キャロリンたちがある島にたどり着く。少女たちは美しい妻と暮らしている魅力的な中年男に心を奪われ……。写真家であるデヴィッド・ハミルトンが監督を務め、性に目覚める少女たちの肢体をみごとに映し出していく。
真っ白なスーパーカーで迎えにきた初めてのお客は、助手席のすみれにこう言った。630万円の借金返済のため、都内のSMクラブで働きはじめた彼女に襲いかかる、おむつ浣腸男、しゃもじ男、まんだら麻縄男、おかっぱ女装男、泥酔金持ち男…変態男たちとの本当にあった9つのエピソードを、すみれが赤裸々に痛快に綴る。
新自由主義政策のもとで、大企業は「人間の使い捨て」を行い、職を失った人たちは国保に加入する。そして税(国保料)の取り立てだけは厳しく迫る「公」の姿。このような「公」と大企業の姿勢、そして住民共同の努力の歴史をとらえれば、助走の方向が浮かび上がってくる。
◎女性活躍問題とビジネス法務学からのアプローチ(池田眞朗)
◎開催挨拶とシンポジウムの趣旨(池田眞朗)
◎ビジネスとジェンダー平等(岩永亜智加)
◎企業の社会的責任と女性活躍(菅原絵美)
◎ビジネスと女性のリカレント教育(高梨博子)
◎ライフイベントをハンデにしない女性フリーランスという働き方(青山直美)
◎グローバルに見た日本女性の立ち位置(岡村雅子)
◎パネルディスカッション
◎シンポジウムコメント(井上由里子)
◎クロージングコメント(池田眞朗・八代英輝)
◎女性のキャリア形成を阻む「見えない壁」とは(矢澤美香子)
◎研究職からみる女性活躍の行方(水野紀子)
◎女性活躍のビジネス法務学(池田眞朗)
最高の音で楽しむために!
2022年3月に開催されたシンポジウム「アメリカ最高裁とロバーツ・コート」での報告をベースに編纂されたもので、合衆国最高裁の先例拘束原理をめぐり、先例判決の扱い方の揺らぎをどのように位置付けるか、という問題意識に基づいて検討する。
武蔵野大学法学研究所主催のシンポジウム、「施行迫る!! 事業性融資推進法および企業価値担保権の課題と展望」の全内容を収録・再現するとともに、書き下ろしの3論考を加えた、「武蔵野大学法学研究書叢書」第4弾。金融行政担当官、民間の企業評価・会計のスペシャリスト、金融法務・倒産法務を専門とするビジネスロイヤー、経営学研究者、法律学研究者など各分野の第一人者が集結して、まさしく産官学共同で行われた。さらに、学術的なシンポジウムとしては異例ではあるが、特別ゲストとして、金融行政・地域金融に精通しているジャーナリストに登壇と寄稿をお願いした。
<第1部 シンポジウム>
◎開会挨拶ー本シンポジウムの趣旨(片山直也)
◎事業性融資推進法の概要と金融機関の課題(石田晋也)
◎金融機関による事業者支援の深化および事業性評価の課題と展望(水野浩児)
◎企業価値の評価と企業価値担保権(堀内秀晃)
◎企業価値担保権の信託に関する留意点(有吉尚哉)
◎平時・有事における企業価値担保権の課題(粟田口太郎)
◎事業担保としての企業価値担保権の活用可能性(井上聡)
◎ジャーナリズムの視点からのコメント(橋本卓典)
◎民法研究者の視点からのコメント(藤澤治奈)
◎閉会挨拶(池田眞朗)
<第2部 特別論稿>
◎【特別論稿1】企業価値担保権が変える中小企業金融の可能性(橋本卓典)
◎【特別論稿2】企業価値担保権における政策と法的構成(藤澤治奈)
◎【特別論稿3】事業性融資を支える担保法理の再構築(片山直也)
新旧のメディアが緩やかに共存した時代、仏教はいかに発信され、いかに受容・共有されたのか。
書籍・紙芝居・日本画・オペラ・ツーリズム・落語・講談・浪花節・ラジオなどーーメディアを介して、時代や領域を越え、互いに影響を与えながら〈聖俗〉が入り混じるかたちで日常生活の様々な〈場〉に現れた、バラエティ豊かな仏教文化の諸相を読み解く。
知識人層だけでなく、近代に生きたより多くの人びとが享受したであろう「近代仏教」の姿を把捉する!
【目 次】
はじめに(森 覚)
1 読 む
第一章 「悪人」安芸法眼の江戸と明治(塩谷菊美)
第二章 説経節の受容と音読・黙読─声と目でよむ『小栗判官』-(今井秀和)
第三章 明治一五年の草双紙『開化地獄論』─啓蒙主義と仏教ー(森 覚)
第四章 露伴文学と仏教ーその受容と生成についてー(渡辺賢治)
第五章 岩波文庫に見られる仏教出版文化─三木清と岩波的スクリーニングー(嶋田毅寛)
2 観 る
第六章 最澄絵伝の歴史的展開ー大正期から昭和期を中心にー(高橋洋子)
第七章 大衆文化としての「日本画」と仏教ー狩野芳崖《悲母観音》の事例からー(君島彩子)
第八章 明治後期の仏伝演劇─劇詩と歌劇のなかの釈迦─(マイカ・アワーバック)
第九章 日蓮の「聖地」身延山へのツーリズム─教養主義、富士身延鉄道、高山樗牛─(平山 昇)
第一〇章 旅行記からテレビまで─近代仏教とシルクロードの想像─(パリデ・ストルティーニ/ 嵩 宣也訳)
3 聴 く
第一一章 三遊亭円朝と仏教─日蓮宗と慈善事業─ (小二田誠二)
第一二章 明治期の講談と仏教(金山泰志)
第一三章 近代における日蓮伝と浪花節─雲右衛門と日蓮記─(ブレニナ・ユリア)
第一四章 声と音の空海像─近代高野山の金剛流ご詠歌とトーキー─(井川裕覚)
第一五章 戦前期日本のラジオ放送と仏教─「朝の修養」で培う精神─(大澤絢子)
おわりに(大澤絢子)
編者・執筆者・訳者略歴
本書には、人生を成功する生き方、幸運を呼ぶ働き方が書かれています。脱サラ希望者、起業家、必読の一冊です。
【増刷決定! 金融機関の職場研修教材として多数採用】
「こうなりたい世界」を明示するSDGsについて地域金融の視点から解きほぐすQ&A20
SDGsに関する「今さら聞けない」を解消
世界が2030年までに達成を目指す17の目標を1つずつ解説。
今を生きる私たちの利益だけを優先するのではなく、将来の世代もよりよく生きる社会にするための
見方をナビゲートします。
地域をよくするビジネスのあり方がわかる
SDGs達成に向けた中小企業の好事例を紹介するとともに、代表的な業種ごとに「SDGs視点でみ
た特徴」と「貢献できる事業」を明示。業種・業界を問わず取り組むヒントをまとめています。
金融業務を通じたSDGsへの貢献を理解
金融機関が取り組む理由、顧客企業の支援の考え方、行職員が担う社会的役割等を整理。地域社会が
抱える課題を解決し、成長を支援する地域金融機関のミッションをやさしく紐解きます。
PART1 SDGsを学ぼう
Q1 SDGsとは何ですか?
Q2 SDGsが公表された背景や歴史はどのようなものですか?
Q3 ESG投資とSDGsの違いは何ですか?
Q4 17の目標と169のターゲットとは何ですか?
Q5 世界の企業が経営にSDGsを取り入れ始めているのはなぜですか?
Q6 企業としてSDGsをどのように捉えるべきでしょうか?
Q7 SDGsに取り組むと、どのような効果が得られますか?
Q8 SDGs達成に向けた企業の現状と課題はどのように考えられますか?
Q9 SDGsを原動力として地方創生に活かすにはどのような取組みが考えられますか?
Q10 先進的にSDGsに取り組んでいる企業の事例にはどのようなものがありますか?
Q11 金融機関はなぜSDGsに取り組むべきなのでしょうか?
PART2 金融機関としての役割を理解しよう
Q12 金融機関としてまず取り組むべきことは何でしょうか?
Q13 顧客企業の支援に関する取組みにはどのようなものがありますか?
Q14 金融機関自身の商品・サービス提供を通じて取り組めることは何ですか?
Q15 中小企業がSDGs達成に向けて取り組んでいる事例にはどのようなものがありますか?
Column 〈Leaders Interview〉 SDGs達成に向けた取組みの現場から
Q16 SDGsに関わる主体としてはどのような業界・業種が考えられますか?
Q17 業界団体・省庁の動きはどのようになっていますか?
Q18 金融業界横断的な取組みとしてどのようなことが考えられますか?
Q19 持続可能な社会づくりのために、金融機関行職員はどのような役割を担っていますか?
Q20 持続可能な社会づくりに向けて、地域金融機関の経営者は何をすべきでしょうか?
■巻末資料1 よくある質問とその回答例
■巻末資料2 17の目標と169のターゲット・231の指標
1:序奏と変奏 Op.63 (for Flute and Piano)
本書は、契約責任に関する日本やドイツの伝統的理解、ならびに民法(債権法)改正の議論を踏まえて、主たる給付義務の「履行後の義務」の位置づけを明らかにしようと試みる。これは契約責任の妥当範囲拡張により、責任の限界規準が曖昧になっていることに問題意識をもつ研究であるが、これを念頭に置きつつ特に時間的延長の一領域である契約余後効論を論じ、この問題の理論的分析を試みる。
序章
1 問題の所在
2 本研究の対象と意義
3 本書の構成
第1章 日本における契約余後効論の展開
1 学説の理論展開
2 裁判例の傾向分析
3 小 括
第2章 ドイツにおける契約余後効論の展開
1 裁判例の傾向分析
2 学説の理論展開
3 小 括
第3章 契約余後効論の理論的基礎
1 主たる給付義務の履行後における債務関係
2 契約余後効における被違反義務の性質
3 義務違反の効果および責任性質
第4章 契約余後効理論の検証
1 裁判例の分析
2 小 括
北部九州の真宗の歩みはどのようなものだったのか。
地域における教化伝道の拠点として、地域文化財の収集・保存や地域社会の課題に取り組んできた北部九州寺院の歩みと活動、明治・幕末期における動向を、博多萬行寺に伝えられた多くの初公開史料などから描き出す。さらに、史料の活用方法への提言、新出史料の翻刻などを掲載。
【目次】
・総論(中川正法)
第一部 北部九州の真宗
・九州への真宗の伝播と展開ー北部九州を中心に(草野顕之)
・熊本北部真宗寺院の顕如「御書」とその「縁起」「講」について(松本英祥)
・妙徳寺筑紫大忍の鹿児島布教(奥本武裕)
・筑前共愛会憲法草案を起草した大塩操(旧名・和田玄遵)についてーある真宗僧侶と自由民権運動(石瀧豊美)
第二部 博多萬行寺ー歴史と文化財
・博多萬行寺の成立と展開(岡村喜史)
・「触頭諸役目留帳」からみる福岡藩の寺院統制(八嶋義之)
・萬行寺所蔵仙人図をめぐってー近世絵画史における劉俊受容の軌跡(小林知美)
・幕末維新期における福岡真宗教団の動向についての一考察ー萬行寺七里恒順の排耶と護法を中心に(鷺山智英)
・九州真宗の私塾と龍華教校(菊川一道)
・『梅霖新談』の史料的価値ー真宗僧恒順と福沢諭吉との対談(木本拓哉)
・七里恒順と博多柳町婦人教会(中西直樹)
第三部 史料の活用と翻刻
・品照寺文化財調査と、その活用に関して(大石大哲)
・龍華教校 入校生名簿について(金見倫吾)
・咸宜園と龍華教校の門下生比較ー『龍華教校入校生名簿』翻刻を活用して(渡辺みか)
・真宗寺院文化財資料のデジタル活用にむけて(宮原由橘菜)
・『触頭諸役目留帳』翻刻(八嶋義之)
・萬行寺本『梅霖新談』翻刻(木本拓哉)
・龍華孤児院月報の翻刻と解説(金見倫吾)
・博多萬行寺龍華孤児院の明治大正期新聞記事(田鍋隆男)
専門図書館職員を対象にそのキャリア形成と人材育成の状況を明らかにし、修得した知識・技術を担保し得る認定のしくみを検討する。
専門図書館は日本に1600機関以上存在するが、経済環境や情報通信技術が変化するなか、親機関の事業目的や使命の達成に寄与し得る資料情報の提供を通して意思決定を支援することが求められている。専門図書館職員の実情を把握した上で、そのキャリア形成と人材育成のあり方、ならびに知識・技術の認定を可能とする制度を検討する。
まえがき
第1章 序論:専門図書館職員の育成を検討するにあたって
1.1 本書の背景と目的
1.2 本書の研究課題と研究方法
1.3 先行研究
1.4 用語の定義
1.5 本書の構成
第2章 専門図書館職員の職務を構成する知識・技術
2.1 本章の目的と方法
2.2 質問紙による職務の実施状況調査
2.3 聞き取りによる職務の実施状況調査
2.4 本章のまとめと考察
第3章 職務経歴から捉えた専門図書館職員のキャリア形成のプロセス
3.1 本章の目的と方法
3.2 聞き取りによる専門図書館職員のキャリア分析
3.3 分析結果
3.4 本章のまとめと考察
第4章 専門図書館職員のプロフェッション性
4.1 本章の目的と方法
4.2 プロフェッションに関する先行研究からの示唆
4.3 プロフェッションとは
4.4 組織内プロフェッションとは
4.5 企業内専門図書館職員の組織内プロフェッション性
4.6 本章のまとめと考察
第5章 組織の側から捉えた専門図書館職員の人材育成
5.1 本章の目的と方法
5.2 質問紙による人材育成の状況調査
5.3 聞き取りによる人材育成の状況調査
5.4 本章のまとめと考察
第6章 専門図書館職員の認定資格制度
6.1 本章の目的と方法
6.2 資格を取り巻く状況
6.3 専門図書館職員に関連する認定資格
6.4 専門図書館職員の認定資格制度の検討
6.5 本章のまとめと考察
第7章 結論:専門図書館職員に必要となる知識・技術の特性
7.1 本書の総括
7.2 本書の成果
付 録
あとがき
索 引
開発途上国における乳幼児期の子どもの発達(ECD)に関する国際潮流と分析枠組みを整理。なかでもラオスの現状と課題を詳細に分析
第1部 乳幼児期の子どもの発達に関する国際潮流と分析枠組み
第1章 途上国における乳幼児期の子どもの発達に関する国際潮流[神谷 祐介]
第2章 乳幼児の全人的発達を支援するための戦略ーーNurturing Careの国際潮流[野村真利香]
第2部 ラオスにおける乳幼児期の子どもの発達
第3章 ラオスの乳幼児期の子どもの発達における保健セクターの役割[堀内 清華]
第4章 ラオスにおける就学前教育の教員のモチベーションと教育環境[矢野 泰雅]
第5章 ラオスにおける就学前教育と家庭での働きかけの効果検証[神谷 祐介]
第6章 母親の自律性と子どもの発達阻害ーービエンチャン都郊外におけるフィールド調査より[神谷 祐介]
第7章 ラオスにおける飲料水と衛生設備が子どもの低栄養と下痢症に与える影響[神谷 祐介・岸田 隆明]
第8章 ラオスのEarly Childhood DevelopmentにおけるUNICEFの取り組み[小島 梨沙]
本書のまとめ[神谷 祐介]