現在、市場と国家の役割分析は極めて重要であるにもかかわらず、比較経済論という学問領域へ誘う体系的な学術書が欠如している。本書は、市場経済化プロセスにおける国家の役割という、最も重大な問題について具体例とともに検討し、基本的な理論枠組みと実証手法を、今後の研究者が駆使すべき計量経済学的視点から解説する。巻末に計量分析用語解説付。
社会事業は、その成立過程の中で人々の認識の変化によって、その形も対象範囲も変化してきた。本書では、社会事業に関わっていた人々が、その際に社会事業とその対象範囲をどのように捉えてきたのかを、彼らが持っていた意識に焦点をあてる内在的視点という手法を基に丹念に分析し、「救済」という概念・思想が社会事業を特徴づける「防貧」という形態に制度化されていく過程を明らかにすることを通して社会事業の再カテゴリー化を行い、新たな社会事業史の描き方を提案する。
近代移行期における人口と家族、そして村落社会の地域的多様性の持続と変容を肥前国彼杵郡野母村の宗門改帳『野母村絵踏帳』を駆使して析出。海村で暮らす人びとの人生を追うことにより、近代化の胎動を描き出した画期的な書。
「北上モデル」を支える工業立市への熱い思いー地方圏の中小都市の中ではほとんど唯一、人口を維持し、活発な産業活動で注目される岩手県北上市。人びとの懸命な思いで出来た産業集積都市の成果と課題に、真の内発的「地方創生」への道筋を学ぶ。訪問企業約70。行政関係者・企業人必携の産業集積研究。
モモ少低温要求性の品種&台木、果実貯蔵と鮮度保持、大苗利用のシンプル栽培ほか、ナシ溶液受粉、マルチ+シアナミド処理による幼木の生育促進、GA1回処理が可能な大粒デラ、カキの主枝再生による樹形改造など。近年ゲノム解析により明らかになったカンキツ主要品種の分類、来歴と栽培化の過程、中晩柑のせとか、ブラッドオレンジの栽培、リンゴ新半わい化栽培、品種別の摘花・果剤散布の省力&果実肥大促進効果など。…今号も実践的な一冊となりました。
ずばり、「脳科学と複雑ネットワーク科学を接合する」のが、著者のねらいだ。脳の構造・発生・代謝・進化・心理・病理…すべてが、躍動するネットワーク・ダイナミクスを介して絡み合っている。この“変化する網”としての脳の実像に迫る壮大なプロジェクト、「ネットワーク神経科学」の見地へと、世界の研究を牽引する第一人者がいざなう。ネットワーク科学は人間の社会関係やインフラ網の研究など幅広い分野に応用され、目覚ましい成果を上げてきた。グラフ理論に基づく解析手法や、モデル化のアイデアなども豊富に蓄積されている。それを脳神経系の研究に用いるアプローチについて、基礎から説き起こして応用例と成果までを総ざらいする。コネクトミクス研究やネットワーク神経、科学はすでに、そのほかのさまざまなアプローチと連携を深めつつある基盤的領域となっている。脳と心を研究するすべての人が、この本からネットワーク科学的な視座と実践的な感覚を得ることができるだろう。また、認知科学、心理学、精神病理、人工知能などの関連分野の研究に対しても、著者の見解は多くのインスピレーションを提供するだろう。
ことばに魅せられて半世紀。言語学研究と教育の集大成。言語学、英語学、英語教育学の諸相をめぐる61論文+書評・論評9本を収載。
近世ドイツ・プロイセンの農場領主制(グーツヘルシャフト)の歴史を、森林の役割にも注目しながら、数多くの原史料により濃密に描き出す。ヨーロッパ経済史の伝統あるテーマに新たな光を当てる国際水準の研究。
本書は中国・上海に展開する寿司店へのインタビュー調査を基に、現地に適応するかたちで独自の発展を遂げる寿司文化を描き出す。従来、グローバル化は「マクドナルド化」すなわち画一化現象として記述されてきたが、上海の事例から見えてくるのは多様性を内包したグローバル化という現実であり、本書ではこれを生み出す社会的条件を探っていく。グローバル化への見方に転換を迫る意欲的研究の成果。
競争法原理は何をもたらすか。経済法(独禁法)やエネルギー法の観点から検証。再生エネルギーの普及・ネットワーク部門の法的分離・規制・安全確保・多様な電源確保の課題と消費者保護。
・一細胞解析に象徴される新しいオミクス技術が、大規模ヒトゲノム配列との統合を経て生命現象の解釈を可能にしつつある。ゲノム個別化医療・創薬の重要性は広く一般認識されるに至った。
・遺伝統計学も古典的な遺伝ー形質関連解析から脱皮し、分子細胞生物学、情報学、数理科学、疫学、臨床医学と自在に組み手を行う、さながら総合格闘技のような学問へと進化した。
・情報伝達技術の世界規模の普及は、サイエンスの変革も急速に加速した。ヒトゲノム研究をめぐる状況は特に著しい。本特集が新時代に立ち向かう若い研究者の一助になれば幸いである。
■第5土曜特集 遺伝統計学の新潮流ーー新規創薬・個別化医療への挑戦
・はじめに
●遺伝統計学の理論と実践
・遺伝統計学の基礎理論
〔key word〕遺伝統計学、集団遺伝学、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、メンデルランダム化解析(MR)
・Polygenic risk scoreとゲノム個別化医療
〔key word〕個別化医療、ゲノム、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、一塩基多型(SNP)
・ヒトオミクスデータと深層学習
〔key word〕深層学習モデル、Transformer、Attention機構、Enformer
・シングルセル時代のシステム生物学ーーシングルセルマルチオミクスによる遺伝子制御ネットワークの推定
〔key word〕システム生物学、遺伝子制御ネットワーク、シングルセルマルチオミクス
・ロングリードシークエンス技術と難病ゲノム解析
〔key word〕ロングリードシークエンス(LRS)、構造多型(SV)、リピート伸長変異、Pacific Biosciences(PacBio【○R】)、Oxford Nanopore Technologies(ONT)
・ロングリードシークエンス技術と集団ゲノム解析
〔key word〕ロングリードシークエンス、構造多型(SV)、基準ゲノム配列、Telomere-to-Telomere(T2T)アセンブリ、パンゲノム
・アジアにおけるゲノム医学研究ーーGenomeAsia 100K Project
〔key word〕アジア人、ゲノム医学、遺伝的多様性、集団遺伝学
・琉球諸島の人々における集団ゲノム解析
〔key word〕琉球諸島、集団遺伝学、ゲノム、遺伝的多様性、集団形成過程
・縄文人由来変異が解き明かす縄文人と渡来人の混血過程
〔key word〕縄文人由来変異、ancestry marker index(AMI)、Jomon allele score(JAS)、集団平均ポリジェニックスコア(PA_PS)
・便中ヒトゲノム情報からの個人情報の再構築
〔key word〕腸内微生物叢、メタゲノムショットガンシークエンシング、ヒトゲノム由来配列、個人情報
●遺伝統計学と疾患オミクス研究
・眼科疾患における大規模ゲノム解析
〔key word〕眼科形質、多因子疾患、多遺伝子リスクスコア(PRS)、遺伝性網膜ジストロフィ(IRD)、遺伝子治療
・アルツハイマー病ゲノム解析の現状
〔key word〕アルツハイマー病(AD)、APOE遺伝子、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、レアバリアント、ポリジェニックリスクスコア(PRS)
・整形外科疾患で最も注目される変形性関節症の大規模ゲノム解析
〔key word〕変形性関節症(OA)、大規模ゲノム解析、ゲノムワイド関連研究(GWAS)、シングルセルRNA解析(scRNA-seq)
・痛風・高尿酸血症の大規模ゲノム解析
〔key word〕尿酸値、尿酸輸送体、ゲノムワイド関連解析(GWAS)メタアナリシス、遺伝率、機能解析
・原発性アルドステロン症の遺伝的背景と高血圧への寄与
〔key word〕原発性アルドステロン症、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、高血圧、Wnt/β-カテニン経路
・希少難治性疾患・間質性膀胱炎の遺伝的背景
〔key word〕間質性膀胱炎(IC)、ハンナ型IC(HIC)、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、HLA遺伝子
・中枢神経胚細胞腫の多層的オミクス解析
〔key word〕胚細胞腫、ゲノム解析、メチル化解析、ジャーミノーマ、ノンジャーミノーマ
・炎症性皮膚疾患における単層および多層的オミクス解析
〔key word〕アトピー性皮膚炎(AD)、乾癬、ゲノム解析、マイクロバイオーム解析、多層的オミクス解析
・自己免疫疾患の多層的オミクス解析
〔key word〕ゲノム、エピゲノム、RNA-seq、eQTL解析、B細胞受容体
・ゲノム解析による発がんメカニズムの探索
〔key word〕クローン進化、系統樹解析、発がん
・がん種・人種横断的なゲノムワイド関連解析
〔key word〕ゲノムワイド関連解析(GWAS)、遺伝的相関、乳がん、前立腺がん
●遺伝統計学とシングルセル解析
・シングルセルRNAシーケンスーー宿主と病原体の複雑な相互作用を明らかにする
〔key word〕感染症、細菌、シングルセルRNAシーケンス(scRNA-seq)、サルモネラ菌
・シングルセルレベルの空間トランスクリプトーム解析の新潮流
〔key word〕空間トランスクリプトーム解析、シングルセル解像度、シーケンス、イメージング
・1細胞解像度の細胞アイデンティティの定量とシミュレーション
〔key word〕モデリング、シミュレーション、遺伝子制御ネットワーク
・循環器疾患におけるシングルセル解析研究の実際
〔key word〕循環器疾患、シングルセル解析、分子病態
・がん領域におけるシングルセル解析
〔key word〕腫瘍微小環境、がん免疫療法、がん細胞、T細胞、シングルセルシークエンス
・リウマチ・膠原病疾患におけるシングルセル解析
〔key word〕シングルセル解析、関節リウマチ(RA)、全身性エリテマトーデス(SLE)、抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎(AAV)
・新型コロナウイルス感染症におけるシングルセル解析
〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、シングルセル解析、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、expression quantitative trait locus(eQTL)、
・自然免疫応答の遺伝的多様性を単一細胞分解能で理解する
〔key word〕シングルセル、ガウス過程、発現量・量的形質座位(eQTL)、自然免疫、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
・脂肪組織のシングルセル解析はインスリン抵抗性の概念をどうアップデートするか
〔key word〕snRNA-seq(single nucleus RNA-seq)、脂肪細胞・脂肪前駆細胞の多様性、核ライブラリの特性、統合シークエンス解析
・Human Cell Atlasプロジェクトの軌跡と今後の展望
〔key word〕Human Cell Atlas(HCA)、バイオロジカルネットワーク、データエコシステム
●遺伝統計学とゲノム創薬
・大規模オミクス解析時代のゲノム創薬
〔key word〕ゲノム創薬、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、オミクス解析、薬剤転用
・人工知能を活用した創薬研究
〔key word〕創薬、人工知能(AI)、低分子医薬品、中分子医薬品
・製薬業界におけるゲノム創薬の活用
〔key word〕ゲノム創薬、臨床試験の成功確率向上、バイオバンク、eQTL(expression quantitative trait locus)、pQTL(protein quantitative trait locus)
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
本書は複雑系科学として生命の発達、進化、組織化、関係性、動的安定性の論理をつくることをめざし、その果てに意味の出現を見ようとするものである。
・制御性T細胞(Treg)は,1980〜1990年代にかけて,免疫自己寛容の導入・維持に必須のリンパ球として研究がはじまった.本特集では,Tregの基礎研究から臨床応用まで広く研究の現状を紹介する.
・近年,Tregの発生・分化,機能の分子的基礎,転写因子とのネットワークなどが明らかになりつつある.また,単なる免疫抑制だけでなく,組織の恒常性・再生にも重要な役割を担っている可能性も示されてきた.
・Tregの強化による自己免疫疾患の治療・予防,逆にTregの減弱によるがん免疫の惹起・強化なども期待されており,研究が進められている.本特集ではこれらの最新の知見についても解説いただく.
基礎
【分化】
【機能】
【組織免疫】
【Treg の多様性】
臨床
【自己免疫】
【さまざまな疾患・病態】
・脂質は生体膜成分,エネルギー源,シグナル分子,表皮バリア成分など多彩な機能をもち,脂質の構造多様性(リポクオリティ)の変化はこれら脂質の生体機能に大きな影響を与える.
・近年の質量分析技術の発達により,リポクオリティの多様性やバランスの制御が生体恒常性の維持においてどのような意義があるのか,またそれが破綻したときにどのような疾患につながるのかといった根源的課題に迫る研究が進んでいる.
・本特集では,リポクオリティの多様性や秩序が生み出される機構,生体がリポクオリティの違いを認識する機構,さらにリポクオリティバランスの破綻から生じる疾患の分子メカニズムについて,“基礎から臨床”の観点から最新の知見を紹介する.
脂肪酸クオリティと疾患制御
膜リン脂質クオリティと疾患制御
組織のリポクオリティと疾患制御
微生物のリポクオリティと疾患制御
リポクオリティ分析系と応用
・近年、深層学習を中核とした機械学習技術の進歩、安価で高性能のGPUの登場を含む情報基盤技術の進歩、またパブリックデータベースの拡充などにより、大規模なデータを利活用することが容易になってきた。
・医療AIに対する期待および可能性は大きいものの、改正個人情報保護法の下で要配慮個人情報と定められた医療情報の取り扱い、また機械学習・深層学習技術に特有の問題点など、解決すべき課題も多いのが現状である。
・本特集は医学分野・情報科学分野のみならず、法律、生命倫理、プライバシー、医療機器の薬事規制など、さまざまな分野において国内第一線で活躍しておられる専門家に、医療AIの現状・期待・課題を論じていただく。
■ AIが切り拓く未来の医療
・はじめに
・特別提言ーーAI時代の“臨床医学のまなざし”
〔key word〕臨床のまなざし、第四世代AI、臨床医学オントロジー、知の構造化
●AI技術の動向
・人工知能研究のこれまでとこれから
〔key word〕人工知能(AI)、人工神経回路網、機械学習、深層学習、信頼される高品質なAI
・統計的学習機械の医療応用ーーPLRM、dPLRMの場合
〔key word〕機械学習、ベイズモデル、罰金付きロジスティック回帰機械(PLRM)、カーネル法
・深層学習の興隆と医療における今後の展望
〔key word〕深層学習、ニューラルネットワーク、個別化医療、タンパク質構造予測
・医用画像解析におけるパターン認識
〔key word〕医用画像解析、パターン認識、機械学習、深層学習
・スモールデータ深層学習とその医用画像処理・診断支援への応用
〔key word〕少症例学習、大規模学習ニューラルネット(MTANN)、コンピュータ支援診断、仮想画像化法、深層学習
●AI技術を用いた医用画像解析
・AIを用いた内視鏡画像診断
〔key word〕人工知能(AI)、深層学習(deep learning)、内視鏡
・深層学習技術を活用した放射線画像解析
〔key word〕深層学習、放射線画像、教師あり学習、教師なし学習、深層畳み込みニューラルネットワーク
・病理画像に秘められた可能性の探求ーーAIによる知識の拡張
〔key word〕人工知能(AI)、病理画像、ディープラーニング、教師なし学習
・AIを用いた超音波画像診断
〔key word〕超音波画像、手動走査、音響陰影、物体検知技術
・多施設データを用いたradiomics解析
〔key word〕Radiomics、深層学習、Domain shift、Segmentation
●AI技術を用いたオミックス解析
・機械学習を用いたゲノム研究
〔key word〕ゲノム・エピゲノム研究、新NP問題、機械学習、マルチオミックス、マルチモーダル学習、電子カルテ
・機械学習技術を駆使したエピゲノムデータの本質的意義の解明ーー多様化する機械学習法の利活用
〔key word〕経時的環境要因、モダリティ、多層オミックスデータ、予測精度
・人工知能技術による大規模ゲノムコホート・バイオバンク解析
〔key word〕バイオバンク、人工知能(AI)、機械学習、深層学習
・AI技術を利用したマルチオミックス解析
〔key word〕マルチオミックス解析、機械学習、深層学習、がん
●ビッグデータ時代における医療情報学分野
・次世代健康医療記録システムの共通ICTプラットフォーム構想
〔key word〕次世代電子カルテ、診療記録、Society5.0、HL7 FHIR【○R】、IoT
・ビッグデータ・AIがもたらす医療のイノベーション
〔key word〕ビッグデータ、人工知能(AI)、先制医療、システム医学
・AI解析を志向した医療情報統合プラットフォームの構築
〔key word〕AI、ビッグデータ、電子カルテ、標準化、個人情報保護
●自然言語処理と医療への応用
・言語処理とテキストマイニング
〔key word〕テキストマイニング、言語処理技術、オントロジー
・電子カルテデータを用いた診断支援システムの構築
〔key word〕医療言語処理、自然言語処理(NLP)、人工知能(AI)、BERT、ヒトAI共生
・統合データベースのための専門用語を考慮した再帰的パラフレーズ検索
〔key word〕パラフレーズ、統合データベース、自然言語処理、医学専門用語、がんゲノム医療
●AI技術の創薬への応用
・人工知能(AI)を用いた創薬プロセスの加速におけるデータの重要性
〔key word〕創薬、機械学習、データ、予測モデル
・AIが拓くデータ駆動型創薬とリポジショニング
〔key word〕AI創薬、医薬ビッグデータ、機械学習、ドラッグリポジショニング、分子設計
●AI技術の実臨床への応用
・内視鏡AIでがんの見逃しゼロへ
〔key word〕人工知能(AI)、ディープラーニング、内視鏡、検出診断
・AI技術を用いたゲノム医療へ
〔key word〕ゲノム医療、シークエンス解析、ゲノム情報の臨床翻訳、人工知能(AI)
・精神医学へのAI技術の応用
〔key word〕精神医学、人工知能(AI)、機械学習、診断支援、治療効果予測
・慶應義塾大学病院における内閣府AIホスピタルプロジェクト
〔key word〕AIホスピタル、革新的イノベーション創造プログラム(SIP)
・眼科領域におけるAIの活用
〔key word〕Optos AI、充血Grading AI、白内障手術解析AI
・AI技術の実臨床への応用
〔key word〕人工知能(AI)、特許、厚生労働省、プログラミング、深層学習
・人工知能を用いた皮膚腫瘍予測システムの開発
〔key word〕人工知能(AI)、皮膚がん、悪性黒色腫、ディープラーニング
●医療AIの生命倫理、安全および法的整備
・医療AIと医療倫理ーー患者・市民とともに考える企画の試みから
〔key word〕人工知能(AI)、PPI、市民・患者、倫理
・医療AIとサイバーセキュリティ
〔key word〕医療AI、サイバーセキュリティ、安全管理、医療機器、アルゴリズム、電源機能、プレシジョン・メディスン・イニシアティブデータセキュリティポリシー
・ AI倫理とプライバシー
〔key word〕AI倫理、プライバシー、アカウンタビリティ、説明可能性、トラスト
・AIを利用した医療機器の薬事規制のあり方
〔key word〕医療機器、人工知能(AI)、深層学習、薬事規制、学習済みモデル
・医療AIと法律
〔key word〕薬機法、個人情報保護法、知的財産権法、損害賠償
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。