人類を滅亡に導く恐怖の病原体エイズ。そのウイルスは米国防総省の実験室(フォート・デトリックの550番建物)で密かに製造されていた。
西欧の文化=権力が病い=病者におしつけてきた不健康な表象を批判し、自らの癌体験をもとに病いそのものを直視した本書は、卓抜な〈病いの記号論〉であると同時に、1980年代にひそかに進行していた一つの知的活動を代表する成果。
日本初公表、全米60名のエイズ患者の素顔と真実の言葉。ビリー・ハワード撮影による60余点の写真が、ここに一挙に掲載され、せまりくる死をみつめる人々の魂の圧倒的な力が、感動的なまでに描きだされました。本書は、現代を綴る、永遠に残る記録なのです。
エイズはもはや、個人レベルのみで語れる問題ではない。すでに企業や教育の場での取り組み方がクローズアップされている。本書は、エイズとはどういう病気なのか、研究はどこまで進んでいるのかを追跡しながら、社会が今後とるべき道を示す。
調査結果は驚くべきものだった。過去1年間に配偶者や特定の恋人をもつ人のうち、13%が平均2.4人の不特定パートナーとセックスをし(20代前半の女性が最も顕著)、しかもコンドーム常用率25%とかなり低いというのだ。日本での爆発をくいとめるために残された時間は決して多くはない。このままでは、日本でもエイズ感染が爆発する。
エイズ・ガン・難病に立ち向かう。光を失った著者が、いま明かす「気」生命エネルギーの真実。
わずか10年足らずで、1000万人以上の感染者を擁し、確実に生命を奪っていく世界的流行病エイズ。変幻自在、0.1ミクロンのウイルスは現代社会に「管理」か「差別」かの選択をも迫る。予防を怠れば、人類絶滅の可能性すらはらむ疫病に、我々はどう立ち向かうか。
エイズ予防と理解のための基礎知識。エイズ感染は、もはや他人ごとではない。家族、恋人たち、企業内で、今、最も大切なのはエイズの正しい知識である。
エイズの現状、症状、感染経路、検査、予防法、感染者の生活と人権など、AIDSのことがすべてわかる画期的な教育マンガ。オペラント学習理論を応用したAIDS必読の事項を英文と和文で示すほか、クイズ、AIDS危険度など盛りだくさんの内容。
ボーナスで海外旅行を楽しむ若いOL、長期・短期の海外出張をしている商社マン、海外に子会社を持つ企業などは特にエイズの危険にさらされている。本書では、企業のエイズに対する対応策と具体的な事例を通して、企業の実際の教育例をとりあげている。
エイズがきみの身近にせまっている。どうすればいいのだろうか。まず、しっかりした知識をもち、誤解やあやまった恐怖をぬぐいさることだ。世界や日本の状況、ウイルス、感染から発症のしくみ、予防方法、検査、治療などのたしかな基礎知識を解説。さらに、人権、性、差別を考え、エイズとともに生きる道を探る。
エイズの正しい理解と予防に役立つ、第一人者による確かな内容。イラスト・図表・2色を効果的に使った視覚的な編集。子どもから大人まで、だれが読んでもよくわかる平易な文章構成。翻訳本にはない、わが国の実情に即した情報と資料を満載。
ぜひ知っておいてほしいエイズのすべてを、わかりやすく説き明かす。