原爆を作った男が政府を脅迫する……。荒唐無稽なストーリー、斬新なカメラワークなどで、今でも高く評価されるアクション映画をDVD化。
まるで、“光”と“影”のような二人の少女。その白と黒の死神に仕える黒猫たち。彼らの想いは、通じ合っているはずなのに、すれ違ったままでした。彼らの主人である少女たちも、外見はうり二つでしたが、心はすれ違い続けました。あるとき。灰色の街に住む白い花は、枯れ逝くまえに、ことばを届けます。“光”と“影”へ。けっして交わるはずのないふたりへ。そして、黒猫たちは…。-これは白い死神と黒猫の哀しくてやさしい物語。
長谷川町子の実の妹が明かす姉の素顔と、長谷川家の波乱万丈の暮らしを綴った初エッセイ。
小栗旬が若き暴君カリギュラに挑んだ2007年最大の話題作!
カミュの傑作を蜷川幸雄が大胆に演出
今最も“旬”な俳優・小栗旬と、世界のNINAGAWAこと蜷川幸雄が、フランス文学を代表する【不条理の哲学】アルベール・カミュの代表作『カリギュラ』に挑む。
愛する者に死に世の不条理を悟り、残虐非道な行為や悪徳を通して不条理と戦い続ける若き王の暴走と自滅を描く。『花より男子』『クローズZERO』で人気絶頂の小栗旬が不条理に立ち向かい暴走する若き王をスキャンダラスに演じ、2007年を締めくくる最大の話題作となった。
[ストーリー]
ローマ帝国の若き皇帝カリギュラは近親相姦の関係にあった妹が急死した日、宮殿から姿を消した。貴族たちに不安が広がる中、3日後にようやく戻ったカリギュラは、驚くべき宣言を出す。貴族、平民を問わず、何らかの財産を持つ者を順次殺して財産を没収する・・・それは、ほんの手始めだった。相次ぐ処刑と拷問、貴族の妻を略奪し公営売春宿で働かせる、市民のための食料庫を閉鎖して飢饉を起こす、神に扮装して神々を冒涜する…。残虐非道な行為の数々にローマは恐怖で震え上がった。常軌を逸したカリギュラを誰もが恐れたが、愛人のセゾニアは愛ゆえにカリギュラに協力し、非情な女に徹する。
17歳の詩人シピオンは父親を殺されたにも関わらず、カリギュラの中に純粋さを感じ取り、心ひかれていく。平穏な生活を求める貴族ケレアはただ一人、カリギュラの思想の危険さを見抜き、クーデターの時期を計り始めていた。「不可能なものが欲しい」、カリギュラの不可解な情熱は、暴走し続け、やがて自らを滅ぼしていく。
「お値打ち校」に本当に値打ちはあるのか?理解不能な先取り授業、スタンドプレーの学校改革、蔓延するいじめー受験産業と私立中高一貫校の黒い霧。
20代後半から30代前半の科学者8人が、東大に入るまでの道のり、現在の研究テーマ、科学者をめざす若者へのメッセージを語る。「なんと世界をわかりやすく説明する学問だろう」と驚いた生物学、世界中のメディアが取り上げたバイオインフォマティクスの研究成果、ポスドクに進む覚悟…。さらに監修者二人も対談を行い、研究者を志したきっかけを吐露。科学者たちのみずみずしい生の声を知る一冊。
絵本作家・中川ひろたかが、広島で亡くなった自分の伯父、被爆者となった自分の母の体験を伝え、子どもたちへ問いかける。絵本界屈指の人気コンビが、初めて挑む「核と平和」。
よくわからないけれど、なぜか惹かれる、面白い。その「なぜか」を探求すれば、アートはもっと身近に、もっと面白くなる。作家と観客をつなぎ、現代アートと生のかかわりを問い続ける、当代随一のキュレーターが、いま最も注目すべきアーティストの作品と鑑賞のポイントをガイド。難解だと思われがちな現代アートが、かけがえのない出会いに変わる、めくるめく一冊。
米利は、あまり話したことのないクラスメイトの昼間くんとバスでいっしょになる。どこへ行くのか聞いてみると、「きみは知らないほうがいい。」という。気になった米利があとをつけると、昼間くんは駅の地下通路で男の人と会っていた。
ワンマン母さんと串だんご三姉妹、女ばかりの長谷川家。極端な人見知りで知られる町子姉は、家の中では「お山の大将」。声も主張も人一倍大きくて型破り、そして甘えん坊だったー実の妹が時にユーモアを交えながら、ありのままに姉の素顔を綴る。「サザエさん」さながらの、賑やかで波乱万丈な昭和の家族の物語。
混乱よ、さようなら。情報建築家の第一人者アビー・コバートによる、「しっちゃかめっちゃか」への処方箋。問題解決のベースとなる情報設計のエッセンスを、やさしく手ほどきします。IA、UXデザイン、コンテンツ・ストラテジーへの最良の入門書!
帝の寵愛を一身に受けて懐妊した、宗孝の八番目の姉・梨壷の更衣。彼女に密かに対抗心を抱く異母妹の九の姉と宗孝は連れだって稲荷社へ更衣の安産祈願に訪れるが、そこで怪しげな老巫女に声をかけられる。遠く離れて暮らす夫への不信感や不満を言い当てられ、動揺する九の姉。その夜、再び姿を現した老巫女は、「あなたさまは特別なお方」と九の姉を連れ出し…。波乱の予感のシリーズ第6弾!心躍る平安冒険譚!
仕事で「おやっ」と思ったことを、27歳から書き留め、社長になってからも書き続けたOYATTO NOTE(おやっとノート)。2000社の赤字会社を再生させた「プロの仕事術」をこの一冊に完全収録!利益出せる人、出せない人の違いとは?プロフェッショナルになるための134の仕事術。