LGBTは、20人に1人いるといわれています。学校生活、友だち関係、いじめ、将来への展望、カミングアウトなど、LGBTの子どもたちは、毎日、不安に押しつぶされそうになりながら生活しています。子どもたちとかかわるすべての大人に知ってもらいたい、LGBTの子どものこころに寄り添うための本。
「LGBT」ってホントにクラスに1人いるの?どの子がLGBTか見た目でわかるの?じぶんの態度が子どもを遠ざけているの?LGBTの子がいる。どうしたらいいの?LGBTの子にどんなアドバイスを送ればいいの?一人ひとり性は違っていい。子どもの安心のために、親・先生が知っておきたい、実践したいこと。
世界中のLGBTIは、生まれながらにして自由で平等に生きる権利がある!国連人権高等弁務官事務所から国・社会に対する提言。
居場所・学び・くらし・働く・生きる を応援する本人と家族ための羅針盤!
不登校、ひきこもり、発達障害、LGBTQ+など、いきづらさを抱えた本人・家族13組のインタビューと、本人や家族、支援者が利用できる国の制度(いきづらさ全般のこと、お金のこと、生活のこと、はたらくことなど、困りごと別に相談窓口を紹介)や、民間の活動団体(家族会やフリースクール、居場所の提供、就労支援など38団体)を紹介。
本書が、生きづらさを抱えた本人と家族にとっての強い味方になれば、との著者の強い思いがこめられた1冊。
はじめに
第1章 カンタンにわかる「不登校、ひきこもり」のこと
第1節 「不登校」とは
第2節 「ひきこもり」とは
第3節 「生きづらさからの回復」の支援ー家族・支援者向けー
第4節 「自分らしい生き方」に必要なこと
第2章 当事者の体験インタビュー
自分の『黒歴史』を変えた
みどり・20歳 不登校
生きづらさの声を発信していきたい
さゆり・19歳 不登校
生きることに不安があった
剱持智昭・35歳 ひきこもり
セクシュアリティーを言えない生きづらさ
おがたけ・42歳 ひきこもり・発達障害・摂食障害・ネット依存・性的マイノリティー・聴覚情報処理障害の疑い
家庭崩壊から守り続けた姉妹
ひろみ・54歳 ひきこもり・うつ
いじめとパワハラに耐えた日々
嘉津山具子・50歳 ひきこもり・発達障害・統合失調症
母ちゃんだいすき
下山洋雄・40歳 広汎性発達障害・軽度知的障害
47歳で、やっとわかった発達障害
たっちぃ・48歳 ひきこもり・発達障害
『性の違和感』と『発達障害』の生きづらさの中で
白崎矢宵・36歳 広汎性発達障害・トランスジェンダー・感覚過敏 白崎花代・母親65歳
第3章 当事者家族の体験インタビュー
嵐が過ぎ去って、見えたもの
りゅうさん・父親 ともさん・母親
次男・17歳 不登校
娘がいたから親が変われた
キンちゃん・父親 きなこ・母親
長女・33歳 不登校・ひきこもり
ありがとうの言葉しか見つからない
後藤誠子・母親 次男・26歳 ひきこもり
孫の居場所になる
市川乙允・祖父 孫21歳 不登校
第4章 「自分らしい生き方」を応援する民間の活動団体
第1節 「行き渋り・不登校」活動団体
第2節 「ひきこもり」活動団体
第3節 「発達障害」活動団体
第4節 「LGBTQ+」活動団体
第5章 「自分らしい生き方」を応援する便利帳
第1節 「行き渋り・不登校ほか」の相談窓
第2節 「学齢期・青少年期の生きづらさ全般」の相談窓口
第3節 「ひきこもりと生活困窮」の相談窓口
第4節 「発達障害」の相談窓口
第5節 「LGBTQ+」の相談窓口
第6節 地域相談窓口
第7節 地域別相談窓口マップ
章6章 「自分らしい生き方」の付録
第1節 自分らしいはたらき方
第2節 くらしとお金
第3節 親なき後準備(8050問題対応)
あとがき
※ 本書では、支援窓口等を紹介するにあたって、QRコードも併せて掲載しています。携帯電話の機種によって、QR取得方法が異なります。操作方法をご確認のうえ閲覧ください。
だれもが働ける職場環境のつくりかたを
トランスジェンダー当事者が分かりやすく解説します。
カミングアウトを受けたらどうすればいいか、
どういった言葉がけをするとあたたかなコミュニケーションになるのか、
多様性を尊重することの素晴らしさとは何か、
これからの国際社会で重要な職場環境の在り方が
よくわかります。
【目次】
第1章 LGBTQについての基礎知識
● 多様な性のありよう
● 世界と日本のLGBTQ
● LGBTQの人口割合
● SOGIハラスメント
● アウティング
●トランスジェンダーの理解
●ダイバーシティ経営とLGBTQ
第2章 部下がLGBTQかも?と思った時のQ&A
第3章 カミングアウトを受けた時の対応
第4章 カミングアウトを受けた後のQ&A
第5章 LGBTQもそうでない人も働きやすい職場作り
第6章 LGBTQ部下とのコミュニケーションのコツ
● セクシュアリティを尊重して関わる
● 伝える内容以上に「伝える順番」を意識しよう
● ネガティブな話題の後ほど相手に喋らせる
● 部下の力を引き出す「期待」、部下の力を奪う「期待」
● LGBT部下には「事実」と「解釈」を区別して「事実だけを見る」サポートをしよう
● LGBTQに抵抗を感じる自分を許し、感情と行動を分けよう
● 怒りに任せてハラスメントするリスクを回避する
● 上司自身の自己重要感を自分で満たす
●「セクシュアリティは大切な話だが“問題”ではない」と伝えよう
● LGBTQの部下には率先して「ネガティブな自己開示」をしよう
法律上の家族でなければ遺産・保険はどうなるの?病院で家族として付き添えないの?外国人の同性パートナーは一緒に暮らせるの?二人の子どもの将来が心配なんだけど。
SOGIにもとづく差別をなくすための法整備にむけて、教育、性と性差別、宗教の観点から各分野の専門家・識者の論考を紹介する。
LGBTQという言葉は世間に広まったけれど、日本のスポーツ界は相変わらずマッチョで、根性を見せて戦うことが「男らしい」といわれる。そんな「体育会」で、性的マイノリティの選手は自分の「性」を隠して辛抱・我慢している?陸上部監督との「かなわぬ恋」に泣いた男子スプリンター、チームワークのためにゲイだと言えなかったサッカー部員、剣道部の道場で「女らしさ」から逃避できたレズビアン、女子プロレスラーに完敗した元球児のトランスジェンダー…。9人のアスリートが語った実体験から、「男らしさ」の呪いが解けない日本の姿が見えてくる。
近年、LGBTへの理解は、少しずつ進んでいます。しかし、それらが一人一人のL/G/B/Tの生きやすさにつながっているとは、まだまだ言えない状況です。
たとえば、カミングアウトは依然として困難です。そのため、実はすぐ隣にいるかもしれない「なかま」を見つけにくく、孤立感のなかに置かれています。
また、非当事者にとっても、LGBTのことは遠い世界の出来事と考えてしまいがちです。
「わたしたちはもうすでに一緒に生きている」のです。「ともに生きる」ためには、まず「知る」ことが必要です。
この本は「多様な性を生きる人々が育んできた、豊かな歴史や文化を知るための手がかりをつくりたい」という思いから生まれました。
各章では、自伝的ノンフィクション、コミック、小説、社会・歴史書のほか、医療・法律・教育の分野でサポートをする人に読んでほしい本などを72冊紹介しています。
これは、単なるブックレビュー集ではありません。46人の執筆者が、それぞれ自分と本との間で行った「対話」です。巻末には、詳細な「性的マイノリティ関連の年表」を掲載しました。
性的マイノリティ当事者の方、その家族や友人、同僚はもちろん、教職員や行政の窓口担当者、司法書士や弁護士、医療関係者などサポートする方々にぜひ!
第1章 「ひとりじゃない」ことがわかる本
第2章 LGBTってなに?の疑問にこたえる本
第3章 LGBTとカルチャー
第4章 暮らし、健康・医療について考える本
第5章 より深く知りたい人のために
第6章 サポートする人に読んでほしい本
巻末付録 性的マイノリティ関連の年表
原題にある「神々の国」(the Province of the Gods)とは、ラフカディオ・ハーンの著作より引いたものである。ハーンもまた隻眼の人であったが、著者に至っては、身体障害者であり、かつLGBTでもあり、そしてHIV患者であり、さらに日本においてはガイジン(ユダヤ系米国人)として見られ、いわば究極のマイノリティと言っても過言ではない。その著者が、日本では、米国社会にはない不思議な「居心地の良さ」を感じ、その背景に、日本神話の中には「障害を持つ神」がいることに着目する。そして、この印象の深層を掘り起こすため様々な人々と出会い、全国各地を訪ね歩く。しかしそれは、人生最大の苦難に遭遇し、深い暗闇の中から抜け出すための、癒しの旅でもあったのだ。究極のマイノリティによる日本印象記。
「セクシュアリティの悩みが原因で、自分らしく働くことをあきらめたくない」本書はそんな思いをもつ方のための一冊です。LGBT就活生・転職者から実際に寄せられたリアルな不安に対する向き合い方と解決策をわかりやすく丁寧に解説します。LGBTの気持ちに寄り添い、理解するにあたって人事・採用担当者、チームリーダー、キャリアセンター職員などにとっても必読です。
移民政策、LGBT--
日本の伝統を壊す狂った輩と戦う!
[日本保守党は希望の光となるか]
エセ保守・自民党による
「狂気のレフトウイング政策」を壊すとき。
第1章 LGBT推進で見放された自民党
第2章 移民で国民が大損する理由
第3章 日本保守党が大善戦した東京15区
第4章 日本の裏伝統・「暴力と政治」の近現代史
第5章 日本周辺はすでに戦時である
第6章 日本保守党が安倍なき日本を守り抜く
ジェンダー・セクシュアリティと法制度の関わりを研究する著者が、LGBTという言葉を手がかりに、多様な性に関する常識の編み直しを試みる。
本書の第1部では、多様な性を生きる人々の生活を描くことを通じて、当事者の声から私たちの社会を見直すためのヒントを探っていく。第2部では、全ての人が「個人として尊重」される社会を展望していくために、多様な性に関わる言葉について整理し、日本社会の現時点での課題について考察する。補章では、「多様な性」理解増進法についての対談も収録。
いかなる性を生きる人も「個人として尊重」され、安心して暮らしていくために、この社会に必要とされているのは何かを考察する一書。
■推薦 はるな愛(タレント)
「みんな違ってみんないい。でも、みんな一緒がもっといい」
まさにこの言葉がハマる素晴らしい一冊です。
はじめに
◇第一部 わたしたちはここにいる
第一章 相方と仲間:パートナーとコミュニティ
第二章 好きな女性と暮らすこと:ウーマン・リブ、ウーマン・ラブ
第三章 フツーを作る、フツーを超える:トランスジェンダーの生活と意見
第四章 社会の障壁を超える旅:ゆっくり急ぐ
◇第二部 全ての個人の尊重に向けて
第五章 多様な性を考えるための言葉
第六章 日本社会の課題と展望
補 章 対談 全ての人が自分らしく生きられる社会に(谷合正明×池田弘乃)
おわりに
親日アメリカ人“捨て身”の提言
「米国の時代」は終わる。
離米・反共で強い独立国へ!
目を覚ませ、親米保守。
歴史の大転換期
日本は世界を動かすパワーを持てる!
第1章 日本を見下しつつ、じつは恐れているワシントンの陰謀
第2章 グローバリストの暗躍で国力を落とすアメリカ、日本
第3章 日本に入り込むフェミニスト、LGBT活動家の実態
第4章 アメリカの“日本占領”を喜ぶ「親米保守」の不思議
第5章 「楯作戦」と「徴兵・徴農」で日本の国力をアップせよ
第6章 本当の歴史を伝え、「素晴らしい日本人」を取り戻せ
第7章 世界一の道徳力を持つ国・日本は必ず復活する!