インプラント臨床家のためのトリートメントガイドシリーズVol.9は、高齢者に対するインプラント治療がテーマである。本書はインプラント支持の補綴装置によって高齢者が恩恵を受ける方法だけを取り上げるものではなく、すでにインプラントを埋入され、老いていく個人に対する、生涯にわたるメインテナンス、ケア、全身疾患との関連について情報を提供する。高齢者は多くの場合疾患を有しており、臨床ケース報告ではさまざまな全身状態の患者への対応を示している。4人に一人が高齢者である日本においては、本書のもつ意義はきわめて大きい。
1章 イントロダクション
2章 高齢者のインプラント治療:文献レビュー
3章 高齢化:生物学的、社会的、経済的課題
4章 高齢患者におけるインプラント支持補綴装置の利点
5章 高齢者におけるデンタルインプラント治療に対する医学的考察
6章 高齢者に対する可撤性補綴装置の特徴
7章 インプラントと部分義歯のデザイン
8章 無歯顎患者に対するインプラントオーバーデンチャー
9章 高齢患者における外科的考慮事項
10章 高齢インプラント患者における口腔衛生
11章 有病患者
12章 技術的および生物学的合併症への対応
13章 臨床ケース報告
14章 結論
15章 参考文献
2014年『インプラントのための重要12キーワード ベスト240論文 世界のインパクトファクターを決めるトムソン・ロイター社が選出』が発刊され、瞬く間に大好評につき重版出来!そこから、ペリオ、エンドなどシリーズ化が決定し、8冊が発刊された。今回はそのシリーズ化を決定づけた『インプラント編』が5年の時を経て"21世紀版"として再登場。掲載論文はすべて2001年以降に発表されたものに限定・刷新。さらに、「プレゼンで使える、あの分類および文献」ではペリオとインプラント周囲疾患の新分類なども掲載!
1.Bone graft
2.GBR
3.Sinus floor elevation
4.Socket preservation
5.Immediate implant placement
6.Immediate functional loading
7.Computer guided surgery
8.Implant overdenture
9.Implant surface
10.Papilla
11.Platform switching
12.Peri-implantitis
「歯科衛生過程」とは、対象者の口腔の健康を支えるために、歯科衛生士として、対象者の問題を把握し、その原因をみつけだし、必要な解決策を導きだしていくための方法である。本HAND BOOKは、学生さんでも、本書にそって「歯科衛生過程」を誰でも実践できるよう構成してある。今まで難解といわれた「歯科衛生過程」格好の入門書。
UNIT 1 歯科衛生過程とは何か
UNIT 2 歯科衛生理論 「歯科衛生ヒューマンニーズ概念モデル」とは何か
UNIT 3 歯科衛生アセスメント 手順1:情報収集
UNIT 4 歯科衛生アセスメント 手順2:情報処理1(情報の分類・整理)
UNIT 5 歯科衛生アセスメント 手順3:情報処理2(情報の解釈・分析)
UNIT 6 歯科衛生診断 手順1:情報の統合
UNIT 7 歯科衛生診断 手順2:歯科衛生診断文の作成
UNIT 8 歯科衛生診断 手順3:歯科診断介入の優先順位づけ=プロブレムリストの作成
UNIT 9 歯科衛生計画 手順1:目標の設定方法
UNIT 10 歯科衛生計画 手順2:歯科衛生計画の選択と介入方法の設定
UNIT 11 歯科衛生介入
UNIT 12 歯科衛生評価
■巻末付録 歯科衛生過程シート
■モデル症例で、歯科衛生過程を誌上体験!
日本インプラント臨床研究会の全員発表研修会をまとめた抄録集の第6弾。咬合、サイナスフロアエレベーション、GBR、リカバリー、審美、矯正といったテーマのもと、幅広い情報が102症例を通して提示されている。加えて今回は、台湾歯周病学会会長のPaul P. Lin氏による講演「インプラント周囲の薄い歯肉に対するソフトティッシュ・グラフト」を再録・再編集した。インプラント治療の現状を把握できる必携の一冊。
アジア口腔インプラント学会セッション
インプラント周囲の薄い歯肉に対するソフトティッシュ・グラフト
1章 インプラント咬合
2章 サイナスフロアエレベーション
3章 インプラントリカバリー
4章 インプラント審美
5章 矯正とインプラント
6章 GBR
7章 インプラントオーバーデンチャー
8章 インプラントメインテナンス
「下顎総義歯吸着理論」で著名な阿部二郎氏の積年の疑問、「数多くの著名な総義歯製作理論があるが、どの方法でも患者は喜ぶのはなぜ?」に挑んだ本別冊。著名な理論を受け継ぎ、講演・執筆も多数の5名の歯科技工士を招聘し、阿部氏が提示した1症例に対してそれぞれが総義歯を製作した。その結果みえてきた、総義歯に必要な共通項とは……。歯科技工士はもちろん、総義歯臨床に携わるすべての歯科医師に多くの発見がある一冊。
■イントロダクション
不思議な総義歯の世界
阿部二郎
■ケースプレゼンテーション
[1]「落ちない、浮かない、噛んでも転覆しない」義歯製作
生田龍平
[2]下顎総義歯吸着メカニズムとBPSの融合
小久保京子
[3]「邪魔にならない」「機能的な」「患者が喜ぶ」義歯製作
小林靖典
[4]フラットテーブル・治療用義歯によって形態と機能を回復する義歯製作
須山譲氏
[5]解剖学的指標を製作基準とした機能的な義歯製作
戸田 篤
■解説
なぜ、ひとりの患者に対して多様なアプローチから製作された複数の総義歯が受け入れられるのか?
─臨床研究からの考察─
松丸悠一
総括 ─本企画を振り返って─
阿部二郎
成長期から成人・高齢者に至るすべての層における患者さんが矯正治療に何を求めており、それに対するわが国における矯正治療の現状を正しく理解し、近未来の矯正治療について正しい展望をもつことはきわめて重要なことである。
「自分が埋入し、上部構造を装着したインプラント周囲に"骨吸収"が起きた経験はありますか? あなたはこのような"骨吸収"がなぜ起こるのかを知りたくて、ここ(講演会・勉強会)にいるのですよね?」─本書冒頭の著者(Tomas Linkevi?cius氏)のコメントである。
本書は、この疑問に対する答えである「ゼロボーンロスコンセプト」すなわち骨吸収を起こさないためのプロトコールについて、科学と臨床を融合させた症例を基に解説していく。
ゼロボーンロスコンセプトの紹介
セクション1:外科的コンセプト
セクション2:補綴的コンセプト
本書は、インプラント治療を行う際の問題点、注意事項を整理し現時点での基本術式や考え方をまとめ、インプラント治療を成功に導くことを目的として編まれた。おもにインプラント専門医を対象とし、専門医レベルで理解されている知識のその先を解説。エビデンスに留まらず、経験則から導かれる臨床のヒントも多く盛り込まれている。読者が自分で行える施術と、その先に進むためには何を習得しなければならないかを、一目瞭然で理解できる書籍である。
1章 インプラント治療の現状 -digital implant dentistryの発展ー
2章 インプラント治療における適応症の拡大
3章 インプラントを長期安定に導く
4章 食べることとインプラント
普及が進む歯科用CAD。しかし、その源流は工業用の汎用CADにある。歯科用CADも使いやすいが、世界中の工業デザイナーが使う汎用CADの仕組みやそこで用いられる用語、そして使用法をマスターすれば、将来にわたって古びることのない補綴装置の設計力を手にすることができる。本書は、その汎用CADの高い自由度を補綴装置に生かすための製作ヒント集。汎用CADソフトRhinocerosを用い、単冠やブリッジ、そして総義歯などを例にその基本を学ぶことができる。
Chapter 1 CADの基本
Chapter 2 Rhinocerosの基本オブジェクト
Chapter 3 オブジェクトの操作
Chapter 4 モデリング補助機能
Chapter 5 サーフェスモデリング
Chapter 6 補綴装置設計への応用
Chapter 7 よく使うコマンド
開業歯科医に必要な知識と技能のうち、最初にできるようにすべき課題に絞ってわかりやすく習得法を示したスタートガイド。患者の歯科疾患の鑑別や主訴対応に活用できる知識をまとめた1、2章、必須の基本手技である1歯の生活歯・失活歯う蝕治療がステップバイステップでわかる3、4章、臨床上のベースとなる治療姿勢をビジュアルに学べる5章の「5つの柱」で構成。口腔内の長期安定を実現する、新時代の歯科医療に必要な基礎が身につく必携書。
第1章 歯科疾患の掌握
第2章 主訴対応
第3章 生活歯治療
第4章 失活歯治療
第5章 ポジショニング
もはや、単なるものづくりの枠を超え、診査・診断・治療計画の立案や矯正治療、各種外科手術のためのテンプレート製作にまで広がった歯科におけるデジタル技術の応用。そこで本別冊は、従来の「CAD/CAM YEAR BOOK」から「Digital Dentistry YEAR BOOK」へとリニューアル。補綴物製作のみならず、画像診断や矯正治療も含めた関連企業20社の協力のもと、各システムの特長を詳説。また、エキスパートらによる総説論文・海外論文も掲載し、Digital Dentistryの今をつかむ。
[技術総説編]
CAD/CAMハイブリッドレジンクラウンの臨床 -保険導入によせてー
[海外論文編]
デジタル口腔内スキャニングシステムの精度に対するスキャニング方法の影響
チェアサイドCAD/CAM法に使用される新しい材料とブロック
[CAD/CAM補綴・修復編]
(20社)
[画像診断装置編]
AUGE SOLIO シリーズ【朝日レントゲン工業株式会社】
ProMax 3D Mid【株式会社ジーシー】
Sirona デジタル イメージング システム(CT)【シロナデンタルシステムズ株式会社】
[CAD/CAM矯正装置編]
TRANSCLEARシステム【株式会社ジーシーオルソリー】
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歯科衛生士基礎科目の専門用語約5200項目を簡潔・明瞭に解説した歯科用語辞典。