「最後の博物学者」、「知の巨人」、そして…「エコロジーの先駆者」南方熊楠。閉塞するアカデミズムから離脱、多様性、開放性、自由、楽しさを源とした熊楠の「生物の世界」への探求を解き明かす。
南方熊楠への招待状
第1章 自由ミナカタ学 安田忠典
第2章 「南方二書」と紀南の神社林 田村義也
第3章 「南方二書」と紀伊半島の森林の現在 土永知子
第4章 神社合祀反対と継承される獅子舞ー南方熊楠と上富田の神社 三村宜敬
第5章 蟻のマンダラー高山寺蔵新出土宜法龍宛南方熊楠書簡一通 末木文美士
第6章 けものたちへの視線ー世界の動物園・博物館をめぐる旅 松居竜五
第7章 熊楠と菌類図譜 細矢剛
第8章 南方熊楠コレクションーエコロジストとしての視点を探る 吉村太郎
第9章 南方熊楠と同時代の生物学者たち 郷間秀夫
第10章 絶滅に抗う方法ーオオカミと「地域絶滅」という問題 志村真幸
物語のなかの南方熊楠
あとがき
イラスト、写真、モチーフ、文字、配色。ターゲットに「刺さる」ビジュアル作りのアイデア集。
最高のアイデアが理想の形で具現化できる!
制作に関わる基礎知識から、
人物や動物のデッサン、
構図の意図を引き立てる照明や色彩、
英雄の旅や記号論を使った創作論、
作品に一貫性をもたせる編集方法まで。
ビジュアルで物語にのめり込ませるための、
理論と実践がつまった一冊。
『アラジン』『ライオン・キング』『ポカホンタス』などのディズニー作品をはじめ長年ハリウッドのストーリーボード・アーティストとして活躍してきた著者が、観客や読者を「楽しませる」ための具体的な方法について、あらゆる原理やテクニックを、自らの経験を交えながら丁寧に解説していきます。
日本では「絵コンテ」と同義で使われることも多いストーリーボードですが、本書では実際の制作現場と同じ手法を用いて、『千夜一夜物語/アラビアンナイト』を題材にしたオリジナルのストーリーボードを使って図示していきます。
映画、アニメーション、ドラマ、CM、ゲーム、ミュージックビデオにおける映像制作の現場や、漫画におけるネームの作成でも役に立つ知識が詰まった、実践的な1冊になっています。
[本書で得られること]
◎ストーリーボードの歴史や種類、制作プロセスといった基本的な知識
◎絵が上手に描けなくても、ストーリーをデッサンで視覚化する技術
◎観客の目と耳を導き、感情移入できるキャラクターのつくり方
◎動きや表情の変化でキャラクターの内外面を表現する方法
◎構図における照明(光と影)、色彩、線などの配置方法
◎英雄の旅や三幕構成といった物語創作に欠かせない基本的な理論や、
記号論、マーフィーの法則、ドラマティック・アイロニーなどを取り入れた応用手法まで
◎作品全体を通して一貫性のある編集方法
フランシス・グレイバスは本書で、映画制作のための、とりわけ監督のための工夫や技術について、わかりやすくて刺激的な考察をまとめている。一見単純に思える質問をたくさん投げかけるという彼のアプローチには、彼が教えようとする優れたストーリーテリングと同じ効果がある。私たちを引き込み、自分で考えさせるという効果だ。この業界に属する人もそうでない人も、映画制作というジャングルの中を苦労して進むのに役立つアイデアを、この本からまったく見つけられない人などまずいないだろう。
ロイ・E・ディズニー (ウォルト・ディズニー・カンパニー 元副会長)
フランシス・グレイバスはディズニー屈指の才能豊かなストーリーボード・アーティストであり、そんな彼をストーリー・チームに迎え入れられた私たちは幸運だった。そんな彼の豊かな経験は分かち合ってしかるべきも…
右翼、民族派、国士の視線からの三島由紀夫烈士
自衛隊東部方面総監部に於いて壮烈な割腹自決を遂げ、一世を驚愕せしめた不世出の作家、三島由紀夫先生は令和七年一月で「生誕百年」迎えた。
三島先生の世界観・精神を考察する時、「文学」があり、「芸術」があり、「肉体と性」があるが、我々が最も重要としているモノが「民族主義的行動の世界」である。
あの壮絶無比の自刃も「行動」の総決算であったと思えてならない。
本書は、壮烈な自刃に集斂される三島由紀夫先生の「行動の世界」に焦点を定め、「烈士」たる三島先生の側面の探究に挑み出版するものである。
なかでも、フィリピンでの実弾射撃訓練や池上本門寺での青思会行動訓練等…一般誌ではなかなか目にする事の出来ない行動右翼の秘蔵画像は必見である。
米一流紙のニッポン・ウォッチング。
各コラムニストボブ・グリーンの原点がここにある。22歳の鋭敏な感性が鮮やかにとらえた、ダスティン・ホフマン、ラスヴェガス、カウボーイ、シカゴ・セヴン、ニクソン、プレスリー、マイナー・リーグ、そしてシナトラ。
ボブ・グリーンは、ごく初期のころから、みずからのコラムの特徴について人に聞かれるたびに、自分は「アメリカのスナップ写真(ショット)」を撮りつづけているにすぎないと言っていた。本書には、ジャーナリストとして早熟なボブ・グリーンが22歳の時に書き上げた8編のルポルタージュが収められている。彼の処女作品集である。ダスティン・ホフマン、ラスヴェガス、カウボーイ、シカゴ・セヴン、ニクソン、シナトラ…。ボブ・グリーンの原点がここにあるのだ。
「路」をテーマに数々の作品を描き独自の世界を築いてきた平松礼二が、ジベルニーのモネの池、セーヌ、エトルタ、ノルマンディ、ル・アーブルなど印象派の画家たちのゆかりの地を訪ね、日本画家の視線で描いた華麗、繊細な世界。
本視線を集め、思わずクリックしたくなる。使える、遊べるFLASH技巧の集大成。
世界史的にも稀有なエロティック・アートに描かれた老人・子どもの姿。カラー口絵16点、モノクロ図版87点を収録。
NGO経験者がNGOの根本問題に挑む。危機にあるNGO。それは市民社会の危機だ!社会運動を「楽しい」「解放感のあるもの」にするための備忘録。
恋に、仕事に、つまずく前に-気になる「あの人」の頭の中、まる見え!7000万人のココロをつかんだ精神科医が明かす衝撃の恋愛テクニック。
本書は、日本、中国、西洋の美術史を対象とする一〇編の論文と、現代日本の写真を扱った一編の論文から構成されている。各論文をつなぐ共通点は、それらがすべてジェンダー論の観点から発想されているということである。
新しい美術史学。美術に刻印された性差を考える。日本・中国・西洋美術史研究者11名による一大論集。
めまぐるしく変動する社会システムの液状化のなか、従来自明であった「大人」の輪郭、そして「大人になることの道筋」が見えなくなっている。そんな中、学校・社会から浴びせられる「個の自立」、「知力の獲得」の強制は、子ども・若者を一層傷つけ、孤立化させる。大人になることに苦しむ子ども・若者たちの自己形成のために、本書は様々な臨床的空間で、関係性(絆)の築きを探求した労作。
本書は、西洋の古代ギリシアに源泉を発し中世、そして近・現代へと流れ至る知識論の展開を、その精神史的な背景に顧慮しつつ辿ったものである。
ゾラの影響を脱して独特の多様な世界を展開したアメリカ自然主義文学。百年あまりをへたいま、共同研究の研究者たちが現在の視線で鋭く切り込み文学と社会をゆるがしたその衝撃の秘密を探究する。