裏切り、謀略、戦争ーイギリスの小さい民間会社が、あらゆる手段でインドの富を根こそぎ奪い尽くした。現代の企業暴力の末路を歴史から予言する!
ヒンドゥ教からは外れた旅する特殊な共同体の人々が、乞われて村落や町内を訪れ、地域主催者の望む精霊、動物神、先祖霊(神)などに憑く憑霊、儀礼芸能「ブータ」の実態を解明する。また「シリ」と名づけられた伝説的、神話的女性の生涯の物語に熱狂する信女たちが「シリ」に憑依することで自らの一生を熱烈に確認する祭礼の驚くべき光景を描き出す。本書は日本で初めての南インド、アラビア海沿岸に伝播する二つの民俗儀礼とその祭礼の深層を探った力作である。
2014年、ある男の死が大きな話題を集めた。長年、清掃員のパートとして働いていた人物だ。この平凡な男は、800万ドルもの資産を残したー。なぜ彼は、これだけの富を築けたのか?経済的自由を勝ち取るための必読書。「お金の価値観」が劇的に変わる。
BRICsの一角として、これからの世界を牽引するインド。歴史・宗教や衣食住、産業界の現状からインドへの旅行・生活まで、世界が注目するインドのすべてがわかる。
前世から自分が死ぬ日までーすべての運命が予言され記されているというインドに伝わる「アガスティアの葉」。この神秘に触れようと、神戸の異人館街の外れにある屋敷に“インド倶楽部”のメンバー七人が集まった。その数日後、イベントに立ち会った者が相次いで殺される。まさかその死は予言されていたのか!?捜査をはじめた臨床犯罪学者の火村英生と推理作家の有栖川有栖は、謎に包まれた例会と連続殺人事件の関係に迫っていく!
19世紀から20世紀初頭にかけて、つぎつぎに襲来する天然痘、コレラ、ペスト。大英帝国の支配下、インドで展開する医療政策の分析をとおして、植民地権力と在地社会との関係性を明らかにする。
後期密教の源流となる経典から、多面多臂の忿怒尊が主役となる代表的な聖典、さらには名号の読誦、古代インド人の冥界観、瞑想による成就法を示す聖典に、大注釈家の儀軌と手引き書まで網羅しわかりやすく解説。
インド食品販売店主・アジアハンター代表小林真樹氏による北海道から沖縄まで全行程3000キロの食紀行!インド・ネパール料理店の知りたかったすべてがここにある。
忙しい毎日の中でも取り組めるよう、一日の活動を6つの場面に分け、それぞれにぴったりの30のエクササイズを紹介。心を落ち着かせ、集中力を高めるための方法を身につけよう!
社運を賭け、巨大ビジネスとなる高純度人工水晶開発に取り組む藤岡は、インドのある町から産出された高品質の種水晶を求め現地に向かう。宿泊所で娼婦として遣わされた少女ロサ。彼女は類稀なる知力を持つ不思議な存在で、更に以前地方の村で目撃した「生き神」だった。鉱山からの帰途に遭難した藤岡はロサの能力に助けられるが…。古き因習と最先端ビジネスの狭間で蠢く巨大国家の闇に切り込む、超弩級のビジネスエンタメ。第10回中央公論文芸賞受賞作。
アルナブは首都デリーにある大きな家でくらしています。「将来、だれとでも仲よくできる人になってほしい」と願う両親は、アルナブを毎年海外旅行へ連れていきます。アルナブは家族に見守られ、のびのび育つ小学生です。将来、ともだちになるかもしれないだれかの毎日。世界36か国で写真家が撮りおろした、「世界のともだち」シリーズ!小学校中学年から。
世界の新興経済国として存在感を増しているインドは、13億の人口、37の州・連邦直轄領、28万の地方政府からなる連邦国家である。インドは今日、世界第5位の経済規模となった経済成長を達成したものの、激動する世界経済や政権交代に伴う政策転換により、財政構造や税制の改革を迫られている。本書は近年のインドの経済や財政の沿革を概観するとともに、2016年の歴史的な税制改革について、実現に至った過程や、それが財政・税制に及ぼす効果や役割を、インド政治の動向も踏まえながら丹念に分析するものである。