(ヨーロッパ連合)から学ぶこと
むすび 「普遍的」思想を欠く日本人へ問いかける
第二部 「第三の開国」は可能か
序 「二つの開国」から学ぶこと
一 幕藩体制の墓堀人 勝海舟
二 「明治維新」の仕掛け人 坂本竜馬
三 明治政府の創設者 大久保利通
四 明治国家体制の「生みの親」 伊藤博文
五 骨太の民権政治家 大隈重信
六 民権運動の先導者 板垣退助
七 自由・独立な知識人の成立 福澤諭吉
八 日本の百科全書学者 田口卯吉
九 自由国民主義者 陸羯南
十 「大正デモクラシー」と民本主義 吉野作造
十一 「社会的」民主主義 長谷川如是閑
十二 戦後日本の設計者 吉田茂
十三 戦後思想の羅針盤 丸山眞男
むすび 「失われた十年」から「第三の開国」へ
日本にも浸透してきた「知財」という言葉だが、どれだけの効力を持っているか考えたことがあるだろうか?現代の知財の基礎となる制度はいつ、どこで始まったのであろうか?本書では、知財に関する最古の歴史、発明家や国家政策への知財の関わりを紐解きながら、激烈なパテント市場で日本が選択すべき戦略を詳述している。知財先進国の米国的な戦略を身に付け、21世紀を生き残るための必読の書。
人々の知恵がネットワーク化され、「集合知」として可視化されつつある現代。新たな知の試みは、硬直化した専門知の閉塞を打ち破ることができるのか。科学、哲学、社会、文化など、多様な視点からその可能性を問う。
ICT技術を守る知的財産権がわかる!知財制度の国際的な枠組みがわかる!有名ICT企業の知財戦略がわかる!知財戦略策定のフレームがわかる!世界の知財戦争の「今」がわかる!
在来知・レジリエンス・環境教育の3つをキーワードに、岩手県宮古市閉伊川流域を中心とする環境保全・自然災害・再生の問題について聞き書きの成果と、それに基づいた環境教育の実践例を紹介し、その理論的位置づけを行う。
はじめに
第1 部 理論的・方法論的視点
第1章
在来知・科学知とレジリエンス_景観と文化の長期的変化を考える視点から_
第2章
在来知ネットワークからとらえる未来
第3章
在来知と環境教育
第2部 閉伊川流域のやま・かわ・うみにおける在来地と新しい試み
第4章
須賀の絵解き地図を描く_風景の「上書き」を超えて_
第5章
川のサクラマスがつなぐ山と川_子供たちと一緒に考える科学知と在来知_
第6章
主食の多様性、在来知とレジリエンス_歴史生態学からみた北上山地旧川井村地区の文化景観_
第7章
ヤマを生かす焼畑_生態学からみた土と森_
第3部 比較研究
第8章
核被災と社会のレジリエンス_福島県内における小規模経済の新たな試み_
第9章
生業の多様性と漆_歴史生態学からみた二戸市浄法寺地区の漆産業_
第10章
食の多様性・ストック・共助の重層的レジリエンス_北上山地山村における危機への対応事例から_
第4部 コメントと展望
第11章
NPO活動における海との共生と在来知
第12章
地元民からみる、サクラマスを通しての学びの可能性_地元の経験と学識をつなぐ_
第13章
在来知のちから
第14章
「わかる」と「できる」をつなぐプロジェクト_在来知をともにつくる試み_
第15章
総括
あとがき/索引
身体心理学とは、身体と心の相関関係を利用して心の状態を改善していこうという、心理学の新しい潮流。その端緒となったのは、fMRI(機能的磁気共鳴画像法)の発明。fMRIは磁力を利用して体をスキャンする医療機器で、身体のなかで生じていることをリアルタイムでモニターに映し出すことができるもの。例えば、怒りを感じているときは脳の扁桃体に血流が集合、やさしい気持ちになっているときは神経伝達物質のオキシトシンが分泌されるなど。身体と心は別々に独立して存在しているのではなく、不即不離の関係にあり、脳の部位が心の状態と対応。本書は、そのような身体と心の相関関係に注目し、心の不調に身体の側からアプローチして改善することを目指し、その手段としてのマインドフルネス呼吸法やアンガーマネジメント、セルフハグやジャンピングなどのエクササイズを使う、身体知を覚醒させるための、身体心理学を解説。身体の力を借りることで脳を動かし、心を活性化する、そこにこそ、身体心理学の可能性を感じさせる。「身体は賢く、脳と心は意外とおバカ」だったというのは、著者がこの原稿の元となった講義で語った瞠目すべきことば。
領土問題、民族紛争、資源争奪戦、異常気象、人口問題…など、世界で起きている様々な問題や事象について図表や最新データを駆使しながらテーマ別にわかりやすく解説する情報満載型の世界地図帳。最新版の巻頭特集は、ロシア、アメリカ、中国、インドの4大国の世界戦略を解説した「地政学で読み解く世界情勢」と、国力低下が叫ばれて久しい日本が世界のなかで今どのくらいの位置にあるのかを数々の図表を用いて考察した「最新!世界の国力ランキング」を収録。
【注目1】ロシア、アメリカ、中国、インドー地政学で読み解く世界情勢
ロシアによるウクライナ侵攻、台湾や南シナ海への強硬姿勢を崩さない中国の対外戦略はいったい何が原因で、何を目指そうとしているのだろうか? それに対抗する西側の盟主アメリカ、近年勢力を拡大しているインドはどう動こうとしているのか? 世界を揺るがす4つの大国、ロシア・アメリカ・中国・インドの世界戦略を地政学的に解き明かす。
【注目2】最新!世界の国力ランキング -日本の順位はどのくらい?-
いま、世界でいちばん豊かな国はどこだろう? 給与が高い国は? 生産力がある国、軍事力がある国、食料生産力のある国は? ある国の国力を計るのに、近年はGNI(国民総所得)を用いることが多い。もちろん、所得は人々の豊かな暮らしの源泉だ。しかし、GNI だけでは計れない国の強みもある。世界のなかでの国力低下がいわれ続けて久しい日本。しかし本当のところ、いま日本は世界のどの辺りにいるのだろうか? 数々の指標を用いて日本と世界の国々の現在地をつぶさに検証する特集。
【注目3】様々な問題・事象のなかから世界を読み解くための35のキーワードを解説
毎日のようにニュースで流れる世界各地で起きている問題や事象について、紛争・領土問題、社会、産業・資源、自然・地理などの分野から35のテーマを選び、地図や図表を交えながら詳細に解説。時代に飲み込まれないためにも知っておきたい必須の情報が満載。
人間は世界をどのように認識しているのか。当たり前になしえている「認識」の背後にからみ合う複雑な営みを,1つ1つ解き明かしていく実証的・科学的手法の醍醐味を堪能してほしい。初版刊行後の新しい知見も盛り込んだ,コンパクトで読みやすい入門書。
第1章 認知心理学の誕生と変貌ーー情報工学から機能的生物学へ=道又 爾
第2章 知覚の基礎ーー環境とのファーストコンタクト=北〓崎充晃
第3章 高次の知覚ーー見ることから理解することへ=道又 爾
第4章 注 意ーー情報の選択と資源の集中=大久保街亜・道又 爾
第5章 表 象ーーこころの中身,その形式=大久保街亜
第6章 記 憶ーー過去・現在・未来の自己をつなぐ=今井久登
第7章 言 語ーー成長する心の辞書システム=山川恵子
第8章 問題解決と推論ーー普遍性と領域固有性の間で=黒沢 学
実務手続上、影響が大きい下記の3点に重点を置き、最新動向を踏まえた知財実務シリーズ6の改訂版。特許庁の書類要件の緩和。期間徒過後の救済規定。歴史上の人物名からなる商標の取扱いなど。
「知的財産管理技能検定」の本試験と同様、実際に起こりえる問題が題材に。『完全図解 知的財産管理技能検定2級・3級テキスト』(三和書籍)に対応。