「世界遺産」を借景に、東大寺と興福寺の間に位置し遠くに見える若草山や春日奥山、御蓋山などをも取り入れた素晴らしい日本庭園「名勝 依水園」。四季それぞれの美しい空間に、写真家・上田安彦が挑む。
古都奈良の歴史と文化を知る。個性あふれる53館。ディープな魅力をたっぷり紹介。
医療専門職に必要な精神医学の知識を網羅する養成課程の教科書です。さらにPT・OTが関連する精神科保健医療や福祉、職業リハビリテーションについてもくわしく解説しています。
増補版では正式導入が待たれるICD-11へのオリエンテーションとして、ICD-10 とICD-11の分類の違いや用語の説明、新しく取り上げられた疾患などの解説を加えます。
「奈良きたまち」とは、「奈良まち」に対して名付けられた呼称であるが、興福寺、東大寺の門前町として南都では最も古い地区である。京都に都が移ってからは、奈良街道を通じて奈良の玄関口として栄え、平重衡の軍勢が南都攻めに通り、牛車や商人たちが行き交った街道であった。長い歴史のある土地だけに、史上知られた人物はたいへん多い。この「きたまち」に生まれ、あるいは生涯の大半をこの地で生きた4人の異才たちを、前著「奈良まち奇豪列伝」の続編として評伝に書き綴った。
名門・奈良女子大学附属小学校「体育学習の秘訣」を公開
本書の概要
大正期から伝統として長く守られ続けてきた「奈良の学習法」。この令和時代においても着実に継承され、その到達点が本書にある。徹底した子ども主体の体育学習を通して紹介する。
「子どもの自律的な学習力をどう育むか」
奈良女附小の伝統的な学校行事などと、本書のメインテーマでもある「運動ランド」の実践をもって解説する。
本書からわかること
「体育は嫌いだけれど、運動は嫌いではない」
学校体育の最も大きな目標のひとつに、「生涯にわたって運動に親しむ資質・能力を育むこと」がある。にもかかわらず、学校での体育の経験を通して、生涯にわたって運動に『親しまない』と思うようになることも…。
その声のひとつに、
「みんなと同じことをしているうちに、自分は運動が得意ではないのだとよくわかった」がある。
学校体育が目指すべきことは何か。
本書では、その答えを徹底して追究された、子ども主体の「運動ランド」の実践で紐解きます。
子どもの生活と学習をひとつにする奈良の学習法
奈良女の伝統に「学習即生活、生活即学習」がある。
子どもにとって生活と学習があるというのではなく、子どもにとっての学習は生活そのものであり、子どもは生活することによって学習しているのだという考えである。また、「学習とは、ひっきょう疑うたごうて解くことの反復」という学習観も持つ。つまり、「学習するということは、つまるところ、生活の中の疑問を見つけ、その疑問を解いていくことを反復していくということ」。
このような理念のもと、奈良女が今尚続けている伝統的な学校風景を描く。間違いなく必見の内容。
運動ランド
運動ランドとは、一人ひとりの子どもが、本気になって自分の追究に向かう体育学習。教師のすじ道に子どもを合わせるのでなく、一人ひとりの子どものすじ道を一緒につくり出していく体育学習である。
また、子どもたちの技能を育みながらも、体育だからこそ発揮される思考力や判断力や表現力に目を向け、体育だからこそ育まれる学びに向かう力や人間性までにも目を向ける。
本書で詳説する「運動ランド」には、自分の課題を切り開き、個性的な追究力を引き出すことを目指している。
1年生から6年生までの実践内容を紹介。
こんなひとにおすすめ
体育を専門とする先生におかれては、まちがいなく必見。
一人ひとりの個性的な学びに寄り添いたい。しかし、子どもの学びが這い回ってしまう。そんな方や、本当に質の高い学びを実現したいという方におすすめである。
国際色豊かな天平文化が花開く一方で、皇位継承をめぐる政変が相次ぎ、熾烈な権力闘争が展開する。政治と社会が激動した時代を描く。
課長の乳首は、だれで一番感じますか?
あらすじ
禁欲的で冷たい容姿を持つ、桐生義晶は、
決して知られてはいけない秘密を隠している。
毎晩、居候の坂本に乳首を嬲られ、大きく育っているのだ。
その胸の秘密を知られてしまった上司と部下とも、
淫らな関係を持ってしまう桐生だが…。
「君のHな乳首は、俺たち以外の男でも感じるのかな?」
三人の淫靡な企みで、謎の美しい男が更に加わり、
感じやすい桐生の胸は、
いっそう甘く、敏感に育てられていくーー。
◎考えることが好きになる
パズルのように楽しく取り組める構成です。いろいろ考えながらじっくりと取り組み、解けた瞬間の「わかった!」と感じる快感・達成感を味わえる問題をそろえました。考えることが好きになれるワークです。
◎対象を観察して並べる
『標準編 ならべかえ』は、絵や数、文字などを“並べる”問題を集めました。文字を並べ替えて言葉を作る、数量や順序を比較する、ものの動きの様子を観察するなどの体験を通して、特に「情報整理力」や「試行錯誤力」をきたえられます。
◎教科学習とは異なる「思考力」が身につく
教科学習とは異なる「思考力」を「連想力」「試行錯誤力」「論理的判断力」「情報整理力」「注意力」「推理力」の6つに分解。これらの力が身につく問題集です。
◎知識そのものではなく“知識を使う力”を養う
知識そのものではなく、知識を活用する力を問う問題を基本としています。要求される知識は難しくないものの、発想や着眼点で高度なレベルを求められる問題もあります。
千三百年の歴史をほこる奈良・興福寺にまつわる逸話や美術品、現代の社会問題について、豊かな心のあり方とは何かを基調に、興福寺貫首が軽妙な語り口で説き明かす。
人間の父と獣人(猫族)の母の間に生まれたリュエルは猫耳と長い猫尻尾を持つ少年。故郷を追われ、ガガリ率いるキャラバン隊に入った後、用心棒のエイセイと何かと喧嘩をしながらも恋人同士になった。滅ぼされた故郷の仲間の情報を探りながら旅を続けるなか、広い砂漠の大陸で一か所だけキャラバンが立ち寄らない地域があるのに気づいたリュエルは隊長のガガリに理由を訊ねる。答えをはぐらかすガガリには何か個人的な事情がありそうで?
奈良県内には、神社仏閣などに仏像や建築などの古代の遺産が多く伝えられていますが、民間にも古い伝統行事が連綿と受け継がれています。本書では、著者がライフワークとして撮り続けてきた奈良の貴重な行事写真を、一挙に紹介。他府県には見られない特色のある行事が奈良には多く、豊かな風土を実感できる一冊です。
<本書の特徴>
●奈良県内、100ヶ所以上の行事について紹介。
●豊富な写真をオールカラーで掲載。詳細な解説付き。
●一月から十二月まで開催日順に配置し、歳時記としても見られます。
●出版媒体では初紹介となるであろう民俗行事多数。
撮影と同時に綿密な取材をしている著者ならではの奈良行事の集大成。
奈良が日本の中心であった飛鳥・奈良時代は、女性も歴史の表舞台で活躍した時代でした。200年弱の間に8代(6人)の女性天皇が即位して、その事績をたどれば、日本史上の大きな決定が多くなされていることに気付かされます。本書は女帝にスポットをあてて、そのゆかりの地をイラストと写真で紹介していきます。
古代ロマンを味わいながらの奈良の旅は、また一味違ったものになるでしょう。推古天皇、皇極(斉明)天皇、持統天皇、元明天皇、元正天皇、孝謙(称徳)天皇をはじめ、光明皇后や他の皇女についても触れています。
1-合掌・礼拝で心が調う
一、 授戒会とは
二、 道元禅師の「教授戒文」
三、 仏教とは生きる道
四、 合掌とは心を調える形
五、 礼拝
六、 心・形・儀礼
2-仏教・禅は「安心」への道
一、 幸せに生きる道を求めて
二、 「あんしん」と「あんじん」
三、 欲望の自由から欲望からの自由へ
四、 三種の無常観
五、 「実存的無常観」〜無常を生きる
六、 「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候」
七、 「諦める」とは「明らめる」こと
3-戒と律
一、 戒と律とは違う
二、 律とは何か
三、 戒も律も自分への躾
四、 戒は「及ばずながら」守るもの
五、 不殺生戒をどう守るのか
六、 別解脱ということ
七、 戒・律はどう守るのか
八、 戒と律の違いの意味するもの
4-戒を守ることの意味
一、 戒の変遷
二、 不飲酒戒と不酤酒戒
三、 酒と文化
四、 戒体ということ
五、 戒の習慣化への努力──布薩
六、 布施と功徳
七、 怨みを捨てる
5-授戒(会)の歴史
一、 受戒の原型
二、 具足戒から大乗戒へ
三、 道元禅師と菩薩戒
四、 十六条戒
五、 禅と戒の関係
6-授戒と悟り
一、 受戒すれば仏になる
二、 法の船に乗っている私
三、 発心と悟りは同時である
四、 到彼岸から彼岸到へ
7-帰依三宝
一、 三宝について
二、 感応道交
三、 三帰礼文
四、 ブッダム サラナム ガッチャーミ
8-仏・法・僧と祈り
一、 ブッダ・仏陀・仏
二、 ダルマ、ダンマ、法
三、 サンガ・僧伽・僧
四、 いろいろな三宝
五、 祈り
六、 祈りの事例
9-自も立ち他も立つ(三聚浄戒)
一、 三聚浄戒
二、 利他行
三、 自分が一番愛しい
四、 他を自にひきあてて
五、 自己と他己
六、 慈悲は訓練するもの
七、 醇熟と言うこと
10-「するな」と「しない」(十重禁戒1)
一、 次第に熟していく実践
二、 「するな」と「しない」
三、 十重禁戒
四、 法をケチらない
11-生命といのち(十重禁戒2)
一、 不殺生戒
二、 肉食と菜食
三、 生命とイノチ
四、 縦系列と横系列
五、 供養の思想
12-懺悔道場
一、 守れない戒
二、 懺悔告白
三、 アングリマーラの懺悔、新生、そして悟り
四、 「懺悔文」
五、 懺悔は自発的な反省
六、 懺悔滅罪
七、 懺悔捨身の儀式
八、 捨身供養
13-教授道場
一、 七仏通誡偈
二、 善・悪とはなにか
三、 自分で後悔する行為が悪である
四、 ビーフを口にする善悪
五、 「善悪は縁によって起こる」
六、 中道は真ん中ではない
七、 「お前はまだ女を抱いているのか」
八、 中道をささえる慈悲
14-正授道場
一、 正授道場の意味
二、 蓮華台
三、 須弥壇(須弥山)
四、 儀礼の意味
説戒を終わるにあたって
自然と人と神々が創り上げた風景。まずは美しさに感動!秘めたる歴史物語を知ればさらに深まる情景ー。大人になってこそ味わえる古都の絶景がここにあります。