ー子どものための図書館はこうして始まったー
東京子ども図書館の機関誌「こどもとしょかん」バックナンバーより、日米児童図書館の黎明期に関する評論2編を収載。
・アメリカ児童図書館の先達 張替惠子
19世紀末〜20世紀初頭はアメリカ公共図書館児童サービスの発展期だった。これを支えたのは高等教育を受け社会進出した女性図書館員たち。中でも抜きん出た活躍をした2人に焦点を当てる。
・日本児童図書館の黎明期 内藤直子、加藤節子
明治時代初めに、欧米視察や留学を機に近代的な図書館活動や理念にふれ、日本の児童サービスを推し進めた男性3人を取りあげる。
子どもに本を手渡すことに情熱を傾けた、先駆者たちの精神にふれる一冊。
巻末に当館所蔵の関連文献の一覧付き。
子どものための図書館は、いつ、どのようにして始まったのでしょう。このことを探るために、東京子ども図書館では今から二十五年ほど前、職員研修の一端として、日米の文献資料を読み合う機会をもちました。その成果は機関誌「こどもとしょかん」77号と78号の評論で発表しました。
その後、「子どもの図書館講座」や「初級研修プログラム」などで、児童図書館サービスの発展について講義することが度々あり、評論コピーも参考資料にあげてきました。
この度、ブックレットの形で広く手に取っていただけるようになったのは、ほんとうにうれしいことです。刊行にあたり、関連資料の紹介を充実させ、読みやすさに配慮し、一部表記も改めました。
子どもの読書のために情熱を傾けた先達の献身をただ“過去の偉業”とするのではなく、そこから力を得て、日々の仕事や活動に生かしてくださったら幸いです。(まえがきより 張替惠子)
〇アメリカ児童図書館の先達ーヤグッシュさんの論文から 張替惠子
〇日本児童図書館の黎明期 内藤直子 加藤節子
〇文献拾い読み
〇日本の児童図書館のあゆみ
〇執筆者紹介
〇関連文献リスト
筆者が巡った国内26か所の図書館の魅力をまとめた1冊。
本を介して人と人とがつながる場所「図書館(Toshokan)」。
図書館は人生の充実に欠かせない知的空間。
ー図書館ーの奥深さ、美しさ、圧巻の蔵書達があなたをお持ちしています。
旅先の図書館で素敵な余暇を過ごすきっかけになれば幸いです。
〔主な内容〕
図書館の自由に関する宣言
塩尻市立図書館本館(えんぱーく)/石川県立図書館/十日町情報館/聖籠町立図書館/富山市立図書館本館/山形県立図書館/白河市立図書館「りぶらん」/福井県立図書館/市立米沢図書館/酒田駅前交流拠点施設ミライニ 酒田市立中央図書館/まちとしょテラソ(小布施町立図書館)/中央区立京橋図書館(本の森ちゅうおう)/板橋区立中央図書館/飯能市立図書館/宮城県図書館/長岡市立互尊文庫/福島県立図書館/三条市立図書館本館/太田市美術館・図書館/安曇野市中央図書館/さいたま市立大宮図書館/富士見町図書館/那須塩原市図書館 みるる/軽井沢町立離山図書館/軽井沢町立中軽井沢図書館/金沢海みらい図書館 全26館の写真採録
随想 図書館だから叶うこと ほか
王立図書館の副館長であるルークは、誰もが目を見張るほどの美貌の主。一方、館長のラッセルは現王の七番目の王子で、騎士と見まごう堂々とした美丈夫である。黙って並んでいればお似合いなのに、このふたりどうも仲が悪い。
そんなある日、ラッセルに「運動不足の引きこもり」と言われたルークは、王都のはずれに店をかまえる〈竜のヤドリギ〉でドラゴンをサブスクし、毎日散歩させるようになった。
もう引きこもりとは呼ばせない……! そう思っていた最中、ドラゴンが卵を産む。しかし、その卵は王家の秘密と関係していてーー
インターネット環境は,知の公共空間を創出すると期待されてきたが,現状は閉鎖的で排他的な情報空間が乱立している。特定の見方や主張を信奉し,事実を基礎とした意思決定が軽視される社会の到来が予見される今,本書が示唆する「知の開放的な公共空間=図書館」は,現代社会において不可欠な知の社会的基盤であり、社会的機構である。
知識とはどのように文献の中で表現され,公共の知となっているのか。人々は自らの無知を解消するためにどのように公共の知にアクセスするのか。そして,知の社会的機構としての図書館(員)が,いかにして知識を求める人たちに知識を届け、支援できるのかを問い,そのための理論を探究している。
日本語版への序
序 章
1章 公共の知
1.1 公共の知と文献調査
2章 個人の無知
2.1 個人の情報システム
2.2 関心(懸念)と興味
2.3 知識の社会的組織化
2.4 情報収集の限界
2.5 知識と意思決定
2.6 損失をもたらす無知
2.7 どの程度であれば十分なのか?
2.8 適 応
2.9 個人の情報システムの限界
3章 図書館
3.1 図書館の利用
3.2 完全な図書館へのアクセス
3.3 情報源としての図書館員
3.4 図書館サービスの理念
3.5 図書館と公共的知識
訳者あとがき
索 引
萌のクラスに転校してきた加賀雅は、美人だけどタカビー。男子のみだったバスケ部に強引に入っちゃうし、無理やり図書委員になっちゃうし……。そんな強気な雅が苦手な萌だが、雅によりそう着物姿の不思議な女性を何度か見かけていた。ある日、忘れ物を届けに雅の家を訪れた萌は、壁に飾られた絵を見て、この人こそが着物姿の女性で、雅のおじいさんの伯母だったことを知る。
萌のクラスに転校してきた加賀雅は、美人だけどタカビー。男子のみだったバスケ部に強引に入っちゃうし、無理やり図書委員になっちゃうし……。
そんな強気な雅が苦手な萌だが、雅によりそう着物姿の不思議な女性を何度か見かけていた。
ある日、忘れ物を届けに雅の家を訪れた萌は、壁に飾られた絵を見て、この人こそが着物姿の女性で、雅のおじいさんの伯母だったことを知る。
戦前に若くして亡くなったという小夜さんの絵から目をはなせなくなってしまった萌。その瞬間、
「……かえして。おねがい。かえして……。」という、かぼそい声を聞く。
かなしげな表情で萌に語りかけてくる小夜さんの想いとは?
声が聞こえることを打ち明けた萌に、雅のおじいさんは、小夜さんの話をぽつりぽつりと語り始めたーー。
1 海くんなの?
2 かわいくない、わたし
3 修学旅行の班決め
4 絵の中の小夜さん
5 Shinさんはだれ?
6 早起きの朝
7 宙から電話?
8 そっぽを向く雅
9 小夜さんのこと
10 雅のいいわけ
トキメキ図書館だより
あとがき
小学校「国語」の副読本としておすすめのシリーズ。1〜3巻の知識編で、図書館の役割や歴史、日本と世界の魅力ある図書館を紹介。4・5巻の実践編では、図書館の活用方法を解説。小学3年生の主人公が、図書館のひみつを解き明かしていきます。未来を生きる子どもたちに必要な、情報を集める力、感じる力・考える力、表現する力を養うための「図書館活用」を推進する学習シリーズです。1〜6年生の「読書」の授業に役立ちます。
【セット内訳】
(1)図書館って、どんなところ?
(2)図書館をたんけんしよう!
(3)図書館を使いこなそう!
(4)大切な一冊を見つけよう!
(5)調べもの名人をめざそう!
第39回うつのみやこども賞を受賞した著者による新シリーズ、第一弾!
気をつかって、盛り上げようと思っただけなのに、なんでわたしが悪者に!?
目の前にあらわれた「なんとかなる本」に、「なんとかして!」とさけんだらーー。
気づけばそこは、不思議な図書館。
中央には、本が実のようになってぶらさがっている大きな木が!
声をかけてきた「一級コトバ使い・樹本図書館の司書 ヨウヒ」と名乗る女の子に
こまっている事情を話すと、
「たいていのことはコトバの力をかりれば、なんとかなります。」
と、「コトバの術」をかけられて……。
コトバの力で、無事にピンチから脱出できるの!?
こまった事態になってしまった5人の子の物語。
2022年2月に始まった「ロシア・ウクライナ戦争」では、図書館の閉鎖、特定の書籍を撤去する取り組みなどが行われていると報じられています。日本においても、太平洋戦争で多くの図書館が被災し、蔵書の焼失、散逸などの被害に見舞われました。一方で、戦時下の統制において図書館が「思想善導」の機関としての役割を果たしたことも忘れてはなりません。
本書は、第109回全国図書館大会分科会「戦争と図書館」の講演録です。太平洋戦争中の思想統制、図書館への弾圧、図書館人の抵抗などをテーマとする3つの講演を収録しています。2024年は「図書館の自由に関する宣言」採択70周年、資料提供の自由を使命とする図書館のあり方を考えるとき、ぜひ手にしたい一冊です。
【目次】
はじめに
講演 旧大橋図書館から引き継がれた発禁本(新屋朝貴)
講演 戦時下における県中央図書館と地方中央図書館ー旧上伊那図書館の資料から(濱 慎一)
講演 戦時下の図書館での思想統制ー検閲の事例と「図書館の自由」への道(荒木英夫)
おわりに
全国学校図書館協議会による第53回夏休みの本(緑陰図書)に選ばれました!
一九四六年、アメリカ。「黒人は、図書館に入れない」とラングストンの母親は言っていた。しかし、新しく越してきたシカゴの町で、ラングストンは、だれもが自由に入れる図書館を見つける。そこで、自分と同じ名前の詩人が書いた本と出会い、母親の「秘密」にふれることになる…。読書の喜びを通じて、小さな自信と生きる勇気を手に入れていく少年の物語。
中学校ってどんなところ?
制服や校則、時間割と授業内容、中間&期末テスト、本格的な部活、人間関係、心と体の変化。
これ1冊で中学生活への疑問・不安はすべて解消!
前著「2016年増補版」の刊行後に相次いだ法令の改正に対応を図り,新しい法律を追加し,さらに図書館政策では学校図書館や大学図書館にも踏み込んで記述を厚くするなど,「新訂版」として大幅な加筆を施した。
副題に示すとおり,一書全体は教育・文化・自由を支えるという視点で貫かれている。
第1章 図書館法の逐条解説
第2章 図書館に関する法令(図書館法以外)
1.学校図書館法
2.国立国会図書館法
3.大学設置基準
4.身体障害者福祉法
第3章 図書館サービスに関連する法令 -1
1.子どもの読書活動の推進に関する法律
2.文字・活字文化振興法
3.個人情報の保護に関する法律
4.障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律
5.視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律
第4章 図書館サービスに関連する法令 -2:著作権法
1.著作権法の存在理由
2.著作物
3.権利
4.保護期間
第5章 図書館政策
1.はじめに
2.公共図書館
3.学校図書館
4.大学図書館
参考文献
本書は,書物に代表されるドキュメントがどのようにアーカイブ化され,レファレンスの知として扱われるのかについて論じたものである。西洋思想史から現在のネット社会に通底する図書館情報学の在り方について,一貫した視点で,いくつかの理論装置を使って述べている。
ネット環境ではすでに情報や知識を操作的概念として扱っているのに,従来の紙媒体ではそれが十分に行われていなかった事情にも触れる。
第I部では,知識資源システムとしてその構成要素について。第II部では,知識資源システムとしてドキュメントやアーカイブがどのような様態を示すのかについて。第III部では,知識資源システムに対して図書館情報学ができるアプローチについて述べている。
ドキュメントやアーカイブを知へと結び付けるためのさまざまな理論的展開を,日本の具体事例においても述べ,今後の図書館や図書館員の在り方を考察し,多くの示唆を提示している。
多様な都市国家の思惑が交差する海峡地域。その盟主、一ノ谷には「高い塔の魔法使い」と呼ばれる老人タイキがいた。歳のころ六、七である孫娘マツリカは、早くに両親をなくし祖父のもとに身を寄せている。
ある日、タイキを中心に密談が開かれた。海を隔てた潜在的敵国・ニザマとの海戦に備えてのものだった。一方、マツリカは好物の海老饅頭の味が落ちたことを疑問に思い、その理由を解き明かそうとする。
国家の大計と幼女の我が儘が並行し、交錯していく……。
大ざっぱな性格のせいで失敗ばかりの新米刑事・克平。殺人事件の事件聴取でミスを犯し捜査から外され、資料探しを言いつけられる。その時、偶然見つけた私設図書館で不思議な少女と出会い……?
ズーミング!シリーズ第7 弾は「図書館」。
本書は、「調べ学習」などの目的で図書館をもっと利用したいと考えている小学生や、どう利用したら良いかわからない小学生などに向け、図書館の基本的な役割から全国にある特色ある図書館の紹介、本の貸し出しや管理の仕組み、司書の仕事などを、ズーミングした写真を使いながらわかりやすく解説する本である。図書館流通センター(TRC)の全面協力のもと、新座ブックナリーはもとより、全国の特色ある図書館複数箇所に撮影取材を行い、撮り下ろしの写真を使って図書館の仕組みや疑問を20 項目で解説していく。
第70回青少年読書感想文全国コンクールの入賞作品集。内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞はじめ、各学年のコンクールを勝ち抜いた入賞作品をすべて収録。巻末に入選者氏名一覧も掲載。
放課後の図書館で、萌は宙と亮介に、みずからの秘密を打ち明けた。3年前に亡くなった海の姿が見えるようになったこと。崖から落ちかけた宙を海といっしょに助け、その後、海が消えていったということ……。萌の話をじっと聞いていた宙と亮介はショックを抱える。そのとき萌は、図書館に男の子がいることに気づく。声をかけようとした矢先、萌は発熱のため倒れてしまい、気づくと男の子はいなくなっていた。
放課後の図書館で、萌は宙と亮介に、みずからの秘密を打ち明けた。
引っ越してすぐの頃から、3年前に亡くなった海の姿が見えるようになったこと。崖から落ちかけた宙を海といっしょに助け、その後、海が消えていったんだということ……。
萌の話をじっと聞いていた宙と亮介だが、それぞれにショックを抱える。
そのとき、萌は生徒が帰ったはずの図書館に、6年生ぐらいの男の子がいることに気づく。声をかけようとした矢先、萌は発熱のため倒れてしまい、気づくと男の子はいなくなっていた。
卒業式の練習中に、萌はこの前図書館にいた男子がぽつんといることに気づく。耳鳴りのような空気の揺れる音を感じた萌は、「もしかしたら、ユーレイさん?」と思う。
その男の子は、18年前に2学期の間だけ朝日小に引っ越してきた転校生で、ひとみ先生の同級生だったのだ。
1 コクハクは放課後の図書館
2 三歳のときに?
3 宙のお見舞い
4 ホワイトデーのお返しは?
5 図書館の主の本
6 卒業式の練習
7 おねえちゃんのケータイ
8 土曜日の図書館開放
9 田中良太くんに会いたい
10 おねえちゃんは強い
11 十八年目の卒業式
トキメキ図書館だより
あとがき
小学生たちの大ベストセラー「最強王図鑑シリーズ」が、図書館用のデラックス版になって登場。テーマは、「水中&空中」。A4サイズのワイド版だから、大迫力! ハードカバーの堅牢製本だから傷まない。「戦い」を通して動物に興味をもつ小学生多数。
『基本件名標目表』は、日本図書館協会が提供する書誌作成の三ツールの一つとして、長く図書館の現場で活用されてきました。1999年7月に第4版が刊行され、2021年まで9回にわたり増刷されています。
このたび本書の版面を画像化し、オンデマンドの少部数印刷に切り替え、あわせて現在別冊となっている「分類記号順標目表・階層構造標目表」と、件名標目委員会のウェブサイト上に掲載されている「『基本件名標目表 第4版』追録」を一冊にまとめ、リニューアルすることといたしました。
また、これに伴い定価を13,000円(税別)に改定することとなりました。
今までの分冊を一冊にまとめ、さらに追録も合冊した本書を、引き続きご活用ください。
まえがき
件名標目委員会報告
序説
音順標目表
分類記号順標目表
階層構造標目表
『基本件名標目表 第4版』追録
ニコラ・テスラは、現在のクロアチアに生まれ、電気工学を学び、小さい頃からさまざまなものを発明してきた天才科学者です。アメリカにわたり、トーマス・エジソンの会社に入り、のちには「エジソンのライバル」とも呼ばれるようになります。無線、ラジオ、交流モーター、エックス線、リモコンなど、私たちの生活に欠かせないものを発明しました。テスラがいなかったら、今の私たちの生活はなかったかもしれない……そんな偉大な発明家の生涯が絵本になりました!