身近な現代の女性問題から女性のエンパワーメント・連帯のため男女平等な共生社会を模索。北京宣言を始め、数々の参考資料と女性問題関連略年表掲載。
女性のなかには、もっともっと素敵な「自分らしさ」が隠されている。貴女がそれに気付けば、新しい強い風が吹き始め、未知の風景が広がってゆくことだろう。そんな新たな自分を発見するための、とっておきの秘訣集である。
女性学はこの10数年来、急速な展開をみせている。学問としてのアプローチから、毎日の生活のなかで女性学が、どのようにして見つめ直され、活かされていくのか。生活の各分野から今までにない視点に立った理論を提示し、新しい女性学へと読者を誘う。
社会的・文化的に構成された性=ジェンダーの視点から、普段気にもとめていなかった自分たちの性とそのあり方を問い直していきます。ジェンダー論の意味と男と女をめぐる日本の現状を、平易な文体で身近な問題から説き明かした。
ポスト北京会議の女性政策にパラダイム転換を。本書は、国立婦人教育会館とお茶の水女子大学が協力し、海外の研究者と共同して行われた国際学術研究の成果を集大成したものである。アジア・太平洋地域の女性の地位・施策・教育・女性学研究の現状を初めて現地調査し、各国の女性政策の特質を浮き彫りにする。婦人問題からジェンダー課題へ、国際的視野から日本の女性政策の理念と射程を深めるタイムリーな示唆に富む。日本、韓国、中国、インドネシア、タイ、インド、オーストラリア、ニュージーランド8カ国の女性とジェンダー初の本格的比較研究。
アメリカでの女性学の基本図書298冊に関するブックガイド。巻末には、日本語、英語それぞれの著者名索引がある。
女性が置かれている状況をビビッドに伝える数字があります。たとえば「女性の平均賃金は男性の約6割」のような統計数字。「婚姻可能な年齢16歳VS18歳」のような権利や義務をはっきりさせる法制度上の数字。そして「3歳児神話」のような世の中に流布するマユツバものの数字。その数字は何を語っているのか、まず考えてみてください。そこからあなたの女性学が始まります。キーナンバー56個をとおして学ぶユニークな女性学入門。
「女として生きる」とはどういうことか。性と生殖において「女として生きる」ことの諸相ー文学・映画を素材に、女から女へ伝えたい思い・学ぶべき叡智を汲み取る。